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April 19, 2017
ライフスタイル
という本を読んだのは随分昔
萩原朔美のエッセイでした。
萩原朔美の母は萩原葉子、祖父は朔太郎
(どちらもすごく大変そう)
朔美さんは力が抜けて飄々としてるのが素敵だな
とずっと思っていました。
映像作家、「毛皮のマリー」の美少年、天井桟敷…などではなく、ビックリハウスの編集長(初代)として知ったので。
この本でいちばん印象的なのは
萩原朔美の家が(近所が、かもしれない)火事になり、逃げるときに煙草をくわえて火をつけた
というところです。
想像しただけでもドキドキします。
炎、煙、住人と野次馬の声
消防車のサイレンとランプ
慌てないのか!
いくらなんでも余裕ありすぎだろう
飄々レベルじゃない
見る目が変わりました。
もちろんフィクションかもしれません。
ライフスタイル
萩原朔美
火事
煙草
ライフスタイルブログ
というカテゴリでいつも思い出します。
手元にない本なので、記憶違いだったらすみません。
本人撮影の写真もよくて、
瀟洒な装丁(調べたら串田孫一さん)でしたね…もう絶版でした。
二十代だった朔美さんがもう70歳で、多摩美を定年退職して名誉教授だなんて
そりゃ私も歳をとるはずですね。
