2017年11月
2017年11月27日
おはようございます。院長のいちろうです。
ただ今、宮崎県にてYNSA学会の宮崎セミナーを受講しています。
創始者の山元先生!沢山の刺激をありがとうございます!
さて、前回は免疫力アップする入浴について書きました。
今回は運動についてです。
どうして免疫力アップに運動が必要か??ですが、
皆さんのご存知の「冷えは万病のもと」とよく言われます。
東洋医学が素のこの言葉。
免疫力と体温の関係を非常に的確に表現している言い回し方です。
一般的に、
体温が1度下がると免疫力が約30%低下する
と言われています。
30%ですよ!30%!!
数字以上に免疫力はかなり低くなることを指してます。
その理由は、
体温が低いと免疫の特攻隊長である
白血球の機能が低下してしまうからです。
さらに!体温が低いと身体の血流も低下。
白血球が身体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。
つまり、体温を上げて血流も上がれば!それだけで免疫力も高まるということです。
体温を上げるために運動は大変有効な方法なんです。
なぜか??
運動を行うことでエネルギーを消費し、
細胞内や細胞間で代謝が促進されます。
この身体の各所で様々な代謝が行われると!
身体内部の変化から免疫系が刺激を受け、
その機能が高まると言われています。
ただし!注意が必要なこともあります。
それは刺激量(運動量)です!
適度な運動量であれば免疫力が高まりますが、
過剰な運動量であった場合は逆に免疫力が低下してしまうからです。
ハードなトレーニングを行うスポーツ選手は、
実は免疫力が低下して、風邪などを引きやすい状況の場合があります。
どれくらいが適度な運動なのかは
年代によって有効な運動の強度(運動量)があります。
子供~20代前半くらいまで
⇒激しい運動を行っても免疫力はアップします。
40歳前後のアラフォー世代
⇒少しきついと感じる程度の有酸素運動が最適で、
1日30分、週3回以上が理想的です。
60歳以上の高齢者
⇒1日7,000歩を目安に歩く程度の運動量。
この習慣で免疫力が高まることが確認されています。
運動はハードなものでも我慢して行わなければ!
という気持ちになりがちですし、
勘違いされている方が多いのですが、
免疫力を高めるという観点からは
むしろ抑えめの運動量が有効なんですね^^
2017年11月26日
2017年11月15日
まずはヒートショックプロテインってご存知ですか??
略して「HSP」とも呼ばれているタンパク質の一種です。
これは!ストレス防御タンパク質ともいわれる成分で
「ヒート(熱)・ショック(ストレス)・プロテイン(タンパク質)」
熱を与えることで増えていき、
体内の傷ついたタンパク質を治して
細胞を元気にする働きがあります。
あえて熱というショックを与えることによって
体内の細胞にストレスをかけて
細胞を守るタンパク質=免疫力を増加させる
のです。
当然、ヒートショックプロテインが増える
ガン細胞を撲滅する免疫細胞が活性化することも判明しているですよ!
ということは、しっかり入浴することで
ガンの予防になるですから!!
ヒートショックプロテインを増やす入浴法は
深部体温を38℃まで上げることを目的として、
この38℃がHSPが増える深部体温ということです。
HSP入浴法
- 入浴前に200mlの常温の水を飲む。
- 体温が38度になるまで湯船に浸かる。
と、これだけなのです!
目安の浴温と時間は
40℃の浴温で20分
41℃の浴温で15分
です。
長時間お風呂に浸かっているのがキツイ時は
無理をしないで2~5分くらいの休憩を入れながら
湯船に入るのをおススメします。
42℃以上の浴温だと逆に交感神経を刺激してしまい、
免疫力アップさせるにはおススメしません。
入浴後は
☑️体を急速に冷やさないことで、すぐに保温しましょう。
☑️常温の水を200mlほど飲みましょう。
☑️ストレッチ以外の運動や体を動かすことはおススメしません。
あと毎日、HSP入浴法をしないでも
この入浴法の効果は2~3日続きますから
週に2〜3回ほど行うのが理想です。
毎日行ってしまうと、体が熱のストレスに慣れてしまって、
熱いお風呂に入ってもストレスと感じなくなってしまうので、
ヒートショックプロテインが増えなくなるそうですよ^^
足湯や半身浴でもHSPは増えます。
まずは体の芯から温める、深部体温を上げることが、
免疫力アップの近道(ツボ)です。
しかも安価で、いつでもできますから^^
次回も免疫力アップのツボについて書きますね。
(ツボという経穴についても書いていきますからね^^!!)
2017年11月14日
先日も含めて、
最近は風邪を引いている人が多いですね。
周囲に多くみませんか?
特にのど、咳風邪が多いですよね。
微熱に、鼻風邪も次いで多く、
中にはアレルギー剤を服用して
治らなかったから、あ!風邪だったと
気がついた方もいました…。
朝晩と昼の気温差と空気の乾燥が原因ですね。
でもそんな中、当院の患者さんは
風邪を引いたら「風邪のお灸をお願いします」と
オーダーが入ります。
保険診療の患者さんには500円プラスして提供してます。
全身鍼灸コース(経絡治療)を受けている患者さんには
当然のように治療流れに組み込まれますし、
効き目も3倍以上ですから。
当院主催の脈診勉強会でも
「風邪を治せたら、鍼灸師として一人前!」と
喧伝しているくらいですから、効果はテキメン^^
11月19日の脈診勉強会の次回初級コースでは、
そのメソッドを余すところなく提供します^^
乞うご期待!!!
風邪だからと
治療自体をキャンセルされる患者さんがいますが、
ご近所で、38℃以内の発熱であれば、
是非、風邪のお灸を受けて頂きたいので
ご案内させて頂いています^^
明日は風邪を引かないようにする
免疫力を上げるツボについて書きますね^^
2017年11月08日
2017年11月05日
最近は秋晴れが戻ってきましたね。
紅葉も深まり秋本番。もう少しで冬到来です。
お知らせも兼ねて、ご報告です。
業界(鍼灸師)以外の方もお読みいただければ嬉しいです。
先日の日曜日(10月29日)に
2017年度脈診勉強会の入門コースがスタートしました!
今年度はカリキュラムの進行するスピードを早めてみましたが、
内容は簡単に分かりやすく東洋医学を説明していきました。
経絡治療に必要なのは「脈診」です。
これでからだの情報を把握します。
まずは自分の脈を診てから
ペアとなるパートナーの脈を診て、
治療するポイント(経穴=ツボ)が自動的に選択されます。
そこに軽微(痛みがない)な鍼をしていくと、
どんどんとからだが治っていきます。
それが経絡治療です!
当院の「全身鍼灸コース」になります。
殆どの方が、鍼刺さっているの?
と、驚かれるぐらいの刺激量です。
脈診勉強会の受講生も練習を兼ねた、
それこそこの治療を毎月受けているので
受講のない月があると、その翌月には
やっと受けられる!!と
受講を楽しみにしてくれています^^
2017年度もスタートしました!
これから一年間よろしくお願い致します。
そして患者さんに喜ばれる
経絡治療をマスターしてください^^
2017年11月03日
10月は雨の多い月でしたね。
体調管理も大変です。
体調を崩している人が多く、
ぎっくり腰と寝違いと
肩凝りもひどくなる方が
多かった1週間でした。
さて、当院では不妊症として
体質改善を含めて、妊娠を希望される
患者さんが多く来院されています。
最近、尊敬している鍼灸師の先生
(いわゆる同業の方です)が
興味あるブログを更新しているので
当院のブログを読まれている方にも
是非共有したいと思い、
先生から許可を頂いてリンクを貼り付けました。
不妊症に悩まれている方は是非
ご一読頂きたく思います!
まずはこちらから
はなこ日記から
→http://hanako.tea-nifty.com/blog/2017/10/post-47aa.html
次にこちらはブログの引越し先です。
→https://ameblo.jp/hanalog89/
・不妊専門治療院って
これは是非ともお読み頂きたい!
特にこちらは必見かも
・子宝に恵まれやすい人
そして
・早く寝る(不妊の患者さんは遅くても10時)
・食事を整える
・身体を冷やさない
これは
・できないとやりたくないは違う!
の冒頭に書かれたいました。
まさにコーチング用語!その通り!!
これらブログの内容は全くの同感で
賛成!まさにこれしかない!という内容です。
当院でも同様の治療法と養生法を
ご提案していますし、受診できます。
是非、ご一読して頂いて、反乱している
ネットの情報に振り回されないで
本来の貴方が選んだ治療院を見付けてください!