僕のことを「取材先で取材費を懐に入れた」などと、事実と異なるTweetをしていた「ブルドッグ」なる人物。
「正面から受けて立ちます」
など、随分威勢がいいなぁ、これは裁判が楽しみだ、と知り合いの弁護士に連絡し、書面の準備に入ったところ…「ブルドッグ」なる人物から連絡が来ました。記されていた住所は…

フィリピン在住。フィリピンのセブ。

いい所です。羨ましい…むかし僕も旅行で…ではなく、ご存知の通りで、当該不法行為が日本国外であった場合、日本の裁判所は基本的には動けません。双方が契約書などを交わせば話は別ですが、事実上、裁判は難しいと言わざるを得ません。

ただ、何度かダイレクトメッセージをやり取りさせていただいたのですが、少し印象が変わりました。

率直に言うと、僕の中で彼に対する悪い印象は全くと言っていいくらい無くなりました。

まず、確かに裁判は出来ないものの「正面から受ける」という言葉の通り、彼は住所も送ってきましたし、返信もそこまで時間をかけずに何度も送ってきてくれました。

内容も「どの取材先なのか?」「取材費の支払いなどあったのか?」「それを懐に入れたのか?」という質問には答えてはいませんでしたが、常識的な人物の文面だと感じました。記されている仕事内容もしっかりとしたものでした。

読むと、ネットなどで僕を貶めたいだけの連中が悪ふざけで拡散している2012年6月の当時の内容をそのまま信じてしまっている様子でした。

僕はその内容が事実に反し、その記事を書かせたフジ社内の人間を突き止めることが出来たために、2013年、その一方的な記事に反論するためにフジを辞めたわけです。

他にも、彼は「透析患者を苦しめた」というデマネタをそのまま信じている様子でした。
このコラム読者はすでにご存知の通りで、僕はそもそも「透析患者」になどコラムを書いたことはありません。1型と2型の違いは世界的には極めて大きなものです。僕はあくまで2型の糖尿病腎症についてのコラムを書き、その断りも何度も書いている通りです。
また、注目を集めるために炎上目的で強い言葉を使ってタイトルをつけましたが、そんな意図は全然ないことも文中に書いています。

ただ、このブルドッグ氏はそれらの僕を貶めたいだけのネット上の記事を真に受けている様子でした。
それ自体は残念ですが、少なくとも僕をバカにしたいだけの連中などではなく、また、実情を記した僕の著書も購入してくれたそうです。僕の家族になにが起きたかも読んでくれるかもしれません。もし面と向かって会うことがあった場合、Twitterの文言から見える印象とは全然違う人物なのかも知れません。

コメントには「ウソをついている可能性もある」「逃げられている」というご指摘はありましたが、僕は彼のコメントやメッセージにはウソはないと思いました。送られてきた文章も理性的なものだと感じました。少なくとも彼はごまかしたり逃げたりをしませんでした。物的な証拠とかは確かにありませんが、彼のメッセージを信じたいと思います。

なのでお騒がせしましたが、ここまでにします。
読者の皆様にはこれからも変わらぬ応援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。