何度も中国新聞で取り上げられるこの記事。なんとも言えない。
新聞社側も、教育委員会や策定協議会に対して批判的な感情が見え隠れする。教育員会が聞く耳をもたず、コスト面だけで1か所建設を押し切ろうとしている構図が浮かんでくる。そもそも教育委員会とは、行政から独立性を担保され、中立的な立場であり、かつ広く保護者や民間の意見を拾い集めるために設置された組織である。


それが結論ありきの進め方をするというのは、これはおかしいと言えるだろう。しかし、なぜそうするのか?確かに予算が伴わない事業など事業ではないのであるが、例えば策定協議会自体だけでいえば、コストから離れた議論を交わしてもよいと考える。市役所の職員が入る教育委員会ではどうしても実務に偏りやすく、予算ありきになることも理解ができる。そのために、策定協議会を設けてゼロベースで話すべきだと思う。


しかし今回はそうはなっていないようだ。あくまで予算ありきで進んでいる。
もう少し市民の声を拾ってはどうか。教育委員長は、市長が任命し議会が承認する。民意を拾うはずの教育委員長がその役割を十分に果たしてくれないのであれば、そんな市長と議員を選出してしまった我々市民の目が曇っていたと言わざるを得ないのかもしれない。開かれた市政を期待したのに、残念だ。

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