まぁ…確かに難しいだろうなぁ…とは思う。

都議選の応援に入り、多数の声を頂くのは
「東京で維新は何がしたいの?」
というご質問。これは本当によく聞く。

だよね、と。

「日本維新の会」は普通の方々には1丁目1番地が「地方分権」だと思われており、そんな人たちが東京で何すんだよ?と。

そらそうだ。そういわれるのが当然。
この疑問にお答えするには、まず「そもそも東京の…日本の政治ってどうなってるの?」という知識不足を説明しなければいけないのだ。


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今の日本の政治は基本的に「自民党政治」。
そしてその実態は…皆さんが考えている以上に…圧倒的にズブズブだしフザけた状態だという事実をまず押さえなければいけない。

日本人はみんなで「税金」を支払ってる。
100人が1万円ずつ支払えば100万円だ。100万ってすごい金額だ。
それが集まりまくって、日本政府は一般会計や特別会計を全部合わせると、年間に200兆円以上のお金を日本人みんなから搾取しまくってるのが現状。

すごいでしょ?200兆だ。暴れていいレベルの金額。

で、東京都の予算は1つの地方自治体にすぎないのに、普通に年間14兆円ほどある訳だ。
で、みんなが支払ってくれたお金なのだが、そのお金を政治家軍団はこう呼ぶ。

「予算」と。

要は「皆さんの支払って預けてくれたお金」なんて意識はついぞないのが自民党の根底の感情。愚民共が支払ったお金は『俺たちエライエライ自民党の代議員様たち』の『小遣い』ってのが自民党の「当たり前」の感覚だ。

なので、徹底的に自由に使う。
人の金じゃあない。
だって選挙に当選したんだから。エライんだから。愚民共は文句があれば選挙に出て当選すりゃあいいじゃないか?え?という自民党議員たちは、この「予算」と名付けた国民・都民の税金をどう使うのか?

簡単だ。

選挙のためにバラ撒くわけだ。

自分を顧問に登用してくれ、常時お金を振り込んでくれる法人。
自分を取締役に登用してくれ、常時お金を振り込んでくれる会社。
まぁ、人様に見えないところでこっそり茶色の封筒をお渡しして「援助」してくださるお金持ちさん。

こういう人たちにバラ撒く。
適当な理由なんていつでもつけられる。
金は基本的に「完全に無駄」にはならないことが多い。

なので、へ理屈はなんとでも言える。

こうして、本来だと選挙に当選するどころか、民間でも使い物にならないような人間が次々と「組織票」によって当選していく。これが日本のリアルの姿。

ここをちゃんと抑えなければいけないのだ。
皆さんは「普通の政治」が行われているとか考えちゃあいけない。
徹底的にふざけた政治が行われているという「現実」を受け入れなければニュースも全然読み解けないのだ。

例えば、少し前に話題になった五輪開催のための国立競技場。

世界中で実績のある超有名建築デザイナーが

「絶対に1300億あればできる!」

と断言しているのに、何故か東京都が試算すると3300億円かかる計算になる。
いくら何でもそこまで計算できないデザイナーな訳ないだろう。
あれ…あのヘルメットみたいな建物、様々取材してきた人間として断言させてもらうが…

絶対に1300億あれば作れる。

日本よりはるかに物価の高いロンドンで500億もあれば国立競技場は出来てた。1300億あってできない訳ない。

が、それでは都議会自民党の議員たちは次の選挙で当選できない訳だ。
なので、次々とかかるはずのないお金を計上する。
そこを去年の文春さんがつついた訳だ。
都議会のドンが役員を務める会社がなぜか入札率99%。
おいおい、入札率99%ってなんだ、それ。

去年の文春さん、アーダコーダと不倫がどうのという記事ばかり注目されていたが、絶対に去年1番いいルポはあの入札率を暴いた記事だった。
なのに全然話題にならない日本。これが日本の有権者のリアルなレベル。

こうやって、みんなが真剣に「税金」だと思って支払っているお金を、自分たちの「お小遣い」として使いまくってるのが今の日本の政治の真の姿。これは中央でも東京でも全く同じ。まずここを押さえなければいけないのだ。ここをちゃんと正確に知っておかなければいけない。

つまり…

こんなレベルの議員を選びまくっている東京都民や日本の有権者は総じてオヒトヨシばっかりだ、という事実をまず押さえるところからでなければ説明が開始できない、というジレンマがある。要は、正しい事実なのだが…それを言っちゃうと、みんなバカにされた気がして票が減る訳だ。なのでこちら側もハッキリとモノを言えない。

東京都議会をど~のこ~のと文句言ってるが、そもそも選んでるのはその都議会よりもはるかに低レベルな東京の有権者。だがそんなこと、選挙にこれから望む人たちは言えない。嫌われちゃうし。

維新が言ってるのって、結局「それ、やめない?」でオシマイである。

民間じゃ使い物にならないレベルの人間たちが必死になって「予算」という名の『お小遣い』を自分たちの選挙資金に使ってバラマキまくってるので、

「いや、『予算』じゃなくて『税金だから』」

が維新の言いたいこと。極めてシンプル。
東京も同じ。

東京都の議会、居眠りしまくってる信じられない議員が127人もいる。
そんなに必要な訳ないでしょうが。
ロンドンなんて25人だぞ?
彼らの高いお給料は全部税金だ。

都の職員も何人いると思うのか。

未だに書類を作って決済のハンコを押して…とかやってるわけだが、AIに任せれば今の書類の整理の仕事なんてエクセルが全部やってくれる。しかも絶対にミスしない。AIなら。都の職員、普通に考えて半分以下にしていい。絶対に仕事の内容と結果は変わらない。

ちなみに都の職員のお給料も全部都民の税金だ。
jp_senkyo
jp_senkyo


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せっかく払ってくれてる税金はみんなの未来のために使うべきで、皆様から「いただいている」「預けて頂いている」お金という認識がなさすぎな連中が政治家と公務員には多過ぎる。
そこに徹底的に

「ふざけんな!バカヤロウ!」

と叱り付けるのが維新。
なので、叱り付けられた人間たちは徹底抗戦。なので、至る所でケンカしているのが維新。

大阪都構想なんてその典型。
大阪府の下に大阪市なんて必要なわけない。中学生で分かるレベルの話。
とっとと大阪市なんて全部解体して大阪市の職員と大阪市議会議員をクビにすれば済む。

で、もっと顔の見えるきめ細やかな行政をすればいいだけ。

が、とうぜん大阪市議会議員は必死で抵抗。
だって、自分たちの食い扶持がなくなるから。
モチベーションはそれだけだ。
なので、2年前に徹底的に大ウソを拡散しまくって、大阪共産党と一緒になって怪文書を回しまくってダマしにダマして住民投票を否決させた。

「一度可決しちゃったらもう後戻りできないんですよ~」
「住民投票は何度でもやり直せますから今回は否決させましょう~」

そのくせ最近は「もう住民投票で結果は出たのである」だってさ。

あの住民投票前は、みんなが嘘つきまくってたからもう一度やりましょうってだけだ。
何だよ、あの時の
「大阪都になったら救急車が来なくなる危険性があるんですよぉ」
ってチン説は。ニュースキャスターやりながら噴き出すの必死にこらえてたぞ。笑わなかった私のプロ根性、誰か褒めてくれ。

私のコラム読んでる皆さん。
皆さん、お願いだから給料明細、ちゃんと見て。
どれだけ引かれてる?
どれだけ搾取されてる?

人様のお金なのに、ズブズブで使ってる。
これを「普通に戻そう」というのが維新の主張。

常識的に考えれば、今回の都議選、維新の候補が出ているところは維新1択のはずだ。
が、多分そうはならない。
なぜか。
簡単だ。

有権者が「無能政治家め!」「マスゴミがぁ!」と必死になってバカにしている政治家やマスメディアよりも、その有権者自身が2万倍は勉強不足だからだ。