SANNO Primary Compter 84S。外観からわかるようにSORD m5 Jr. 。海外ではSORD M2 Computerという名前らしい。

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 底面のラベル。産業能率大学が販売してたようだ。なので、サンノープライマリーコンピューターと読むのかな?SANNOの後継シリーズはMSX。

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 キーボードは上部2箇所のツメで固定されているのだが……

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 強力な両面テープで貼り付けてあった。底面のネジ3個を外せばカバーを外せる。

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 内部。かなり余裕がある。スイッチング電源を内蔵している。

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 メインの基板。基板名はM2C-01A。プリンタインターフェースの端子はない。

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 メイン基板裏面。ジャンパはない。

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 SRAMはHM6116が2個で4Kバイト。HN61364PはマスクROM。

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 RFモジュレータのチャンネルを切り替えるスライドスイッチとカセットインターフェースのジャックを載せた小基板。右側はRFモジュレータ。カセットのモーターを制御するリレーはない。

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 スイッチング電源。

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 さて、内蔵しているIPL ROMはSORD M5(TAKARA ゲームパソコンM5)と違いはあるのだろうか。簡単なチェックサムを取ってみた。結果は一致。IPLROMの内容は同じものと思われる。

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