SORD M5のROMカートリッジの基板を見ていると空いたパターンに部品を実装したら簡単に拡張できそうな気がするのでちょっと考えた。BASIC-Gは16Kバイトなので2764を1個にするより27128あたりで載せられそう。そうすると空いたROM1の場所に32KバイトRAMを実装できるんじゃないか?ではデコーダをどうするか。TTL 1個でできるか?

 ROMのCSはROMCS0(2000-3FFF)、ROMCS1(4000-5FFF)の2つだが同時にアサートされることはないのでXORで2000-5FFFの16Kバイトをセレクトできる。A13をスイッチで反転することで16Kバイトの前半と後半を入れ替えて8KのROMイメージを切り替えられるようにする。A14,A15はROM 27128/27256/27512内のイメージを選択できるようにする。SRAMについてはA15を反転して*CSに与えることで8000-FFFFにマップする。これが74LS86(74HC86) 1個でできた。
SORDM5_2019-08-14 00_22_39

 LS86をLS139の空きパターンに実装する検討。GND側に寄せてICソケットのピン上げ、基板の上側と下側で配線。パターンカットと部品面/半田面へ配線を渡す穴も必要。
2019SORDROM0


 さて改造。基板上ROM0,ROM1,LS139の端子部分のハンダを抜き、ROM0に実装されているBASIC-IのROMを外す。私はカプトンテープで周囲を保護してからハンダ取り外しキットの低融点はんだで外しました。
2019SORDROM1

 部品面での配線カット。
2019SORDROM2

 ハンダ面での配線カット。
2019SORDROM3

 ここまでやってからROM0,ROM1にソケットを実装し、カットした配線をジャンパ線で戻して動作確認。
2019SORDROM4

 このBASIC-Iカートリッジは動かないという説明のTAKARA M5と同時に入手したのですが、このカートリッジ上で*WEとA12がどこかでショートしてました。*WE近辺をカットして動作。

 LS86を実装するための準備。カプトンテープでソケットの端子と基板を分離、パターンカット、配線を逃がすためのバカ穴あけ。
2019SORDROM5

 こんな感じの立体配線に。
2019SORDROM6

 先にSRAMの方を配線し、BASIC-IのROMを起動すると本体内蔵の4K+32K=36Kバイトを確認できます。
2019SORDROM7

 さてA15/A14/A13RでROMイメージをセレクトするスイッチですが、SRAM 6116の空きパターン上に基板を重ねて実装することに。写真右下にバカ穴。ここからA15/A14/A13Rの信号線を引き出し。
2019SORDROM8

 できました。
2019SORDROM9

2019SORDROM9R

 思ったとおりにいったので満足度は高いのですが、プリント基板を作製できるスキルのある方はそちらが楽だと思います。また、BASIC-Fはイメージが20Kバイトなのでこの改造では動作しません。おそらくカートリッジ基板が異なると思われます。




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