このブログの目的は、読者のみなさんが子宝を授かるためにプラスとなる情報の提供にあります。

とすれば、過去に起きたことを、あえて書く意味はないのでは、と思う気持ちがつのっていました。

しかし、そうすると<3回にわたって不妊治療の「陰」を書く>とお約束したことが果たせなくなる。

これをめぐって、振り子のように、ついつい書かない日が続きました。気づいてみれば1か月余り。

不妊治療の「陰」の3回目と
なる今回は、あえて書く価値がない、との気持ちに傾きました。

これから旅行に向かおうとする方々に、高速道路では事故があります、とか、飛行機だって墜ちることがあります、なんて書いても意味がないでしょう。

そんなことより、子宝を授かるために、もっと直結した話を書いていきますね。母と子


卵巣がんのリスクを書く前に、性ホルモンを使うことのリスクについて、アメリカに示唆に富む話があります。

更年期障害の患者さんにホルモン療法をしたところ、乳がんが3割増えたというのです。
更年期障害は、ホルモンが減ってくるために、身体に約30もの不快な症状がでるものですが、補充すれば、その症状は緩和されます。

補充ですから、もともとあった以上には入れません。それでも、乳がんが発生してしまった。
母と子

では、体外受精ではどうでしょう。
本来ないほどの多量のホルモンを注射や薬の形で身体に入れます。

一度に多数の卵子を増やすホルモン、そうして、排卵しないようにするホルモン。
人類の身体に、かつて入ったことのない量です。

これが、なんらかの不都合を身体に起こさないはずはないでしょう。

わたしが知る限り、卵巣癌です。
これは、すでに10年前に研究論文が発表されています。(わたしは、不妊カウンセリング学会のテキストで知ったのですが。)

いま、子宝を望んで、体外受精を受けておられる方々には、連続ではなく、 休み休み受けることで、リスクをさげていただきたいのです。

「20年前の不妊治療って、かなり凄いことをしていたのですね」などと、若い医師が先輩の医師に話すような日が来ないことを、切に願うのです。


ラポール治療院 茂原祥一  http://lapole.biz/
 

今日から3回にわたって、不妊治療の暗部をご紹介します。
 
今回は、タイトルにあるように、受精卵のとり違いの事件です。

たしかに体外受精は画期的で、卵管などを切除されたカップルには、素晴らしい技術です。

しかしリスクも小さくありません。
本当に必要なカップルだけ、その恩恵に浴していただきたいと思うのです。
 
これは、アメリカの病院で実際に起きた現実の話です。
体外受精で、受精卵をとりちがえて移植してしまったのです。出産後にそれが判明したのは、肌の色が違ったから。で、すぐにミスが判明したのです。日本ならずっと気づかないでしょう。

わたしがこれを知ったのは、不妊カウンセリング学会での発表でした。
これを発表してくれた、東京の有名クリニックでは、「ヒヤリ・ハット」をすべて院長に報告するシステムができているとのことでした。

工学部を出たわたしは、人間のすることに完璧、完全といったものはない、と多くの事例によって学びました。
たとえばアメリカのNASA。最高の人材と、潤沢な予算で、完璧を期しても、スペースシャトルが爆発してしまった。

65歳になるわたしが青少年のころには、ニュースで赤ちゃん取り違いの事件は、頻繁に報道されていました。
ましてや体外受精は小さい試験管です。

取り違えが起きていないことを、ただただ祈るばかりです。
 
某有名クリニックでは、訴訟のための弁護団があると、聞きました。悩むカップルがあることになります。弁護団云々が誤報であればと思うばかりです。

わたしが、体外受精にどうしても否定的になってしまうのは、この事件を忘れられないからです


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