FM11はテキスト領域で16色、グラフィックス領域で16色中8色が表示できる。これまでは以前作ったRGB-VGA変換ケーブルを使っていたができそうだったので作ってみた。

FM11のカラー映像出力はDIN8P。
1.. +12V
2.. GND
3.. INTENSITY
4.. *HSYNC
5.. *VSYNC
6.. RED
7.. GREEN
8.. BLUE

(TOP VIEW)
DIN8P-RECEPTACLE

通常のRGB 8色に加えてINTENSITY信号で輝度を変える。RGBI 16色の場合はINTENSITY信号が"H"で輝度最大、"L"で半分。黒についてはINTENSITY=”L"で最低輝度、"H"で白のINTENSITY="L"よりも低い輝度の灰色。
ZX SpectrumもRGBIだが黒のINTENSITYはサボっていて15色。FM11はユーザーズマニュアルシステム解説を読んでもそんな記述はなく16色と書いてある。


アナログスイッチ74HC4066を使えばデジタルRGBからVGAの映像信号に繋ぐ抵抗をINTENSITY信号で切り替えれば実現できそう。

しかし先程の黒のINTENSITYに対応しなければならない。追加で74HC27を使いR,G,B入力がすべて"L"のときにダイオードでR,G,B出力に低輝度の灰色が表示できる電圧を供給する。

FM11RGBI-CONN

FM11RGBI-MAIN

+12Vから5Vを生成する部分は省略。78L05で充分だけど手持ちの7805を使用した。
2021-04-21 03.30.22

2021-04-21 03.30.38

 F-BASIC V4.0でテスト。COLOR C,,,A でCは0~7、Aは0/4でINTENSITYの有無。
2021-04-21 03.49.15



 さてついでにFM-7の16色について。元々はRGB 8色表示だが使われているカラーパレットIC MB15021はFM-11と同じもの。カラー映像出力のDIN8PについてFM-11の違いはpin3がINTENSITYではなく2MHzのクロック。これはFM-8と同じでライトペン用のもの。FM-11ではライトペンは専用のコネクタに接続する。
 FM-7は内部のジャンパJ3でカラー映像出力のpin3をINTENSITYに切り替えることができる。実際切り替えて実験してみた。ジャンパJ3はメイン基板の右上側にある。

■ ■ ← MB15021のINTENSITY出力
↑← 2MHz CLK
■ ← 7407P経由でpin3

2021-04-21 17.02.10

 F-BASIC V3.0で8色中16色の実験。パレット指定のCOLOR=(P,C)でPのパレット番号0~7、Cのカラー番号0~15が指定できた。つまりINTENSITYの指定はもともとサポートしていたことになる。
2021-04-21 17.27.02

 こうしてみると色々想像しますね。FM-8の後継FM-7は8色中16色表示が可能だった。BASICでパレット指定のサポートも行ったが、ハードウェアはFM-8との互換性をとった。RGBIをサポートしているディスプレイは当時特殊でRGBまでのものが多数だったせいかもしれない。

 さて作ってみたがやや表示が暗いと感じるので調整が必要かもしれない。330//330Ω、330Ω、330+330Ωにしているが220Ωに変えてもよいかも。