まごころせいじつ堂

浜町庄金 研究開発  マイコンで遊んでばっかりで

PIC12F1822

SBC6800+W65C02Sで2MHz動作

 SBC6800を改造せずにW65C02Sを動かす&unimon_6502の移植で動作確認できたので動作周波数を上げてみる。手持ちのACIAは68B50、2MHz品なので目標2MHz動作。
 SBC6800ではPIC12F1822をクロックジェネレータとして使っている。MC6800用なので相補のφ1(P1A)、φ2を(P1B)ハーフブリッジモードで1MHzを出力しているが、6502用に使っているφ2はハーフブリッジモードでしか出力できない端子(P1B)に割り当てられている。φ1(P1A)側だったらCLKOUTをそのまま使えたみたいだけど。
 ディレイ設定を使わなければデューティ50で2MHzをφ1側に出力でき、φ2はその反転出力となる。これで無改造で使えそうだ。

 SBC6800ルーズキットのデータパックより6800crgenのプロジェクトを持ってきてmain.c内の以下を書き換え、MPLABX4.02でビルドした。
PR2 = 3;
CCPR1L = 2;
PWM1CON = 0;
 以下にmain.cの差し替えとPIC12F1822書き込み用のHEXファイルを置いた。

 波形観測。OK。
IMGP3506

 これを使って動作確認。せっかくなので電脳伝説さんが"SBC6800のプチ改造で6502を動かす"で移植したOSI MS-BASICで確認する。実行速度の確認にASCIIART.BASを使用。
ASCIIART.BASのソースは以下にある。

ASCIIART

 1MHzの実行速度が6分50秒に対して1MHzでは3分25秒とちょうど半分だった。

※はせりんさんのまとめで他にもいろいろな機種でのASCIIART.BASの実行速度の一覧が確認できます。

 さて、さらに上を目指すには。W65C02Sは14MHzまでOKだがACIAが足を引っ張るためW65C51あたりが必要。ただしMC6850との互換性はない。PICを使えば2/4/8MHzが生成できそうだがその間が難しい。最大動作周波数が40MHzのPICを使えば5/10MHzができるかもしれない。この場合はPICのCLKOUTがダイレクトに出せる端子に修正したほうがよさそう。


モトローラ6800伝説
鈴木哲哉
ラトルズ
2017-12-16





SBC6800のクロックアップ

 モトローラ6800伝説はすでにお持ちのことと思いますが、製作することで追体験ができるキットが販売されています。

SBC6800ルーズキット(スイッチサイエンス)
SBC6809ルーズキット(スイッチサイエンス)

 SRAMは32Kx8bit品を使っていますが問題ありません。
2018SBC6800

 この回路ではPIC12F1822によるクロックジェネレータがうまくMC6800用の二相クロックを生成していますが、せっかく2MHzまで動くBタイプ品を使っているのでソースをいじってサイクルアップに挑戦してみます。
 モトローラ6800伝説のp.100に掲載されているソース(CD-ROMでも提供)で以下の箇所を修正:

PR2 = 7; → PR2 = 5;
CCPR1L = 4; → CCPR1L = 3;

 これでビルドすると1.33MHzのクロックジェネレータになります。上限1.5MHz動作のAタイプでもOK。

2018MC6800clk

 すみませんが雰囲気で修正したのでこれ以上PWMで速いクロックが生成できるかはわかりません。たぶん無理。ただPIC12F1822は32MHz動作で古いマイコン用のクロック源として活用できそうなので色々調べている所です。


モトローラ6800伝説モトローラ6800伝説
鈴木哲哉

ラトルズ 2017-12-16
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PICKit3でPIC12F1822の書き込み

 PICの開発環境のメモです。

ホストはWindows10、書き込みツールはPICKit3、ターゲットはPIC12F1822。

(1)開発環境をダウンロードしてインストール。現時点で最新はv4.05。
MPLAB X IDE(Microchip)
MPLAB X IDEインストール後、8bit用のコンパイラ XC8をインストール。
MPLAB XC Compilers
(Microchip)

(2)PIC書き込みジグの製作

以下を参考にした。
PIC12F1822を使ってみる(OVERDRIVE)
MPLAB X IDEの使い方(東京海洋大学 田原研究室)
ICSP Programming Adapter

 8/14/20ピン対応のつもり。外部電源とPICKit3給電の切り替え付き。

2017PIC-JIG

 実体配線図です。
2017PUIC-JIGhaisen

(3)書き込み操作
 MPLAB X IDEを起動。プロジェクトファイルを読み込むかNew Projiectを開始する。

書き込み器の選択は[File]→[Project Properties (プロジェクト名)]をクリックするとウィンドウが出てくるので、そこで指定。PICKit3から給電するかどうかはCategoriesで表示されてるツリーからPICKit 3をクリックすると右側にOption Categoriesが表示されるので、そこから[Power]を選択して指定する。

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