2006年02月16日

ラベンサラの学名、慣用名に関する問題

数年前からラベンサラという精油の学名に関する問題(Ravensara aromaticaという学名をCinnamomum camphoraに、慣用名もラベンサラからラヴィンサラに変更する)が取りだたされ、
各ブランドも学名、慣用名を変更したり、変更後急に変更前の名称を用いているブランドを非難するような文面も見受けられます。

そこでアルモニ、フィトサンアローム、輸入代理店としての見解を述べようと思います。
精油業界は利権がらみの勢力争いが常に付きまとい、急に買占めなどによるRosa damascenaやAniba rosaeodoraの流通が途絶えたりします。
また大きな資本に買収され、品質にこだわる理想よりも儲けに走ってしまっているブランドも出てきています。

ラベンサラ問題は、誰が、あるいはどの機関が言い始めたのか不明な形で徐々にヨーロッパにうわさが広がりました。そして、なんとなく名称を変更するべきではないかというあいまいな形で事態が進行しています。

フィトサンアローム輸入代理店のお話
(問題の背景になにか謀略的なものを感じている。
問題の発生、つまり火元がはっきりしないというのがいい証拠である。
謀略があるのかどうかはまだよくわかりませんが、初めのころはその精油を抽出していた植物の学名が変更になる、といううわさからスタートしました。
つまり何がしかの理由で、Ravensara aromaticaという学名をCinnamomum camphoraに変更する、というわけです。
植物の学名を変更することは実は大問題で、植物の学名を変更することができる機関は「国際植物学会議」のみで、
専門家の集まりであれ精油ブランドなど何であれ、勝手に学名を変更しても公的に通用するものではありません。
国際植物学会議の日本の窓口は筑波大学にありますが、問い合わせたところそのような変更の事実はない、という返事でした。)

そのうち、そのうわさは、Ravensara aromaticaと思っていた植物が、実はCinnamomum camphoraで、いままで間違っていた、というふうに伝わってきました。
勘違いだから訂正する、というわけです。

フィトサンアローム、輸入代理店としては今までと同じ植物からとった精油であることに違いはないというのであれば、ラベル表示を正せばいいだけのことと考えており、
既刊出版物もラベンサラを表示し、その成分なり効果なりが周知されている精油なのに、その学名や商品名、慣用名を「ラヴィンサラ」に変更して余計な混乱を生む必要はないのではないか。
PhytoSun'Aromsはラベルに、学名を「Ravensara aromatica」と「Cinnamomum camphora」を併記、慣用名にラベンサラとしています。
アルモニとしては現状に即した賢明な対応と考えます。
harmonieblog at 00:26│Comments(0)TrackBack(0)

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