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悔しいけど、いいレースだった!
奇跡を信じて、挑んだアブダビGP。ハミルトンは優勝することはできずチャンピオンはレッドブルのベッテルとなった。今季はFダクトをいち早く取り入れるなど戦闘力の高いマシンに恵まれ、優勝や1−2フィニッシュを幾度と無く決めた。しかし、タイトルはレッドブルに持っていかれた。来季もハミルトンとバトンでマクラーレンは闘うと思うが、バトンには特に奮起して欲しい!
激戦となったアブダミGPを振り返ろう。
何も失うことがないハミルトンが予選スーパーラップで、ベッテルに続く2位。
スタートではベッテルを追い越すことはできないが、3番手にバトンが好スタートで続いた。スタート直後にシューマッハがスピンで事故で、冒頭からSCが入る波乱の展開である。5週目にレースが再開したが、ハミルトンがベッテルに仕掛けた。その後、ベッテルが他のドライバーより一秒速いラップを記録し、ハミルトンとの差を広げる。12周目にウェバーがいち早くタイヤ交換しが、アルグエルスワリにひっかかりタイムロスする。そのウェバーを意識してか、続いてアロンソがタイヤ交換し、ウェバーの前に戻った。しかし、これが大きなミスでアロンソは11位に沈み、チャンピオンが難しい展開となった。アロンソもあせり、前の車と接触しそうになる。そうするとウェバーが差を縮めることとなった。

そんな中、24周目にハミルトンがタイヤ交換する。それを見てか、次の周にベッテルがタイヤ交換した。ハミルトンは、ルノーのクビサにひっかかりベッテルとの差が広がってしまう。この時、中継ではマクラーレンのピットには、ロン・デニスの姿が映っていた。
40周目にバトンがタイヤ交換し、ハミルトンの後ろに戻る。マクラーレンファンとしては、早くクビサがタイヤ交換に入れと願う。アロンソも同じルノーのペドロフに引っかかり苦戦している。47周目ようやくクビサがタイヤ交換で、ペドロフの前に戻り、アロンソはますます苦しい展開となった。
この時点で、ハミルトンにとっては、首位を走るベッテルもそうだが、アロンソが7位なのでチャンピオンは厳しい状況となった。このままの展開でベッテルが優勝し、彼がチャンピオンとなった。ハミルトンの史上最年少チャンピオン記録を塗り替えた。

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ハミルトンは敢闘の2位。バトンは3位という結果となった。マクラーレンはコンストラクターズチャンピオン2位となったが、来季こそはチャンピオンを取りたい!今季のマクラーレンは頑張った!!みんなありがとう!!!

ルイス・ハミルトン
「いい形で今シーズンを終えることができたよ。僕たちが2人とも表彰台に上がって、コンストラクターズチャンピオンシップでも2位を獲得できたことは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチーム全員にとって最高の功績だよ。レース序盤はセバスチャンのペースについていくことができたけれど、ピットストップの後でロベルトの後ろになってしまった。彼をパスすることは不可能だったよ。彼は全くミスをしないから、セバスチャンへのアタックを再開することは不可能だった。でも、モーターレーシングは時々こうなるものなんだ。チームはシーズンを通して懸命にプッシュしてきたから、みんなを誇りに思うよ。でも、今はもう来年のことを考えている。僕たちのクルマがもっとよくなれば、シーズン最初のレースから最前列で戦えると思う。2011年シーズンがスタートするまであと15週間だけど、そんなに早くこないよ!」

ジェンソン・バトン
「F1にとってエキサイティングな1年だったね。新しいワールドチャンピオンのセバスチャンも含めて、アップダウンが激しかったよ。でも、彼は本当に才能あるドライバーだから、十分にこの成功に報いている。新しいチャンピオンや、2008年のワールドチャンピオンであるルイスと一緒に表彰台に上がることができて嬉しいよ。今日の最大の目標は、コンストラクターズチャンピオンシップで2位を獲得することだったんだ。楽に達成できたよ。1年を通して、とても上手くいった日曜日を何度か経験しているけれど、厳しい土曜日もいくつかあった。それについては、冬の間に努力するつもりだよ。でも、全体的にボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームとの最初のシーズンには、とても満足している。チーム全員に感謝したいよ。期待していた通りにはならなかったけれど、いい日もたくさんあったし、2011年に向けて役立てることができる経験をたくさん積むことができたよ」