ｗｏｒｋ : ひびにっき

ｗｏｒｋ

Jan14

新年早々アレですが。

早くも１月も半分終わり…
なんてこった。

昨年のまとめもしないままに、着々と
時間だけが過ぎていく。

正月は新しい実家にて、まったり過ごし
床暖の進化に感激しまくり、
広々お風呂に入りびたり、
アパートに帰れなくなりました。

パートナーは、締め切り間近の論文に追われ
なぜか私まで一本書くことになり、
読まなければならない本が手元に山積み。

ひとつ終わって、また一つ。
読書は尽きることがありません。

で。
今日はその論文の資料を探しに、某図書館へ足を運んだのですが、
（予想していたとはいえ）
もー
がっかり。

専門職が非正規であるということは、こういうことなのか、
ということを嫌というほど思い知ったのでした。

某統計データを求めて、相談カウンターに行ったのですが
そこにいらした「司書」という名札を付けたお姉さま、
２度ほど館内電話で問い合わせをした挙句
「うちの図書館にその資料はありません」

！？

えーと、
私も１０年のキャリアがありますので
その資料がどの冊子に載っているのかくらいは知っていたのですよ。
ただ、
載っている媒体が「冊子」だったため、一応、他に載っている
「本」がないか確かめようと聞いたのに。

ちなみに、ちゃんとそのデータが載っている「冊子」は
その図書館にありました。

私が学生の時には、
「レファレンスの時は、何を目的にその資料が必要なのか
ちゃんと利用者に尋ねること」

「レファレンスの内容は、紙に記入し、同じ質問があった時に
素早くこたえられるようにファイルすること」

「どんなデータでも“本に答えられないものはない”ことを
大前提にすること。見つけられない場合は、『ない』ではなく、
『すみませんが、見つけられませんでした』ということ」

「とにかく書架を見ること。パソコンや他人の頭の中を頼らない。
自分の足で探すこと」

これを叩き込まれたけどなぁ。

非正規にこういうのを求めるのは酷なんだろうか。

でも、ちゃんと「司書」というプレートを付けて、
文献検索コーナーにいる以上、
たとえ、答えにはたどり着けなくとも
やるべきことはちゃんとやってほしかったなぁ・・・・

Dec7

マイノリティとマジョリティ

とある研修会で、点字図書館を訪問。

行くまえまでは、
「身近に目が見えない人はいないし、
今の仕事にも直接関係ないし
ちょっと退屈」と、あからさまにやる気のない感じ。

しかし。
実際、
点字を打つ道具で、コツコツコツコツと、一文字ずつ丁寧に
打っていく作業をしていく中で、発見することがたくさんありました。
（そして、説明してくれた係りのお姉さんの可愛らしさにやられましたｗ）

「読む」と「書く」では、左右が逆になること
（打ったものを裏返して読むからね）
裏表印刷（？）が可能なこと、
漢字がないので膨大な量の文字数になること、
ＰＣの発達が大量生産を可能にしたこと、
絵図を表した「点図」があること、
点字本は市販されていないこと、
ほとんどがボランティアの手によって作成されていること、
ボランティアも一年の養成講座を受けないとなれないこと、
週刊誌（女性〇身）も点字化されていること、・・・・・

そして、
そういう表面的なこと以外にも、
音声というものがあっても、文字で「読む」文化が必要とされていること、
その点字図書館にすら足を運ぶことが困難な非バリアフリーの現状、
ボランティア養成講座が平日開催で若い人がかかわれない現状、
ＰＣが使えるかどうかで得られるものに雲泥の差が出ているデジタルディバイド、
施設設備の老朽化・・・・・
など、ふだん、マジョリティの文化に隠れて見えない様々を
少しだけですが垣間見ることができました。

いかに、そういう不自由さや困難さに無関心であったか。
いや、
自ら目を閉じて見ないようにしていたか、を突き付けられた気がします。

ジェンダーやロスジェネの問題に対して、
当事者としてマイノリティの側にいるものだと思い込んでいた自分。
それは一方で真実だけれど、それゆえに、
さらに奥深いマイノリティの存在に対しての視点を忘れていたのかも。

ＰＣソフトがあれば、簡単に点訳できるのなら、ぜひ！と
思ったけれど、聞くところによると、人名や地名の読み間違いが
絶対にないように、ものすごく気を遣って作業していらっしゃるとか。
そうですよね、
唯一の情報源が間違っていたら、読んだ人は間違った情報を
訂正されるすべもないまま取り入れることになるのですものね。

・・・・一時の感情で、お遊び程度にかかわるのは思考停止のなせるわざ。

自分が「見えない」文化に対してできることは、
今の現場で、今日学んだことを発信していくこと。

さて、明日は早速、特別コーナーの設置にとりかかろう。

Oct9

ふるほんいち

今日は、快晴のお空のもと、
古本市へと参加させていただきました。

映画祭とのコラボでしたので、市民会館の前の広場での開催。

思ったよりか、人は少なかったのですが
年齢、性別、国籍問わず
様々な方たちとコミュニケーションできて
興味深い体験ができました。

でも、出店してしまったせいで
一番見たかったドキュメンタリーが観られなかったのだけが
とっても悔しかったのです。

そして、
あまりの天気の良さに
今更、日焼けの被害に遭い、顔が・・・・・・・

まだまだ日焼け止めが必要な季節です。

私の本はなかなか売れなかったのですが、
隣のブースのパートナーの本がバカ売れ。

ドキュメンタリーを見に来る人たちのハートをがっちり鷲づかみする
素敵なラインナップだったようです。

客層を読むのは大事ですね。

Sep27

非正規の若者たちの居場所づくりvol,3報告&vol,4告知

9/21の非正規の若者の居場所づくり=ぷれ・カフェvol,3は、
台風のさなか、江南公民館にて催されました。

(台風なのにもかかわらず)参加者は6名。
お足元の悪い中、ご参加いただき本当にありがとうございました。

この日の話題ひとつ目は、
「孤独に戦っている私たちの仲間に声を届ける」ための冊子について。

タイトルは、『ハタラクワタシ』に決定!!

原稿も続々集まり、40ページほどの分量の予定。

労働組合の方からのQ&Aコーナーあり、ブックガイドあり、エッセイあり、
読み応えたっぷりの一冊になりそうです。

10月上旬発行予定。乞うご期待!

みんなで原稿の校正作業もしたのですが、
「Q&Aコーナー」を読みながら、主催者が一言。

「この原稿をもらった時に労組の方が
『労働相談って結局、自分の現状把握をすることに終始するんだよね』と
言っていて、それってつまり、
労働問題は“自分で自分の雇用状況をちゃんと把握していない
ことから生じる”ってことだよね」

そうか。
一同納得。

最初に交わした契約書をよく確認すること、
わからないところはちゃんと説明してもらうこと、
すべて書面でかわすこと。

そういう基本的なところをちゃんとしておかないと、
後で不利な状況に立たされるのは雇用される側のみ。
危機意識をしっかり持つことが、働くうえでは本当に大事なことなのです。

そして、本日のテーマトークのお題は
『好きを仕事に、の落とし穴』。
・・・不穏なお題です。

最初に紹介いただいたのが、

搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)
著者：阿部真大
集英社(2006-10-17)
販売元：Amazon.co.jp
クチコミを見る

社会学者が、自らバイク便ライダーを体験して
フィールドワークをした結果見えてきた
「労働の搾取」という構図。

バイク便ライダーは、この地域ではお見かけしませんが、
都会では重宝されているお仕事。
バイクが好きな人は、趣味を仕事にできる憧れの職業でもあるそう。

でも。
「好きである」からついつい一生懸命働いてしまうのが人というもの。
それをいいことに、雇う側は低賃金で労働者を使い捨てにする、という
構図がそこにはあるのでした。

「好きだから」ついついワーカホリックになってしまう。
「好きだから」ついつい文句も飲み込んでしまう。

著者である、阿部真大は「仕事に生きがいを求めるのは危険」と
はっきり言い切ります。

しかし一方、
同じ社会学者の本田由紀は

軋む社会---教育・仕事・若者の現在 (河出文庫)
著者：本田由紀
河出書房新社(2011-06-04)
販売元：Amazon.co.jp
クチコミを見る

この本の中で、
「なぜ若者は不安定な仕事にハマるのか」という問いに対して
①趣味性(自分の好きなことを仕事にしてしまった人)
②ゲーム性(雇われ店長-ノルマの達成をゲームのゴールと重ねてしまう)
③奉仕性(ヘルパーなど、人間相手の仕事)
④サークル性(居酒屋など、同じ年代同士の仲間感覚のある仕事)
の、四つの要因が重なると、落とし穴にはまってしまう、といいます。

阿部真大は「好きなことを仕事にしてしまったら
ワーカーホリックになってしまうのは仕方ないこと。
だから、好きを仕事にはしないで、趣味は趣味として分けて持っておくのが大事」
といい、
本田由紀は「企業のたくらみで搾取されているのだから、
好きを仕事にしてもちゃんとやっていける仕組みを企業が作るべき」
といいます。

同じ社会学者でも、見る角度がまるで違うのは面白い。
さて、あなたはどちらを選ぶ??

私自身、「好きを仕事に」してしまった人間。
しかも、③奉仕性のとってもある仕事なので、
気づけばアンペイドワークをよくやってしまっている状況なのでした…

でも、たしかに「人」相手だと“ついつい”やってしまうのが
人情というかなんというか。
そこを雇う側の都合のいいように使われるのもなんだか悔しい。

多少働きすぎても、「やりがい=正当な報酬」があれば、
それは本当に素晴らしい働き方だと思うのですが…

私はやっぱり「好きを仕事に」やっていきたいな。

次回、ぷれ・カフェvol,4は、
10/1(土)14:00～江南公民館

内容は、
「冊子の組み作業!!!」
とにかく人手が要ります!

お友達などお誘いの上、ぜひぜひご参加ください～～～

Sep23

わたしのしごと

本来の仕事での、
半年間にわたる連続講座が、ようやく終了しました。

大勢の人の前で話をするのは苦手なのですが、
今回は最後ということで、
たくさん伝えたいことがあり、
緊張とかためらいを振り切って、
ちょっとだけみんなの前で、話をさせてもらいました。

「みんなが半年間、本当に頑張っていたので、私も影響されて
140冊もの本を読んでしまいました。
きっと、一人では達成できなかったことと思います。

この講座に期待することを一番最初に話したのだけれど
覚えていますか?
「みんなの目が輝く瞬間を見たい」
その願いは達成されたように思います。

目が輝く瞬間=従来持っていた自分の価値観がひっくり返る瞬間のこと。

本をちゃんと読んで、自分なりにレポートをまとめていく過程で
きっとそれが体感できたのではないのでしょうか。

世の中には、「それっぽいこと」があふれています。

少年犯罪→凶悪化している!
不登校、ニート→悪いこと!
教育格差→本人の努力が足りない!
ダイオキシン→とんでもなく怖いもの!!

こういう言説が、いかに不確かなものであったのか、
今の皆さんにはよくわかると思います。

テレビに出てくるよくわからないコメンテーターとやらの、
いい加減なコメントを鵜呑みにするのではなくて、
自分できちんと本を「複数冊」読んで、検証すること。
その大切さを知ってほしかったのです。

私がよく読む本の著者に、森達也という人(ドキュメンタリー映像作家)が
います。
彼がよくするたとえ話をしましょう。

ここにコップがあります。
これ、正面から見ると、どんな形をしていますか?

そう、長方形、四角です。

では、これを横にして、底を見てみましょう。
どんな形をしていますか?

そう、丸、です。

四角と丸。
どちらも正しい。
どちらもこのコップの『正しい』カタチなのです。

「物事」というのは、すべてこのコップと同じ。
一方から見れば、四角で、もう一方から見れば丸。
どちらもけっして間違いではありません。

たとえばそれは人でも同じです。
「ワタシ」を例にしてみましょうか。
みんなから見て私は、
「偉そうにペラペラしゃべるおばさん」でしょうけれど、
プライベートで会う友達からは
「どちらかというとおとなしい人」といわれます。
物事にも人にも、いろんな側面があるのです。

どちらも正しい=唯一絶対の答えがない、ということです。

でも、
四角と丸と、併せて考えれば、コップの形が推測できますよね。
あるいは、
斜めから見ても、立体的な形がわかると思います。

だから、
この講座でしてきたこと=物事をいろんな視点で眺めてみる
この作業は何をするにしても大事なことなのです。

世の中は、「唯一絶対の答えがない問い」にあふれています。

脳死を人の「死」とするのか、否か。
死刑をこのまま続けてよいのか、否か。
原発をすべて停止するのか、否か。

みんながディベートでやってきた論題は、
すべて、
みんながこれから社会の中で生きていくうえで
考えていかなくてはいけない問いなのです。

自分とは関係ないことなんて、一つもありません。

明日、身近な誰かが脳死状態になってしまうかもしれない。
今、この中の誰かにフラれた逆恨みで、男子高校生が乱入してくるかもしれない。

それは、絶対に起こらないことではありません。
私たちは、いつだって『当事者』になりうる存在なのです。

大学に入ったからといって、それで終わりではない。
大学を出ても、就職できないかもしれない。
なりたくないと思っていても、フリーター、ニートになってしまうこともある。

当事者になった時に、
四角と丸と、片方しか知らないのと、
両方知っているのとでは、全く対応が異なると思いませんか。

どうか、これまでの講座で学んだ知識、そして『視点』
これを忘れないで、
これからの人生をよりよく豊かに過ごしていってください。」

最後には、受講生から
「あまりにも厳しくて途中で辞めたくなったけど、
続けて最後までやってよかった。厳しさの意味が最後にわかった」
「図書館と司書の存在が大切だと思った」
「受験のためにやっていたけれど、講座のおかげで進路が変化した。
よかった」

さまざまな感想をもらいました。

今年は、調査研究の対象となっていることもあって
いつもの年よりも丁寧に、手間をかけてやったので
私も受講生も本当に大変だったのです。

でも、苦労した分、得られるものも大きかった。

愛情べったりの関係性ではなくて、
相手に対する尊敬と信頼で続いていく関係。
それが私の求めていたもだと、初めて自覚できたのもおおきかった。

プロフェッショナルでありつづけること。
それは、
自分自身常に学び続けること。

常に知識を更新し続けて、利用者の信頼にこたえ続けること。

受講生たちの頑張りから、私自身たくさんのものを得た
半年間の充実した講座でした。

Sep15

非正規雇用の若者たちの居場所づくりｖｏｌ．３告知

お次の
非正規雇用の若者たちの居場所・・・
通称「プレカリアート・カフェ」
略して「プレカフェ」は、

９月21日（水）１９時～
場所は前回同様、江南公民館です。

内容は、
テーマトーク、ブックトーク

そして
前回の話の中で決定した、「冊子作り」についてです。

この冊子というのは、
職場での理不尽な出来事を吐き出してもらうため・・・・・
ではなく、
（それも含めて、ですが）
同じ仲間がここにいることを知ってもらうため、
そして、
いろんなエピソードや具体例を通して
どのように自分の身を守っていけばよいのか、を
知るための一助にしてもらう、というのがコンセプトです。

ですので、
労働関係の本の紹介や、
実際の労働組合の方が答えてくれるＱ＆Ａコーナーなどなど
内容は盛りだくさん。

来月発行予定です。

そして、
板チョコ一枚で編集長を引き受けてしまった私。

校正、編集作業に追われる日々。

しかし、まだタイトルすら決まっておらず
前途多難でございます。

Sep5

非正規雇用の若者たちの居場所づくりｖｏｌ．２　報告

９／３の非正規雇用の若者たちの居場所づくり
＝プレカリアート・カフェは
（プレカリアート＝不安定な働き方をしている労働者）
７名の参加をいただきました。

今回はテーマとして、
「そもそも、何で私たちはこんな状況に
追い込まれているのか」という問いを立てて、
社会的背景から、その原因を探っていきました。

社会的背景、なんていうととっても難しくて
自分のこととは直接関係がないと
思ってしまいますが、そんなことはなくて。

結局、今現在、非正規雇用がこれだけ増えているのは
（男性の若者の2割弱、女性の若者の５割以上が
非正規雇用　02年度総務省統計データより）

個人の能力とか資質の問題だけではなく、
企業とか政策とか人口とかグローバル化とか
いろんな理由が絡んでいるんですよ、ということを
社会学の研究者である主催者がレクチャー。

「日本的雇用」＝終身雇用、年功序列賃金、企業別組合という
雇用体系が９５年にはすでに崩れていて、それなのに
わたしたちの中には、まだその日本的雇用こそが
「正しい・理想的な」モデルとして残っている・・・・
理想と現実のギャップが、格差と生きづらさを生んでいるのです。

そういうことを知らないでいると、
「正規になれないのは、自分の能力がないからだ」とか
「いつまでもパラサイトしている自分はダメなやつ」だとか
どんどん自分を追い詰めて、
苦しくなってしまいます。

今は、正規職員だからといって
日本的雇用が守られているわけでもありません。
あたりまえにブラック企業が存在し、
ワークライフバランスなんて夢のまた夢。

団塊世代の「常識＝正社員」を真に受けて、
それと違う生き方＝負け、
という価値観にとらわれるのではなく、
私たちは、私たちなりの価値観と生き方で
新しい世界を自分たちの手で
作っていかなければならないのです。

と、いうことで、
それについてもっと詳しく知りたい方への
本も紹介いただきました。

『新しい労働社会』岩波新書
海外の柔軟な労働モデルから、自分たちの価値観がすべてではないことを知る１冊。

新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書)
著者：濱口桂一郎
岩波書店(2009-07-22)
販売元：Amazon.co.jp
クチコミを見る

『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』日本図書センター
学校から仕事へ移行するシステムの不備と本当の「キャリア教育」を知る１冊。

若者はなぜ「就職」できなくなったのか？―生き抜くために知っておくべきこと (どう考える？ニッポンの教育問題)
著者：児美川孝一郎
日本図書センター(2011-02-18)
販売元：Amazon.co.jp
クチコミを見る

フリートークも盛り上がり、30分も時間オーバー。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

次回は、第三水曜日、19時からの開催です。

Aug29

非正規雇用の若者たちの居場所づくりｖｏｌ．２告知

非正規雇用の若者たちの居場所づくり

第２回目が

９月３日(土)１４：００～１６：００
江南公民館にて開催されます。

内容は、

・テーマトーク
・フリートーク
・ブックトーク
・冊子作りについて

を予定しています。

前回は８名の参加をいただき、いい感じで話ができました。

職場の愚痴ももちろん、
でも
それだけじゃなくて、
そこから私たちが何をしていけるか、
建設的な話ができればいいな、と思っています。

まずは、
仲間と楽しく話をしてストレス発散させながら
明るい未来と自分たちの権利のために
仲間を増やして「居場所」を作っていきましょう☆

もちろん、
途中からの参加、途中までの参加もＯＫです。

参加いただける方は、９／１までに
メッセージにてご連絡いただけると助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

Aug18

非正規雇用の若者たちの居場所づくりｖｏｌ．１

８月１７日、
新しい事業
「非正規雇用の若者たちの居場所づくり」が
スタートいたしました。

第１回目の参加者は、男子４名、女子４名の計８人。
（主催者含む）

年齢は、２０代前半から３０代後半まで、
職業も農業系から公のお仕事までさまざまです。

それぞれに、職場での居場所のなさや
労働条件に対する不安や不満、それを口に出す場所すら
得られないでいるという悩みを抱えています。

まずは自己紹介と、それぞれの現状を
（支障のない範囲内で）話し、今疑問に思っていることなどを
ざっくばらんに出し合いました。

「不満は持っているけれど、小さい職場なので
おかしいと思っても絶対口に出せない」

「嫌だと言ったらクビになるとわかっているから何も言えない」

「同じ立場で愚痴を聞いてくれる人がいない」

主催の側も、専門家ではないので、すぐに明確な答えが出せる
わけではありません。

でも、
みんなで話題を出しあったり聞きあったり、
そして、法律が絡むことは、知り合いの組合の方に
相談していくこともできます。

そういう場所がある、というだけでも
ずいぶん心持は違ってくるものではないでしょうか。

まだまだ始まったばかり。
少しずつ仲間を増やし、知識を増やし、
みんなで「居場所」としての足場を作っていきたいと思っています。

次回は
９月３日（土）１３時～
場所は未定ですので、決まり次第こちらにてお知らせいたします。

内容は、
労働に関する本の紹介と、冊子作りについて、です。
（輪を広げていくために、冊子＜労働に関するフリーペーパー＞を
作ってみようということになりました）

非正規に限らず、職場での悩みをお持ちの方、
一緒に集って解決への道を探ってみませんか？

お気軽にご参加ください。
心よりお待ちしています。　

Aug12

またまた告知です

学習会の最終回も無事に終わりました。
（ちゃーんとひとりで３０分しゃべったぞ）

５回で計５０人以上の参加をいただきました。
本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

あとは、映画の公開を待つのみ、と思いきや。

次なる事業が１７日よりスタートいたします。

内容は・・・・・

「非正規雇用の若者たちの居場所づくり」です！！

就職氷河期と言われた時代からこれまでずっと、
若者の就職口が減っている一方、
非正規のカタチで働いている人たちがどんどん増えています。

悪いのは本人ではないのに、
「ニート」「フリーター」という名称が外からつけられ、
労働条件もろくに知らされないまま
悪条件の中で働いている人たちがいます。

あるいは、
職場と家との往復の単純な毎日に生きがいを感じられなかったり、
将来に対する漠然とした（けれど大きな）不安を抱いて
眠れない日々を過ごしている人も・・・・

言ってしまえは、それは私の１０年前の姿。

と、いうことで、
そんな人たちが気軽につながって、話をして、
困りごとの解決の糸口になったり、
将来への希望を見いだせる居場所、を作っていくことにしました。

毎月、第３水曜日（19時～21時）＆第１土曜日（13時～15時）に
市内公民館などで開催いたします。

第1回目は、8月17日（水）19時～
場所は、江南公民館です。

もちろん、参加費無料。
秋には、労働組合の方をお招きしてのお悩み相談も開催する予定です。

連続の会ではないので、ご都合つくところで参加ください。

いろんな職業の方とつながって、いろんな出会いや発見があると
それは「生きやすさ」につながる大事な資源になると思います。

お問い合わせはメッセージにて。
いろんな方にお声掛けいただけると幸いです。

ｗｏｒｋ

kakuharu