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琴音

彼女がそこにいるのには理由があって②

21時40分に渋谷駅に着き、コンビニで飲み物と軽食とおやつ……または遊び道具になりそうな菓子を買い、彼に
「先にホテルに入ってお待ちしてもよろしいでしょうか」
とメッセージを送り、いつものホテルの部屋を選ぶ。

とても勝手なことをしているとは思うけれど、忙しい彼が時間通りに来ることは殆どないため、そうしても良いことになっていました。
選ぶ部屋の条件は2つあって、ソファーがあることと、お風呂(バスタブ)が大きいこと。 
ソファーは彼の場所であり、バスタブはいくつかある彼の好きなプレーのひとつの場だから。

部屋に入ると彼に部屋番号をメッセージで送り、鞄の中からバススポンジと小さなプラスティックボトルに入れた洗剤を出してお風呂に直行し、バスタブを丁寧に洗って流し、湯桶とシャワーヘッドもきれいに洗い、42℃で湯を張っておく。
合皮のソファーは厚手の消毒ウエットティッシュで丁寧に拭いて、ソファーの前の床も同じように拭いておき、ベッドライナーを中表に重ねて床に置いた。 そこが私の場所になる。


1時間ほど待っていたら、部屋のチャイムが鳴り、開けるといつものように大型のスーツケースを右手で引いた彼が入ってくる。


では、また次回に

そこに彼女がいるのには理由があって ①

どうも 琴音と申します。

おじさんとトリちゃんとのことを書いていた時には客人方にお声掛けいただくことが度々ありまして、本当にありがたく思っていたのですけれど…けっこうぶっつりと書くのを終えてしまい、つまんないのとか言われてそうですが、トリちゃんが喚きながら逝くようになる話はちょっとクッションを挟んでからにしようかと思っています。誠に勝手ながら。



ところで、ひとは出会いを探すとき、どんな風に探すのでしょうね。ネットとかかな?

私がハーモニーを探したのはある時渋谷でそれはそれは美しい女性を見てしまったのが理由のひとつ。

その当時私には長年のご主人様がいたのですけれど、その彼(所謂LGBTQの方のため彼と呼びますね。)が仕事のため欧州へ転勤になってしまい、
「君はしばらく他の人を探しなさい」と放り投げられてしまったのが始まりでした。

驚きと喪失感が強くてしばらくは何も考えられない状態だったんですが、縄や蝋燭や圧(肉体的やら精神的な)がないとたぶん死にたくなっちゃうんじゃないかしらと思えて、まずはネットで相手探しをすることにしました。

うーん、でもね…私が彼と初めてネットでやり取りをした時って実際にお会いするまでに3年かかっているんですよね。プレーもしたこと無かったですから、今のようにプレーの記憶がふと戻って体が勝手に揺れるようなこともないですし。

空白に耐えられるかしら…脳内がグツグツしていました。
そんな脳内会議について彼に報告というメッセージを送ったら、

「今夜22時に渋谷においで、少しは遊んであげるよ」

と、返事が帰ってきました。
うれションしそうになりつつ、シャワーを浴び、渋谷へ向かうのでした。


では、また次回に
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おじさんとトリちゃん⑫

あれから随分お日にちが経ってしまいましたね。いかがお過ごしでしょうか。


以前に書いたおじさんとトリちゃんと初めて会った夜のことは反省として未だによく思い出すことがあります。

トリちゃんの逝くって演技だったんじゃないかな、とか。

でも逝くもいろいろだから「ちょっと逝ってあげました」ってやつかなぁと気持ちをこなすことにしていたんですよね。

女性もいろいろだし、体感覚を共有することはなかなかないことかと。

その後も数ヶ月に1回のペースで呼んでいただいていたのですが、コロナウィルスのこともあり、会わずに今に至っています。

まぁ、あのお二人お互い遠慮しつつも欲には忠実ですから、離れないんだろなぁ。


さて、2月3月は毎年寒さで客人達が遊びたがらないのでこちらはひたすら縄の手入れをする時季なのですけれど、コロナ以降は長い蟄居のようになっていますね。
もう、ひたすら自縛ばかりですね笑。

もしかして縛りたい側の方も、このところは自縛で代用されているのかとそっと想像すると、いつものように仕事中にニヤッと笑えてしまいます。


では、またいつか
ありがとうございます。

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おじさんとトリちゃん⑪

とりあえず気持ちいいらしいポイントをひとつ見つけたので、次のことをやってみようかな、と、トリちゃんに肘掛け椅子に浅く掛けてもらい、椅子の足に彼女の足首を付けて、深紅の麻縄でややゆったりと縛ってみる。

「足、きつくはない?」

と一応聞くと、こくりとうなづくのがわかる。

足を開かせるように膝下も縄を施し、足と手の合計6箇所に縄をして、椅子の位置を調整して、おじさんと向かい合わせ1.3メーターくらいのところに決める。

おじさんのずらしていた目隠しを外すと、トリちゃんの姿をじぃっと見つめて綺麗だなぁって少しなのかすごくなのかよく分からないんですけど、嬉しそうに言ってましたね。

二人がバンテージテープ越しにお見合いしている間にバスルームへ行き、洗面器にローションボトルを雑に突っ込んで、熱めのお湯をその上から張って、それを持って大股で部屋に戻り、ボトルを湯の中でくるくると回して温度を馴染ませると、彼女の太股にローションをポタりと落としてみる。

「あッ……たかい」

ふぅん? で、気持ちはいいのかな?と聞いてみると、

「なんかやばいです」

ふぅん、やばいんだ? 続けてみるよ?
とだんだん足の付け根にまでぽた、ぽた、と落としていく。

「気持ちいぃ…」


少しずつ顔が右に左に揺れるのをみて、感じてくれているのかな、とローターのスイッチを捻って、落としたローションのあとをなぞってゆく。

「うぅん…あっ」

静かな部屋にトリちゃんの細い喘ぎが波紋みたいに広がっていきます。

手首を留めている縄にローターのコードを引っ掛けてクリのそばに当たるようにして、私の右手にローションを多目に乗せると、トリちゃんのおまんこにがっちりとひと塗り、したその瞬間、

「あぁっ!」

と、叫びながら腰をガクガクさせていて、なんだかボルテージ上がってきたみたいかな~と乳首にもローションを狙い落としてみたり、バイブにもローションを塗り、先っぽをゆーっくり挿入して、ゆーっくり引き出してなんてしていたら、

「あっ…いっちゃう…あー」

言いながら腰が数回跳ねて、軽く果ててしまった様子でした。


→では、また次回に

おじさんとトリちゃん⑨

駅でタクシーを降りて薬局へ寄り、ホテルの部屋に着いた頃には会った時から2時間が経っていました。


おじさんは遊びのおつかいで頼んだ数種類のアイスクリームを指さして、「ドライアイスなしだから溶けるよ?」と不思議そうでしたが、笑顔を返事代わりに返して、トリちゃんにシャワーを浴びて来てと伝え、買ってきた物を全てパッケージから外したり、持ってきた遊び道具なんかを出して美しく並べてみた。


おじさんは興味深い目でひとつひとつを右から左、左から右と見ていました。


普段ならこういったことはもう少しラフにしますけれど、相手にするひと達はノーマルさんですから、とにかく恐怖心を起こさせず、美しく魅惑的で…フェティッシュでないと、なんて勝手に神経質に思った訳です。

初めて会ったひとに余計な緊張をさせてしまうと、身体も心も開いてはくれませんでしょうから。



シャワーから出てきたトリちゃんにまた服を全て着てもらい、その間におじさんにシャワーに入ってもらい、わたしは髪を一纏めにして、服を脱ぎ、コルセットとショーツ姿になり、キャミソールを上に着けた。

トリちゃんを窓側の大テーブルに寝かせて、薄手のカーテンを3分の1ほど上げたところでシャワーから出てきたバスローブ姿のおじさんがやや緊張したような、または静かに興奮したような様子で近寄ってきたので、トリちゃんの寝そべっているテーブルから1メートルちょっと先の肘掛け椅子に彼女の方を向いて掛けてもらい、アイマスクをつけてもらいました。


さて、お遊びが始まります。


→では、また次回に