ヒヤシンスの花がだんだん開いてきた。

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花穂が短くて不格好だけれど、
きっと、だんだん長くなってくるだろうと期待。

ヒヤシンスの薄紫色って
赤よりも青が勝っている。
花弁の先に向かって
中心部が筋状に色が濃くなっていて、
そのグラデーションが美しい。

去年濃いピンクの鉢植えを部屋に置いていた時は、
鼻を近づけなくても
部屋中に香っていたような気がするのだが、
今年はちょっぴり控えめ。
色が違うからなのか、
水栽培だからなのか?

すっと伸びた4枚の葉、
瑞々しく太い茎、
開きかけて芳香を放つ花、
希望そのものの蕾。
そして何より、大地には張っていないが
水の中で白くしなやかに美しい根。

これが僅か数センチ径の球根に入っていたとは。

でも、更に言えば
吹けば飛ぶような種も生命の塊なんだ。

力強い!

弥生とは言え
まだまだ外は冷たい風が吹く今日だけれど、
ヒヤシンスに元気をもらう、そんな一日だ。