「授業参観?」

妻に長男の授業参観があると聞いたのはその1週間前の事だった。
行きたい。
どんな学校生活を送っているんだろう…。

参加した僕は長男のクラスに行って、教室の後ろに貼られた沢山の作品を見て回った。
子供たちの書いた習字や自分で調べた課題の発表。
最近の中学生はしっかりしている。
そんな中、長男の書いた「自己紹介」というプリントに目をやった。
その時…

僕には新たな夢が出来た。



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あの日、すでに懐かしい遠い昔の日のような、あの日。
僕はこうしてライブドアブログを書き始めていた。

4月2日。

あの日から1年。今日からライブドアブログを再開する。

ただただ…皆さんに聞いてもらいたいことがあるんだ~~!

がむしゃらで、何も考えず、
ただ、真っ直ぐに自分に何があったか、何を考えていて、今どうしているのか、
ただただ、書き綴っていった、あの1年前のブログ。

その後、去年の6月にフリーアナウンサーとして立ち上がることを宣言。

今週の月曜日より、
TOKYO MX(デジタル9チャンネル)の夜9時~放送されている
「バラ色ダンディ」という新番組のメインキャスターとして
働けることになった。






何も考えていなかった高校生活。
漠然と、自分の特徴である「声」を活かそうとアナウンサーを目指し始めた。

そんな中、多くの方々に「伝える」ということの楽しさを知った。

自分の声で、
自分の表現で、
自分の言葉で、

誰もが使える「日本語」という武器だからこそ奥が深い。
センスがなければ、逆に「誰でも出来る事」になってしまう。
そのギリギリ感が好きになった理由だ。
上手く扱えば、ニュースにも、スポーツシーンにも
自分の言葉を使って色付けすることが出来る。
アナウンサーは魅力的な職業だと思った。

就職試験で無事アナウンサーになることが出来、
結婚して子供も出来た。
3人の素晴らしい子供たちに恵まれ、
犬もいる穏やかで大好きな家庭。

長男は「将来の夢」に「アナウンサー」と書いてくれた。

多分なれないけど、それは置いといて、やはり嬉しかったことを覚えている。




1年半ほど前、
我が家を襲った理解不可能な大騒動。
急に友人たちを引きはがされ、
やっと親しみ始めていたNYからの緊急帰国を命じられ、
子供たちにとっては何が何だか分からなかった事だろう。

混乱して当然。

それでも、新しい友人を作り
子供たちは相変わらず明るく、元気に育ってくれている。
しかし、僕の目に飛び込んだ、
長男の「自己紹介」のプリント。

その中の「将来の夢」という項目には…





「アメリカに戻ること」




としか書かれていなかった。
そうだよね。
こんな世界なんだと知ったらアナウンサーなんて目指したくなくなって当然。

でもな、長男、僕は思う。

それでもやっぱり、テレビは楽しい、と。
それでもやっぱり、テレビは素晴らしいと。

今はテレビの世界がちょっとだけ風邪を引いているだけだと思う。
本来、わずか4インチだとか5インチのスマホなんぞに
40インチも50インチもあるテレビが負けてたまるか。



僕はこのライブドアブログで
「どこにも属さない人間」として、
利権もなく遠慮もない
本気の、本音の論を展開していってみようと考えた。

そういった場には、やはりライブドアのサイトは適切な場所だと思う。

長男が大人になるころに、
またテレビが大復活を遂げていて、
その時に、子供たちが言ってくれたらいいと思う。




アナウンサーなんてちっぽけなこと言う必要はない。




「将来、キャスターになってみたい」と。