3年前の個展に出した作品だが、消さずに廊下の階段のところに飾っている作品。20号なので私が現場で描く作品としては大きいほうだ。 50号や100号を現場に持っていって描く人もいるがとても真似できない。よほど条件がよくないと風にあおられてしまう。最近では10号ぐらいがせいぜいだ。この絵は駐車場で衆人環境のもと描いた。観光バスから降りてじっと見つめる人やいろいろコメントされる人がいて集中が難しかった記憶がある。八ヶ岳なのだが、手前は牛首山が大半覆っていて、主峰赤岳は山頂くらいしか見えない。もう一度同じ条件で描ければ、山と雲の関係をもっと大胆に描きたい。


紅葉の八ケ岳 F20号
八ヶ岳の秋 F20