まごころせいじつ堂

浜町庄金 研究開発  マイコンで遊んでばっかりで

パソピア

雑誌広告から調べたパソピアと周辺機器

 パソピアのカタログは持っていないので当時の雑誌広告などから拾い集めて調べてみた。

パソピアの最初の記事は I/O 1981.11 東芝パーコン『PASOPIA』

I/O 1981.12 よりPASOPIA広告掲載
 この時点での競合:MZ-80B,BML3,FM-8,PC-8001,PC-8801(予定)
I/O 1983.4 PASOPIA16広告 初登場
I/O 1983.7 PASOPIA7広告 初登場
I/O 1983.9 PASOPIA5広告 初登場
I/O 1984.6 PASOPIA IQ(MSX)広告 初登場
ここからPASOPIA IQと旧機種の広告がまじる
旧機種の広告はI/O 1985.4まで

I/O 1985.5 よりPASOPIA IQ HX-20,21,22の広告


PASOPIA周辺機器
(マイコン1983.1 I/O1982.12 I/O1982.3 広告より)

PA7161 ファインカラーディスプレイ 168,000
PA7200 ミニフロッピーディスクユニット 280kb x2 290,000
PA7251 ドットプリンタII 153,000
PA7240 4Kバイト RAM PAC2 14,000
PA7242 16Kバイト RAM PAC2 28,000
PA7244 32Kバイト RAM PAC2 未定
PA7246 漢字 ROM PAC2 40,000
PA7520 T-BASIC(ROM PAC1) 33,000
PA7522 OA-BASIC(ROM PAC1) 33,000
PA7540 MINI-PASCAL(ROM PAC1) 33,000
PA7210 8インチフロッピーディスクユニット 375,000
PA7202 片面ミニフロッピーディスクユニット 79,000
PA7300 拡張ユニット 78,000
PA7504 ジェネラルプログラムローダー 5,000
PA7521 T-DISK BASIC 18,000
PA7523 OA-DISK BASIC 18,000
PA7419 ユニバーサルカード 4,800
PA7426 RS-232Cケーブル
PA7500 CP/M 34,000
PA7150 グリーンディスプレイ 45,000
PA7160  カラーディスプレイ 79,000
PA7170 液晶ディスプレイ 40,000
PA7201 増設フロッピーディスクユニット280kb x2  266,000
PA7250 ドットプリンタI 69,000
PA7370 カラーTVアダプタ 13,000

PASOPIA7周辺機器
(I/O 1983.7 I/O 1983.12 I/O 1984.2 広告より)

PA7152 グリーンディスプレイ 29,800
PA7165 ファインカラーディスプレイ 98,000
PA7171 液晶ディスプレイ 60,000
PA7207 ミニフロッピーディスク 79,000
PA7208 増設片面ミニフロッピーディスク 69,000
PA7230 データレコーダ 12,800
PA7253 ドットプリンタII 139,000
PA7290 カラープロッタプリンタ 39,800
PA7373 カラーTVアダプタ 14,000
PA7380 RS-232Cアダプタ 27,000
PA7502 CP/Mシステム 34,000
PA7528 パソピアT-BASIC 9,800
PA7234 パック拡張ユニット 18,000
PA7241 RAM PAC 4KB 14,000
PA7243 RAM PAC 16K 28,000
PA7245 RAM PAC 32K 39,000
PA7247 漢字ROM PAC 40,000
PA7390 ジョイスティックアダプタ 27,000
PA7470 EP ROMホルダー 9,000
PA7221 ミニフロッピーディスクユニット(両面倍密) 158,000
PA7291 カラープリンタ PA7291 123,000
PA7232 コンパクトフロッピーディスクユニット 69,800
PA7381 ボイスユニット 29.800
PA7248 RAM PAC 64KB 56,000

元の広告にあった誤記はできるだけ直したけど間違えてたらごめんね。

PASOPIA(PA7012)の分解写真と予防保守

 パソピア(PA7012 OA-BASICモデル)の予防保守ついでに分解写真。回路図はI/O 1982年11月号に掲載されている。

 ケースは底面一箇所のネジを外し、左右にあるツメを押しながら上面を外す。ツメが脆くなっており片方折ってしまった。電源ユニットは上部に載っているだけ。
IMGP3525

 マザーボード全体 プリンタと液晶ディスプレイへの接続はケーブルで引き出してある。
IMGP3526

 左下 FPASO1 34T775786G01 [B] [D]1
IMGP3539

  右上 カセットのコネクタとBASIC ROM
IMGP3536

 ROM拡大。TMM2364Pは8Kx8マスクROM。なぜか1個だけMBM2764。
[C2]:5315 2B  [C1]:5313 2C
[B2]:5314 2B  [B1]:MBM2764 008D?
IMGP3537

 右下 Z80CTC、キーボード接続用10P ICソケット、Z80PIO、Z80、64K DRAM。
IMGP3528

 中央下 TMM334P(CGROM)、HD46505、8255×3。
IMGP3532

 驚いたことにZ80とCTCはMOSTEK製。MK3880N-4 Z80-CPU
IMGP3531

MK3883N-4 Z80-CTC
IMGP3530

 左上 電源、白黒ディスプレイ、液晶ディスプレイのコネクタ、14MHz発振器。シルクに漢字表記。
IMGP3534

 中央上 リセットSW近辺。RS232Cの信号を引き出す16P ICソケット。これはPASOPIA7にはない。
IMGP3535

 左 PJ4 データ・ファイルユニット。これはPACスロット2と同じもの?
→回路図をみたらPACスロット2(PJ3)と14pinのセレクト信号を除き同一。
PACスロット2 18H〜、データファイルユニット 1CH〜
IMGP3533

 さて電源ユニットだがPASOPIA7で発煙した0.1μF250Vのフィルムコンデンサと同じものは電源スイッチの下にある。ネジはすべて外さないといけない。
IMGP3540

 すでにクラックがはいっていた。これを同等品と交換。
IMGP3541

 交換して元通りに組む。問題なし。
IMGP3543

 ところでパソピアの電源ユニットのパイロットランプはTLG103と思うのだがどうか。



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