まごころせいじつ堂

浜町庄金 研究開発  マイコンで遊んでばっかりで

修理

液晶ディスプレイの修理

 朝起きたら液晶ディスプレイが真っ暗になっていた。五年間ほぼ通電しっぱなしでついに故障したらしく、電源プラグを抜き差ししてみると一瞬画面が映るときがあるがすぐ真っ暗になる。これはバックパネルLEDの故障かもしれない。


 ゲーム機やBDレコーダに接続して使ってる娯楽設備なので困った。終日買い替えについて悩み色々探してたがどうせならと分解してみた。

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 液晶パネルとケースが一体化して分解は難しそうだったが、回路部分が下部に集中しており底面の5箇所のネジを外すと下半分のカバーが外れる。ここで無理やり力を入れたためプラの爪がたくさん折れた。背面から左のユニットがメインの回路基板、右が電源。電源はACインレットがついている。

 シールドケースを外して電源ユニットを観察。基板はAC100VのHOT側と安定化電源のCOLD側に分かれている。思ったより電源ケーブルは細い。EC105/EC106のコンデンサが膨らんでいる。それぞれ220uF/35V/105℃ L-ESR表記。
FxcSlCCaQAAJlkl

 スイッチング電源だろうからこの電解コンデンサが劣化してバックパネル用LEDの電源が安定せずに一瞬しか出ないので前述の故障となるのでしょう。HDMI信号入力からの画面表示はしているのでメインのロジック部分は基板・電源ともに問題なしと判断。

 たまたま同等のコンデンサを持ってたので交換。
Fxcc05VaEAY95ec

 仮組みしてしばらく動作確認。問題なさそう。
Fxcc1O5aEAIdKB8

 この液晶ディスプレイは購入してすぐに壁掛けにしていたので気付かなかったのだが、本体下部が熱い。常時通電していて熱で部品が劣化したものと思われる。電源ボタンは右背面にあり押しにくいので、オークションで千円程度で入手できるオーディオタイマーに電源を接続することにした。これでこまめにOFFできる。
IMG_20230531_203601

 とりあえず分解してみてよかった。いずれ買い換えなければならないが先延ばしできた。



↓ 解像度はWQHDから落ちるが仕方がないこれにするかなどと悩みましたよ

FMTOWNSモデルSFの修理 PSU

 FM TOWNS モデルSFを入手した。電源ケーブルが切断されていたので動くかどうかはわからない。

 分解・修理に関しては『FM TOWNS II CX 修理マニュアル』が非常に参考になる。分解するまえに読んでおけばよかった。このマニュアルで解説してあることは縦型のTOWNSでほとんど共通のようだ。

 電源ユニット。コネクタを固定しているネジはシールドで留めてあるがネジロック剤が塗ってあって外すのが困難だった。
2022-04-24 00.26.37

 電解コンデンサをピックアップ。これらは先程の修理マニュアルで書いてある内容と同じだった。
FMTOWNS-PSA-CON-POS

C6 - 180V 560uF
C12 - 50V 47uF
C52 - 25V 560uF
C54,55 - 25V 220uF
C55 - 25V 220uF
C57 - 10V 2200uF
C58 - 10V 820uF
C60 - 50V 220uF
C70,74,75 - 25V 22uF
C84 - 50V 1uF

 錆が目立つのでブラシで清掃していたらR6(6.8Ω)の端子がもげてしまった。これは抵抗一覧も調べんといかんかなあ。
2022-04-24 17.18.37

つづく

PS3 CECH-2000Aの修理

 預かったPS3の電源を入れるとピッと音がした後起動せず赤ランプになる。稀に起動するということ。ということで炙ってみます。

こちらの記事を参考に本体を分解。ネジ位置など非常に丁寧です。
(なにわの家電屋さん)

 通常のプラスドライバーに加えて中心に穴のある特殊なT8トルクスドライバーが必要。


 カバーを外した状態。
2018PS3-1


 電源ユニット、光学ディスクユニットを外した状態。コイン電池CR2032が見える。
2.9Vだったので新品に交換。いったん組戻して動作確認したが変わらなかった。
2018PS3-2

 メイン基板を取り出し。銀色のRSX、CELLが見える。左側のRSXの下にRAMが2つ、基板の裏側にも2つ。
2018PS3-3

 PS3の動作不具合の原因のひとつにこれらBGAパッケージが本体の電源ON/OFFによる発熱→冷却の繰り返しでチップと基板間のはんだ付けが接触不良になることがある。ヒートガンなどにより加熱しはんだを再度溶かすことで接触不良が直る*こともある*

 以下の手順でやった。使用したヒートガンは1800Wのもの。

(1)RSX/CELLを中心に5cmの高さから1分間、ヒートガンで周辺も含めてあぶる。
(2)RSX/CELLの裏側を中心に5cmの高さから1分間、ヒートガンで周辺も含めてあぶる。
 これらはチップと基板の温度差があるとはんだがつきにくいだろうとの考えから基板側をプリヒートするつもりで行った。
(3)RSXの上5cmから1分間あぶる。
(4)CELLの上5cmから1分間あぶる。
(5)表面のRAMの上5cmから1分間あぶる。
(6)10分間放置して冷却。基板を動かしてチップが落っこちたらいやでしょう。
(7)ひっくり返して裏面のRAMの上5cmから1分間あぶる。
(8)一時間ほど放置して充分に冷却

あとは元通りに組み立てて動作試験。電源ONできた。適当なブルーレイディスクを突っ込んで連続再生。24Hくらいできればまあ大丈夫と判断できるでしょう。

*注意*
プロはこの後X線で検査したりするそうですが素人にそんなことは無理なので速やかにバックアップなどを取りまたいつ壊れてもいい覚悟で使いましょう。


JR-200 キーボード修理

 数年前に手に入れたJR-200、キーボードが一部効かなかった。分解して清掃したら良くなったが、それでも"["と"]"のキーだけが利かない。これはちょっとと思い配線を追ってみた。以前このようなことがあったからだ。
[電卓][TI-84]修理回収機構 TI-84のキー無反応を直す

 JR-200のキーボードはやたらネジが多い。分解すると電卓のキーと同じようなパターンが見える。
2015JR200kybd1

 右側の上下2つのパターンが"[" "]"に対応する。片面基板だけど中央のすこし太いパターンはさらに上の方で接続しているのでこれは二層になっている。中央の◎を付けた箇所で電気的に接続しているはずだが、テスターで調べるとここが切れていた。

2015JR200kybd2

 カプトンテープなどでタッチする部分を保護したあとで、写真のようにメッキ線で修理。ゴムキーなのでメッキ線の太さ程度厚くなっても問題ない。

 これでOK。

PC-8201 内蔵バッテリの交換

 PC-8201全色。赤いのはK氏より預かったもの。
2015PC8201


 相当古いものなので中を開けて確認すると、バックアップ用のバッテリが腐食している。起動はするんで生きてはいるのだが。
2015PC8201BATT1






 さて、この形のバッテリだが探してもなかなか見つけられなかった。ニッカド電池のものはないみたいだ。以下の物を手配した。ちなみにこれはAmiga500の増設RAM+RTCのバックアップ電池と同じ形。

ニッケル水素ボタン電池【3/V80H-074763】3.6V(梅澤無線電機)
ボタン形ニッケル水素組電池 3個組/積層形/PIN端子【3/V80H-074763】(マルツ)

2015PC8201BATT2






 こんな感じで交換。OK。

2015PC8201BATT3




 なおスーパーキャパシタ(1F)でもOKだった。
2015PC8201BATT-SUPER


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