2024年10月08日

秋、ケンタロー帰国。そして「春犬バンド」ライブあります!

2024年10月8日

live2024


今年は3月にアルバム「すきときらい」をリリース。
伊藤圭子さんの「納税者になりたい」願いをかなえるべく、
作詞家としてデビューしてもらい。
みなでイベントを作り、
たくさんの方に協力してもらって
7月15日「出会ってくれてありがとう」を
船堀タワー小ホールで開催。
まずは、動き始めました。

まだまだ、これからこの「すきときらい」の
世界を世に広めていこうと思っているところです。

そして、この秋もコントラバス奏者スズキケンタローと
私ピアノ中村尚子の「春犬バンド」
三か所でライブやります。

「音による映像詩」と形容されることも多い
春犬バンドのライブをどうぞ心と体で
味わいにきてください。

ゲストに門間裕治さん、柳家小春さんの参加も予定しています。

それぞれの公演の予約フォームはこちらから!

【日時】11月8日(金)
【会場】仙台 Mondo Bongo
   open 18:30 start 19:30  / ¥3,000 (+order) 
【予約・問い合わせ】TEL 080-3336-8102
仙台市青葉区一番町4丁目4−36
ファーストワンビル3F
ゲスト:門間裕治(sax)

**********************

【日時】11月10日(日)
【会場】古川 Jazzgrace 山のお家
    宮城県大崎市古川清滝字山崎56-8
open 13:30  start 14:00 / ¥3,000
email: jazzzzzzzz.event@gmail.com
ゲスト:門間裕治(sax)
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【日時】11月11日(月)
【会場】小岩 Live Cafe  BACK IN TIME@Tokyo
 open 19:30  start 20:00 / ¥3,000(+order) 
【予約・問い合わせ】TEL 03-3659-0351
ゲスト 柳家小春(vo)
【アクセス】
JR小岩駅徒歩5分
東京都江戸川区南小岩8-16-4 


*****************


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2024年03月07日

再掲『カトマネが名言を・・』4.18ライブ情報を更新しました!

2024年3月7日

(2024年1月23日の内容を少し更新しました)
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                        ジャケット制作 ウメチギリ

先日、ご近所のサロン「トポス」で
オーナーの白根良子さんとカトマネと私で
今回のCDの展開に関するミーティングをしていた際に、
カトマネが言った言葉。

『自分たちは音楽だけ売ってるんじゃないんだ。
自分たちは「ものがたり」(ドラマ、ストーリー)を売っているんだ』。

「ほ〜〜!なるほど。上手いこと言うね」と白根さんと私。

「売る」なんていうとお金にいやしいみたいに
思われてしまうかもしれないけど・・・。
詩人だって音楽家だって社会で生きるための糧は必要だ。

この「ものがたり」には実際にひとや時間やリアルなお金、
私たちからすると結構な元手がかかっています。
なぜだか私がやりたいと強く思ってしまったから、
「えいっ」と、
カトマネを巻き込み、
賢作さんに思い切って話をし、
覚悟を決め一つ一つ問題と相談しながら、
また勢いももって進めてきたんです。

まず、「ものがたり」の中から生まれてきたこのCD、
圭子さんの詩も中身の音楽はもちろん、
楽しいし、美しい。

この「ものがたり」に詰まっているのは、
今ここに至った伊藤圭子さんの生きてきた時間や思考。
彼女のご両親の思い行い。
高津陽子さんが「みんなの楽校 ポランの広場」で
長く続けてこられた行いと思い。
谷川賢作さんのこの企画に二つ返事で受けてくれた勢いとやさしさ。
柳家小春さん、鈴木絵麻さん、安井希久子さん、小美濃悠太さんの
音楽で応じてくれる行い。

圭子さんの「私も納税する人になるんだ」に
私ならどう応えるか?
圭子さんの詩は私のずっと言いたかったことで、
その詩に音楽を作ることで作者が著作権を持ち、
作品が聞かれることで権利収入の機会を作れるかもしれない。
音楽するしかできない私のやれることはこれかもしれない。
というアイディアも、「ものがたり」の一部。

「ものがたり」を支えてくれているのは、
圭子さんの周りでヘルパーさんや多くの
手伝ってくださるひとたち。

昨年5月17日えどがわさんしょうがいフォーラムの
イベントで演奏してくれた「船堀ベース」のメンバー。
ジュンちゃん、良子さん、田中ヤスさん。
今年7/15のイベントには、
さんしょうがいフォーラムさんが協力してくださるそうです。
代表の杉さん、ありがとうございます。

今、ご自分のサロンでCDを試聴を協力くださり、
今後のこと一緒に考えてくれているトポスの白根さん。

中身が伝わる音を録ってくれたエンジニアの菅原さん。
賢作さんと古くからお仕事してこられたピアノのメカニックの辻さん。
レコーディングの風景を撮影してくれたのんくんこと鈴木士宣さん。

圭子さんの世界をちぎり絵でジャケットにしてくださった
ウメチギリさん。

デザイナーの小田島さん、CDの制作会社BOOTROCKスタッフのみなさん。

もうすぐ完成品がやってきます。
みなさまにお礼申し上げます。


みなさんとの「ものがたり」、ここから出港ですね。

多くの方に届けます。

そうそう、「ものがたり」たくさん売って、出資した分回収しないと!


ご予約お待ちしております!

3月1日公式リリース。

4月18日 K★Rings
 CD「すきときらい」発売記念ライブ


【日時】2024年4月18日(木)
     Open 18:30 Start 19:00
【場所】南小岩 バッハザール
    〒133-0056 東京都江戸川区南小岩
    6丁目27−15 The Dome 池田ビル4F

今回がレコーディングメンバー全員が揃う
K★Ringsライブとなります。

K★Rings

★谷川賢作  ピアノ/ピアニカ
★中村尚子  ピアノ
★鈴木絵麻 ボーカル
 ★柳家小春 ボーカル
 ★安井希久子 パーカッション
 ★小美濃悠太 ベース

*会場内は禁煙です。

【アクセス】





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2024年03月01日

まずは完成!『すきときらい』本日リリース㊗

3月1日
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とうとう作品がCDアルバムになりました!
2022年の7月に動き始めた
『伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト』が
姿を現しました。

詩も音楽も素敵なものが生まれ、
アートデザインでウメチギリさん
ちぎり絵でめちゃくちゃ可愛いものができました!

どうぞ、このKeikoring(圭子さん)の世界、
みなさん楽しんでいただきたいです。

特設サイトできました!
もちろん購入ページから購入できます。

ライブのご案内などもありますので、
こちらもよろしくお願いします。

先週、2月22日(木)先行販売もかねて小編成でのK★Ringsのライブを
行いました。
『Keikoring(伊藤圭子)の世界を歌う』
  柳家小春vo.鈴木絵麻vo.中村尚子pf.

圭子さんとヘルパーさんも参加。
バックインタイム@小岩にたくさんご来場
ありがとうございました。

シークレットゲストで谷川賢作さんにも来ていただき、
温かい時間を過ごすことができました。

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2024年01月23日

『伊藤圭子さんの作品に曲を作る』カトマネが名言を言った!?

2024年1月23日

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                        ジャケット制作 ウメチギリ

先日、ご近所のサロン「トポス」で
オーナーの白根良子さんとカトマネと私で
今回のCDの展開に関するミーティングをしていた際に、
カトマネが言った言葉。

『自分たちは音楽だけ売ってるんじゃないんだ。
自分たちは「ものがたり」(ドラマ、ストーリー)を売っているんだ』。

「ほ〜〜!なるほど。上手いこと言うね」と白根さんと私。

「売る」なんていうとお金にいやしいみたいに
思われてしまうかもしれないけど・・・。
詩人だって音楽家だって社会で生きるための糧は必要だ。

この「ものがたり」には実際にひとや時間やリアルなお金、
私たちからすると結構な元手がかかっています。
なぜだか私がやりたいと強く思ってしまったから、
「えいっ」と、
カトマネを巻き込み、
賢作さんに思い切って話をし、
覚悟を決め一つ一つ問題と相談しながら、
また勢いももって進めてきたんです。

まず、「ものがたり」の中から生まれてきたこのCD、
圭子さんの詩も中身の音楽はもちろん、
楽しいし、美しい。

この「ものがたり」に詰まっているのは、
今ここに至った伊藤圭子さんの生きてきた時間や思考。
彼女のご両親の思い行い。
高津陽子さんが「みんなの楽校 ポランの広場」で
長く続けてこられた行いと思い。
谷川賢作さんのこの企画に二つ返事で受けてくれた勢いとやさしさ。
柳家小春さん、鈴木絵麻さん、安井希久子さん、小美濃悠太さんの
音楽で応じてくれる行い。

圭子さんの「私も納税する人になるんだ」に
私ならどう応えるか?
圭子さんの詩は私のずっと言いたかったことで、
その詩に音楽を作ることで作者が著作権を持ち、
作品が聞かれることで権利収入の機会を作れるかもしれない。
音楽するしかできない私のやれることはこれかもしれない。
というアイディアも、「ものがたり」の一部。

「ものがたり」を支えてくれているのは、
圭子さんの周りでヘルパーさんや多くの
手伝ってくださるひとたち。

昨年5月17日えどがわさんしょうがいフォーラムの
イベントで演奏してくれた「船堀ベース」のメンバー。
ジュンちゃん、良子さん、田中ヤスさん。
今年7/15のイベントには、
さんしょうがいフォーラムさんが協力してくださるそうです。
代表の杉さん、ありがとうございます。

今、ご自分のサロンでCDを試聴を協力くださり、
今後のこと一緒に考えてくれているトポスの白根さん。

中身が伝わる音を録ってくれたエンジニアの菅原さん。
賢作さんと古くからお仕事してこられたピアノのメカニックの辻さん。
レコーディングの風景を撮影してくれたのんくんこと鈴木士宣さん。

圭子さんの世界をちぎり絵でジャケットにしてくださった
ウメチギリさん。

デザイナーの小田島さん、CDの制作会社BOOTROCKスタッフのみなさん。

もうすぐ完成品がやってきます。
みなさまにお礼申し上げます。


みなさんとの「ものがたり」、ここから出港ですね。

多くの方に届けます。

そうそう、「ものがたり」たくさん売って、出資した分回収しないと!


ご予約お待ちしております!

3月1日公式リリース。直前にライブやります。

日時:2024年2月22日(木)
   19:30 Open 20:00 Start
会場:Live Cafe BACK IN TIME@Tokyo
   〒133-0056 東京都江戸川区南小岩8-16-4  
    TEL&FAX 03-3659-0351
    https://www.facebook.com/backintimetokyo
料金:2500円 +オーダー
『Keikoring(伊藤圭子)の世界を歌う』(予約フォームへ)
 柳家小春vo.鈴木絵麻vo.中村尚子pf.
江戸川在住で重度障害ながら自立を目指し
一人暮らしされている伊藤圭子さんの詩9編に
谷川賢作さんと中村尚子が曲を作り、アルバムを制作しました。
アルバムタイトル「すきときらい」。
3月1日公式リリース目指してます。
アルバムでヴォーカル担当してくれたお二人を招き、
ピアノとのデュオという編成で収録曲を演奏いたします。




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2024年01月15日

『伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト』もうすぐCDとして完成します。

2024年1月15日

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新年がはじまり、2週間が経ちました。
いきなりの震災。
世界では、ずうっと戦争が続いている。

インターネットが普及しなかった昔だったら、
今ほど情報が入ってこなかったころなら、
自分たちの環境でのふさわしい新年の過ごし方が
行われていたことでしょうね。
小正月とか旧正月とか・・かわいい行事があったなあ。

そんなささやかな幸せが、なんだかちっぽけなものかと
思ってしまいそうになる、
私のいま生きてる「いま」を眺めています。
結構な時間、ずうっと不安を抱えている。

昔から、何かおかしいと感じていることの正体が何なのか?
ずうっと考えながら過ごしています。

その、もやもやしたものに今私が取り組んでいる
「伊藤圭子さんの作品に曲を作る」は
明らかに関係していることが明確になってきました。

私にとって言葉にするのが難しいことを、
障害者として生きてきた伊藤圭子さんが作る「作品」は
とても見事に表してくれている。

正直に白状すると、
はじめて、彼女の作品を展示会場でみたとき、
「障害のあるひとがPCを駆使して文字を打ったり、
イラストを描けるようになるって素晴らしいな。
努力されたんだなあ」としか思わなかった。

私もよくする錯覚、
ワープロで打たれた文字の中身を読まずに、
見た目は美しい、ということに。

障害のある人にとっての行いの意味より、
普通に礼儀正しそうに見える作品だったので、
中身に注目していなかった、私。

どれかを選んで音楽を作ってみようか?という企画があり、
はじめてきちんと向き合い、
声に出してみるということを始めたら・・・。

「これは私が言いたかったことが書かれている」
ということに気づくことになります。

「すきときらい」

      詩 Keikoring(伊藤圭子)

ニンジンきらい

タマネギきらい

でも

カレーは

とても好き

好きも
嫌いも

あなたが
感じている

大切な心だよ
*************

あとは勝手に曲が出てきました。
ピアノを弾きながら確認しながら声に出してみた。
涙・・。


2024年1月15日現在、CDのジャケットデザインや
盤面デザイン、ライナーノーツを制作中。

関連ライブの告知です。
===================================
日時:2024年2月22日(木)
   19:30 Open 20:00 Start
会場:小岩 バックインタイム
料金:2500円 +オーダー

『Keikoring(伊藤圭子)の世界を歌う』
柳家小春vo.鈴木絵麻vo.中村尚子pf.

江戸川在住で重度障害ながら自立を目指し
一人暮らしされている伊藤圭子さんの詩9編に
谷川賢作さんと中村尚子が曲を作り、アルバムを制作しました。
アルバムタイトル「すきときらい」。
2月上旬完成目指してます。

アルバムでヴォーカル担当してくれたお二人を招き、
ピアノとのデュオという編成で収録曲を演奏いたします。


★★★アルバム情報★★★

タイトル:『すきときらい』
作詞 :Keikoring(伊藤圭子)
作曲 :谷川賢作 中村尚子
演奏者:谷川賢作pf. 
    中村尚子pf.
    鈴木絵麻vo.
    柳家小春vo.
    安井希久子perc.
    小美濃悠太cb.elb.

収録曲名:01.すきときらい(プロローグ)
     02.にくまん
     03.最強は・・・ナミダ
     04.Indigo Blue
     05.がまんの夏〜ゴロゴロすいか〜
     06.おしゃべり
     07.キセキ
     08.pipi de chat
     09.やかんっっ!
     10.あしあとつける
     11.すきときらい(エピローグ)
     12.夜を守る

2023年5月9月小岩オルフェウスにて収録
エンジニア:菅原直人
ピアノ調律:辻秀夫
ジャケットデザイン:ウメチギリ
プロデュース:加藤利之

ご予約お待ちしてます!

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2023年10月20日

今年も『春犬バンド』のライブあります!

10月20日

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今年もスズキケンタローの帰国ができました。
去年、コロナ禍が一応落ち着いたということで
ようやく戻ってくることが叶ったケンちゃん。

一年ぶりにまた一緒に音を出します。

フランスにいる間も、zoomで話したりしていて、
お互いの特徴を生かした音楽づくりの相談をしてきました。

近いうちに、『春犬バンド』4thアルバム制作も果たしたいと思います。

去年、ライブしていて思った「音のありかた」の考えが
やはりケンちゃんとは近しいなとの思いが増してる最近です。

今年は、小岩バックインタイムを11月2日
仙台と大崎で門間裕治さんsx.をゲストに迎えライブします。

また、追記いたします。






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2023年10月16日

『伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト』マスタリングしました。

10月16日

録り終えミックス作業した12曲を
音の仕上げ作業であるマスタリングを15日
小岩のオルフェウススタジオで行いました。

エンジニア菅原さんが今回も素晴らしいお仕事してくれました。

今回のアルバムの演奏者は
歌を鈴木絵麻さん、柳家小春さん、
ベースに小美濃悠太さん、
パーカッションに安井希久子さん、
作曲とピアノなど谷川賢作さん、と私。

他、伊藤圭子さんとヘルパーさん、
さらに応援のみなさんにも参加してもらったり・・。

同じピアノを2名のピアニストが弾くこと、
歌い手が2名いる、
などバランス調整はきっと難しいのだろうと想像します。

しかし、ミックスルームで流れてくる音が美しい!

そして、曲を並べる作業と曲間調整を行いました。

乞う、ご期待!


写真は9月4日の2度目のレコーディング日。
圭子さんがスタジオに来て収録に参加、
その後ミックスルームでの様子です。

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2023年10月06日

『伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト』レコーディングまで終わりました!

10月6日

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『伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト』が進行中です。

10月6日現在、アルバム収録の全12曲のレコーディングと
ミックス作業が終わったところです。

江戸川区在住で重度障害を持ちながら自立し、
一人暮らし(多くの支えてくれる方とのコラボで成り立つ)を
何年も成功させている圭子さん。

彼女のエッセイも素晴らしく、書道作品や作家として魅力的。
私が出会った「にくまん」という作品、そのほかたくさんありますが、
声に出して読んでみたら、とても驚きました。
普遍的で深い内容だったのです。

昨年2022年5月に行われた「ポランの広場」高津陽子さん主宰のコンサートで
彼女の作品に曲を作ったことをきっかけに、
一緒に共演してくださった谷川賢作さんと一緒に
アルバムを作ることを思いつきました。

同年7月同じく「ポランの広場」関連のミニコンサートで
賢作さんとご一緒したとき、思い切って打ち上げ場所デニーズで
お願いしてみました。

賢作さんを前に、私一人でプレゼンするのでは心許なく、
ウチのカトマネと共に、友人の良子さんも同席。

企画には二つ返事で引き受けてくださった賢作さん。
さすがだなあ、と感動。
しかし、CD制作までは「?」な雰囲気でした。
「You−Tubeでいいんじゃない?」

もちろん、今はCDが売れないと言われて久しく、
音楽家が発表の仕方に苦労しています。
まして、賢作さんのような多作な方の実感でしょう。
でも、CDがあったほうがいいと私は考えます。
圭子さんにとっては一作目だから。

私がいまひとつ賢作さんに説得できず、
要領を得ない状態だったのをみかねた

カトマネがひとことで、
「圭子さんは納税する人になりたいそうです」
と。
「うん、わかった。やろう」
と賢作さん。

ここから始まったプロジェクト。


また、続き書きます。

圭子さんのご自身のエッセイの中より

〈私らしい未来の夢〉

私は生きている最後の日まで、未来があると信じている。
これから私は年齢を重ね、体がもっと動かなくなると思うが、
まだまだ私の興味は止まらない。
 重度の障害があっても、さりげなく仕事がしたい。
自分のできることで収入を得られる自分になりたい・・・
すぐ「そうだ!できないんだからもらおう!」と思ってしまうが、
ほしい物は自分で獲得する・・・実際に実現できるかは予測不能、
しかし、いつまでもそんな気持ちを忘れたくない。
 もちろん、人とのつながりも、これからも私の宝物にして楽しく生きて行きたい。

毎日支援してくれる人、物に感謝しながら。」2015



圭子さんのFacebookの投稿より 2023.03.25

【けーこりん お仕事をして税金払うぞプロジェクト°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°】
最近知り合いになったピアニストのしょうこさんが、
私の絵はがきのポエムに曲をつけて下さいました。
CD化を目指して進めています。
どんな作品になるのか、しょうこさんの世界とのコラボが楽しいので、
きっと聞いている人も一緒に笑顔になる作品になると思います。
マネージャーさんも、わかりやすくやさしく私に説明してくれてありがたいです。
販売イベントもやる予定です。
私の社会進出する日も近い!・・・還元できる夢の現実(^^♪
税金払うぜよーーーー(∀`*ゞ)テヘッ」


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2023年01月13日

伊藤圭子さんの作品に曲を作るプロジェクト

1月13日

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今日は13日の金曜日。
昨日は古澤良治郎さんの13回忌だった。

一月って複雑な思いを抱くなあ、毎年。
やってやるぞ〜、という力が発動しにくいです。

でも、何とか頑張ろう。

さて、今日は今年やっていくことの紹介をしてみます。

昨年、5月に江戸川区で「ポランの広場」を
主宰している高津陽子さんの紹介で出会った伊藤圭子さん。
彼女の詩に曲を作って発表していきます。
谷川賢作さんと一緒にやっていく予定です。

1月8日に圭子さんのお宅に伺い、
圭子さん、高津陽子さん、カトマネと私で
ミーティングしました。

私がネットでみつけた圭子さんのことを
紹介するリンクなどを貼ってみます。

「NHK障害福祉賞」1993年28回優秀賞
「私らしく生きたい」と「私らしく生きています、今」が読めます。

第39回わたぼうし音楽祭「作詞の部」入選作
作品「人知れずやりたいことが私にもある・・・そのストレスと野望」掲載。
これ、とてもカッコいい作品、大好きです。

40周年記念わたぼうし音楽祭入選作
作品「打ち上げろ」掲載。

第43回わたぼうし音楽祭「作詞・作曲の部」入選作
作品「お料理しましょ〜チームけーこりんのお話〜」掲載。

これらのリンクは障害のある人に関係するものですが、
私はそういう運命に生まれた圭子さんの中にある
彼女の経験からしか生まれないだろう、
彼女の言葉が好きです。

昨年何曲か彼女の作品に曲を書きました。
中でも、最初に作った「にくまん」が出てくる作品。
一度声に出して読んでみたら・・
あの熱々の「にくまん」を抱えて学校の放課後で過ごした思い出が!
実際に体験したかどうかは別にして、
リアルで優しい気持ちや切ない時間が共感できる。
あっという間に曲ができちゃいました。

賢作さんも「最強の涙」という作品に曲を作ってくださいました。
すごい、深い内容なんですよね〜、こちらも。

圭子さんの言葉の選び方はじわじわ沁みてきます。

そんなわけで、このプロジェクトを前に進めていき、
圭子さんの作品を知ってもらいたいです。

圭子さんについての情報も
これからご紹介していけたらと考えています。


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2023年01月04日

私が続けているのはどうやら怖いから・・みたいです

1月4日

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出遅れましたが・・2023年がはじまりました。
あまり心新たにとか言うのは苦手なのですが、
今までも大変お世話になっている方々に感謝をしながら
年末年始を過ごしています。
今年も、今までのように多くの助けを得られ、
何とか、やっていけたらいいな。

よろしくお願いします。

今まで今も、ずっと怖いと思いながら、何かをやっています。
例えば、音楽であり、学ぶことであり、伝える事。
気づくと、いつもちょっと緊張している自分に気づく。
失敗が待っているかもしれない。
誰かが怒ってしまうのでは?
ようは、すんごいビビりなんだ私は。

ただ、その体の緊張をふっと緩めると、
ありたい自分の様子が現れてくるのも知っていて、
それはかなり快いものです。

その緊張と弛緩の間をいつも行き来している私。

どうしてだろう?と思っている。
充分に経験しているものでも、
例えば、日頃やりなれている食事の支度みたいに習慣のようなものでも、
本当に緊張しないでやれることはほぼ何もない感じ。
その緊張感、それは、同じ感じ。
子供の頃からずっとあり続けて今に至る。

リラックスしてやったら上手くいくだろう、
そうなりたい、そうありたい。

が、そんなことってほぼ起きない。

でも、そんな自分でも一瞬、
自らの成長を確認できることもある。
それは自分自身が行ったというより、
一緒にいてくれる人の存在が
気づかせてくれるきっかけだったりする。
嬉しく、気持ちが良く、ありがたいものです。

良いと感じられたことからはもちろん、
逆になぜこういう雰囲気がこの人からは
伝わってくるのだろう、
それってどこからやってくるのか?という
一見私にとって心地よくないものからも
ヒントがもらえるんだと思う。
当然、いつもの緊張感と共にですが。

ネガティヴな言葉や、
言葉を使っていても何も伝わらないもの、
強い意見のように見えるもの。

それらに触れて新しい見え方があることに
昨日、強烈に思えたのでした。





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