まごころせいじつ堂

浜町庄金 研究開発  マイコンで遊んでばっかりで

FMTOWNS

富士通FMシリーズのキーボード覚え書き

 富士通のパソコンFMシリーズのキーボードに関するメモ。

・キーボードレイアウト

・FM-8 / FM-7 / FM-New7
これらはキーボード一体型。キーを押したときだけキーコードが送出される。キーが離されたときがわからないのでゲームなどに不向きだった。

・FM-77
24ピンアンフェノールコネクタで接続する外部キーボード。FM-7のキーボードのキーマトリクスが外部に出たような構造。

・FM-11
DIN 8ピンコネクタで接続する外部キーボード。シリアル通信(9600bps パリティあり evenかoddかうちょっと忘れた)。INSキーのLEDとBREAKキーは直結。
ピンアサイン ※FM-7/11活用研究より
1 .. *RESETB
2 .. *CLOCK
3 .. *DATA
4 .. *BREAK
5 .. Vcc
6 .. *INS
7 .. NC
8 .. GND

・FM-16β
DIN 8ピンコネクタで接続する外部キーボード。FM-11互換のコードモードとキーを離したときのコードも送出するキーアドレスモードを持つ。コードモードとキーアドレスモードの切り替えはこのキーボード自体に何らかの設定をPC側から送信する。
FM-11のキーボードをFM-16β本体に接続して使うこともできるが、起動時に"R"のキーが入力されたような動作になった。


・FM77AV ※FM-TechKnowより
RJ-9(FM77AV) , RJ-11(AV20/AV40) , Mini Din 4P(EX)。本体へはスキャンコードの送出のみ。INSキーのLEDは本体にある。初代FM77AVのキーボードは赤外線送信機能ありでワイヤレスで使用でき、Nキーロールオーバーにも対応していた。
JIS9bitモード / FM-16β準拠モード / スキャンコードモード を持つ。
JIS9bitモードはFM-7と互換。FM-16β準拠モードはJIS9bitモードに無変換/変換のキーに対応するコードが割り当てられ、FM-16βのコードモードと互換。スキャンコードモードはFM-16βのキーアドレスモードと同じくキーを離したときのコードも送出する。(完全互換かどうかは未確認)
モードの切り替えは本体内のキーボード担当のマイコンの仕事。


・FMR / FM TOWNS / OASYS
相互に互換性あり。


FMTOWNSモデルSFの修理 PSU

 FM TOWNS モデルSFを入手した。電源ケーブルが切断されていたので動くかどうかはわからない。

 分解・修理に関しては『FM TOWNS II CX 修理マニュアル』が非常に参考になる。分解するまえに読んでおけばよかった。このマニュアルで解説してあることは縦型のTOWNSでほとんど共通のようだ。

 電源ユニット。コネクタを固定しているネジはシールドで留めてあるがネジロック剤が塗ってあって外すのが困難だった。
2022-04-24 00.26.37

 電解コンデンサをピックアップ。これらは先程の修理マニュアルで書いてある内容と同じだった。
FMTOWNS-PSA-CON-POS

C6 - 180V 560uF
C12 - 50V 47uF
C52 - 25V 560uF
C54,55 - 25V 220uF
C55 - 25V 220uF
C57 - 10V 2200uF
C58 - 10V 820uF
C60 - 50V 220uF
C70,74,75 - 25V 22uF
C84 - 50V 1uF

 錆が目立つのでブラシで清掃していたらR6(6.8Ω)の端子がもげてしまった。これは抵抗一覧も調べんといかんかなあ。
2022-04-24 17.18.37

つづく

TOWNSPC98 FM TOWNSの映像出力とPC98の映像出力を相互に変換

 FM TOWNSのアナログRGB出力をPC9801シリーズのディスプレイへ、またはPC9801シリーズの映像出力をTOWNSのディスプレイへ出力するための変換アダプタを作った。FM TOWNS→PC98ディスプレイは水平同期周波数が対応しているもののみ表示可能。

FM TOWNS側はDsub15ピン オスコネクタで本体に直接接続、PC98側はDsub15ピン メスコネクタでケーブル経由で接続する。
2022-03-19 23.27.46

 これはFM TOWNSII URの外部ディスプレイ入力に接続した例。この場合FM TOWNSII URは単なるディスプレイとなる。
2022-03-20 20.16.21

 Dsub15ピンケーブルをPC CLUB(EPSONのPC98互換機)のディスプレイ出力に接続するとこのような表示になる。
2022-03-20 20.17.13

逆のFM TOWNSからの出力をPC98対応ディスプレイに表示する例。
2022-03-19 23.24.32

2022-03-19 23.24.19

 FM TOWNSのディスプレイはケーブル直出しのものがある。この場合はTOWNSPC98のTOWNS側コネクタをDsub15ピン メスコネクタに変更し、基板の裏側からはんだ付けする。同様にPC98側のコネクタをオスコネクタに変更し基板の裏側からはんだ付けしてもよい。
 本体に直接取り付けるDsubコネクタはコネクタをロックする六角ネジを外さないと取り付けられないが、周囲の金具も外れてしまう。接着剤か超低頭小ねじで固定する。

 回路図:
TOWNSPC98-sch

TOWNSPC98

 基板上の空きパターンは3.5mmジャック用。(秋月電子 MJ-8435) これはPC8801シリーズのアナログRGB端子には音声出力もあるということでオプションで用意した。PC8801mkIISR以降だと思うが持っていないので未確認。

サンワサプライ KB-D151K アナログRGBケーブル DB15オス-DB15オス1.5m
B00008BBCK


TOWNSRGBS FM TOWNSの映像出力をVGAに変換する

 FM TOWNSのDsub15ピンアナログRGB出力をシュリンクDsub15ピンのVGAに変換するアダプタを作った。

TOWNS側はDsub15ピンオスコネクタを、VGA側はシュリンクDsub15ピンメスコネクタを取り付ける。
2022-03-19 12.13.30

右下の6Pスライドスイッチは同期信号を切り替える。スライドスイッチをRGBHV-左側(TOWNS側)にすると水平同期/垂直同期をそのままVGAに接続、RGBS-右側にすると複合同期信号をVGAの水平同期信号(13)に接続し、垂直同期信号(14)はオープンにする。これはアップスキャンコンバーターGBS8200に対応させるため。

 回路図

TOWNSRGBSV01L01sch
 レイアウト

TOWNSRGBSV01L02pcb

 TOWNS側のDsubコネクタはネジがじゃまをするので取り外して金具を接着剤などで固定し、直接FM TOWNSのアナログRGB出力に接続する。VGAケーブル経由で水平同期15kHz~に対応したモニタに接続する。スライドスイッチはRGBHV側にする。
 Dsubコネクタの金具の固定については低頭小ねじ(3Mx10mm)でもできた。ちょっと長かったけど。
2022-03-19 12.24.29

 これは内蔵モニタが故障した一体型のFM TOWNSII UXの映像出力。乱れている部分は本体VRAMの故障と思われる。期待通りにできた。
2022-03-19 12.25.22

 手持ちのGBS8200に接続する。スライドスイッチはRGBS側にする。
2022-03-19 12.26.54

 写真では白っぽくなってしまっているが、RGBHVで直接液晶モニタに表示したときと較べ発色が暗くなっている。GBS8200にはR/G/B入力に対応する半固定抵抗がついているが調整しても直接接続のようにくっきりとは表示できなかった。個体差なのかよくわからないので継続調査。
2022-03-19 12.31.49

 これはFM TOWNSII URの内蔵モニタを外部入力にして、FM-11の映像出力を改造FM11RGBIVGAで複合同期信号を生成したものを表示したもの。VGA側を入力としてTOWNS側を出力としている。このように表示できているので基板内の接続は正しいように思える。(青いドットはFM-11側VRAMの故障)
FMTOWNSFM11disp

 これらのことが確認できた。
・FM TOWNSからRGBHVでの映像出力
・VGA入力(RGBS 複合同期信号)からTOWNSモニタへの映像出力

製作にあたって以下を参考にした。

 →これによるとTOWNS用モニタは複合同期信号のみのものと水平同期/垂直同期も受け付けるものがある。実験したところFM-TOWNSII URは複合同期信号のみ受け付ける。

追記:
GBS8200 V4.0について。

CSYNC信号(HSYNC信号にも接続されている)を100Ωでプルダウン。
2022-03-21 01.04.48

 この状態でR/G/B信号入力の半固定抵抗を反時計回りに回し切るとうまく表示できた。表示位置の調整は必要。
2022-03-21 01.18.43


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