March 2006

『ブロークバック・マウンテン』4

羊がすごかった・・・・・(小学生並みの感想)

いや、でもあんなに沢山の羊を見たのは初めてだ!
水のように、雲のように、もこもこもこもこもこ・・・
あれを管理するのはさぞかし大変だろうなぁ〜


『アカデミー賞』の三部門に輝いたこの作品ですが、
できればそういう前提なし見たかったなぁ、と。
先入観があると、どうしてもナナメに見てしまうから。

同性愛に偏見はないのですが、ちょっと物足りなかったのは
“切なさ”。
肉体関係にもつれ込むのが早くて、あれれ?と思ってしまったのでした。。。

そのあとは切なかったですけどね。。。
時代背景は残酷だ。

みんな傷つけて、傷つけられて
そしてあのラスト。。。。

ああいう悲劇が今だって繰り返されていると思う。
マイノリティーの悲劇。

心に“もやぁーん”という気持ちを残す
良質な作品でした。

頭痛の特効薬

離任式が終わったとたん、緊張から開放されてか
頭痛に襲われました・・・・

薬を飲んだのですが効かず、寝るわけにもいかないし。

我慢しながら仕事を続け、昼休みに少し読書をしました。

・・・・ら。
治りました〜(☆∀☆)キラーン

もしかして、本物の活字中毒?
忙しくて本を読まなかったから頭痛?

んなわけないかー。

でも、とりあえず良かったです。
「頭痛のときは読書」ですね。


今日は、6時から送別会です。
もう一度挨拶がありますが、職員だけなのでまぁなんとか。。。



今日読んだ本は、伊坂幸太郎著『魔王』
とってもタイムリーでスタイリッシュな小説でした。
ただ、最後まで読むと少しがっかりするかもしれません。
キーワードは“考えろ!”です。

この小説の続きも、きっと私たちが“考える”べきものなんですね。
政治とか憲法とかに考えを持っている人は必読です。

『アンフェア』なのは誰か。。。。5

久々にドラマの話題です。

一回一回感想を書くのも面倒なので、最初しか書いてなかった
この『アンフェア』なドラマ・・・・。

でも、もちろん全部しっかり見ていますよ!!!
(火曜日は夜外出することが多いので、ちゃんと録画してチェック!)


久々に本格サスペンスだわ〜。
最初は「篠原さんが主役」というだけで見ていたけれど、
犯人がわからなすぎて面白い〜☆彡

最近のサスペンスは(2時間ドラマしかり)わかりやすすぎて。


アンフェア3


来週はついに最終回。

あぁ、犯人は誰なのかーーーー。


予想?

うーん、怪しいのは
「三上」?
「安本」?
そして大穴で
「安藤」?・・・・・これは、「だったらヤだな」系ですが。


でも、雪平さんの過去の事件が絡んでるとは思うんだよね。
ってことは「安本」さんかなぁ。。。
でもなぁ。。。。

あー、2日後が楽しみです。

『スキンケアの真実 美肌ルネッサンス』5

美肌ルネッサンス昨日買った本です。
ます、タイトルがいい!
『ルネッサンス』ですから。

佐伯チズ先生の本は色々読んで研究していましたが、
ちょっとここにきて浮気心が・・・(*ノω<*)

と、いうか、科学的根拠のある美肌本もめずらしいなーと
思って、前々から気になっていたのです。


で、読んでみて。
唖然としました。

己の愚かさを知って愕然としました。。。

書かれてあることは、ある意味当たり前なんです。
でも。
メディアの情報に流されまくっていた私は、
そういう基本のところをすっかり忘れていた、というか、
洗脳されて忘れ去っていた・・・・と、いうのが
正しいところ。

チズ先生のおっしゃることと同じところもあれば
ちょっと違うところもあって。

ようするに、この本も一つの情報として取り入れるべきだと
思いました。
一つのものだけを見ていては、正しい判断はできません。

自分にあった化粧品を捜し求めて、日々うろうろしている方
必読です。
ほんとに。

\1300です。
高い化粧品を購入する前にこの本を!!


美肌ルネッサンス―スキンケアの真実

ISBN:4087747301
出版社:集英社 (2006-02-28出版)
著者:吉木 伸子
販売価:\1,365(税込) (本体価:\1,300)
内容:
オイルクレンジングで毛穴の汚れを落とす。
乾燥肌にはまず化粧水をたっぷりと。
化粧品はとにかく無添加を選ぶ…etc.あなたのお手入れは間違いだらけ!?皮膚科医が最新医療技術をふまえて語る、肌が本当に欲していること。

第1章 基礎化粧(化粧品とのつきあい方;洗顔とクレンジング ほか)
第2章 食と美容(美しさの基本は「食」にある?;風呂の功罪)
第3章 アンチエイジングの罠(肌の老化;アンチエイジングとは)
第4章 ストレス、ホルモン、アレルギー(目には見えない美肌の敵―ストレス;大人のニキビはなぜできる? ほか)
第5章 プチ整形(プチ整形の実態とは;美容皮膚科の選び方 ほか)

簡単で美味いものシリーズ5

昨日に引き続き、今日も、夕飯はちゃんと作ったはるです(*´ー`)

でも、簡単なものしか作りませーん。
そしてスーパーの今日の特売品を使うことが条件!
今日の特売品は、“豚挽き肉”でしたー!

そして、作ったのは、「油揚げ肉詰め味噌風味」。
油揚げ肉詰め

豚挽き肉に、
しょうが・ねぎ・しょうゆ・
みそ・たまご・片栗粉を入れてまぜまぜ。
それを油揚げにつめて焼くだけ〜♪

ホラ、簡単('ω'*)アハ♪

油揚げがパリッとしているうちに食べましょう。
美味でごじゃりまするぅぅぅぅ

『力道山』4

土曜日の昼下がりの映画館。
狭い劇場におばさま・おじさまたちがみっちり。。。。

香水とナフタリンと加齢臭でしんどかった。

ちょうど、私の祖父母の世代のヒーローなんですね。
私は名前と“すごく強い人”という知識しかなくて、
ちょっと気後れしました。
もう少し勉強してから見るべきでした。

構成からしても、「知っている」ことが前提だったような。
なので、何も知らない私が見ると
“え?ちょっとこの性格は・・・どうよ”と思ってしまって。

ただのヒーロー伝になっていないというところでは評価できますが、
ちょっと悪い人すぎたかな。
もちろん、実際のところはわかりません。

わからないのは私だけではなく、実際謎の多い人だったそうです。
また、その謎がカリスマたる所以なのかもしれません。


強さ=正義ではないのね。(あたりまえだけど)
彼は正直すぎたんですね。
偽善より正直を選んだ男。

ちょっとその不器用さが『ウォーク・ザ・ライン』のジョニー・キャッシュを
思い出させます。
最近の事実を元にした映画は、“母性本能をくすぐる男”そして
“凛とした女”にあふれていますね。
時代性かなぁ〜。



ともあれ、『力道山』のことをもっと知りたくなる映画ではありました。
演じたソル・ギョングの演技は圧倒。
あれをみるだけでも、この映画を見る価値ありです。
韓国の俳優パワーはすごいです。
でも、美しく儚く、でも芯の強い『綾』を演じた中谷美紀も素敵。

ひとつだけケチをつけるとすれば、ソル・ギョングの発音・・・・・・

『その人、独身?』酒井順子著5

その人独身
またまた、彼女の著作物を
手にとってしまった私。

オビには「負け犬、実践編。」
・・・・実践してどうする・・・・。

でも、やっぱり面白いんだよなぁ〜。
(しみじみ唸っている場合じゃない)

共感度数が高すぎて
「あるある、わかるわかる、そうそう」
って1人でニヤニヤしながら読んでいました。

だって
「それでもパンツをはいています」の章なんて、
“同じことを感じている人がちゃんと存在する!!”と
感激してしまうくらいですから(重症)

タイトルだけ見ると“なんだ?”って感じでしょうが
けっこう切実な問題なんだな、コレ。

「ひびかない上にローライズからもはみ出さず、かといって
機能性だけが整っていればいいというわけではなく
万が一見られてもオッケーという見場を兼ね備え、しかし
相手を萎えさせてしまうようなあまりに扇情的なデザインではなく
清潔感が漂い、しかし当日は白いパンツをはいていきたいので
白いパンツでは透けてしまうし、だからといって最も透けない
色とされているベージュは最もダサい色でもあり・・・・などと
考えるうちに、
“私がはけるパンツは一体どこにあるというのか?”と
逆ギレしそうになる」(本文抜粋)

男性にはわからない心理だろうな。
爆笑しながらも、深くうなずく私。

そんなこんなで、また「酒井順子ワールド」にはまってしまいました。
もともと、『週刊現代』に連載されていたものなので
もしかすると男の人にも受け入れられるかも。
「負け犬」の心理を知りたい男性の方は必読です。


その人、独身?

ISBN:4062129884
出版社:講談社 (2005-06-27出版)
著者:酒井 順子
販売価:\1,575(税込) (本体価:\1,500)
内容:
負け犬、実践編。
何となく独身、いつまで独身?
「三DK」の負け犬に親しみ深い常套句
社会の縮図・合コンで思い知る負け犬の現実
男女二人きりでも誘われなかった「琉球事件」
つまらない男に我慢ならないという哀しみ
グラビア女王と自分の共通点
ブランド犬を飼う負け犬の「余った愛情」
男は知らない バレンタインの「苦労と意味」
オヤジ心で男子大学生を見守る
同窓会における負け犬と勝ち犬の「共存」
女子アナとスチュワーデス、所有される勝者
祇園における、年齢別衣装のシビア度
女性の「こんなの初めて!」を信じるべきか?

『はるがいったら』 飛鳥井千砂著5

はるがいったら
好きです、この姉弟。

私がそうであるからか、けっこう
“姉弟モノ”には弱いのですが、
それを差し引いても、この姉弟は
好きです。

お姉さんは完ぺき主義(強迫神経症まではいかない)
弟は感情のぶれが小さい(何でも“そんなもんかな”で納得)
2人とも、どこか少しだけずれている。
ずり落ちそうになりながら、ギリギリのところで留まっている。

だけど、ここまではいかないにしても
誰しもそんな部分は持っているし
全部ではないにしても
共感するところはあると思う。

お姉さんの完ぺき主義、すなわち「他人にも厳しい態度」は
けっこう嫌う人がいるかもしれない。
でも。
私はそのストイックさに憧れる。
着道楽で、スタイルを維持するために努力して、
お弁当もちゃんと自分で作って・・・・。

“自分が”できないからこそ、憧れる。
そして“自分が”できないからこそ嫌悪する。
他のところのレビューなんかを見ると、
人間の二面性を感じずにはいられません。

大きな事件は何もない。
小さな日常の積み重ねの中に、小さな事件がおきて
小さく自分が変わる瞬間がある。

そんな小説。

『小説すばる新人文学賞』前回はダメだったけれど
今回はなかなか良い作品だったなぁ、と思いました。


はるがいったら

ISBN:4087747921
出版社:集英社
著者:飛鳥井 千砂
販売価:\1,365(税込) (本体価:\1,300)
内容:
気が付けば他人のファッションチェックまでしている、完璧主義者の姉。
何事も、そつなくこなすが熱くなれない「いい子」な弟。
二人の間に横たわるのは、介護され何とか生きる老いぼれ犬。
どこかが行き過ぎで、何かが足りない姉弟の物語。
第18回小説すばる新人賞受賞作。

『ナルニア国物語』4

原作は、4回読みました。

20年前に母が買った本が、実家にあるのです。

1度目は小学生のころ。
2度目は中学生のころ。
3度目は高校生のころ。
4度目は短大生のころ。

なぜ4回も読んだのか。

・・・・・・それは
“面白いと思えなかったから”(*ノω<*)

なぜ、こんなにも本が大好きな私が
“名作”と呼ばれるこの本を楽しめないのか。

それが悔しくて読み返していたのです。
時間がたてば、理解できる日が来るのかと思って・・・。


結果。

最後まで、面白いとは思えませんでした。。。


要は、ファンタジーが苦手みたい。
『ハリーポッター』もダメだったもの。
(3Pで挫折した)
なんというか、あまりにも現実とかけ離れていると
“何でもありの世界は卑怯だ!”
と思ってしまうらしい・・・・。
想像力が貧困なのかも。(ノω=;)。。。

で、映画なら・・・と思って見に行ったのです。

うん。
映画なら大丈夫でした。
なんというか、頭の中だけで成立していた世界が
映像となって目に映るというのはそれだけで感動です。

しかも、あまりにもイメージ通りで。
タムナスさんなんか、微妙にいやらしい感じが
するところまでイメージどおり(笑)

白い魔女も、いかにも“悪者”って感じが良かった!

ルーシーちゃんは、なんとなく“奈良美智”さんの描く
女の子のイラストに似ています。

ピーターくん。。。。
無条件に好きです。何でだろう。
生理的に受け付けないタイプっているけれど、
彼は生理的に受け付けるタイプ(笑)
彼を見るために、次回作も見る羽目になりそうです。。

アスランさまも、なんでライオンなのにあんなに
優しくカッコイイのか・・・・・。


4回も読んで好きになれなかった物語が、
ようやくここにきて好きになれそうです(*´ー`)

『いじわるな天使』 穂村弘5

いじわるな天使


待望の復刊です!

最近は女性誌なんかにも
なぜかよく顔を出す「穂村弘さん」。

本業は「歌人」のはずなのですが、
エッセイがすごく面白いです。
爆笑です。

でも、この本はファンタジー・・・・童話。
しかも、ブラック。
ブラックコメディ童話(そんなジャンルはあるのか?)

タイトルがまたいい。
『いじわるな天使』そのままです。

笑えるものではないのだけれど、ウィットにとんだ話が
すごく魅力的です。
帯には
『わおぉ、こんなにこわいコメディーは初めてだ!』
by一青窈
と、あります。

足元を救すくわれてみたい人、必読です(笑)


いじわるな天使
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kakuharu

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