私もHD68P05V07を持ってるのでまねして作ってみました。

ボードは電脳伝説さんの秋月C基板サイズのものとほぼ同じで、セラロックが載せられるようちょっと変えている程度です。

202002a

202002b

 さて開発環境だけれども、ROMライタなどはWindowsしかサポートしていないものが多い。一方アセンブラなどは自分で修正してビルドできるようなものが都合が良いのでunix環境が望ましい。ということでWindows10+wsl(Ubuntu18.04LTS)の組み合わせで一台のPC内で完結できるよう探してみた。

8ビット68系のアセンブラ

これをwsl上でmakeする。
$ git clone https://github.com/JimInCA/motorola-6800-assembler
$ cd motorola-6800-assembler
$ make
これで./bin以下に各種アセンブラが用意された。6805用のアセンブラはas5。

HD68P05V07でHELLO,WORLD(電脳伝説)内にあるhello05.asmのソースを持ってきてアセンブルしてみる。
$ ./bin/as5 hello05.asm
エラーがでるが、これは TST X を TSTX と書き直せばよい。この程度の修正はわかると思います。
アセンブル後はSレコードフォーマットのhello05.s19というファイルが生成される。これをobjcopyを使って手持ちのROMライターで扱えるIntel HEX形式に変換する。
$ objcopy --input-target=srec --output-target=ihex hello05.s19 hello05.hex
変換したhello05.hexをWindows10上に持ってくる。Windows10の1909アップデートを適用している場合は、エクスプローラから\\wsl$でアクセスできる。
 こうしてWindows上に持ってきたhello05.hexをROMに焼く。4Kバイトの2732Aではそのまま、32KバイトのAT28C256では0x7000のオフセットを付けて末尾の4Kバイトの位置に書き込む。

202002c

 さて動作だけれども"HELLO,WORLD"と表示すべきところが"H"のみ表示。その後キー入力のエコーバックはできるため残りの文字列表示がすっぽ抜けている。
 4MHzの水晶振動子と4MHzのセラロックは動作OK。2732A搭載時の電流は約100mA、AT28C256搭載時は約80mA。

 まだHD68P05V07の謎は残るけど8bit68系のアセンブル環境はこれでできた。

 Amsterdam Compiler Kitというのがあってこれは各種高級言語がコンパイルできてターゲットもZ8000や6502とあるのだが肝心のクロスアセンブラの使い方がよくわからない。引き続き挑戦中だけどどなたかわかりましたら教えて下さい。