アンドリュー・スタントン

2008年12月26日

【映画】ウォーリー

ピクサー制作の映画「ウォーリー」を見てきました。

予告:


公式サイト:
WALL・E/ウォーリー

ピクサー制作らしく、とても安心して見ることができ、そしてやはりインパクトのあるアニメーションでした。予告でなんとなくどんな映画で、どんなキャラクターが登場しそう、というところまでは予想できると思うのですが、この映画の終盤は、予告ではとても予想できないような、それでいて納得ができるものでした。

CGのレベルはもう最近の映画は、すべて何も言うことはありません。すごいという言葉さえ出てこず、普通の感覚で見ることができます。ただ、やはり緻密に描かれたその映像には目を見張るものがあります。この映像をカメラで撮ったのではなく、一から描いていったのか、と。しかも、ピクサーの映画全般に言えることなんですが、絵がとても愛着がわくもので、見ていて微笑ましくなります。意外と、ここがクリアできているかどうかでストーリーに入り込めるかどうかに影響してくるのではないでしょうか。

そして、そのストーリー。ネタバレにつながるのであまり多くは語れないですが、僕はとても素晴らしく感じました。映画の中でエコなどの社会的メッセージを込めると、嫌らしく感じるときもあるのですが、「ウォーリー」に関しては、まったく嫌みではありませんでした。さすがアンドリュー・スタントン監督、そしてジョン・ラセター。

あと、映画の最初に本編とは関係のないアニメーションが挿入されています。これがまた良い味を出している。こういうところも含めて非常に完成度の高い映画だと思います。ピクサー、本当に素晴らしい。

harubon8 at 00:59コメント(0)トラックバック(0) 
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