CBM3016のキーボード修理。今回は電気の話はありません。
キーの動きが渋く、一部は押されたままでなかなか戻ってこない。本体から外してまず清掃。キーの中央はシリンダーみたいになっておりその外周にバネがついているのでここにホコリが絡むと動きが渋くなる。エアダスターでホコリを飛ばす。これだけで引っかかりはなくなり打鍵感はよくなった。
リファレンスとなる動いているPET2001Nにこのキーボードを接続し動作確認。アルファベット部分は問題なく入力できるが一部のキーが押しても文字が入力されない、または時々しか入力されない状態。特定のラインだけ効かなくなるわけではないのでキーそれぞれが個別に接触不良と思われる。
キーボードを裏返して止めてあるマイナスネジを外す。基板部分とキー底面にある導電性の物質が接触してスイッチがONになる仕組みなので、基板部分を古い歯ブラシを使って清掃。
基板をひっくり返していないのはSHIFT LOCKスイッチのみオルタネートキー(ON/OFFの状態を持つ)でこれだけ個別の部品なので基板の端子部分に穴を開けて配線を出してあるため。作業性を考えるといったん配線を切断してからあとではんだ付けし直したほうがよい。
これだけでもだいぶ改善したのだがまだ接触が悪そうなキーがある。
各キーのシリンダーの中央にはラバードームに導電性の物質を付けたものが挿入してある。メンブレンキーボードのような仕組みだが一枚シートにはなっていない。そこでよく利いているキーのラバードームと接触が悪いキーのものと入れ替える。基板と導電性の物質が当たるポイントが変わってくるので改善する可能性がある。思い通りうまくいった。
特に反応が悪かったのは右上にある大括弧[ ] で、これらはBASICでも使わない記号なので押される頻度が少なく、端子が酸化しやすかったのだろう。
元通りに戻しても引っかかりはなく問題なし。もしキーが引っかかるようだったらまっすぐに引き抜いてシリンダー状の側面部分に溶剤不使用のシリコンスプレーを綿棒で塗布するつもりだった。
接触不良だからといっていきなり接点復活剤やスプレー類を直接かけるとホコリが固着してますますきかなくなる可能性があるのでまずエアダスターや綿棒などで清掃を!
追記:The 8-bit Guyでは更に深刻な故障のキーボード修理をしている





