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BLAME!(1)
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MAYBE ON EARTH.
MAYBE IN THE FUTURE.

予てより気になっていたハードSF漫画。いつの間にやら完結していたので読んでみた。

舞台は超高度に発達した科学が支配する人類が衰退した超未来。主人公霧亥はネットワークにアクセスできるというネット端末遺伝子を持つ人間を探して多層構造物となった世界を何千フロアも旅する。手にする武器は全ての物質を貫通するという「重力子放射線射出装置」。

設定を見ただけで涎が出る。基本的に作品内ではあまり内容を語らない作品。というか全く語らない。読者に想像を委ねることでリアリティを構築するスタイルらしい。故に難解。正直さっぱり分からないというのが本音と言ったところ。

しかしそれらを除してあまりある作品の存在感に痺れる。作者は建築系の経験があるらしく、そのためか建造物や構造体の迫力に唖然とさせられる。遠近感、奥行き、存在感がずば抜けており、そこから生まれるリアリティが物語の提示の少なさと上手くマッチしていると思う。そして、その見事な建造物達を重力子放射線射出装置でズバズバ破壊していく様が実に爽快であり、この作品の魅力の一つだと思う。

それにしても「重力子放射線射出装置」って言えない…。アニメも存在しているらしいが、声優の方々は大丈夫だったのだろうか。