
乗りたいね。
東北新幹線の最新鋭車両E5系「はやぶさ」が今日5日に営業運転を開始した。JR東日本が新幹線に新車両を導入するのは実に14年ぶりである。新青森−東京間を毎日2往復、仙台−東京間を1往復する。はやぶさは振動や騒音を低減させるため、先頭車両のノーズ部分が低くとがっているのが特徴である。それにしても長い鼻である。娘に悪いことをすると、あの鼻に縛りつけると言ったら、あれはトンネルの衝撃波を緩和するためだと反論された。恐るべしharu娘。

「はやぶさ」の最高時速はN700系と並ぶ国内最高の300キロで、東京−新青森間が3時間10分で結ばれ、平成24年度末までに時速320キロまで引き上げられる計画である。
注目は、特別座席「グランクラス」である。
「グランクラス」は先頭車両に18席のみに設置し、豪華な本革製シートに弁当や飲み物の提供が受けられる。人気が殺到し、前売り開始と同時に初日分は約20秒で売り切れ、ここ1月は全列車満席である。
JR東日本は、こういう特別なサービスが苦手だ。
対照的にJR九州の特急には列車ごとのきめ細やかなサービスが得意である。東日本も、会社発足当時は、在来線特急などで、3列グリーン車、液晶テレビ、専用のアテンダントなどの列車ごとの特別なサービスを行っていたが、どちらかというともてあまし気味で、程なくアテンダントもいなくなり、装備もみんな普通のグリーン車に改造された。東日本全体でもグリーン料金も下げて、普通車よりやや広いぐらいのサービスとなった。在来線特急の中には、グリーン車の設定さえないものもある。これは、東日本の場合、乗客数が多く、特殊なサービスがしにくいという事情がある。
そんな東日本が、このような特殊で高付加価値のサービスを提供するのは驚きであり、また、長続きするのか不安である。考えてみれば、東北新幹線の乗客数というのは、それほど期待できるものではなく、その中では、こういうサービスは継続できるかもしれない。大丈夫だと思うが、無くならないうちに乗ってみたいものである。