何を食べたら妊娠できるのか……。
 これは、未妊さんにとって永遠の問いですね。みなさん、この情報を求めておられます。そのみなさんに、ぜひ、ぜひご紹介したい本『妊娠しやすい食生活』(*)があります。
もっと早くにご紹介しておけば良かったぁ、と後悔しているほどです。

 この本は、ハーバード大学による、1万8000人の妊娠を希望する看護師さんへのアンケートの結果に基づいたもので、説得力があります。信頼するに足る内容です。
 じつは、食と妊娠の関係については、数字で根拠を示してある実証的な研究はなかったのです。
 世の中には、妊娠しやすい食品に関する情報が溢れています。玉石混淆の情報が入り乱れている。中には根拠のないもの、はっきりいって詐欺まがいのものも少なくありません。(名指ししたいけれど、ここでは、ぐっとこらえます)
 そんなことより、『妊娠しやすい食生活』についてです。
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著者のチャヴァロ先生は食物に関する7か条を実践すると、「不妊症を劇的に改善できる」と証明してくれました。不妊のリスクを85パーセントも軽減できるのだそうです。
 これって、すごくありませんか? 結果は素晴らしいものですが、内容はじつは常識的なものでした。 
 その7つとは、

1全粒粉など、精製度の低い穀物選ぶこと。食後の血糖値を急激に上げるような精製された炭水化物を減らすこと。
2 オリーブオイルのような不飽和脂肪酸を多く摂り、加工食品やファストフードなどに含まれるトランス脂肪酸は避けること
3 牛乳あるいはヨーグルトやアイスクリームは無調整のものにすること。スキムミルクや、カッテージチーズ、フローズンヨーグルトなどの低脂肪(無脂肪)乳製品の摂取は回数を減らすこと
4 植物性タンパク質を多く摂り、動物性たんぱく質を減らすこと
5 葉酸、鉄分、ビタミンB群などマルチビタミンを摂取すること
6 水を十分に飲むこと。砂糖入りの清涼飲料水は飲まないこと
7 体重をコントロールすること。1日30分から60分、体を動かすこと。何もしてない人は運動を始めること。
以上です。いかがでしょう。
 「え~~っ、こんなにたくさんなんて無理無理」と呟く未妊さんもあるでしょう。
 「ほとんどやっているわ。なんだ、これだけでいいの!」と自信を深める未妊さんもあるでしょう。
実践して、みんなでお母さんになりましょう!!pic_g033 
(*)サブタイトル ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然の方法
   ジョージ・チャヴァロなど 日本経済新聞出版社 (2013/12/3)