ココロノボスさんからご紹介がありました。

三丁目が戦争です

これを小学校3年で読んだとおっしゃるココロノボスさん、いい頃合いに読まれてますよねえ。こわかったでしょ、この本。
筒井康隆の「三丁目が戦争です。」という本は、戦争がどのようにして起こるのかを子どもに伝えるのにとてもわかりやすい小説です。そしてその悲惨さも非常にリアルに子どもに伝わります。

はじめは近所の団地の男の子対住宅地の女の子に分かれての喧嘩でした。しかも女の子の方が怖くて強い!はじめ、突然襲われて負けてしまった男の子は代表の女の子のところへ行って抗議さます。口論になり、はじめ優勢だった男の子は女の子に爪で引っ掻かれて、泣いてしまいます。まけて、傷だらけで帰った男の子の母親が今度は怒りだし、抗議をしたことで、大人の問題へとすり替わってきます。団地対住宅地の住民という構図で対立していくのですが、お互いの嫌がらせ行為が徐々にエスカレートしていって、火炎瓶や爆弾を使うようになり・・お母さんもお父さんもみんな死んでしまう・・それも手や目玉がバラバラになっちゃうようなむごたらしい死に方!(何という話だ!!)
一応小学校低学年の読み物です。(1971年発表)

最後の章で「どちらにしようか」というお話が出てきます。
こんなおはなしは読まなかった方が良かったかもしれない。こんな残酷な終わり方じゃなくもっと明るい話にしましょう。と作者は語ります。

ここより抜粋
74ページからは読まなかった事にしてください。そしていよいよ、戦争が始まりそうになったとき、団地の人も、住宅地の人も、お互いに、わるかったと気がついて、仲直りをしたことにしましょう。〜中略〜え、なんですって。そんなことになはずがない、ですって。そうです。そうですよね。戦争はいつも残酷なものです。だから、そんな、明るい終わり方になるはずがないのです。ではやっぱり74ページから後も読んだことにしてください。え、それだと残酷すぎるんですか。困りましたねえ、ではいっそのこと、皆さんのすきな方をえらんでください。それならいいでしょう。
〜中略〜戦争というのは、もとはといえば、本当につまらない、ちっぽけなことがきっかけになって、おこってしまうのです。おまけに戦争が好きな人がいてこういう人が、どうもこまりますね。戦争の嫌いな人だって時にはシンスケ君のように、かっこいいなどと思うことがあるくらい何ですからね。
みなさんも、少しくらいは、そうおもってるんでしょう。こまるんですよ、そういうのが。ほんとに、こまるんですよ。


これを書いてる途中で、しろまあもさんのコメントが入ってました。

>話が通じない人とどうやって上手くやっていくかも、次の課題としてあってもいいと思うのですが。あとは戦い・・・では、ちょっと早すぎる気がするのですが。

そうですね、お玉のコメントに難あり・・でした<(_ _)>

でもなぜかそういう傾向にありますよねえ・・「戦い」といってもいわゆる暴力行為のことではないんですけど、多少の思想の違いがあってもそこをどう折り合えばいいのか、の努力をしなくなってしまえば、「戦い」になるように思える出来事をちょっと垣間見ていたもので・・ついね、(^^;)

あ、そう見えたのはあくまでもお玉の私的感想、きっと誤解だろうと思ってます。

とか何とか書いてるうちに・・・ココロノボスさんからコメントが来ました。

>すべての人間が同じ方向を向き、それが「正義」となってしまった時、違う方を向いている少数が「異分子」として弾圧されるのだと思います。金子みすずの詩のように、「みんな違って、みんないい。」お互いの異質な部分、違った肌の色、宗教などを理解しようとつとめ、尊重しあう事が、戦争をなくす第一歩だと思います。人間同士の間には壁もありますが、相手に対する感情移入で、その壁は少し低くなります。個人的に付き合うと、民族や宗教の壁はほとんど感じません。道に迷った時は、自分も相手も「楽でシアワセ」な方向を、選ぶだけです。簡単な事です。

まったくもう!管理人より明らかにいいことを言ってくださいます。みんなにTBしちゃいましょう。(^_^)v

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