haruku666のblog

晴薫という名前でやっていた、雨の日の日曜日は・・・というブログの後継です。 教養書の備忘録、小説、エッセイ、ノンフィクションの読後記録。 映画、スポーツ観戦の感想が主でしたが、最近は安室奈美恵と萌え系のアニメにもはまっています。 オープンスポーツカーも好きで今は981型ボクスターGTSでサーキットを走っています。

キュアメイドカフェ、うちのメイドがウザすぎる!コラボに行って来ました@駿河屋で見た風景

ブログというか、文章を書く時や話をする時、一つだけこだわっている事がありまして、それは絶対に汚い言葉を使わないこと。

最近、美味しい食べ物など食べた時、コレ(固形排泄物の名称の二文字)美味い、なんて言う方、がいますが、そんな言われ方をしても食べたい気持ちなんかにならないですよね。

何故に、なんでもかんでも、固形排泄物を二文字で表した単語を一般名称を冒頭に付ける事が流行ったのでしょうか?

アメリカで酷い事から最高に良い事にまでFから始まる四文字を付ける事の影響でしょうか。

 

そういう事なので、このアニメの(ウザすぎる)という題名にも若干の抵抗があり、視聴前の期待度高くなかったんですが、実際始まってみると、しつこくされるミーシャとつばめの絡みは結構笑わせる。
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何事にもめげないつばめの根性も笑わせますが、ミーシャの罵り方も大人ぶっていて笑わせポイント高く、楽しいコメディに仕上がっていたので、キュアメイドカフェのコラボ、サポーターにもなったので、朝一の予約を取って行ってまいりました。
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注文したのは、

つばめのお手製ハンバーグ
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ふわふわしフォンとアイスのプレート
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高梨ミーシャ:ストロベリーシロップ×ミルク+ホイップ+ブルーパール
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でした。

 


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筑波コース2000走りました@時代は超ハイグリップタイヤなのか?

先日、TC2000、走行いたしました。

12月に入り、気温も低下。

見計らってネオバAD08Rの新品を投入して、ベスト更新を目論んだんですが、結果は70台と轟沈・・・

非常に落胆しております。

 

12月入りと言っても暖冬で、ベストを狙うなら一枠目だったんですが、アウトラップ過ぎて、行くぞ!となった3周目。

前記事で、非常にチャレンジングと書いた80Rから第二ヘアピンに至る高速コーナーで、かなり派手なクラッシュがあり、コース上は吹っ飛んだバリアだらけになり、赤旗中断。

ほとんど走れずで、二枠目、三枠目とも、この周回はイイ!と思った回に限り第二ヘアピンで、前のクルマにスピンされ、減速させられるやら半分コース外にまで避けるやらという処置に追われる展開。

ま、それも言い訳で、実際ダメなんですけどね。

 

ただこの日は、知り合いの方が応援に来ていて、「今日は走りを見させて頂きます」って事だったんですが、まず朝一の発言が、

AD08Rで、走っているんですか?AD08Rじゃタイム出ませんよ。よくこれで走れますね。私はA052でなければ走れない。二秒は違います」

でした。

二枠目走った後は、

「ライン取りが素晴らしい。勉強になります(念の為に言っておくと、私よりいつも速い方です)」

私「ええ、ライン取りは、非常に勉強しまして、より良いラインを走っているつもりです」

内心は「そうなると、後は突っ込みが悪いのか」でしたが、

三枠目を終わって掛けて頂いた言葉が

「スゴク鋭い突っ込みですね。私にはとても真似出来ません。突っ込みの鋭さなら、三本の指に入ります」でした・・・

じゃあ、なにが悪いのかというと、この画像。
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去年の12月のモノ

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コッチが今回のモノ

Gの数字が左1.43、右1.37から左1.33、右1.26に落ちている加速も1.32から1.23に落ちている・・

なんでニュータイヤなのに、数字が落ちるのか?

路面が滑り易くなっている?

加速Gまで落ちていてエンジン不調だった?

でも裏のストレートでは最終コーナーに突っ込む時には180キロ以上出ていた気がしたんですが・・・

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ワイルダーvsフューリー@最強パンチ力と最巧ボディワーク勝負の結果はドロー

ヘビー級に野生と興奮をもたらしたデオンテイ・ワイルダーが、クリチコを完封したタイソン・フューリーとヘビー級のタイトルを掛けて戦う注目の一戦。

大方の予想は、ワイルダーKOでしたが、私には、そう言い切れる自信がありませんでした。

 

クリチコを完封したフューリーの巧さは、侮れないのでは?

体重が20キロ重く、身長はモチロン、リーチでも劣るワイルダーは、案外苦戦をするのでは?という懸念です。

 

試合開始から、あれ?と思ったのは、ワイルダーが初発にボディを狙った事。

リーチで劣るのに、ボディ狙いの謎は、結局、その後に見せられるフューリーの、実に巧みボディワークで納得させられる事になります。

ワイルダーも分かっていたんですね。

ボディを狙って、あの巨躯を軽快に動かす足を止め、スピード豊かに動くボディワークの柔軟さを奪い取る事が肝心。

しかしそれもならず、プレッシャーを掛けるのはワイルダーでも、必殺の右は、絶妙のタイミングで行われるフューリーのダッキングにかわされ不発のまま。

 

ラウンドが進むに連れ、手打ち、省エネでも外しにくく20キロ増しの体重を乗せたパンチを打ち込むフューリーペースに・・・

 

ワイルダーは頬も赤く腫れて来ているし、すっかりワイルダー推しの私は心配な訳ですが、9R、え、という間もなくフューリーダウン!

スロー再生でやっと分かるテンプルへのパンチ炸裂でした。

あれでダウンとか、凄いなワイルダー。

これで勝ちだと思うまもなく、復活したのはむしろ倒されたフューリーで、かわされては、打ち込まれ疲労の目立って来たワイルダーさん、だんだんピンチに・・・

・・・なんだよワイルダー

俺はお前にジョシュアにも勝てる、史上最強の一人という評価を与えつつあったのに、確かにやり難い相手だろうけど、フューリー程度と言ってはなんだけど、負けるのかよ。

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裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ 宮澤伊織@ホラーからアクションに路線変更?引き続きアニメ化期待

ホラーは映画も小説も一番好きな分野なんですが、昨今のマンネリな事、甚だしい。

ゾンビもサイコキラーも、お腹一杯で、飽き飽きなんだよ。

他の話題はないのか、という不満渦巻くホラー界に、ネットロア(ネット内で語られる恐怖譚や妖怪)を描く事で、一大旋風(少なくても私にとっては衝撃的だった)を巻き起こした「裏世界ピクニック1

二巻の最終話、「コトリバコ」も素晴らしく、特に第四種接触者の被害状況とか、イマジネーションの極致を思わせ、「ああ、早く裏世界ピクニックの3読みたいな」、と思っていたんで、この本は発売前から予約。

見ずてんの買いをするのは、今やこの本位だよねぇと期待満々で読みだしたのですが、まず第一話は、え?これで終わりという幕切れ。

 

二人が前回購入していたAP-1で旅を始める辺りから、緊張感もなく、のんびり変な建物でお弁当を食べ始める処なんか、これでイイのかって感じだし、いよいよ登場の妖怪もあっさりだしね。

かなりの薄味で、物足りない。

少し期待が大きすぎたかなとも思いつつ、一巻、二巻にあったような、夜中に一人で読んでいると震えあがるような怖さはほとんど消失の凡庸な展開。

 

それでも第二話ではお気に入りのキャラ、カラテカが出て来るんで、復活を期待。

後輩のカラテカは、どんなに凄い技を使っていても、「わたし、カラテやってるんで」で済ますトボケタ処が楽しくて、一読お気に入りのキャラになり、再登場を待ち望んでいたのでした。

ところがこれが全くの期待ハズレ。

猫の忍者を相手にしていた時の、緊張感と同時にあったユーモラスな味は消えうせて、なんだかあんまり萌えない友人と共に、これまた、え、こんなキャラだったの状態が加速。

これは失速しているな、と思う他はなく、この短編集で一番長い三編目は、題名も地味だし、ほとんど期待も消えうせて読み始めたらオモシロかった。

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氷 アンナ・カヴァン@文学史上、唯一無二の作品ではあれど、読み難い

地球の全域を、虹色に輝く氷の断崖が、死の冷気を放射しながら、浸食する終末の時代に、銀色の髪の美少女を追って、一人の男が旅をしています。

障害になるのは、「高い館」に住み、絶対的な権力を持つ「長官」と、迫りくる氷の壁に混乱し、略奪と戦闘に明け暮れる世界でした。

これだけ聞くと、カフカのSF版って感じですか?

 

この小説は、カルト的傑作として歴史的に有名で、スリップストリーム文学の金字塔と言われ、かのブライアン・オールディスが、1967年度のベストSFに挙げていたモノです。

B・オールディスといえば、幾多の傑作SF小説を生み出してきた大作家ですが、代表作と言えば「地球の長い午後」でしょうか。

地球が自転を止めた遥かなる未来を舞台に描かれたのは、究極の視覚体験。

小説なのに視覚体験というと、?、と思うなら、あまり小説は読んでない方ですね。

 

文字による視覚喚起力というのは、現実にどんな辺境に旅をしようが、どんなとてつもないVFXが駆使された映画だろうが、たどり着けない圧倒的な風景を見せてくれることがあるのです。

そんなオールディスが最高だ!というからには、そう、この小説の読み処は、圧倒的な氷の巨大な存在感と、昼が舞台であっても、何故か暗闇の中での出来事にしか思えない、夜の疾走力です。

 

何故、氷が世界を覆いだしたのか?

主人公は何故、銀色の髪の少女を追っているのか?

「長官」とは何者なのか?

詳しい具体的な説明は一切なし。

そこが世界の終末を描くといっても、一応は科学的説明をしてくる一般のSFとの違いです。

 

サイエンス・フィクションをSFと読んだ時代から、いわゆるニューウェーブ、思考実験によりSFをスペキュレイティブ・フィクションであると定義したJG・バラードと同じ系列と言って良いでしょう。

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ムンク展に行って来ました@「叫び」だけじゃない、充実の展覧会。音声ガイドも楽しめます

叫びポーズのピカチュウ・グッツが売り切れたり、話題の展覧会ですが、思えばムンクの「叫び」は、美術史上、単独としてなら「モナ・リザ」に次ぐ有名作品かもしれませんね。

 

本日、朝一、混雑覚悟で行って来たのですが、入場は30分ほどと案外スムース。

迷ったのですが、音声ガイドも借りて鑑賞となりました。

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結論として、驚くほど充実した展覧会でした。

「叫び」ばかりが話題になっていたので、個人的にはシラケていたんですが、60点の油彩画に版画を加えた100点との作品と、数多くの写真まで加えられた大回顧展は、ボリューム満点。

素晴らしい音声案内と共に、ムンクという画家の全貌を余すところなく紹介していると感じました。

 

大きな瞳をこちらに向けて剥き出しにし、ただ茫然と立ちすくむ人物像が多い、ムンクの作品は、作者自身に全般性不安障害の罹患を感じさせますが、それが今の社会にあって来ているのでしょうか。

個人的に印象的だったのは、ダラダラと病的に身体が溶けていくようなタッチで描かれた「クピドとプシュケ」と「マーラーの死」ですね。
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死への不安。

病的なあらゆるモノへの不安に、おそらくは終生憑りつかれていたムンク。

晩年は母国ノルウェーから勲章ももらい、広大な家も新築し、成功を収めた人生と言って良いと思うのですが、その芸術を生み出した源が、この底知れぬ不安だったとしたら、キツイ生涯だったでしょうね。

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まんがタイムきらら展@どうしてもっと大規模にやらないのか?

初日から入場3時間、物販6時間待ちという大騒ぎになってしまった、まんがタイムきらら展。

 

きらら作品は、今も楽しんでいるモノが多く、どうしても行きたかったので、ツィッターで、混雑状況をチェックしながら、空いた時間を見計らって飛び込むように行って来ました。

そのせいで、行けたのは入場時間ギリギリ。

その日は体調も悪く、素晴らしい展示会であるにもかかわらず、ムカムカする吐き気と頭痛の中での鑑賞となりました。

待ち時間なしで当日券を買った後は、音声ガイドの申し込み。

案内は東山奈央さんと水瀬いのりさんで、この辺はさすが分かってるな、という配役です。

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入場すると、きらら漫画の絵が左右からお出迎えですが、体調が悪いのが残念。

その後すぐ、エポックとなったけいおんやら、記念号やらの表紙が大きくフューチャーされた、今まで刊行された全ての雑誌が壁面を飾るコーナーになり、観ていると、思い出深い表紙もあって、感無量。

そこを抜けると、今回のメインなのかな?書きおろしの展示80作品が読めるという凝りようで、最初は一つ一つ読んでいたんですが、とても読み切れない。

これだから図録が売れるのか、と納得した処で、体調も悪いしこのコーナーは終了し、先の、巨大スクリーンで、きらら漫画の主要キャラの競演するアニメを鑑賞。

短くても見応え充分で、何度も観てしまいました。

そこを過ぎると、小画面で区切られた過去のアニメ化作品動画の部屋になり、最後はきららファンタジアのコーナーで、キャラの傍のボタンを押すと、声が聴けるといいう(笑

押しましたけどね。

私は結構、はるかなレシーブ、好きなんだなと自覚しました。

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カキフライを乗り越えるも、きらら展には敗れ去る@オタイベントの前売りを買わないのは正解

本日の予定は、リリカルなのはDetonationの二度目の鑑賞と、嫌いなカキフライを評判の店で食べる事、そして待ちに待った「まんがタイムきらら展」を見る事でした。

最初のミッション、リリカルなのはDetonationの鑑賞はあっさりクリア。

やっぱりなのはは良いですね。

二度目でも感動は同じ。

観客も入っていて、これはロングランして欲しいけどね。

問題は次の「まんがタイムきらら展」の混雑状況で、終始ツィッターをチェックしていたのですが、伝わってくる話はかなり深刻で、待ち時間は1時間から2時間、3時間と伸び続け、物販の方に至っては、6時間という、もう待っている方は体力の限界というか、下手すれば、下手しなくても、季節や天候によっては倒れる人も出るんじゃないのという状況に。

私の個人的な予想としては、朝一は混んでも、なのは見終わって、昼食も終わらせてから午後にゆっくり行けば、空いてくるのでは、と思ったんだけど、甘かったですね。

それでも東京国際フォーラムの、カキフライで有名な店「レバンテ」(マセラティのSUVと同じ名前ね)での予約は夕方からなので、一応行ってみる。

いったん屋上まで上がって整理券もらって、延々並んでいたんだけど、40分位並んで、目分量であと1時間超位?

さらに一階にもどされてまた待たされるので、そこから鑑賞って事になると、さらに一時間以上は必要で、末広町から銀座のレバンテに行く時間を考えると予約に間に合わなくなるので、無念の離脱・・・

 

物販はホントに会計まで6時間待ちとかあったようで、これはもうホント。

前売り券とか買わないで良かった。

オタイベントは、コミケ以来の伝統なのか、3時間待ち普通、5時間、6時間待ちもありって事があるので、私は前売り買うの止めたんです。

前売り買っても、付き合い切れないからね。

グッツも買おうと思っていたけど、展覧会みるだけで1時間半超の待ちじゃ、その後の予約があるんで、無理でした。

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マカンが欲しくなって購入を検討した結果と評価

サーキットを走らせているボクスターGTSのタイヤ交換の間、2時間ほど自由に試乗したマカンの走りにすっかり魅了され、欲しくなってしまいました。

 

そもそも私はスピードが好きで、スタイルの綺麗なスポーツカーファンなんで、真反対の存在であるSUVには、良い感情を持ってなかった。

整備された路面で、軽快な運動性能を楽しむのがスポーツカー。

運動性能を上げる為、重心は低く、高速時の空気抵抗を抑える為、どこまでも車高は低く、よって室内は狭く、特に私の好きなミッドシップカーの場合、二人分のシートは付いていても、二人乗ったらバック一つ置く場所もないので、実質一人乗り。

高回転で性能を発揮するエンジンは官能的ではあるモノの轟音を立て、コーナリングの限界を上げる為にサスペンションは硬く、乗り心地は良いとは言えない。

 

対してSUVは、道なき道を行けるクルマ。

よって荒地でも乗り越えられるように車高は高く、エンジンは低速トルク型で、官能性とは無縁。

実用一点張りで、激悪な環境下では頼りになっても、高速で走る喜びはないだろう。

 

クルマを傾向順に並べてみると、スポーツカーを一方の極にすれば、SUVはまったく反対方向に位置して、間に2ボックスハッチバックとかセダンが入る。

そして2ボックスハッチにはホット・ハッチと呼ばれるスポーツバージョンがあり、セダンにもスポーツセダンがあるけど、SUVにはない・・・というかなかった。

悪路でスポーツって訳には行かないものね。

 

それが近年変わって来て、私も路上に溢れる多種多様なSUVを見せつけられるにつけ、これも良いなって思いだして、それでも駐車とか苦手だから小さいのねと思っていた処で、BMW1の車検でX2を一週間借りられた

X2は候補の一つだったので借りている間、暇を見て2時間ほど続けてドライブしたら、なんとクルマ酔いをしてしまい、これでSUVはなくなったと思ったのですが、いざマカンに乗ったら、豪華なインテリアとか高品質な走行感覚が素晴らしく、何よりちょっとだけ曲がりくねった道を、多少スピードを出して走った時の精緻ともいえるハンドリンには心底驚いた、というか感動した。

こんな車高の高いクルマが、これほど見事に走るというのは、完全に私の想定を超えていた。

マカンの記事に、これはSUV911だ、と書かれていたのは読んでいたけれど、また大げさな、と思っていたんだよね。

でもマカンの走りは完全にスポーツカーのそれだった。

しかも居住性は完璧。

室内は広々。

人を乗せてもミッドシップスポーツと違って喜ばれそうだし、荷物とか幾らでも乗せられそうだ。

エンジン音も控えめなんだけど、悪くない。

これはある種、夢のようなスポーツカーなんじゃないか。

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ビブリア古書堂の事件手帖7 三上延@シェイクスピアで見事な大団円



このシリーズは、本を中心にした話が読みたいのに、6巻目は愛人だのなんだの、世代を超えたドロドロの人間関係の話で、ちょっとウンザリだったのですが、この第7巻(とりあえずの最終巻)は、シェイクスピアの話題を中心に、見事な大団円を描き切っていました。


 

本の冒頭、シェイクスピアが出た時は、これは本命中の本命作家を出してきたな、と思う反面、「この世は舞台。人はみな役者」なんて言うセリフすら知らない大輔くんに、さしもの栞子さん、嫌にならないのかな?

コンビで解決するにも、モティーフの巨大さに、五浦くんの力量不足で頓挫するんじゃないか?

シェイクスピアという巨大過ぎるモティーフを、二人はまとめ切れるのかという懸念もあったのですが、6巻で混乱し過ぎた人間関係が整理され、話題を17世紀の出版、本事情への言及に絞り、それが素晴らしく整理されている一方、栞子さんと五浦くんが次第に追い詰められるスリリングな展開も読み処で、特に後半は巻を置くに能わず、読了しました。

 

悪役も悪役らしく、前の悪役田中某より一段スケールの大きな役者が本領を発揮して、楽しめる。

悪役は文字通り、悪い事をするキャラクターですが、フィクションの中では、悪役でも魅力のあるキャラもいる訳ですが、田中某って、ただ粗暴なサイコパスで、悪役としても魅力がなかったよね。

太宰が悪い訳じゃないけど、二度と読みたくないって感じのキャラだった。

 

大満足で読み終えた後、感じたのは、乱歩を取り上げて飛躍した第四巻で、やはりこのシリーズは、取り上げる作家で、出来不出来が変わるのではないか、って事。

 

だから乱歩なり太宰なりシェイクスピアなりに、多少でも親しんでないと、魅力は半減するのでは、って事ですね。

今回もキャラクターが魅力的に息づき、展開に夢中になれたのは、ベースにシェイクスピアのオーラがあったからだと思う処があるのです。

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