調べ物をしていてたまたま見つけたのだが、Z80に68系の周辺LSIを接続している例を見つけた。

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 これはAKAIのサンプラーS612の回路図。~IORQの反転がACIA HD6850PのEクロックとして与えられている。~IOREQはZ80のI/O空間へのアクセス時にenableになる信号で定期的に出ているわけではない。
 似たような回路でSHARP X1ではCRTC HD46505のレジスタの読み書き時のみE入力に一発パルスが与えられるようになっている。

 これ規格を満たしていないんじゃ?と思ったけどHD6850PはEクロックのHの幅とLの幅は最小値だけ定義していて最大値はないのでこれでいいらしい。MC6850も同様だった。ACIAは送受信用のクロック、CRTCはビデオタイミング用のクロックを外部から与えるのでCPU側から読み書きするEクロックはこれでもよいみたい。

 Z80のCLKに対して~MREQは2サイクル分、~IORQは3サイクル分enableになるのでZ80-4MHzに対して68系の周辺LSIは1MHz品で良さそう。(I/O空間の場合はZ80-6MHzまで)