2005年12月19日

フランスのブランドだから高品質とは限らない

アロマテラピーといえばまず頭に浮かぶのがフランス
よく本場だとか、高品質、治療効果が高いと思われているかもしれない。

例えばラベンダーはワインと同様に原産地統制名称のように産地や標高を明記することで野生ラベンダーのステータスを支えているようです。

このように確かにフランスの評価が高いのは精油を積極的に医療に用いている国なのですが、
実際には香料や化粧品などの工業用、雑貨などのアロマ用品なども大量に生産されているためフランスだから高品質とはいえません。

HEBBDのように本当に高品質で医療用に使用できる精油とはガスクロマトグラフィーやマススペクトルにより
厳正で波形と主成分だけでなく検出可能な成分の記載がされた成分分析表が添付されることが必須であり、
芳香したり皮膚に塗布することが出来る精油は飲用や経直腸投与も出来るグレードでなくてはなりません。
農薬検出なし、とか成分名と%が記載されただけの成分表では偽証されている可能性も否定できません。

フランスでも雑種が混合されたまま蒸留されたり、
複数の農家の植物がいっしょに蒸留されたり、
前年の精油を今年の精油とまぜて出荷したり、
また他国の精油をフランスでビン詰めしてフランス産と表示することもあります。
フランスのラベンダーの精油生産量が50トン未満の年に100トン以上の精油を輸出していたこともありました。
上記のようなHEBBD認定では正確に分析することによりそのラベンダーがフランス産であるか否か分かるそうです。
あるブランドのラベンダーが野生ラベンダーと記載されていたものをHEBBD分析したところフランス産でないという結論がでたこともあります。

わが浜名湖産のうなぎも実際の量よりも大幅に多くの浜名湖産うなぎが存在、販売されているようです。

そうなるとフランスと書いてあれば高品質とはいえませんね(。-ω-)ノ

やはりどの世界も偽証は存在するということを頭にいれて、
消費者自体がブランドを選ばなければなりません(-c_,-` )ウンウン





harmonieblog at 02:09│Comments(29)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 香風花   2006年01月02日 22:21
あけましておめでとうございます。
さてと気になる記事でしたのでコメントします。現在薔薇の精油の主産地と言えば、ブルガリア、モロッコですかね…その昔アメリカがアフガニスタンを攻撃した戦争が有りましたが、その際聞きかじり程度で申し訳無いのですがアフガニスタンもけっこう良質の薔薇の精油が採れてたんだとか…もし何かアフガニスタンの薔薇について知ってることが有りましたら教えてください。
2. Posted by アツミ   2006年01月02日 22:30
明けましておめでとうございます。
ローズの精油は香りも品質もブルガリアのものに勝るものはありません。フランス産もアフガニスタン産もまたモロッコ産も、もし販売されていても自分なら買いません。これは精油だけでなく芳香蒸留水でも同様です。
3. Posted by ローザ   2006年12月20日 08:42
確かにローズのオイルは、ブルガリア産が最高品質と色々な本にも書かれていますし、またそのように仰っている方も多くいます。 ですが私が通っているスクールの先生の話や、ある数冊のアロマの本に載っていたことですが、『一応ローズオイルはブルガリア産が最高品質となっておりますが、しかし、その年その年で温度・降水量など自然からの影響が一定でない為、毎年同じ品質のオイルが取れることは無い。    よって平均的にみればブルガリア産が最高ですが、ある時はトルコ産が最高の時もあればモロッコ産が最高の時もあるようです。  なので一番頼りになるのは結局はご自身の鼻だそうです。          香りを嗅いでみて、あれ?って感じであればブルガリア産とはいえど、本当に最高品質か考えてみたほうがいいと思いますよ。
4. Posted by アルモニ渥美   2006年12月20日 09:27
コメントありがとうございます(^_^)b
そうですね(*^−^)ノ
魚沼産のお米でも毎年同じ品質のものは取れませんから(*^_^*)
今どのブランドもローズを加えた製品を発売してきて
世界のローズの精油や芳香蒸留水の需要と供給のバランスが取れなくなってきています。
当然アルモニのローズの芳香蒸留水も品切れ状態が続き
最近ではモロッコ産も入荷してくるようになりました( ̄〇 ̄;)

5. Posted by アルモニ渥美   2006年12月20日 09:37
サンプルを取り寄せて香りの確認はするのですが
やはり自分の納得するものではなく
アルモニではモロッコ産は取り扱いを止めました(T_T)
この数ヶ月の間に三度違ったロットのものを取り寄せて
試したのですが結果は同じ
やはり安定した品質のものを供給できる産地のものを
扱いたいとアルモニでは思っていますので、
そうなると必然的にブルガリア産に!
となりました。
アルモニでは植物が原料ですから同じ品質の
6. Posted by アルモニ渥美   2006年12月20日 09:43
同じ品質のものは抽出できないため
疑問に思ったロットのものはストップしてもらっています。
この四年のあいだには全精油のうち何種類かそういった納得できないものに出会いましたが、今のところフィトサンアロームのブルガリア産ローズには大変満足しています。
付け加えますと
すべての品質は原料だけに左右されるわけではなく
いかに蒸留をするかにかかっています。
7. Posted by アルモニ渥美   2006年12月20日 09:48
ですので
医療としての品質を供給しているhebbd認証を受けたフィトサンアローム以外のローズに関しての品質は
なんとも言えません。
いかに安定したローズの気品ある香りと品質を
出来るだけ安定して供給できるか
も頭にいれて仕入れをしています。
渥美
8. Posted by ローザ   2007年03月23日 03:29
質問ですが、例えばラベンダーの品質を計る基準として、酢酸リナリルの含有率が約40%以上あると標高の高いところで取れたラベンダー(野性あるいは野性に近い)として高品質となりますが、バラの場合はどのあたりで品質を見極めるのでしょうか? よく、気温の低いところにおくと精油が固まるものは本物の証とありますが、今のところ固まらなかったローズオットーにあたった事が無い為、それ以外で品質を計る基準があれば知りたいです。(鼻で感じ取る以外で)
9. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 22:10
ローザ様
お久しぶりですヾ(。・∀・。)
先にラベンダーですが、ある医師の本にも35%以上の酢酸リナリルが含有されなければ鎮静効果が得られないとあります。事実これまで自分もこの記述によってこの含有量と鎮静効果との因果関係を信じておりました。しかし、そうではないようです。この酢酸リナリル信仰というものは日本だけではなく海外にもあります。足りない酢酸リナリルは足せばよいというものです。
10. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 22:29
しかし、酢酸リナリルが多ければ良い精油ではなく各成分のバランス構成が重要な要素であり、ひとつの成分に着目するのではなく全体の構成バランスを見ることが大切なんだそうです。それには香りだけでなく精度の高いGC/MS分析などが欠かせません。事実品質の良い野生ラベンダーには酢酸リナリルの含有量が35%以下のものが多く、
11. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 22:39
野生ラベンダーの定義というものがないからこそ、酢酸リナリルの含有量が多いラベンダーは高値で売却できるため栽培種であっても野生ラベンダーとして販売しているものもあります。野生ラベンダーはフランスのプロヴァンスやピレネー山脈の高地の岩場に群生せず所々に生えている貴重な精油で人間の手を借りずに草がボウボウ生えたところにでも元気に生育しています。
12. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 22:46
栽培種は人間の手によって、草が取り除かれ、水や肥料も与えられます。過保護に育てられるからこそ酢酸リナリルの含有量も安定して多くなることもあるのではないかと思います。しかし先にも記述したとおり野生種は草、水、岩場、高地という安定していない場所や環境で強く生きていますので、酢酸リナリルも安定せずに、時に高く、時に低くなったりします。それでも本物の野生ラベンダーには栽培種にはない、素晴らしい香りと効果が期待できるのです。
13. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 22:53
ローズに関してですが、ローザ様、すみません。未だにブルガリア産に固持してます(^_^;)あれからまたモロッコやシリアのローズのサンプルをかぎましたが、なぜか納得できないでいます(。-∀-)今回アルモニではブランドの変更をしましたので、そのブランドのモロッコ産に期待してますですヾ(。・∀・。)自分も固まらないローズに遭遇したことはありません。これは日本にまだアロマテラピーが浸透していないときに、アブソリュートと混同しないように流された情報、また
14. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 23:10
固まる温度もブランドによって記述も異なり10〜13℃あたりでしょうか。もし混ぜ物がされていたらこの固まる温度が下がります。10℃以下になっても固まらなくても9、8、7、6℃になって固まれば、凝固温度の低下、もしかしたら何かが混入されている可能性もあります。品質をはかる第一条件。これは、ローズだけでなくすべての精油にかかわってくる問題ですが、消費者に見えない部分、水蒸気蒸留の技術にあるのではないかと思います。
15. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 23:23
同じ原料を使っても抽出される精油の品質は工業用にて香料産業や、洗剤に用いられるグレードのもの、また一般のアロマテラピーブランドに供給されるもの、医療用として飲用、塗布、経直腸されるものまで、様々となります。消費者には見えない部分ですから信頼あるブランドの精油購入することが重要ポイントです。ブランド(企業)の記述は信じないのも重要。後はやはりご自身の嗅覚を鍛え「偽」を嗅ぎ分けることです。これは本物を常に嗅いでいれば分かってくる一番有効な方法です。
16. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 23:31
長くなりました。すみません(^_^;)もう少し細かく解説したいものもありますが、ここではこの辺でヾ(。・∀・。)このところ世界のローズの基準となるブルガリアのローズが今年は少なく、またローズブームは日本だけでなく世界的になっています。本来は様々なブランドのローズを購入して凝固温度の十軒もしたいのですが、高価なのでお金が掛かりますよね(。-∀-)でもやってみたい!!それでは!!
17. Posted by アルモニ渥美   2007年03月23日 23:34
十軒→実験の間違いです
18. Posted by ローザ   2007年03月24日 00:50
ご回答ありがとうございます!          今日早速ですが、著者:佐々木薫『ブルガリアンローズ』を購入しました。  かなり詳しくローズオイルの事が書かれていて、勉強になりました(^^)v    さて、アルモニ様のご回答を読んでみて、結局は自分の鼻がたよりになるんですね(;^_^A        それから一つの成分の含有率だけでなく、全体のバランスが大切だということで。
19. Posted by ローザ   2007年03月24日 01:06
そのあたりもこれから勉強しなくてはφ(.. )    あともう一つ質問してもいいですか?       ローズの催淫作用の事ですが、ある本を読みましたところ、『ローズオットーよりもローズアプソリュートのほうが催淫作用が高く、これはフェニルエチルアルコールの含有量が多い為だと思われます。』と書かれていました。      媚薬?として使用したい場合、当然アプソリュートになってくると思うのですが、
20. Posted by ローザ   2007年03月24日 01:14
アロマの常識としてアプソリュートは使わないほうがいいとありますよね?  そうするとこの高い催淫作用を諦めざるおえなくなってしまいます。     香水や化粧品にはアプソリュートが使われているようなのですが、実際に毒性についてはどうなのでしょうか?          市販のローズ系の化粧品・香水は昔からバンバン使っていましたが、特別トラブルはおきなかったです。
21. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 01:33
ローザさま
早速読んでいただいたんですね〜!なぜメディカルアロマテラピーではアブソリュートを用いないかなのですが、例えば今世界にある食品添加物、石油系成分を食しても、使用しても、トラブルはすぐに起きません。しかし人類が誕生して何万年かわかりませんが、こういった人間の手で作り出した物を対処する機能は人間のDNAにはありません。だからこそ、現代の人間は様々なアレルギー(花粉、アトピー、食べ物など)が頻繁に現代病として
22. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 01:42
起きているのだと思います。太平洋戦争以降に生まれた食品添加物や石油系の物質は自分の両親が生まれた時代と合致します。その両親の時代からあらゆるものが自然からこういったものに入れ替わり、価格も安く安全性よりも便利、大量生産のものになりました。だから両親は小さいときは、自然のもの。成人してこういったものを使用。だから両親はスーパーのちらしで安いものを求めても自分自身にアレルギーはあまり起きません
23. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 01:49
しかし、こういったものを与え続けられた自分たちの時代には、少しずつ体内に蓄積されて、大きくなってからアトピーが出てきたり、花粉症など様々なアレルギーに悩まされることになります。今自分たちの時代が大人になり、生まれてくる赤ちゃんに出ているアトピーのいかに多いことか、この商売をしていると分かります。長くなりましたが、今の化粧品などもメーカー、消費者が即効性を求めるため、すぐに効果が得られなければ[だめな商品]というレッテルを貼られます。
24. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 01:56
安全性も同じでその時症状が出なければ安全なんだということになってしまいます。しかし使い続けることによって少しずつ体内に蓄積されて、その方の体調の悪いときや女性でしたらホルモンバランスが悪いとき、季節の変わり目などに、症状が出てくることがあるかもしれません。ところが少しずつ蓄積されていいきますので何が原因か分からず、原因不明ながらアレルギーやアトピー、またホルモンバランスが悪かったんだな!となってしまいます。
25. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 02:07
だからメディカルアロマテラピーでは、その時症状が出なくても、植物以外のものが混入され、成分構成が変わるということは、本来あるべき成分が減少、新たに増えてしまう成分がある。混入によって化学変化が起きているという事かもしれません。また残留がまのがれない、ことも踏まえてアブソリュートは本来のローズの成分構成とバランスがくずれた可能性があるかぎり使用しない!ということになります。本来の美容とは即効性の表面ではなくゆっくりゆっくり皮膚の細胞を作り変え、代謝を活発にしてターンオーバーによって表面に出てきたときに、どう変わっているかが重要なのだと思っています。
26. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 02:17
特に女性は皮膚浸透、皮膚吸収は重要で男性にはない、子宮という器官を持っています。成分は体内に蓄積しますが、皮膚内に蓄積されれば上記のように体調やホルモンバランスによってトラブルが起こる可能性もありますが、内蔵に蓄積されるのが一番怖いです。とくに子宮に蓄積されることは女性にとって…。これは個人的な意見ですが催淫作用に少々疑問をもっておりまして、人には好きな食べ物、香りはそれぞれ違います。
27. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 02:27
成分が体内に入って働くのと違って、香りは人それぞれ好みがあり、香りと脳との関係はこの成分では語りきれない部分があるのだと思います。例えばラベンダーはリラックスの代名詞ですが、もちろん嫌いな方もいます。その人はラベンダーの香りを嗅ぐことで、リラックスどころかストレスになります。香りの感じ方はDNAと関係しているのですが、長くなりますので省略しますが、嗅覚生理学を学んでいくと、香りはその国の宗教的背景、歴史、生活環境によって作用が変わるのではないかと
28. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 02:37
思うのです。香りの情報が大脳辺縁系に到達して作用するのと同じく、脳が香りの受容器である嗅粘膜にある嗅神経細胞に指令をだして香りの感じ方のコントロールをしていることもあります。この変を利用すれば、マインドコントロールによって香りを利用することもできます。もちろんアブソリュートの特定の成分が催淫作用に関与していることは否定しませんです。古くはクレオパトラ、ミロのヴィーナスなど欧州の貴族の女性が好んでローズの香りを身につけていた事実が女性の香りの代名詞となり
29. Posted by アルモニ渥美   2007年03月24日 02:46
いつの間にか催淫作用ということになったのかもしれません。でもローズの香りは素晴らしいですよね〜 催淫作用があってもなくてもアブソリュートにかかわらず、ローズにかかわらず、自分の好きな香りに包まれているときというのは、心身もキレイに、健康的になって催淫作用、媚薬となるのではないかと思っています。アロマテラピーの世界はどうしても神話に基づく部分もあり、日本人に合わない部分もあることは事実です。個人的な意見なのですが。またもっともっと勉強したいと思っています。宜しくお願いします。渥美でした〜!おやすみなさいまし

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