電脳伝説さんのSBCV20キットが発売になりました。

SBCV20専用プリント基板(オレンジピコショップ)

 技術資料とデータパックはそれぞれの商品説明のページにリンクされている。これによるとV20の代わりに8080を動かすためにはクロックジェネレータをuPD71011Cから8284Aに交換し、クロックを分周してUSARTの通信用クロックを作っている74HC4040のタップを切り替える。これは8088がデューティ比1:2のクロックを必要とするのでi8284Aが大元のクロックを÷3するため。V20は1:1のクロック入力でuPD71011Cは÷2。昔8086搭載パソコンにV30を差し替えるのが流行ったけどクロックジェネレータまでは交換してなかったのでタイミング的には実力で動いていた模様。

 さて8088は昨年秋葉原でなぜか新品と思われるものが店に並び、とある方から地方在住の私宛に送っていただいたので動かそうと思ったのだけど上記の変更に加え水晶振動子を14.7456MHzに交換しなければならない。これは準備していなかったのだがUSARTの通信クロックを独立させればと以前やった『SBC8080SUBボードのクロックをPICで』と同じ手を使った。

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 74HC4040の代わりに小基板をつけて、osc1536.hexをPIC12F1822に書き込み搭載。osc1536.hexについては『モトローラ6800伝説』とSBC6800ルーズキットを参照のこと。

 配線はこちら。
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 PIC12F1822をICソケット経由で実装するとすぐ下になる抵抗とダイオードに干渉するけどちょっと浮くだけだしまあいいか。
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 さて、これでよかろうと動作確認してみたら文字化け。
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 クロックは周波数カウンタで確認してちゃんと出てるけどなんでだろうか?


 これはクロックジェネレータがバイポーラかCMOSかの違いで水晶振動子の両端を抵抗でGNDに落とすか10pFのコンデンサで落とすか処理が異なっていたのが原因。これは知らなかった。

 データシートを見るとバイポーラの8284Aだと510Ωの抵抗で水晶振動子の両端をGNDに落としている。
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 このあたり気になったのでFM-11の8088カードで確認したら同様だった。ただしVccにつなぐ30pFのコンデンサはなかった。

 SBCV20基板の10pFコンデンサの足をカットし、裏面に抵抗(680Ω)を付けて動作OK。
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UPD71011データシート(renesas)を見るとコンデンサで処理してある。8284Aと動作が同じuPD71084を使う場合はCMOSなのでuPD71011Cと同様にしなければならない。

参考:V20/V30の周辺デバイス(Electrelic)