haruku666のblog

晴薫という名前でやっていた、雨の日の日曜日は・・・というブログの後継です。 教養書の備忘録、小説、エッセイ、ノンフィクションの読後記録。 映画、スポーツ観戦の感想が主でしたが、最近は安室奈美恵を神と崇拝し、萌え系アニメも愛好しています。 718ケイマンGT4でサーキットも走ります。

2021年07月

堀米雄斗くんと親切なおじさん@オリンピックで考える日米の生産性の格差

オリンピックで日本中が盛り上がっている先週の日曜日。
私も大いに盛り上がっていたのですが、その合間を縫って、図書館分館に向かっていました。
分厚く高価な本、興味を持ったモノの、注文する前にちょっと現物を見て見たかったんだよね。
それが分館にあるのが検索から分かった。
分館のある建物は、会議室やら講演用のホールが大部分の場所で、図書館はその一角の付けたし。
何年か前に勉強会で来た事があっただけなんで、受付の人に聞くと、その本が本当にあるのか、と書名を聞いて検索してくれる。

ありがたいんだけど、こっちはあるって調べてから来ているんだけどね。
そしてなんだか手際が悪い。
年の言ったオジサンで、なんだかモタモタしている。
こういう事は、PCを一台置いておいてもらえば、片付くんだけど、と、日本の行政のデジタル化の遅れを実感する。
やっとあるのが分かって、図書館というか、図書室の場所を教えてもらって入室。
教えられた場所に行くと、まもなく見つかり、手にとって読もうとした処で、また別のオモシロそうな本もあり、その二冊をもって机に向かう。
そこで違和感を感じる。
・・・そう、人がいないのだ。
私がたまに行く図書館、日曜日はかなりの人であふれているが、今日のここには机に向かっている学生が3人だけ・・・
調子に乗って、子供向けの場所に寝そべりながら読んでいると、お子さん連れのお母さんが入って来たので、アワテテ退散。
悪い事は出来ませんね。

ソファに座って読んでいると、ビックリ!
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ジャーメル・チャーロvsブライアン・カスターニョ、S・ウエルター4団体統一戦@ドロー判定も、私なら



チャーロ兄弟、先月に続き今週は弟ジャーメルがSウエルター4団体統一戦に臨みました。
相手はWBOのチャンピオン、ブライアン・カスターニョ。

前回のお兄さんの相手のように、見るからに弱そう、という風貌ではないモノの、顔は大きいし、手足は短めだし、見た目はずっとチャーロの方が強そう。
実績も人気も大部違うので、掛け率はチャーロの5:2と遥かに優位。
私もチャーロ勝利を疑わなかったんですが、ファイトは意外な進行を見せます。
2R、10Rと相手をグラつかせたのはチャーロでも、カスターニョだって、チャーロの腰を砕けさせた1発があった。
何より打ち合って負けてない。

それでも12Rを通してみれば・・・仮に全ての攻防をビーカーで測るように、相手へのダメージと自分のモノをくみ上げて、最後に計るなら・・・チャーロが勝っていたかもしれない・・・
でも実際のボクシングの採点は、「各ラウンドは独立した採点」となるのです。

極端な話、ボクサーAとボクサーBが試合をした時、1~11Rまで、本当に僅かな差で、ギリギリの採点の、どうしても10-10が付けられないという現行のルールでなら、ボクサーAが取っていたとする。
それが12R、ボクサーBが圧倒的に打ちまくり2度のダウンを奪い、フラフラになったボクサーAはかろうじて3分を耐え抜くと、そのまま自分のコーナーで失神したとしても、12Rの採点は10-7まで。
よって、この試合はボクサーAの117-109という大差の判定勝ちになる訳です。

そしてそんな見方でこの試合を計るなら・・・3P差でカスターニョの勝ち、と私は採点しました。
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追想五断章 米澤穂信@リドルストーリーを挟むやり方には限界がありました

Iの悲劇 (文春e-book)
米澤 穂信
文藝春秋
2019-09-26


大学の学費を払えなくなった菅生芳光が、伯父の古書店に居候件店員として働いていると、生前、父親の書いた小説を探して欲しいという女性が現れます。

謝礼も高額であり、興味も沸いたので引き受けるのですが、問題は、小説を書いた父親はプロの作家ではなく、作品もその時々、色々な同人誌に送り付けて掲載されたモノである、という事が問題になります。

芳光は、僅かな手がかりから、一つ一つ作品を見つけていくのですが、作品が見つかる度、父親の筆名である叶黒白の作品を読者も読まされる事になります。
問題はこれがあんまりオモシロくない事・・・
アマチュア作家が書いた作品なので、いつも高水準を保つ米澤節は断ち切られ、主要登場人物のキャラクターも、見つかった作品が挟まる度に薄くなって、あんまり楽しめない。

小説はつまるところ文章だからね・・・
ぶつ切りにされるのは良いとしても、途中途中に短いとはいえ、下手な素人作家を模した作品が入ってはね。
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本気のサッカー、スペイン代表を見て、東京オリンピックへの期待が高まる&侍ジャパンもな

ラ・ロハ スペイン代表の秘密
ミゲル・アンヘル・ディアス
ソル・メディア
2016-10-01


スポーツ観戦は好きなんですが、昔からオリンピックはそれほどでもなかったのです。

そんなんだから今回もテンション、それほど上がらず、昨日のサッカースペイン代表戦も、
「ああやるのね」、という感じだったんですが、アセンシオという名前を聞いて、「えっ!」と目が覚めました。
アセンシオが来てるんだ。
さらにパウ・トーレスとかダニ・オルモとかもいる。
この間までユーロ戦っていた連中じゃないですか。
ペドリまでいる。
おいおい、野党筋やら新聞、テレビによれば、東京オリンピックって世界から嫌われているんじゃなかったの?
どの国も碌な選手を送らないって聞いたような気がしたんだけど、勘違いでした?
それほどおぞましい大会と思われていたら、レアルがアセンシオやらスペインがペドリやら出さないよね。

日本代表との試合もオモシロかったです。
久保をはじめて試合で見たんですが(私のサッカーに対する熱意はその程度。ボクシングに対する熱意は、本日もネットでチャーロ弟の試合をオンタイムで見る位)
キープ力、突破力、共に素晴らしかったです。
日本代表も機能していたと思う。
天下のスペイン代表相手だから、最後はゴール前の足出しブロック守備になっていたけど、同点にされるまで抑えたんだから結果オーライ。
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ウエイトの壁も感じた3階級同時制覇のG・デービスと、限界を見せた?チャーロ兄ミドル級TM

ボクシングマガジン 2021年 08 月号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社
2021-07-14


二人の強いボクサーが、勝つには勝ったものの、試合内容に示唆のあるモノだったので、記事にします。

ジャーボンティ・デービス@3階級同時制覇チャンピオンにもウエイトの限界
名チャンピオンだったレオ・サンタクルスを、年間最高のKOという、勝ち方で粉砕したジャーボンティ・デービス。
類を見ない3階級同時制覇を掛けての挑戦ですが、バリオス相手にウエイトの限界も見せた感じがしました。

それは
1)初回から出られなかった事
4~5Rまでは、バリオスのペースだったと思います。
向かい合えば体格差は歴然で、12cmの身長差は同じ階級のTMとは思えない。
距離感もまるで違う。
それにてこずったのか警戒したのか、デービスは引き気味にファイトを進めていました。
驚異的なパンチ力と、スピード感あふれるフットワークに、瞬間的な避け勘をもってしても、今までの相手のように、いきなり自分のペースに呑み込むという訳には行かなかったようです。

2)8Rに二度ダウンを奪っているのに、決着したのは11R
5R以降、徐々にバリオスの動きを掴んだのか、本来の躍動を見せ始めて8R。
メイウェザーが惚れ込んだパワー溢れるパンチをバリオスに叩き込み、二度のダウンを奪う。
でもここで決めきれないのが、やはりウエイトの差だったのでしょうか。
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781ケイマンGT4の初お使いに、らきすたTシャツ、TUBEの曲、ナイキ不買運動の現実に餃子の王将



肌寒く、暗かった連日の雨空から雲が去り、灼熱の日差しと飛び切りの青空に恵まれた日曜日。
私にはやる事がありませんでした。

行く処もなし、する事もなし・・・なので、午前中は、整理仕事・・・零細自営は辛いっす。
それでもさすがに午後はどこかに行きたい・・・と思った処で、GT4、この前、動かしたのいつだっけと疑問が浮かぶ・・・筑波は走ったけど、あれから乗ってない。
こんなに暑いし、まさかバッテリー上がりはないだろうけど、する事ないし、高速一回りしてくるかと引っ張りだす。

走り出しても行く処なく、ただ茫然と高速入り口に向かう・・・サーキットが空いてなくて、萌え系映画もないと、ホント、行く処ないんだよねえ・・・
落ちフルとか、テレビ版でイイから、どこかの映画館、延々と流してくれないものか・・・
ぼーっと、観に行くから・・・
そんな事を考えていると、このクルマ、用事を足した事がない事に気づく。
納車→慣らしでひたすら高速グルグル→筑波と富士のサーキット
のみ。
さすがに一度位、実用に使おうと思いつつ、何に使えば良いのか思いつかないうちに高速入り口についてしまい、空いている方向=下り方面に舵を切って、某アウトレットショップに行く事にする。
スニーカーを買いに行くのだ。

私にとって、スニーカーと言えばなんてったってナイキ!でした・・・過去形
20代の頃、テニスに必死だった時にナイキのファンになり、テニスシューズからスニーカー、ランニングシューズとなっていったのでした。
年に1足か2足くらい、何十年も買っていたんだよね。

それがあのCMで一気に熱冷め。
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筑波サーキットにてすべてのクルマに周回遅れにされて考える、118iで良いのか?

BMW COMPLETE VOL.76 2021 SPRING
ル・ボラン編集部
ネコ・パブリッシング
2021-03-23


先日なんですが、雨の筑波1000で参加車両中、7、8台?の全部に周回遅れにされました。
速いクルマには3,4回は抜かれて、もうメタメタ・・・
IMG_1818

今まではTC2000でアウディR8を周回遅れにしたり、他のクルマに抜かれても周回遅れにされる事はまずなくて、そこそこ走れていると思っていたんですが、今回ばかりはそうはいきませんでした。
さすがにショックで、クルマ変えようかなあ・・と思いだしました。

そもそも118iは、エコタイヤだし、エンジンは低燃費ターボで、ボディは重く、まったくサーキット向けではないのですけどね。
ふと、このクルマは一度も走ってないなあ、と思い、最初で最後のつもりでTC2000を走ったのですが、ドライだと、ストレートであまりに加速性能が悪くてかえって危険。(サーキットはあまりに遅いと追突される危険があるのです)
それならパワーのハンデの少なくなる雨中ならどうよ。
練習にもなるし、クルマへの負担も少ないし、と思いついて走り出したんです。
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走れればポルシェはいらないと思うのと、やっぱり筑波は2000が楽しいかな



先日なんですが、雨の中、118iでTC2000を走ってきました。
前回は1000で、行く前は1000じゃなあとテンション上がらなかったんですが、久々、走ってみると楽しい!
コースインの仕方も忘れていた位なんで、コースレイアウトも忘却の彼方だったんですが、走っているうちに思い出して、ああやっぱりサーキットは楽しいなと。

帰ってから、これからは1000も走ろうと、動画なんかで、1000の走り方とか見て、記録更新を狙うぞ、と意欲満々。
むしろBMW118iには1000のほうが良いかもとすら思い出していたんですが、本日2000を走るとやっぱりコッチのほうがイイかな。

基本、スピードが出ないとツマラナイでしょ。
私がカートを止めてしまったのも、カートの売りである地上高低いから、スピード感倍増にはあんまり同意出来なかったから。
やっぱりホントウのスピードが欲しい。
最低150キロ位はだしていたい。
雨の日でエコタイヤで車体の重いBMW118iでもTC2000なら最終前で出せるんだよね。

1000だって、ドライでスポーツタイヤ履いて、86かBRZなら出るのかもしれないけど、118iじゃ無理。

走行は楽しかったです。
時間ギリギリについてからの準備だったんで、いつものようにピットロード一番乗りという訳には行かなかったので、アウトラップでは譲りまくり。
一番最後になって、本日の課題は、「他のクルマから周回遅れにされない事」と決めて一所懸命に走る。
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ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2@欧州ハイグリップタイヤの実力と味わいは

遥かな昔、マニアの間では、ミシュラン、ピレリ―など欧州系タイヤを履いていれば大威張りな反面、ブリヂストンやヨコハマタイヤはバカにされていたようです。
それが逆転したのが、ポテンザとアドバンが登場してから。

欧州系のタイヤは、およそ物理的な性能面では問題にならず。
それでも欧州車ならどんな欠点も礼賛で、国産車の僅かな瑕疵はとことん大きく取り上げるメンテリティを持つ自動車雑誌は頑なに認めなかったものの、神と崇めるフェラーリの頂点F40が、ブリヂストン・ポテンザを標準とするに及んで、一気に趣旨替え。
フェラーリ様の記念碑的な頂点クルマに使われたらね。
認めざる得ないという事でしょう。

実際、サーキットやら峠やらで走らせてみれば、当時のミシュランとポテンザでは大人と子供の力の差があったようです。
そんなハイグリップタイヤなら日本、という時代が長らく続いたんですが、欧州系は全てに渡ってしぶといからね。
復活してきた。
そんな欧州系、ハイグリップタイヤ復活の象徴が、ポルシェのGT系に標準装備されるようになったミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2です。

さてそのパイロット・スポーツ・カップ2実力と乗り味は、という事ですが、
【全体の印象】
消しゴムに乗っているような感じがします。
ゴムの部厚さを感じる反面、弱い感じはない。
不思議な感触ですが、心地良くもある。
初印象から今まで、どうしても、ああ消しゴムという感じは拭えません。

【グリップ】
ポルシェ標準のGメーターだと、左右の数値は1.43位で、AD08RやディレッツァZⅢと同程度かな。
ガッチリ噛んでくれたRE71よりは、わずかに劣る感じはあります。
ただそれは左右の、コーナリング中の話で、コーナー前の急制動時に使われる縦のグリップはとてもあります。
このタイヤ以外で、減速Gが1.6というのは出なかったと思う・・・
ま、これは特製の大きなブレーキの力もあるかもしれないけどね。
ただ立ち上がり加速時とか、縦のグリップには優れた感触、確かにあります。
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大谷さんは打者専任で@民衆は奇跡を見たいんだよ、ピッチャー好きが趣旨変え



個人的に、野球を見ていて一番楽しみなのが、豪速球投手のとてつもない球筋を見る事。
超変化球投手の投げるmagicみたいなボールも好き。
ともかく超人投手の投球を見ているのが好きで、バッターはね。
ああ、ホームラン、凄いね、というか、その程度。
ともかく好きなのは、超人投手なので、オオタニサン、両方出来るなら、ピッチャー方面を主力にして欲しいと思っていたんだけど、超越性という事だと投球方面はデグロームという訳にはいかなそうな反面、バッティング方面は、なんというか、すべての評価基準を飛び越えた怪物?

ホームランみても、ああ、凄いね、という私でも、あ、ライトライナー、という当りが、ホームラン。
あ、深いけど内野フライ?という当りがスタンドインで、もうビックリするしかないよ。
こんな当りのホームランなら何度でも見ていたい。
その上、セーフティバントも出来れば、敬遠された後に盗塁して、次のライト前ヒットで爆走、生還とか、もう派手派手で、宇髄天元も冥界から見ていて大喜びしていそうな。

身長、体重も空条承太郎とほぼ同じか、少し上なんだよね。
もしかしてスタープラチナ以上のスタンドが付いてる?
大谷翔平は、日本アニメの魂が乗り移った存在なのかも・・・
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