April 11, 2011
新技術が採用されるための情報発信
わたしのブログは何度も書いているように、見る人のことはあまり考えていないです
ジャンルもバラバラだし、書いているメモの精度も記事によって全然違います
それは自分のために書いているからなのですがー(* ̄∇ ̄*)
話は変わりますが
新人の時にゲーム会社で言われた言葉が今でも生きています
「全てについて、知る必要はないよー
けど、誰が何を知っているかを知っていると
それがつまり、自分の能力にもなるからね」
そしてプログラミングについては
「プログラムの文法やコーディングに必要な名前は、覚えなくて良いよ
教科書などで調べたら書いてあるからね
調べて書いてあるものは覚えなくていい、必要な時に調べればいい
教科書を見ながらでもコーディングできるのならそれでいい
それよりも、”アルゴリズム”を組みたれれるかどうか
それが、プログラマとしての大きな分かれ目だよ
自分が必要とするアルゴリズムはそのまんま教科書に載っていないからね」
その言葉どおり育ってしまったような気がしますが…(#^.^#)
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、今でも新人の頃の先輩の言葉が頭をよぎります
前置き長くて、すみません
前に、みんなはなぜブログを書くのかなーと、書いたけど
最近、目標を確実に実現をするために、ブログを更新している人の話を聞きました
普通に話していただけなので、彼はそんな意気込みを語ったつもりはないのかもしれないけれど、あまりにも良い話だったのでメモ代わりに記載しておこうと思います
まとめつつ、正直うるっときました
元ネタは日曜に書いたのですが、月曜日、目が腫れてて…はは
ちょっと暑苦しいかもしれませんが、なんとも言えない気持ちということで、時間のある時にゆっくり読んでもらいたいです
というわけで、今日は珍しく、他の人にも読んでもらいたいブログになってます
<新しい技術の採用>
例えば、ある新技術があったとして
すごく良い技術かもしれないけど
企業ではなかなか新しい技術の採用を嫌がる傾向があります
やっぱり枯れて枯れて枯れて枯れきって、やっと安全だと認知できるまで
普通は採用を嫌がります
そこで
「どうしてこんなに良いのに採用しないんだ?」
と言うレベルの話をいつまでもしてても仕方がない、と彼は言いました
なぜその技術が良いのか?を徹底的に調べて、調べて、調べて
他の人に説明できるまでになって、そこで初めて採用される土台に載るのです
でも、そこまで「説明」出来る人が居ない
彼自身も初めは「説明」出来なかった
彼はその組み込みたい技術の良い点、悪い点を洗いざらい調べ上げ
どうして自分がこの技術を採用すべきと思ったかを、周りの人に「説明」したのです
<採用されるために>
先に書いた「人に説明する」ということが出来るように
徹底して自分が技術に精通すること
そしてもう一つ採用されるための大きな条件があります
「日本語の検索にひっかかること」
これは何を指すかというと、日本語のドキュメントが充実していることではありません
いや、正確にはドキュメントは大事です
日本語のドキュメントが整備されることは大前提です
だた、それだけではダメなのです
日本語で何かしらの情報が引っかかってこないとダメなのです
枯れた技術は、問題があっても必ず検索で何かがヒットします
その情報は、もしかしたら正解がバッチリ書いてあるドキュメントかもしれないし
全然何の解決にもならない愚痴ブログかもしれません
けど、検索したときに
その新技術について、誰かが何かをしようとしている!
ということを、技術を採用するサイドの方が認知できるレベルで
引っかからないといけないのです
ハマっても、ハマったことについて調べれば
何か情報がすぐに出てくる必要があるのです
「日本人でやっている人が居る」という事実が大事であって
悪い言葉で書くと、ゴミでもカスでも話題に上っていないとダメなのです!!!
じゃあ、技術発信活動だけで良いのか?というとそうではない
つまり、すごいブロガーというのは、日本にも何人も居てます
海外でも日本でも、コミッターとかまでになる人は、確かにスゴイ
でも、ブログの技術情報とかOSS技術とかは
基本的にタダなので、日本では軽く見られがちなのです
つまり、悲しいかな、コミッターと一部のマニアが騒いでるだけ、という………
つまり、そのスゴさが一般(企業での採用)には全く伝わらないのです
それでは普及しない
この考えには彼の経験がすごく詰まっていて、とても理に適っています
経験した人でないと言えない言葉だと思います
<すごい活動だけではダメ>
技術を理解すること、情報を発信すること
それだけでは普及しないって、技術を広めるって本当に大変ですね…
ここだけで終わらないのが彼のすごいところです
単に
「情報を発信する」
のではなく
「他にも自分と同じ活動をする人を作るために、情報発信する」
のです
自分と同じように、その新技術について深い造詣を持ち
それを日本人としてリードしてゆける人が現れるように
常にモチベーション高く、自分に厳しく、情報発信をすることで
「あ、こんなことやってる人がいるのか、手伝おうかな?やれるかも?」
という人が沢山現れるように、情報発信をする
だから彼は毎日毎日、新技術について欠かさずブログを更新しています
その中には、機能紹介、使用方法だけでなく
パッチ当ての活動や、本家への機能提案などが沢山含まれています
「毎日」です
わたしは彼のブログで、ここのところ更新が欠けたのを見たことがありません
「自分は情報を発信し続けなければならない
注目され続ける必要がある
だから更新を辞めるわけにはいかない」
と、強い口調で語っていました
これほど真剣に情報発信について、考えて考えて考え抜いて
情報を発信している人が、いったい日本に何人いますか!?
彼の活動はとても評価されることだと思います
自分がこうなりたい!を語れる人はなかなか居てません
本当に技術を広めていくにはどうしたらいいのかを、真剣に考えている人だと思いました
<わたしたちが有益だと思う情報を得られたら>
彼のようなインフルエンサーの存在を、企業にも認めてもらいたいと思います
※この点では、マイクロソフトさんはMicrosoft MVPという
コミュニティ活動に対する表彰制度を設けていますね
他にもちらほらそういう活動を評価してくれる企業さんはありますが
数はまだまだ少ないです
そして、私たち一般人も知識の恩恵を受けたら
その情報に対して対価を払わないといけないです
(書籍なら最初に「購入」するので、判りやすいんですけど…)
例えばブログを読んで、自分自身が「これは価値がある」と感じたら
それは何かで恩返しする必要があります
恩返しと言っても、何もお金でなくてよくて
また別の人が、その技術についてブログを書くとか、他の人に話すとか
何でもいいのです
その情報を他の人に伝えることが大事なのだと、彼は言ってました
<まとめ>
このような話を聞いて、
わたしは途中から、記者インタビューの気持ちになりましたよ…
本当はこの後にも、話は続くのですが
まあ何でもかんでも書いちゃうのもちょっと気が引けるので、こんなところで…
んで、この「彼」って誰!?と思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが
それは、彼の努力の裏をばらしちゃうことになりそうなので
さんざん迷ったのですが、内緒にしときます
最後に、彼が言ってくれたのは
「自分も最初からそうなれていたわけではない
いろんな人の話を聞いて、それを取り入れてやってる
だからさおさんも、僕の何かを取り入れて
さらに上へステップアップしていったらいいと思う」
という言葉でした
感慨深いです
これからも頑張ります
ジャンルもバラバラだし、書いているメモの精度も記事によって全然違います
それは自分のために書いているからなのですがー(* ̄∇ ̄*)
話は変わりますが
新人の時にゲーム会社で言われた言葉が今でも生きています
「全てについて、知る必要はないよー
けど、誰が何を知っているかを知っていると
それがつまり、自分の能力にもなるからね」
そしてプログラミングについては
「プログラムの文法やコーディングに必要な名前は、覚えなくて良いよ
教科書などで調べたら書いてあるからね
調べて書いてあるものは覚えなくていい、必要な時に調べればいい
教科書を見ながらでもコーディングできるのならそれでいい
それよりも、”アルゴリズム”を組みたれれるかどうか
それが、プログラマとしての大きな分かれ目だよ
自分が必要とするアルゴリズムはそのまんま教科書に載っていないからね」
その言葉どおり育ってしまったような気がしますが…(#^.^#)
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、今でも新人の頃の先輩の言葉が頭をよぎります
前置き長くて、すみません
前に、みんなはなぜブログを書くのかなーと、書いたけど
最近、目標を確実に実現をするために、ブログを更新している人の話を聞きました
普通に話していただけなので、彼はそんな意気込みを語ったつもりはないのかもしれないけれど、あまりにも良い話だったのでメモ代わりに記載しておこうと思います
まとめつつ、正直うるっときました
元ネタは日曜に書いたのですが、月曜日、目が腫れてて…はは
ちょっと暑苦しいかもしれませんが、なんとも言えない気持ちということで、時間のある時にゆっくり読んでもらいたいです
というわけで、今日は珍しく、他の人にも読んでもらいたいブログになってます
<新しい技術の採用>
例えば、ある新技術があったとして
すごく良い技術かもしれないけど
企業ではなかなか新しい技術の採用を嫌がる傾向があります
やっぱり枯れて枯れて枯れて枯れきって、やっと安全だと認知できるまで
普通は採用を嫌がります
そこで
「どうしてこんなに良いのに採用しないんだ?」
と言うレベルの話をいつまでもしてても仕方がない、と彼は言いました
なぜその技術が良いのか?を徹底的に調べて、調べて、調べて
他の人に説明できるまでになって、そこで初めて採用される土台に載るのです
でも、そこまで「説明」出来る人が居ない
彼自身も初めは「説明」出来なかった
彼はその組み込みたい技術の良い点、悪い点を洗いざらい調べ上げ
どうして自分がこの技術を採用すべきと思ったかを、周りの人に「説明」したのです
<採用されるために>
先に書いた「人に説明する」ということが出来るように
徹底して自分が技術に精通すること
そしてもう一つ採用されるための大きな条件があります
「日本語の検索にひっかかること」
これは何を指すかというと、日本語のドキュメントが充実していることではありません
いや、正確にはドキュメントは大事です
日本語のドキュメントが整備されることは大前提です
だた、それだけではダメなのです
日本語で何かしらの情報が引っかかってこないとダメなのです
枯れた技術は、問題があっても必ず検索で何かがヒットします
その情報は、もしかしたら正解がバッチリ書いてあるドキュメントかもしれないし
全然何の解決にもならない愚痴ブログかもしれません
けど、検索したときに
その新技術について、誰かが何かをしようとしている!
ということを、技術を採用するサイドの方が認知できるレベルで
引っかからないといけないのです
ハマっても、ハマったことについて調べれば
何か情報がすぐに出てくる必要があるのです
「日本人でやっている人が居る」という事実が大事であって
悪い言葉で書くと、ゴミでもカスでも話題に上っていないとダメなのです!!!
じゃあ、技術発信活動だけで良いのか?というとそうではない
つまり、すごいブロガーというのは、日本にも何人も居てます
海外でも日本でも、コミッターとかまでになる人は、確かにスゴイ
でも、ブログの技術情報とかOSS技術とかは
基本的にタダなので、日本では軽く見られがちなのです
つまり、悲しいかな、コミッターと一部のマニアが騒いでるだけ、という………
つまり、そのスゴさが一般(企業での採用)には全く伝わらないのです
それでは普及しない
この考えには彼の経験がすごく詰まっていて、とても理に適っています
経験した人でないと言えない言葉だと思います
<すごい活動だけではダメ>
技術を理解すること、情報を発信すること
それだけでは普及しないって、技術を広めるって本当に大変ですね…
ここだけで終わらないのが彼のすごいところです
単に
「情報を発信する」
のではなく
「他にも自分と同じ活動をする人を作るために、情報発信する」
のです
自分と同じように、その新技術について深い造詣を持ち
それを日本人としてリードしてゆける人が現れるように
常にモチベーション高く、自分に厳しく、情報発信をすることで
「あ、こんなことやってる人がいるのか、手伝おうかな?やれるかも?」
という人が沢山現れるように、情報発信をする
だから彼は毎日毎日、新技術について欠かさずブログを更新しています
その中には、機能紹介、使用方法だけでなく
パッチ当ての活動や、本家への機能提案などが沢山含まれています
「毎日」です
わたしは彼のブログで、ここのところ更新が欠けたのを見たことがありません
「自分は情報を発信し続けなければならない
注目され続ける必要がある
だから更新を辞めるわけにはいかない」
と、強い口調で語っていました
これほど真剣に情報発信について、考えて考えて考え抜いて
情報を発信している人が、いったい日本に何人いますか!?
彼の活動はとても評価されることだと思います
自分がこうなりたい!を語れる人はなかなか居てません
本当に技術を広めていくにはどうしたらいいのかを、真剣に考えている人だと思いました
<わたしたちが有益だと思う情報を得られたら>
彼のようなインフルエンサーの存在を、企業にも認めてもらいたいと思います
※この点では、マイクロソフトさんはMicrosoft MVPという
コミュニティ活動に対する表彰制度を設けていますね
他にもちらほらそういう活動を評価してくれる企業さんはありますが
数はまだまだ少ないです
そして、私たち一般人も知識の恩恵を受けたら
その情報に対して対価を払わないといけないです
(書籍なら最初に「購入」するので、判りやすいんですけど…)
例えばブログを読んで、自分自身が「これは価値がある」と感じたら
それは何かで恩返しする必要があります
恩返しと言っても、何もお金でなくてよくて
また別の人が、その技術についてブログを書くとか、他の人に話すとか
何でもいいのです
その情報を他の人に伝えることが大事なのだと、彼は言ってました
<まとめ>
このような話を聞いて、
わたしは途中から、記者インタビューの気持ちになりましたよ…
本当はこの後にも、話は続くのですが
まあ何でもかんでも書いちゃうのもちょっと気が引けるので、こんなところで…
んで、この「彼」って誰!?と思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが
それは、彼の努力の裏をばらしちゃうことになりそうなので
さんざん迷ったのですが、内緒にしときます
最後に、彼が言ってくれたのは
「自分も最初からそうなれていたわけではない
いろんな人の話を聞いて、それを取り入れてやってる
だからさおさんも、僕の何かを取り入れて
さらに上へステップアップしていったらいいと思う」
という言葉でした
感慨深いです
これからも頑張ります