今回はブラウン管周辺の分解を行います。

※※※ ブラウン管周辺は高電圧がかかり危険 ※※※
※※※ どこに高電圧がかかるか知らなければやめろ ※※※

 MZ-80K2E、電源を入れるとこのような表示になる。キー入力は可能。水平側はなんとなく文字が見えるが垂直側にゆがみがある。横一という症状に近い。
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 左側は最近いただいたMZ-80K。こちらは画面表示も正常。こちらのブラウン管やディスプレイ制御基板を使って問題の切り分けを行う。
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 MZ-80系のディスプレイを外すにはケースを開けてネジ6箇所を外す。ケーブルは本体基板に1本だけなので簡単に外せる。長い柄のドライバーは入らないのでこのような短いものと、ネジ頭を舐めやすいのでネジザウルスも用意。
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 ディスプレイのガワは底面ネジ4箇所、背面4箇所。M3ネジより大きいのはブラウン管の固定なので外さない。MZ-80K2Eは音量調整が背面にあるのでこのツマミを外す。
 ここからブラウン管とディスプレイ制御基板の取り外し。ブラウン管のネック部分のコネクタ、偏向ヨークのコネクタ、アノードキャップを外し、基板とブラウン管をより線で接続されている箇所のハンダを外し、基板を固定しているネジ4箇所を外す。スピーカーへのケーブルはファストン端子で繋いであるので引っ張って外す。作業に邪魔なようならスピーカーも外す。
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 さて正常動作するMZ-80Kのディスプレイ制御基板をMZ-80K2Eのブラウン管に接続し、MZ-80K2Eの本体に組み込んだらこのような表示となった。若干の改善が見られるがやはり波打っている。
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 となるとブラウン管の故障である可能性が高い。同様の症状を探してみると以下の例が見つかった。

MZ-2000モニタ交換計画(Nibbles lab. HomePage)
MZ80を起動せよ!モニター修理というか交換しました(水彩はんだこて)

 SNSで教えてもらったのだが、MZ-80K2E以降の機種はブラウン管にこの経年劣化があるらしい。比較のために正常なMZ-80Kのブラウン管と故障と思われるMZ-80K2Eのブラウン管について、垂直/水平 偏向ヨークの測定を行った。

水平偏向ヨークは赤-黄の端子で、MZ-80Kは0.3Ω/0.07mH、MZ-80K2Eは0.6Ω/0.07mH。
垂直偏向ヨークは黒-緑の端子で、MZ-80Kは2.4Ω/3.1mH、MZ-80K2Eは5.2Ω/135mH。

 故障したブラウン管の垂直偏向ヨークのインダクタンスが2桁違う。当初巻線の絶縁不良と推測していたがショートならば抵抗もインダクタンスも下がるはず。なぜ上がるのか、ちょっとわからない。
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次回は 水没!MZ-80C のディスプレイ部分を使ってやってみます。