前回の続きでビデオカード GTX 1050Ti の修理があがってきたものの、取り付けて電源を入れるとWindowsは立ち上がらず再起動を繰り返すという現象を繰り返す。以前使っていた GTX 750 のボードは数回再起動を繰り返した後NVIDIAの文字を表示、崩れた画面を表示してからWindowsが立ち上がる。これもおかしい。これらのビデオカードは別のPCでは問題なく動く。さらに電源は600W品に交換しているのでマザーボード側の問題のように思える。消費電力を疑い手持ちのビデオカードで切り分けると:

GTX640 : 65W 問題なく起動
GTX750 : 60W 数回再起動を繰り返した後Windows起動
GTX 10650Ti : 75W  再起動を繰り返し、ブラックアウト

 GTX640とGTX750では消費電力は逆だがこれはTDPの値を拾ってきたので電源ON時の突入電流の違いが影響するのだろうと推測。さて、マザーボードを取り外すのはちょっと面倒なのでうってつけのジグを使うことにした。


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 主に仮想通貨のマイニング用途で複数のビデオカードを接続するのに使われるものだが、これを経由して外部から12Vを供給するようにする。ただしリンクはx16からx1となる。マザーボード側には小さなカードエッジを差し込み、USB3.0ケーブルを流用して9ピンを延長し、外部に引き出す。

2017GPU1

 このように外部に引き出してパソコンを動作させることができた。外部電源の端子で電圧を確認すると定常運転で11.79V。x16スロットのあるほうの基板裏側からみると電源は以下のように接続されている。3.3Vはケーブル経由では来ていない。この基板上で作られているようだ。

2017GPU2

 で、外部電源供給のかたちで使ってみたが再起動する現象はかわらない。PCIeの2,3,4番目のスロット経由でやってみても同様。少なくともスロット経由で供給される3.3Vは関係なさそうに思われる。次はここから線を引き出して電源投入時を観測してみるか。このパソコン使ってるのでレオポンさんチームのように走りながら修理するような感じなのだ。

 今回ちょうどインターフェース紙1月号の付録、コンピュータ手帳2018にPCIeの信号一覧が載ってたので役に立ったよ。これは便利。

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