チャンピオン泣いたよ。泣きましたよ。
喜ぶフェラーリピット。ああまた1点差で逃したと思ったら、解説の片山右京が「フェラーリピットはわかっていない」と言ったのが聞こえて我に帰った。いつの間にかグロックを抜いて、ハミルトンが5位に入りチャンピオンが決定!マクラーレンピットが大喜びしている。
やった!やったあ!!マクラーレンからやっとチャンピオンが出たぞ。マクラーレンでは99年のハッケネン以来のチャンピオンである(私は鈴鹿でチャンピオン決定の場に立ち会った)。コンストラクターズは逃したけど、マクラーレンからチャンピオンが出たのは本当に嬉しい!
それにしても、今回のブラジルGPでのチャンピオン争いは凄まじかった。文字通り最後の最後、最終コーナーまでチャンピオンが誰になるかわからなかったシーズンは私の記憶にはない。波乱のシーズンにふさわしい最後のレースであり、チャンピオン決定の瞬間だった。
おめでとう!ハミルトン!!
ブラジル2予選の結果、PPは地元でチャンピオンを決めたいマッサ。ライバルのハミルトンは出遅れて4位だった。トヨタはブラジルでは速く、トゥルーリが2位に入って、これがレースにどう影響するか。スタート直前にいきなり豪雨が降り、10分間レース開始が遅れることとなった。雨は止んだが、まだ路面は濡れている。
そしてスタート。ハミルトンが遅れかけたが、何とか順位をキープした。ハミルトンを支援するコバライネンはアロンソに抜かれ順位を落とす。第一コーナーで地元のピケJrと引退レースのクルサードが接触して共にリタイヤした。

ブラジル18周目に入り路面は乾き始め、ドライタイヤに変えるタイミングが問題となってきた。まず、マッサが10周目にピットイン。マクラーレンはコバライネンからタイヤ交換に入ってきた。11周目にハミルトンがタイヤ交換に入り、すべての車がドライタイヤに交換した。ピットから戻るとハミルトン7が位に落ちてチャンピオンに黄信号が点る。しかし、ハミルトンはすぐに6位まで上がり、5位のフィジケラも抜いてチャンピオン圏内に入った。マクラーレンピットの美女も大喜びだ。

チャンピオン2一方、トップのマッサには、今年、一番飛躍したベッテルが、ファーテストを記録して猛追している。全く目が離せないレースとなった。30周目に各車最後のピットインを終えて、依然としてハミルトンは5位をキープしている。51周目残り20周目に、2回目のピットインを先伸ばししていたベッテルが、給油とタイヤ交換を行い、ハミルトンは4位に浮上しチャンピオンにまたひとつ近づいた。
残り15周というところで、ベッテルは、今度はハミルトンに猛追してきた。残り8周で何と雨が降ってきた。こんな微妙な時期にベッテルがハミルトンがしかけてきた。ハミルトンがタイヤ交換を行い、何とかベッテルの前に出たが、トヨタのグロックがタイヤ交換をしていないのでギリギリの5位である。ベッテルがプレッシャーをかけてくる。さあ残り3周で順位を守れるか。
しかし、残り2周でベッテルに第一コーナーでハミルトンをオーバーテイクした。ああチャンピオンが・・・
ベッテルを抜かせないと思ったら、最終コーナーで速度が落ちていたグロックを抜いてハミルトンが5位になり、ハミルトンが史上最年少チャンピオンとなった。

ハミルトンとマッサのチャンピオン争いは、富士で自爆合戦があって、該当者なしにしたいという声もあった。しかし、このブラジルGPの二人の争いは歴史に残る激戦となった。今の私は二人はチャンピオンにふさわしいという感想を持った。多くの人もそう思っているだろう。それにしても今年のF1は最後の最後の最後の最後まで面白かった。来季もそうなることを願おう!