2014年08月

週末は大阪出張。
テレビ大阪の「たかじんNOマネーBLACK」に出演し、大きく報じられている「朝日新聞誤報問題」について片山さつき議員たちと共に意見を述べてきました。

この問題に対する僕のスタンスはすでにブログで書いてある通りでそもそも「問題だと思わない」が回答となります。
番組でも申し上げましたが、「従軍慰安婦を『強制的に連行』していき『性奴隷』にした」なんてことはそもそも作り話もいい所で、その程度の事はある程度の勉強をしている人ならただの常識でしかないし、そんなことは産経新聞が何年も前からずっと訴えてきていることです。

誰も信じなかっただけで。だってサンケイだし、右だしーって言って。

あまりにも当たり前の話だし、んなもんギャースカ騒ぐ話でもないんですが、スタジオの皆さんは色々と聞きたいこともあったようで、僕はメディアの人間として、報じる側にいた人間として、答えられる質問には答えておきました。
まず、司会のメッセンジャー黒田さんが聞いてきた質問ですが、

「なんでこの吉田さんという人は、こんなウソを言うたんですか?」

お答えします。ものすごく簡単だし、僕自身何度も経験してきたことなので。はい。シンプルに言うと

「金のため」

です。おしまい。
ホントですよ?僕、右翼でも何でもないの知ってるでしょ?ただの普通の人間です。でも、色んな現場に取材に行くと、必ずと言っていいほど遭遇するんですけど…
「マイクを向けると『テレビ的』なコメントをくれる人」
って人々がいるんです。正直な話、これがまたかなりの数います。助かるんですけどね、現場では。マイクを向けると使いやすそうなインタビューを答えてくれる人って。
でもですね、インタビューを撮るたびに毎回毎回裏取りなんて出来ません。そんなもん出来ません。時間かかってしょうがないし。テレビ番組、作れません。
朝日新聞ってのは分かりやすく言うとサヨク新聞な訳です。それはもう皆さんがご存じの通りで。産経新聞はグリグリのウヨク新聞です。こうやって両方向からの意見を照らし合わせる事で、僕たち日本人は真ん中の意見や正しい意見に近づくことが出来るんですよね。なので、朝日がサヨク的なのは全く問題なんかじゃないんです。そういう新聞なんだから。

でも、サヨク的な発想であったり意見って、結構難しいところがあって、なにが難しいかというと、

「小学生でも知ってます」

的な話が結局の結論部分だって話なんですよね。
戦争反対ー!とか、原発ハンターイ、とか。特に戦争反対なんてあまりにも当たり前すぎてそのまま話しても誰も聞いてくれないし、「いや、知ってますけど?」って言われておしまい程度の話だったりするんです。

そこで登場しなければいけないのが「テレビ的な人」の存在です。

もっのすごい話をしてくれる人。「マジすかぁ!」って誰もが驚くような話をしてくれる人。その人の話を新聞紙面に載せたら、一気に販売部数が跳ね上がるような人。
ほら?
皆さんの周りにもいるでしょ?「おいおい、マジか?」って言われることに快感覚えてるタイプの人。例を挙げると、
「俺(あたし)、霊感強いんだよね!」
と言いながら幽霊話を真剣にしている微笑ましい方々を思い浮かべてください。そう言う人たちって、「自分の話が注目される」ってことにとても快感を覚えるタイプの人たちなので、逆の言い方をしちゃうと、「注目されるところまで話を盛っちゃう」タイプの人たちなんですよね。だって、注目浴びたいし。注目浴びたら気持ちいいし。

こういう話をすると、必ずと言っていいほど「お前らアナウンサーなんてその典型だろ」とか、分かってないのにイチャモンだけつけてくるアホが多いんですが、全然違います。これは全国のアナウンサーの名誉のために言っときますけど、アナウンサーってかるーく喋りますし、気さくっぽく、重苦しくなく話をしますが、実はその一文一文にかなり意味を持たせて話すように徹底的に教育されてます。全国放送のテレビ番組で話を盛りまくったら、そのダメージが大きすぎるからです。

話がそれましたが、そんなこんなで
「作り話を仰々しくする」
人ってのは世界中どこにでもいるもんなんです。で、朝日新聞としては「戦争ってやだよね」という、あまりにもインパクトの無さすぎる話を書かないといけないし、んなもんで発行部数を稼げるわけないし、なところまで行くと、ろくな裏取りもせずに今回問題になってるような吉田さんみたいな人の意見をそのまま書いちゃいます。だって

「こういう話が聞けた」

ってことは事実だから。全く朝日新聞は悪くないから。だってそんなことを言う人がいたってとこまではホントだし。で、それくらいキャッチ-な話ってのは多くの人が飛びつくわけです。戦争反対の運動家たちにとってはまさに救世主。

吉田さんはその証言によって一躍スターダムにのし上がり、当然書籍も販売してますし(←バカ売れ)、講演会の依頼は殺到してますし、とてつもないビジネスになっています。講演会のギャラも相当良かったはずです。引っ張りだこだったらしいし。

繰り返します。吉田さんが「強制連行がぁぁぁ!」ってウソ話をしたのは

ただのビジネスのためです。

そして、そんな情報が満載なのがメディアの正体です。新聞だけじゃない。テレビだって同じです。伝えてきた僕が言うんだからウソじゃないです。そういう話をすると、司会の眞鍋かをりちゃんが

「それじゃあ朝日新聞、大スポ(←東スポの大阪版です)と一緒じゃないですか!」

と聞いてきました。お答えしましたけど、

そうですよ?何か?

まさか違うとでも思ってらっしゃったんですか、という感じ。
「矢追純一が言ったんだ!」とUFOについて特集する東スポと
「吉田さんって人が言ったんだ!」と慰安婦は強制的に連行されたと特集する朝日新聞。

逆に聞きたいんですが、何か違う点ってありましたっけ?いや、メディアって全部同じですよ?メディアってのは人間が作ってるんです。聖人君子が作ってるんじゃないんです。そもそも
「一歩引いて参考意見として」
接する媒体のことを「メディア」と言うのです。日本人の多くが勘違いしてるんですけど、「正しいことを伝える媒体」なんてものはどこにも存在しません。
正しいこと、信じるべきは「自分自身の価値観」です。そんなものは自分でみつけるものです。
朝日新聞は正しくて東スポは信じない?笑わせるご意見です。
大手のメディアだから真実を書いているとでも?逆!逆!
大手メディアってことは今まで「売れてきた」ってことです。と、言う事は
「キャッチ-な記事を書き飛ばしまくってきた」
って媒体なんです。強い文言、強い記事。それが紙面に踊ってたから皆さん買ってきたんでしょ?と、言う事は、大手メディアこそ、そのまんま信じちゃうと、大きなダメージになるもんなんです。今回の慰安婦問題のように。

僕は以前のブログで「東スポが日本のメディアで一番だと思う」って書きましたけど、あれ、別にネタな訳じゃないんですよ?いろいろ考えたうえで書いたんです。だって、他の大メディアのように迷惑かけてないでしょ?アメリカに慰安婦像作らせてないでしょ?産経新聞だって、今回の事で大喜びして叩きまくってるけど、今、韓国で大変なことになってるの知ってました?
韓国の産経新聞ソウル支局長、大問題になってるんですよ?噂記事をそのまま書き並べて、国際問題レベルのなってる。産経だって同じです。もちろん読売も同じ。ナベツネさんのいるグループの元で「公平・公正な報道」なんて出来てる訳ないでしょうが。毎日だって同じです。

ちゃんとたまにはスクープも出すし、面白い紙面づくりを心掛けているし。
僕は東スポが「メディア」としては、実は一番誠実に、正しい作りをしていると考えています。少なくとも、偉そうな態度なんてとらないしね。大メディアの記者さんたち、けっこう態度、でかいですし。プライドだけ高いし。人のことは責めたてますけど、自分のミスは謝罪なんてしないしね。今回の朝日がそうでしょ?

メディアは参考意見です。それ以上の存在ではないです。金儲けのために派手なこと言ってる連中の言葉は、ちゃんと一歩引いて聞きましょう。
それが今回の朝日誤報問題の本質です。

タレントとしても活躍している教育評論家の尾木直樹さんが気炎を上げている。

尾木ママ“宿題代行業”は「れっきとした『詐欺罪』!!」

本当にその通りだ。尾木さんの御意見に激しく同意したい。

僕自身、このニュース番組をリアルタイムで見ていて、あまりにも強い違和感を感じた。もう…情けなさすぎるので、「どの局」の「どのニュース番組」だと改めて言う気も失せるが、はっきり言って、夕方のニュース番組で扱うネタでもなければ、こんな話に対して毅然とした態度一つとれないのであれば、もう、ニュースなんて辞めちまえと言いたくなる。

夕方のニュースだった。

「宿題代行が流行っている」

という驚きのニュース。
模倣犯の可能性も考えず、その特集コーナーでは、どのように申し込むのか、どのようなサービスなのか、料金はいくらいくらなのか、さらに驚きなのは…

「ポスターの作品として入賞するレベルの作品の場合は○○円(←ちょっと高い)で…」

といった驚愕の紹介までもがされていた。

スタジオに下りる。いつも、大したスクープでもないのに
「スクープです!」
「続いてです(←そもそも日本語としておかしい)!スクープです!」
と息巻いている女性キャスターが苦笑いしておしまいだった。いつも舌鋒鋭いあのキャスターが。何かの圧力でもかかってたのか?

なんなんだ???この特集!??何故、攻めない?なせ糾弾しない?

そもそも子供の宿題だぞ?なんで親が金出して解決するんだ?疑問に思っていると、その分の時間を

「お受験のお勉強のために」

費やすのだそうだ。…狂いすぎている…。もう、どこから突っ込んでいいか分からない。お受験に一生懸命になっておエラい大学様をお出になられた、暗記が上手いだけのアホどもがどれだけ、社会的に狂ってるか良く分かるエピソードとしては、皮肉なことに秀逸な作りだ。

はっきり言っておく。「宿題」は子供の「義務」だ。色々と無駄なこともあるかもしれない。長い人生において必要ないかも知れないポスター作りなどもあるだろう。気持ちが分からないとは言わない。はっきり言って金で解決とは言わなくても、僕自身

「も~なんで、こんなことしなきゃいけないんだよ~」

と愚痴りながらやってたもんだ。
でも、それが社会だ。社会人になったって、無駄なことなんていくらでもあるし、理不尽なことくらい毎日のように体験する。
でも、義務ってものがあり、それをみんなで少しづつこなしているので、秩序のある社会が保たれる。みんながルールをほったらかしにし始めたら中国みたいな状況になる。そんな国でいいのか?僕はやだぞ?そんな国。

まず、子供の宿題を金で解決しようとする親。

子供にそんなことを教えて、満足なのか?それで受験を受けて、暗記テストで点数取って、それで子供が育つとでも思ってるのか?夏休みの宿題を、親の財布から金を出させて人にやらせて、本当にその親は子供に対して恥ずかしくないのか?自分は親だと胸を張るのか?

感覚がマヒしている親には同情しかない。今世ではしょうがないのなら、来世でもう少しまっとうに生まれてくることを祈る。

そして、そんな代行を行っている業者。

分かる。分かるよ?いろんな職業はあっていいと思う。それは資本主義のルールだ。でも、んなもん、取材、受けるなよ。取材受けて、堂々とインタビューに答えてどうするよ?おかしなことをしているっていう感覚すらないのか?

そしてそんな状況を、視聴率が取れそうだから、と恥ずかしげもなく堂々と垂れ流しするテレビ局!

しかも、お前たち、報道局だろうが!!なにやってんのさ!

尾木ママが言うまでもなく、人に金を払って書かせたポスターで、コンクールに出すことはれっきとした詐欺行為だ。コンクールの場合など、「賞金」「商品」が存在し、その作品の「著作権」は「提出者」に帰属することとなる。
つまり、A君が提出した作品が全国的なコンクールで優勝したりするとしよう。その作品は「A君の著作物」となるのだ。あの特集組んだニュース番組、お前ら、どんな思いで佐村河内騒動のニュースを流してたんだ?彼の事はボロカスに叩いてたクセに、この特集はいいってのか?
コンクール入賞となれば、通常であれば、クオカードくらいは出るだろう。賞状も出るだろう。彼はその経歴を履歴書にも書けるかもしれない。僕は著作権の資格を持っているが、この行為は明確な犯罪行為であると断言できる。そんな手助けサービスを…なんで、公共の電波使って流してるのか。

あの特集を組んだスタッフ!お前ら報道局に勤めてて、んなことも分からない訳ないだろう?なのになんであんな特集したんだ(涙)?そこまで視聴率に困ってるのか?なんで犯罪行為の宣伝の手助けをしているんだよ?

久しぶりに見ていて恥ずかしくてたまらなくなった。二度と、このような狂った特集は組まない事を祈る。

吉田調書が公開になるという。

福島第一原発の事故当時、陣頭指揮を執った吉田昌郎元所長(故人)の聴取記録はもとより多くの関心を集めていた。ただ、今までは国民にとって非常に興味のある内容とは言え、

・吉田氏がすでに故人である事
・調書を取る段階で公表すると説明していない事

などの理由でその内容は公開されないはずだった。

しかし、そこは日本の政治とマスコミの関係。相変わらずというかなんというか…結局、断片的に内容が漏れ伝わり始めていた。漏れた情報源は僕の知る限り二つだ。

一つはフリージャーナリストたちが接触していた
「当時の吉田さんと一緒にいた人物たちからの証言」
これは取材の範囲だし、国民の知る権利にこたえている話なので何の問題もないだろうし、これぞジャーナリズムだろうと考える。福島に30回近く取材に行っているジャーナリストの山路徹氏などの取材報告がそれにあたるだろう。

もう一つは政府内部関係者からのリークだ。

経験上、大手新聞社に載っている記事の大体がこれに当たると思われる。
もともと、政治家たちは「バンキシャ」と呼ばれる記者たちに毎日のように接触されているが、その中でも「自分たちにとって都合のいい記事を書く」記者を出来ればさらに優遇しておきたいと考えている。理由は単純で、上手く「飼いならす」ことが出来れば、自分たちに都合の悪い事態になった時にその記事をもみ消すことが出来る可能性が高まる」からだ。こういう状態を永田町界隈では

「記者を子飼いにする」

と言う。大物政治家などに上手く取り入っている記者を見かけては
「あいつ、子飼いにされているから」
などと陰口を叩いたりするのも、もうおなじみの光景だ。そうやって足の引っ張り合いをしているのだが…まぁそれは日本だけじゃなくて、世界どこでも同じこと。嫌らしい世界に見えるだろうが、それがマスコミの姿なのは、別に日本が特別なことじゃない。

さて、話がそれたが、要はそんな感じで、結局話が断片的に漏れ伝わってしまうのでは、故人の意思にも反するだろう、という事で今回、調書が公開されることが決定したのだが…菅官房長官の会見の記事を見て、少々懸念が高まった。

大丈夫なのか?これは。

よく言われている、「吉田氏が生前、『公開しないことを条件』にしていた以上、本人の許可なく公開するのは間違いではないか」という指摘はもちろんもっともな意見だ。しかし、僕はそれとは別の問題もあるような気がしている。

まず、吉田調書は「黒塗りの文章」として公開される。国家の機密事項に関わることなどを黒塗りにするという。もちろん、これ自体は不思議なことでもないし、どうしようもない部分は黒塗りにしても問題はないと思う。

が、問題は…本当にどの部分が黒く塗られたのか、政権与党の人間以外は確認できない、という事だ。

今までも、時の政権が「自分たちにとって不都合な真実」を黒塗りにして「公開」とは名ばかりの情報開示をしたことは多々あった。しかし、その本質はただの政権の宣伝行為であったり、ライバル政党の追い落としであったりしたケースが少なくない。
今回は間違いなく「国家機密以外は公開されるているのか」確認できないのだ。当時は民主党政権であったし、そんなことはないだろうが、極論を言えば、自民党政権にとって不都合な文章だけを「黒塗り」することだって可能は可能だ。

他にも、「公開時期は9月の早い時期」という時期設定は気になる所だ。

都合の悪いニュースが流れそうな時に、大きくマスコミに取り上げられそうなニュースを解禁にすることにより、もみ消しに近い行為は当たり前のように行われてきたことだ。これは新聞は所詮紙面に限界があり、テレビにはニュースの放送時間に限界があるからだ。より視聴率の高いニュースを取り上げざるを得ない以上、でかいニュースをブッこんでしまえば、大概の不祥事は日本人は忘れてくれたりするのだ。

僕はブログで何度も指摘しているように集団的自衛権の解釈の件など、基本的には安倍政権のここまでを支持してきているが、なんと言ってもデリケートでいろんな意見があって当然の課題に突っ込んでいる政権なので、ここ最近、支持率の下がり方は見過ごせない状態まできはじめている。

「公開時期は9月の早い時期」?

秋の臨時国会の直前じゃないか。しかも吉田調書の内容は…普通に考えて、民主党にとって都合のいい内容とは到底考えられない。それが臨時国会の直前に開示された場合…予算委員会をはじめ、国会における第一野党、民主党の追求は腰砕けになる算段が高くなると考えるのは僕の考えすぎか?(この際だから、現在の民主党はそもそもロクな追求が出来ていない、という突っ込みは置いておく)


あのような世界的な事案だ。
福島の一件は少なくとも日本の話じゃない。チェルノブイリ同様に「世界の事案」だ。可能な限りの情報解禁は当然のこと。政府は故人の意思に反してでも吉田調書を公開すると決めた。その決定自体は支持したいが、せっかくそうする以上は…

・黒く塗る部分はせめてメディアに対してだけでも「だいたいどんな事が書いてあったのか」を説明出来るようにしておくこと
・正確な英語訳などもつけて、海外メディアに対しても記者クラブ同様に情報開示し、取材要請に対しては誠実にこたえること

などを求めたい。でないと、また変な不信を招くもとになりかねないのではないかと思う。

アイスバケツが回ってきました。
今日の夕方、氷水をかぶらせていただきました。

親友の従妹が天国へと旅立ったのが21日。4日前の事。
その事実がなければ、僕自身、このチャレンジをしていたかは分かりません。
ただ、寄付をして終りだったかもしれない僕の心境は、友人の一言で完全に決まりました。

「むっちゃん(従妹)がずっと願っていたのは『ALSを多くの方に知ってほしい』という事でした」

そうなんだろうなぁ…。
知ってもらうってことは本当に大事なことです。
選択肢の中に入らなければ、、知らない人の中では
「なかったこと」
になってしまう。

番組で共演している武井壮さんの御意見は完全に正しい。
さすがは武井さん。
逃げずに、はしゃがずにしかし…しっかりとメッセージも発信されていて、立派でした。

難病指定される病気は世界でも130を超えます。
パーキンソン病のように有名になった病気もあるものの、まだまだ認知度の足りない病気は多々あります。

ご批判ももっとも。
良い企画だ、という意見ももっとも。

ただ、僕は僕の意思で水をかぶることにしました。
寄付もしました。
僕の役割は、この話、この思いを紡ぐことだと思いました。




まさかの展開を見せたタイの人身売買計画疑惑のニュース。

タイにおいて、日本人男性が次々と代理出産をしていた、というニュースが流れて、2週間ほど。当初の日本の報道は「人身売買か?!」と色めきだっていたが、最近すっかりこのニュースは影をひそめ始めた。

理由は単純。弁護士がついたのだ。かの有名な弁護士が件(くだん)の男性の担当弁護士になったため、マスコミはやりたい放題の報道を出来なくなったとのことだ。

散々騒いでいたマスコミは、まるでオモチャを失った子供かのように一気に沈黙し、次なる獲物をさまよい始めた。しかし、そんな中、先週金曜日、写真週刊誌「フライデー」がその男性の追跡記事を一気に掲載した!

「タイ警察が暴く 光通信御曹司の『ミツ1000人帝国計画』」

という記事がそれだ。
記事によると、このタイで代理出産を繰り返していた男性は、あの「光通信」の創業者の御曹司。24歳にして総資産額100億円を超えるという超セレブだったとのこと。
確かに、ネット上ではとっくの昔に特定はされていたが、フライデーとしてはしっかりとしたウラを取った上での記事だと推測できる。

記事内で報じられていたのは、当初マスコミが報じていたような「人身売買」や「相続税対策」では全くなく、単純に

「自分の血族を増やし、事業を拡大したい」

というものだったというから驚きだ。かくいう僕自身、最初にこのニュースを聞いた段階で「相続税対策でしょ」と思っていた。詳しくはフライデーの取材記事を読んでいただきたいのだが、何でも光通信の創業者一族は以前、どん底の時代を経験し、そのトラウマから親族以外の人間を一切信用しなくなっているとのこと。

まさかの「本気で子供1000人計画」。

昔、中学時代に「聖闘士星矢」というマンガが流行り、その中に出てきた主人公が実はみんな兄弟だったという設定があった。大金持ちのおっさんが世界中の女性に産ませた子供たちが、主人公のペガサス星矢やドラゴン紫龍であって、そのおっさんは100人の子供を産ませた、という話だったはずだ。子供心になんちゅーふざけた設定だ、と思っていたが…

リアル聖闘士星矢という驚きの真実。

記事にもあったが、確認のため友人の弁護士に聞いたが、本当にこのニュースは一切の違法性はないとのこと。と、いうか、こんな事態、全く想定されていなかったので、法の整備もへったくれもないそうだ。
しかも、ネグレクト(育児放棄)などの子供の環境にも問題が出るだろうと報じられていたが、実際ベビーシッターは問題なくつけられており(むしろ手厚いくらいに)、メディアが現地に取材に行ったところによると、父親のこの24歳の御曹司、近所で子供をかわいがってる姿や、子供をだっこしながらあやして買い物に来ている様子などがたびたび目撃されている。子供のことは意外なことに、けっこう好きなようだ。

こういう珍しいことをすると、叩きのめしたいのが通常の日本のマスコミだが、フライデーの記事でも
「将来の相続権の問題の可能性が…」
とか
「子供の人権が侵害される恐れが…」
「兄弟同士が近親結婚するリスクも…」
なんて、仮定の範囲の指摘くらいしか出来ていない。大体、この御曹司、かなりしっかりした弁護士をつけており、そういう部分の対策は十分すぎるほどで来てる感じだ。

僕のやってる「バラいろダンディ」では、コメンテーターの玉さんが

「この人、計画的なビッグダディだね」

と言って笑いを取ってたが、実際に玉さんの言う通り、かなり計画的だった模様。
確かに教育の機会は、彼の資産状況を考えればむしろ普通の家庭以上に与えることが出来ることは間違いないし、現段階で100億超の資産がある以上、当面、表面上は困ることもないだろう。

もちろん、命は無責任に作れるものではない。子供の成長に親の愛情は必要不可欠のだと思うので、この男性には大変であっても、この子供たち全員にしっかりと愛情を注いでいってもらいたいとは思う。母親がいない事は気がかりだが、親代わりのベビーシッターをしっかりと雇ってほしい。そもそも、金もないのに、愛情すらも注がない、子育てに参加しない親が今の日本には山ほどいる中で、彼だけを批判することもおかなしな話だろう。

かなり突拍子もないニュースだったが、なんと言うか…考えさせられる事案だと思った。



少し前の弁護士ドットコムの記事に

佐世保女子高生殺害「報道」のナゾ――なぜ被害者「実名」、加害者「匿名」なのか?

っていう、ほーーって記事が出てまして…。皆さんご興味あるのか、そこそこ長い間ブロゴスの閲覧数も1位になってましたね。一応、これは僕の分かる範囲なのでお話しできそうです。

まず僕がなるほどーって思ったのは
「そういう風にとらえられるんだ~」
って所でした。ええ。なるほど。確かに、被害にあってるにもかかわらず、被害者は実名報道されて、加害者は20歳未満だった場合、「匿名報道」になりますよね。言われてみれば、被害者の方が報道被害にあっちゃいそうです。
考えたことなかったですけど、今はネットも含めて、色んな情報が悪用されるし拡散されるから気をつけるって意味では、匿名性を強めた方がいいんでしょうかね…。

いえ、これはですね、単純な話なんです。そもそもメディアの報道って…

原則が「実名」だから

が今回の答えです。すみません、単純で。加害者とか被害者とかあんまり考えてないです。ニュースは実名が基本です。

メディアだとかマスコミだって言っても、その立ち位置って、国民の「知る権利」のためにあるんです。国民は日本中、毎日見回してる訳じゃないですよね?沖縄の人が北海道のニュースってなかなか普通じゃ知れないじゃないですか?
でも、例えば、沖縄県に住むAさんが不幸な事件に巻き込まれた、として、そのAさんのご友人が北海道に住んでらっしゃる可能性ってあると思うんです。

そんな遠く離れた地にでも、沖縄で起きた事実が届くように、Aさんのご友人がその不幸をいち早く耳にすることが出来るように。基本はすべての報道を実名でするのがそもそも原則なんです。

じゃあ加害者はって話なんですが、佐世保の件に関しては容疑者が未成年でしたからね…。これは弁護士ドットコムさんに書いてある通りの理由です。はい、少年法61条です。我らマスコミにとても有名な61条です。
個人的には、未成年であってもそこに悲劇はあるし悲しみはあるので、なんでそんなに守らないといけないかな~って思いも当然あったりするのが本音なんですが、少年法がある以上、それに逆らってもしょうがないので、佐世保の事件では…

原則通り被害者は→「実名」

61条があるので加害者は→「匿名」

での報道となっています。




ただ、弁護士ドットコムの記事のラストにあった

「加害者側、被害者側双方ですが、犯罪と被害の背景・原因を検証し、将来の改善策につなげるために、『個人の識別情報』を、社会が必要としているとはいえないと思います」

と言うご指摘は確かにその通りだと思います。容疑者や被害者の顔写真の事を

「がん首(がんくび)」

と僕たちは呼びます。他局に先駆けて「がん首」を取ることは上司から徹底的に叩き込まれます。これも、今の普通の方々の感覚とは違っていると思います。
それが無かったとして、視聴率はコンマ1%も変わらない事でしょう。単なる他局へのあてつけであったりイヤミであるケースがほとんどです。俺たち、取材、進んでるんだぜ~的な。
でも、新聞やテレビ局の「報道セクション」って結構閉鎖的な組織だったりします。なかなか正論ってのはこれからも通らないかも知れないですね。






やまもといちろうさんのブログで僕について少し触れて頂きました。

長谷川さんによる姉歯物件の耐震偽装に関する記述で明らかな与太話が書いてありましたのでこれの間違いの部分を否定する目的でエントリーを書いたものです。長谷川さんに対する敬称略というのはもちろん著名人の記述に対して論評する一般的な方法に基づいたものでしたが(当然ながら、私もおおいに呼び捨てられるし、それ自体は何ら問題ないと思いますが)、長谷川さんが気になるということでしたらそれについてはお詫びいたします。(「長谷川豊さんの与太記事について」)

いえいえ、どうぞ気になさらないでください。ブロガーとしては大先輩ですし、それもやまもとさんのスタイルなのでしょう。これからは僕も気にしないようにします。あのエントリーは、僕は取材した裏付けとともに書いたつもりですが、それでも色々と間違いなどもあるかもしれません。これからもご指摘していっていただければ嬉しいです。
ちなみに一応、僕のエントリーの要旨は「反論」と言うより

「僕もけっこう取材して書いてるんですよ~」

が主旨です。ほら、「印象だけで書いてるようだ」ってあったので。


しかし、ブログ使ってこういうやり取りするの、本当に大変ですよね…。皆さんがTwitterを使う訳、分かる気がする…。ついつい、電話とかで片づけたくなります。あ、皆さん、通常のエントリーではないので、読み飛ばしてください。


取りあえず、順を追ってご質問・ご指摘にお答えしますね。

>ビクともしてなくても放置していたのなら、それは単なる違法状態です。威張ってる場合ではありません

いや~ホントそれ。そうなんです。違法状態なんですよね。
ええとですね、ついでにもう一文あげますね。

>違法状態にある姉歯物件が数十棟いまなおあるという話でしょうか。

いえいえ、これは前後を読んでいただければ分かると思うんですけど、違います。姉歯物件は「完全に正確に」数を知ることはできません。国土交通省にも「個別案件には答えられません」って言われましたし。僕、記者クラブの人間じゃないし。
正確にあと何棟あるかは分からないですが、でも僕の知る限り、2棟の耐震強度を満たしてない物件はあります。確かにあります。

で、なんですけど、ここが問題で、やまもとさんのご指摘って確かにその通りなんですが、国は一方的に「耐震強度」ってのを作るんですけど、それを直すのはけっこう人任せな訳ですよ。
なので、昔取材に行ったのは(これは姉歯報道とは全く別の報道で行ったんです)

「耐震強度を満たしていない一戸建てが倒壊した(←自然倒壊)」

っていうニュースだったんですけど、見事にぺしゃんこにつぶれてましてね…。僕が取材に行ったぺしゃんこになった一戸建て、おばあちゃんが住んでたんですけど、

「おじいちゃんとの思い出のおうちだから」

って言って絶対に建て替えなかったんです。で、自然倒壊しちゃった。何気に日本には「耐震基準を全く満たしていない=違法状態の物件」くらい、ごまんと放置されてるって現状があります。

話がそれましたが、
「全部壊れる!」
「パターンと倒れる!」
って言われてた姉歯物件ですが、姉歯氏はずっと言ってたわけです。あの当時のインタビューも

「国も基準が他国と比べてもいくらなんでもきつすぎると思うんです」

って。ダメなんですよ?もちろんダメなんですけど(違反してるんだし)、でもその発言自体は本来なら検証すべきポイントのような気はするんですよね。でも、検証なんてせずに一方的に悪者にした。それが姉歯報道でした。

なので書いたわけです。

「いや、耐震基準を満たしていない、倒壊するって責められた姉歯物件でも、ヒビ一つ入ってないですよ」

って。実際そうだったし。根本的な部分は
「国の耐震基準って、ひょっとして姉歯氏が悪い、悪くないは置いといて、彼の言う通り、きつすぎない?」
がポイントです。


あと、やまもとさんのご指摘の中にあった

>違法状態の建築物を取材に行って、ビクともしないと住民に取材してそれで終わっていたということなんでしょうか。取材者としては、そちらのほうがよほど問題だと思いますが。

これにはドキッとしました。なるほどな~って。
いえ、それはそれで正論ですよね。確かに。ただ、僕たちマスコミって、基本…

「取材してお伝えする事」が仕事

です。もちろん、結果として、解決の方向に行けばいい、という願いはこめて取材してますけど、住民に取材して…当然、僕はそこで終えてます。
夕方のニュースとかでも「万引き犯を終え!」みたいな取材、あったりするじゃないですか?そんな時、いちいち、それを解決に向けて…みたいなこと、本当にやりません。これは取材陣はその範疇を超えてはいけないとみんな思っているからです。他の取材陣もみんなそうです。


ってな感じです。



と、言うかなり細かいところをご質問にお答えしましたけど、そもそもの僕のブログってのは

「マスコミ、叩きまくったりするけど、それが間違ってたりしても認めないよね!ニュースの後追いとか、絶対しないよね!」

てのが趣旨なので、そこはきっと同意できてるんじゃないかと思います。大事なのはそこなので。

いつも、時間のある時は「とくダネ!」見てます。どうか古巣の元仲間たちをよろしくお願いします!素晴らしい番組とスタッフたちです。

あの頃、僕は報じる側にいました。でも、今は報じられる側の立場も経験しました。

今、僕がいろんなエントリーを書いてるのは、あの頃の僕の贖罪って訳じゃないんですが、なんと言うか…罪滅ぼしってのは偉そうなんですが、少しでも僕のエントリーが、多くの視聴者の方のお役に立てればなぁって気持ちで書いてます。皆さんにもそんな感じで読んでいただければと思います。

なんと言うか…どうリアクションしていいか分からない記事があったので…一応、こういうのは反論とか説明とかしておいた方がいいのかなぁ…と思って…。

やまもといちろうさん。

有名なブロガーの方です。僕も大好きな方。そのやまもとさんのブログに僕の事が載っている!とメッセージを頂き、おぉ、これは光栄!と読みに行ったら…(「姉歯物件は大震災でビクともしていなかった」と長谷川豊が言ってんだけどさ

…あれ?

……おろ…?

なんと言うか、リアクションに困るというか、どう言ったもんだろうか、と言う記事が出ておりまして…

今までにも、僕に対するブログではアホ丸出しの批判記事や、もう、突っ込むのも疲れそうなダメ記事ってのはけっこうあったのですが…そういった類のものはあまりにもアレなのでほったらかしにしてたんですが…さすがにやまもとさんはけっこうなビッグネームだしなぁ…というのと、僕の著書の中身の話なので、ちゃんとご説明しとかないと出版社さんに悪いしなぁ…というので、ちょっとだけ反応しときますね。

まず、やまもとさんは何を取材したのか、それともただの印象論なのか(←たぶんこっち)、僕の事をずいぶんと見下されているようで、勝手になぜかバカにされてらっしゃるんですけど、一応、長谷川、13年間も生のニュース報道番組をやってきた手前、そこまでアホなテキトー記事、書きません。

一応、そこは最低レベルのプライドをもってやってます。

ただ、僕らの癖ではあるんですけど、色々と取材したって言っても「取材したんだぜー」「努力して大変だったんだぜー」ってのはただの自己満足で、読者の皆様には全然関係ない話だと思うので…

「取材した内容は頭に入れたうえで、ゼロに戻して、一人でも多くの人が読みやすい文章」

を綴ってるつもりです。

なので、「読みやすい」という印象を持ってくださる方もいれば、もっとしっかりとした文章を読みたい方には「テキトーっぽいな~」って文章を書いてます。それはそう意識して書いてる文章です。
なので、やまもとさんが悪いんじゃなくて、僕がそういう文章を書いてるのが原因って所もあるんですけど、さすがに…ていう部分がありまして…。

僕、3件ほど前のエントリーで昔の姉歯物件についての話を書きました。詳しくは読んでいただければいいんですけど…かいつまんで言うと、姉歯物件、当時はクソミソにたたかれて、「姉歯物件は殺人物件だ!」「震度5でパターンと倒れるんですよ!」と総バッシングを食らったり、「姉歯は愛人、囲ってるらしいぞ!」「お金をたんまり持ってるらしいぞ!」って言われていたので、

んなこと、ないですよ?

って書いたわけです。なのに、何のフォローもしなくて、マスコミってそういう面、あるよね~って書いたわけですね。
その実例として…やまもとさんがああ書いてらっしゃるので…しょうがないので執筆の裏側も全部書きますけど、
・一級建築士の方にインタビューをし
・実際に現在も別々の「姉歯物件」に住んでいる複数の人に話を聞き
・国土交通省に取材をかけ(←断られた)

そうして取材した内容を書きました。
やまもとさんは…想像すると、多分ネットとかで名前の出てる、要は当時のマスコミで実際に名前の挙がった姉歯物件を調べられたりして、

「もう、耐震補強工事をしてるはずだ」
「震災の時は耐震強度はもう満たしているはずでハセガワは取材せずに書いてるんじゃないのかー!」

って書いてらっしゃるんですけど…いやいやいや(笑)。

姉歯物件に関しては、ご存じの通り、風評被害などを勘案されて、実際に発表されていない物件をはじめ、耐震強度は不足しているものもやや不足しているものも、全然足りていないものも含めると、都内だけで数十棟ほどあります。これはやまもとさんもご存じの通りで。
で、その中でも大きく報道されたものや明らかに耐震強度が足りていなさすぎるものってのは、ご存じの通り、建て直しを迫られたり、やまもとさんのブログにあるように補強工事が行われているんですよね。

でも、中には…はっきり言って「微妙」って物件があった訳です。

完ぺきに耐震強度を満たしてはいない(数値上は6割か7割程度はある)…
でも、住民たち達も立ち退きたくはないし、そもそも補強工事も金がかかるし…

そういう物件の中に、現在も、「補強工事は行われていないものの震災時にビクともしなかった物件」があります。間違いなくあります。少なくとも僕が取材した2012年12月の段階では。やまもとさんならそれくらい、すぐ調べられると思うけどなぁ…。僕が書いたのはそうした物件について、です。実際に「耐震強度」は満たしてないし。当時は叩かれてた対象だったし。すでに補強工事がおこわれて終わった物件について言及してもしょうがないでしょ。そんなの当たり前なんだから。

そもそも、現在、都内にはマンションも一戸建ても含めて、「耐震強度を満たしていない物件」なんて山ほどありますよ?昔僕も何件も違うニュースの時に現場取材したんですけど、皆さんの周りにもあるでしょ?

「いや、この建物、耐震強度満たしてないよね?」

って物件。その建物、全部建て替えるようなお金、国にもオーナーにもある訳ないんです。なのでけっこう放置されてるんです。それが実情だったりします。

やまもとさんもテレビとか出てらっしゃるでしょうし、色々と突っ込みたい気持ちは分かるんですけど、一応、テレビマンや記者たちは、けっこうちゃんと取材してますし、調べてますし…そうですね、例えば2分とか3分の短いVTRとかあるでしょ?ああいったしょうもないVTRであったとしても、みんな、本当に苦労して裏では作ってたりするんです。もちろん、至らない点は多々あるかもしれないけれど。




やまもとさん、やまもとさんのブログ、時々、拝見してます。やまもとさんのブログは好きな人多いと思うんですよね?でも、このブログの冒頭にも書いてらっしゃるんですけど、
「長谷川豊は調べずに印象だけで書いてると思うんだよね」
って言葉は、このブログだけだと、やまもとさんに跳ね返っちゃうような気がするんです。僕の事、知らないでしょ?会ったこともないし、ネット叩いて表面上の印象だけで勝手に見下されると…ちょっと悲しいです…。

少なくとも、会ったこともない人間に対し、
「長谷川某が…」とか、
「まぁ長谷川豊じゃしょうがないんだろうけど」
なんて礼を失した書き方をしては、僕も含めたやまもとさんのファンの方がガッカリされちゃう気がします。
それこそ、「調べもせずに印象だけで人を馬鹿にする人なの?」ってことになっちゃう。


もちろん、やまもとさんの事は僕はブロガーとしての実績だけじゃなく、舌鋒鋭い論説も含めて尊敬しています。
もしお会いしてご説明できる機会があれば、いつでも僕の方からから伺わせていただきますから、あんまり悲しい文章は綴らないで下さいね。

Q,長谷川さん、toru311です。こんにちは。元フジテレビアナウンサーの岩佐氏が南北海道代表の東海大四高の西嶋投手のスローボールを批判した件ですが大先輩が引き起こした騒動をどのように見られたでしょうか。
まず西嶋投手の投球を見て思ったのは、大舞台の甲子園であのボールを投げる勇気と完全に自分のものとしていることに驚きました。
また、彼自身は他校の投手に比べて背が低い(どちらかと言えば高い方が有利?)にも関わらず、甲子園に出場できるレベルの高校でエースをしていることも彼自身の努力の結果で、かつ自分の不利な点をカバーするためにあの投球術を身につけたのではないかと思いました。
一方岩佐氏は長年のご経験から初めて見たあの投球を上辺だけで判断してしまい、思わず呟いてしまったことが批判の的になったのではと思います。世の中をなめていたのはご自身だったのではないでしょうか。
ただし、その後のご対応は誠意をもって対応されていますし、何より75歳という御年にもかかわらずTwitterとBlogを駆使し情報発信されていることに驚きました。今回は当事者二人の両方に驚かされたという騒動でした。


A、toru311さん、こんにちは。この質問、けっこうたくさんの方から来ていたのでこちらでご回答しますね。もともとこのご質問は僕の有料メルマガの方に来てたんですけど、すみません。

いや、本当に驚きました!
御年75歳の岩佐さんがTwitterをやっているという…しかもかなり使いこなしているという…。え?僕ですか?Twitter、使えないです。良く使い方が分からなくて…。情けない話ですが、ITかなり弱いです。なのでtoru311さんと同じように、まず驚いたのが

「75歳の岩佐さんがTwitter、使ってるんだ!」

でした。
そしてもう一つ、ライブドアニュースなどで「元フジアナ、呟きで炎上!」という見出しを見て
「あれ?僕なんかつぶやいたっけな?」
と、「元フジアナ」「炎上」というキーワードだけで、何も考えずに完全に自分の話だと勘違いした長谷川自身にも驚きました。Twitterやってないのにね。なんなの?このシュールな感じ。

さて、ご質問にお答えしておきますと、まず、前提として岩佐徹さんは確かに元フジテレビアナウンサーですが、僕は入れ違いくらい…だったのかな…?お会いしたことないんです。野球実況などで、中心的な活躍をされていた大先輩だ、と僕の先輩方に聞いたことがある程度です。なので結構客観的に見てましたが、

何が悪いか全然わからないです。

はい。これが答えです。
いや、擁護してるとかじゃなくて、言ってしまうと、「岩佐さん」も「叩いてる人たち」も、どっちも何にも悪くはないと思います。僕の感想、それでおしまいです。もう少し詳しく話しますと…

個人Twitterですよね?

75歳のベテランアナウンサーですよね?

長らく野球実況なども担当されてきたし、多くの取材などもされてきた。

その方があの投球に対して「なんだかナメてるんじゃないか?」と感じた、と。で、それを呟いた、と。はい。

なんか問題あります?

だってそう感じたんでしょ?いろんな感じ方は人それぞれだし、僕も岩佐さんがなんでそう感じたのか全然わからないですけど、いろんな感じ方がいることはそれでいいんじゃないでしょうか。
僕も小学校時代、ピッチャーをやってましたし、市の大会で優勝したりしてましたから、あの投球をニュースで見た時は素直に「これはすごい!」と感じました。見事に自分の武器にしていることに驚きましたし、その陰の努力も相当なものなのだろう、と感じました。

でも、75歳の方の価値観と、僕らの価値観なんて違って当然だと思います。岩佐さんにとっては「何か違うなぁ」と感じられたのだと思います。そしてそれをあくまで個人Twitterでつぶやかれただけでしょ?

僕、たったそれだけの話って思ってるんですけど。

じゃあ、叩く風潮がおかしいーー!バッシングしすぎだーーー!って思ってるかと言いますと、それもまた全然思ってません。叩くっていうか、
「この岩佐さんて人、おかしいぞ!」
ってのも、あくまでそう書きこんでる人の個人的な感想であって、そういう書き込み、まったく問題ないと思います。僕も個人的には完全に同じ意見です。彼はむしろいいピッチャーだと思いますし、社会人になったら一緒に働きたいタイプの人材だと思います。時代を崩して、同じ考えにとらわれないで、何か違う事をやってみることは勇気が要ります。彼はとても優秀で将来、有望な若者だと感じます。

なので叩いてる側の意見も理解できますし、それも当然だと思います。

なので、お答えすると「まったく騒動だとも思わない」し、今回のやり取りに対し「そうですか」以上の何の感情も持っていません。

個人が発信するTwitterやFacebookは「個人的な意見」を発信する場ですし、それは自由であるべきです。大体、岩佐さんのツイッターが問題で、これは騒動なんだーーって言いはじめたら…








僕のこのブログ、どうすんの?って話です。いや、ホント。

8月15日。終戦の日の事だ。

ジャーナリストとして活躍されている櫻井よしこ氏が自民党内で講演を行った。
内容は当然、例の朝日新聞の大ウソ記事だ。従軍慰安婦の強制連行という「世界的事実」となってしまった話をでっち上げ、大きく日本全体の名誉を傷つけた新聞である朝日新聞を強く糾弾するものだった。

「朝日新聞は世界に向けて謝罪した後、廃刊にすべき」

「河野談話を発表した河野総裁を呼び、話を聞くべきであり、その情報をすべて公開すべきだ」

自民党の内部の講演でここまで言えるのはさすが櫻井よしこ氏、という感じだが、僕は櫻井よしこ氏の話の中に一点抜け落ちている視点があるように思える。それが

『国民のメディアリテラシーの欠如』という根本的な問題だ。

日本の朝の情報番組で、13年間出演し、ニュースを実際に伝えていた人間として本音を申し上げたい。
朝日新聞の誤報は最悪だ。言うまでもない。桜井さんではないが僕も朝日新聞はもう絶対に読まないし、はっきり言って、今も朝日を読んでる人の神経を疑う。日本国民、みんな読まない方がいい新聞だと思う。「廃刊にすべき」でなく、どうあがいても廃刊にならざるを得ない方向に、国民が持っていくべきだ。国民の民意を示すべきだと思う。

が、もう一方の本音を申し上げる。「強制連行」をでっち上げ、「ウソつきの言う事をまんま記事にした」?

あるよ?その程度の事。

僕はこのブログを書くにあたって、絶対にウソをつかないようにしているし、絶対に叩かれても自分の「今」思っている本音を綴るようにしている。
超尊敬している櫻井よしこ氏に意見など、100万年ほど早いのだが、櫻井さんの御意見の中には「国民全体に対するお叱り」が入っていない気がする。そう。

メディアの発信する情報をまんま信じちゃった国民

が今回、一番反省しなきゃいけない存在のはずだと僕は思うのだ。
産経新聞が「この話はおかしい!」「強制連行なんてなかったはずだ!」ってどれだけ叫んでも、朝日新聞の方、信じてたはずだ。発行部数が圧倒的に朝日の方が多かったから。しかも、産経新聞、右っぽくて怖いから。

メディアなんてものは、情報くらい「作り上げる」。今年5月に発売となった拙著「テレビの裏側が面白いほど良く分かる『メディアリテラシー』の教科書」の中にも、3章に紹介したエピソードがあるので、そのエントリーを一緒に挙げておこうと思う。本の中からの引用なので長いが、もし興味があれば読んでいただきたい。(→「姉歯物件報道の真実」)

・勝手に話を作り上げる
・それをさも、真実かのように報道する
・結果、事実と全然違っても「自分達の信用が失われる」と言う理由でほったらかしにする

なんてこと、朝日だけじゃない。どのメディアでもやってる事だ。日本全体で行われてきたし、今現在も行われていることだ。朝日が謝罪をしない?開き直ってる?どのメディアもそうしてるはずだ。テレビだって新聞だって同じだ。問題なのは…

メディアをまんま信じる国民のはずだ。

日本人はいつまで「いい人」でいる気だろうか?メディアの発表をそのまま信じて戦争に突入したあの時代となんにも変ってないじゃないか。あの時代、そうやって全部信じて、戦争し始めたはずだ。

とても人気のある漫画にこんな一節がある。

「『いい人』って言うのは、その人にとって『都合のいい人』の事のことを指すのだと思う」

8月15日。
戦争が終わってから69回目の1日。いつまで日本人は日本政府や大メディアにとっての「いい人」で居続けるのだろう。






2005年、日本を震撼させたある事件が起こった。

「耐震強度偽装事件」

当時のワイドショーはこぞって取り上げ、数週間にわたってこの一件を特集していった。週刊誌も大きく取り上げ、その年の流行語大賞にもノミネートされるほどだった。
建築会社「ヒューザー」。そのヒューザーの小嶋進社長が国土交通省に規定されている耐震強度をごまかしていたことを知りながら、販売を続けていた、つまり、詐欺だ、という事件だった。なるほど、地震大国、ニッポンではかなり許せない事件だ。耐震強度をごまかす?じゃあどうなるのか?地震が来たら、つぶれるのか?マンションが。驚きとともに報じられ、取材陣が殺到する。が、ヒューザーの小嶋社長は平然と言ってのけた。

「姉歯さんという1級建築士とともに作ったマンション。詐欺などをしたつもりはない」

これには取材陣は驚く。普通、謝るんじゃないのか?あまりに堂々と持論を展開する小嶋社長を報道陣は袋叩きにした。そして、その矛先が向かったのが、後にこの耐震偽装事件の「黒幕」と報じられる、当時の1級建築士、姉歯秀次氏だった。
メディアが殺到する。取材陣が取り囲む。すると姉歯元1級建築士はこちらも平然と言ってのけたのだ。

「計算上、急に倒壊する、とか、そう言った設計にはなっていません。そもそも基準自体がかなりの厳しめのものになっているだけで…」

まただ。報道陣は相当に驚く。そして、当時の情報番組と報道番組のデスクたちは
「徹底的にたたけ!」
と支持を出す。そう、簡単だ。社会正義の観点において、規則違反をしているのに反省もろくにしないでシャーシャーとテレビに出て話をしているなんて、信じられない!って言うか…その前に…
数字の匂いがする!
そう。言っちゃあなんだが、ヒューザーの小嶋社長、僕の目から見た感想を言うが、けっこう悪人顔だった。悪人顔の人がテレビで、堂々と持論を展開しているってのはなかなか目が離せない展開だ。当然とくダネ!でも取り上げたが、確かに、このニュースは数字が良かった。姉歯氏も同じだった。なんだかよく見たら、何かをかぶってらっしゃるようにすら見える。ひどいもので、これはもちろん冗談の範囲だが、当時のスタッフからは
「絶対に姉歯を送検まで追い込め!」
と号令を出している人間までいた。いや、当然、冗談だとは思うが、一応そんな人間もいた。

意味が分からない?

解説しよう。送検の時というのは基本的に、衣服以外の何も身に着けてはいけない、というルールが存在するのだ。個人的にはそのルール自体がどうかと思うが、要は、腕時計とか、女の人であれば、髪飾りやカチューシャなど、とにかく、衣服以外はダメだというルールだ。
従って、スタッフの言いたいことというのは、

「頭にかぶってるのを外させろ!」

という意味だ。個人的にはそんなものまで取り上げなくてもいいじゃないか、と言いたくなるが、それはルールだ。ひどい話だが、スタッフたちの中にはその映像を見たがって、送検を楽しみにしている人間もいた。
ちょっと、フォローだけしておくが、これはもちろん、冗談で言っているのであって、心底、その為に報道を捻じ曲げようとしていたり、虚偽報道をしているわけじゃない。さすがにそこまで腐っていない。少なくとも、テレビのスタッフたちはみんな、視聴者のために、視聴者の知る権利のために、毎日懸命に頑張っている人間がほとんどだ。。朝までかかってVTRをつなぎ、少しでも分かりやすい報道を心掛けているスタッフばかりだ。
ただまぁ、テレビスタッフと言えども、そこは普通の人間であって、毎日聖人君子みたいな会話だけをしてるわけじゃないって話だ。誤解の無いようにそこは押さえていただきたい。

さて、話を進めるが、耐震偽装事件において、小嶋社長と姉歯元1級建築士はテレビにとって、「悪い人間」でなければいけなく、「悪役を叩きのめす」にはやはり理由が必要となる。なんでテレビがこんなにも数人の人間をボロカスに叩きのめしているのかを視聴者の皆様にも提示しなければいけないのだ。でないとテレビが悪者になってしまう。
その理論武装のために「専門家」なる人物が登場する。そう。良くテレビに登場する「○○に詳しい人」シリーズだ。たいていはスタッフが適当にインターネットを検索して、その上位に出てくる人に電話をかけてみるってのが通常だが、耐震偽装事件においても、何人かの専門家なる人物たちが登場した。そして言う訳だ。
「これは信じられませんね」
「悪質です」
「このままじゃ震度5か6で、パターンと倒れますよ、パターンと!」
かなり過激なことを言う専門家もいた。専門家の選び方に関しては、別で記述するが、とにかく、そうしてどんどんメディアリンチは加速していき、週刊誌などでは毎週のように
「姉歯殺人物件!」
「ヒューザー耐震偽装マンションの深い闇!」
といった言葉が並ぶこととなった。事態を重く見た当局は動かざるを得なくなり、2006年4月26日、姉歯元1級建築士、逮捕。同5月17日、ヒューザーの小嶋社長も詐欺容疑での逮捕となる。もちろんお約束通り、着けるものを着けられなくなった姉歯元1級建築士の送検の映像は繰り返し繰り返しテレビ上でこするだけこすられ、ニュース、情報番組の視聴率稼ぎに多大な貢献をしたことは言うまでもない。あの送検の映像だが、懐かしい。文句なしに高視聴率だった。

マスコミのメディアリンチは加速し、姉歯氏は諸悪の根源とされ、
「偽造の動機は、経済設計・コストダウンができる優秀な建築士という名誉を維持し信用を得るためだった!」
「年収2,000万円を超える年もあり、高級自動車などを買い続けていた!」
「金を稼ぐために人命よりも稼ぎを優先した」
「大地震が起こってもわれ関せず!」
「妻が入院中なのに愛人を作って月15万円近くも小遣いとして与えていた」
「妻もブランド品を買いあさり、高級フランス料理店でグルメ三昧だ!」
という途中から何がなんだか良く分からないバッシングが嵐のように巻き起こる。もちろん、しばらくして、飽きられて数字の取れなくなったこの事件は、まったく世間からは忘れられていくのだった。

さて、時計の針を現代に戻す。
特は流れ、日本には未曾有の大災害が襲い掛かった。2011年3月11日。東日本大震災。
東北沖を震源とした1000年に1度の大災害は日本人のあらゆる思考パターンや文化を変えるに至った。東北が震源地ではあったが、当然、関東地方もかなりの揺れを経験することとなる。しかし、みんなが忘れそうになっていた事実があった。そう。姉歯物件だ。
当時、震度5か6でパターンと倒れると報道された姉歯元1級建築士が設計したマンションは果たしてどうなっているのか?!答えは…

ビクともしていなかった。

当時、姉歯氏はこう語っている。
「耐震に関してはかなりの強度を保っておりますし、震度7や8にも十分耐えられるはずです」
そう、関東地方にある姉歯物件は実はフジテレビ関係者も住んでいた。お台場にあるフジテレビ本社にはかなり交通の便の良い所に姉歯物件が存在するのだ。ちなみに、それらの姉歯物件だが、少なくとも僕の知る限り…

1棟もヒビ一つ入っていない。

要は姉歯氏の言っていた言葉の方が正しかったのだ。
国土交通省省の定める耐震強度がそもそも、あまりにも強すぎる設定になっているだけで、姉歯氏の計算通り、1000年に1度の地震が来ても、彼らの物件やマンションはビクともしなかったのだ。
もちろん、そもそも論として、彼らは国のルールを破っている。なので、それは罰せられるべきだ。だが、あの時のテレビや週刊誌は、数字が取れることをいいことに彼ら二人を袋叩きにした。その後…

姉歯氏の最愛の妻は精神的な辛さから逃れるために2006年3月28日、自殺する。マンションから飛び下り自殺をしたのだ

実は姉歯氏は、証人として出席した2012年12月14日の衆院国土交通委員会で、
「木村建設からの圧力に耐えかね、構造計算書の偽造に手を染めた」
とする平成十年ごろの心境を、
「病気がちの妻が当時、入退院を繰り返していた。断ると収入がゼロになるということで葛藤した」
と証言している。姉歯氏の妻は精神的な問題を抱えており、闘病中だったのだ。

そんなことがあっても、東日本の震災を終えて、あの時の放送の謝罪、訂正一つしない。それがテレビの、マスコミの正体の一つだ。理由は簡単。
「あまりにも謝罪してばかりいたら、テレビの信用性がなくなるから」
だ。少なくとも、あの時の放送、半分は正しい。偽装はいけない。それは当然犯罪だ。だが、あそこまで袋叩きにしたのなら、東日本の震災の後は、ちゃんと検証もなされるべきだった。当時のマスコミは彼らの物件を
「地震で倒れる物件だ」
と罵っていたのだから。でもそれはしない。臭いものには、自分たちにとって不都合な真実は、大きく騒がれない限り、目をつむる。そういう体質が多くのマスコミには蔓延している事実は間違いなくあるのではないか?。少なくとも、僕はそう感じている。

ちなみに、余談をここで記しておく。

姉歯氏に関して連日報道された「超豪邸」と表現された自宅だが、いわゆる豪邸ではまったくなかった。愛人にマンションを買い与えたという記録もその後の調べで一切なかったことが分かっている。もちろん愛人と贅沢な海外リゾート旅行をしたという記録も一切なかった。隠し預金が何億円もあると報道されたが、そういう事実もなく、公判途中で、姉歯被告は保釈されるはずだったが、その保釈金を払えずに、保釈は却下されたという事実もある。

また、自殺した妻だが、この妻もブランド品を買いあさり、高級フランス料理店でグルメ三昧したとか、ホストクラブ遊びをしたという話も全く事実ではなかったことが後々分かっている。。むしろ、「ごく普通の、地味な主婦だった」という近所の声が圧倒的に多い。しかし、そんなことは報道されることはない。だって…

そんな話、面白くないし。テレビの信用、失うしぃ~。

姉歯氏には二人の男の子の子供がいる。そんな小さな家庭の話なんぞ、関係ない。巨大なテレビ利権の前には、そんな程度の命なんぞ、カスみたいなものだからだ。僕はこの男の子たちの将来を、心の底から応援したい。同じように暴走するマスコミの大嘘報道に家族を傷つけられたものの一人として。


(長谷川豊著「テレビの裏側が面白いほど良く分かるメディアリテラシーの教科書」第3章より抜粋)

さて、土曜日と日曜日のエントリーに対して、沢山のご意見、ありがとうございました。

ご意見を伺いながらそれに対しての返答も見解も述べないのはおかしなことなので、今日は珍しくちょっと真剣に書かせていただこうと思います。




先週のブログ「一昨日のブログについて」の中にも記してありますが、基本的に僕はブログに全文を書いてしまわないように気をつけています。あえて文中のどこかに結論部分の中の一部の言葉などを使って匂わせようにしながら、読んでくださってる方々にも「読み解く」楽しさのようなものを感じて頂きたい、と考えているからです。

でも、今回はせっかくご意見なども募集しましたので、僕の意見やその成り立ちが全部分かるように細かく説明してみようと思います。
当然、理屈っぽいので、いつものテイストの方が気楽だ、と思われる方は今日は流し読みしておいてください。



まず土曜日のエントリーで僕が記したのが、親友の自殺のエピソードでした。(→「笹井氏の自殺について」)
そのエピソードをもとに、「自殺」という選択肢事態を、僕は認めない、認める気にならない、と主張しました。

まぁ、多くの方の思った通りです。そう。ごく普通の事を書いただけですね。ただの一般論です。

昨日のエントリーでは、「うつ病だからしょうがない!」というご意見が多かったのを受け、いや、選択肢に入っている段階でおかしいでしょ?と聞いてみました。



その背景には、僕自身も昔テレビで扱い、取材した日本の自殺問題の闇があります。



まず、「うつ病、うつ病」って言ってる方々、認識が少しだけ違っているはずです。正確に言うと「双極性障害」が原因だと思います。要は「躁うつ病(そううつびょう)」です。調べてみてください。そのはずです。

誤解されてる方が多いんですが、「うつ病」は自殺にあまり結びつかないんです。「うつ病」ってのは本当に様々なことにやる気や気力を失うんです。うつ状態の間は人間、ほぼ自傷行為には走らないはずです。少なくとも僕が取材した範囲では専門家の先生はそうおっしゃってました。
では、なんでそんな誤解が生じているのか?
「うつ病と同時併発的に発症する「躁病(そうびょう)」の存在をご存じでしょうか?攻撃性があり、常軌を逸した行動力にあふれ、自分を全能だと勘違いし、パワーがみなぎってしまう状態。

精神医学的に、最も恐れられ、危険度が圧倒的に高いのは実は「うつ状態」ではなく「躁状態」なんです。

その両極端な姿が交互に現れはじめる状態を「双極性傷害」と言います。一般的に「躁うつ病」と言われる状態です。

自殺を含む自傷行為とは、その「そう状態」が顔を出した時に起こるのが90%以上だと聞いています。「うつ病」と「自殺」とは全く関係がないとは言わないのですが、完全にリンクしているものではないんです。まずここを押さえておきましょう。

ここで一つ目のポイントがあります。

ポイント1:日本では圧倒的に「うつ状態」の患者が多いのに、自殺者数が多すぎる点



ここを押さえていただき、二つめの考察です。それが1つ目のポイントにもあげた「自殺者数」の話です。
日本の自殺者数は3万人。これは皆さん、けっこうご存じの数字ですよね?多い多いって言われていますが、これ、どれくらい多いかご存知ですか?これは世界的な調査がちゃんとありまして、WHOが世界119か国を対象にしっかりとした調査を行っています。

日本は人口、10万人に対し、自殺者数はなんと24.4人!

なんと世界119か国での調査で、7番目に高い数字。言うまでもなく、先進7か国ではダントツすぎる高い数字なのです。

ちなみに「躁うつ病大国」とまで揶揄され、国民の4人に一人が何らかの「躁うつ状態」になる、とまで言われているアメリカにおいて、自殺者は10万人当たり11.5人です。世界では40番目です。

いいでしょうか?

アメリカは完全失業率が9%を超えている国です。現段階で、精神疾患の患者数が2000万人を超え、国際的にも最もメンタルの弱い国の一つです。そのアメリカで、自殺者率はわずか日本の半分にも満たないのです。

保険もない
仕事もない
貧富の差は日本どころじゃない

日本的な感覚なら、「自殺」に結びつきそうな状況はアメリカには全部揃っていると思っておいてください。しかもおあつらえ向きに、銃社会です。自殺しようと思ったら、首を吊る必要はありません。銃で一発です。事実、アメリカの自殺者はその大半が銃による自殺です。

ここでポイントが浮き上がります。

ポイント2:アメリカでは自殺者数率は日本の半分以下

これらの事実を押さえると、ある一定の仮説が浮かび上がるのです。そう。

仮説:「精神疾患と自殺」は、直接的には結び付くとは言い切れないのではないか?

という事です。山ほど頂いたコメントである「笹井さんは精神的に追い詰められたから自殺したのではないか?」というご指摘。まるで日本で都市伝説化しているこの仮説は、なんだか僕にはあまりにもイビツなものに映ったのです。笹井さんはどう頑張っても「そう状態」にはならない状況です。元気で力いっぱいにはなりにくい状況です。
また、精神的に追い詰められて自殺に結びついたのであれば、単純にアメリカ人の自殺の方が圧倒的に多くなければ説明がつかないからです。

実際は日本人の方がよっぽどすぐに自殺するのです。

何故か?僕はそこを突き詰めて考えてみました。そこで一つのヒントになりそうな国の存在が浮上しました。



それが韓国です。

【考察 韓国の例】

なんとお隣、韓国では2012年に信じられないデータがはじき出されています。
国民10万人当たりに対する自殺者数はなんと31人!!
WHOが調査を行った世界119か国中で、なんと2位という考えられない数字だったのです。10万人いたら31人自殺するんですよ??日本の1.3倍もの数字なのです!

そこで一つの文化背景に目をつけました。それが昨日のブログにも書いた

「死者を鞭打たない文化」

です。

昔、韓国に何度も取材に行きましたが、これは儒教の影響か、日本も韓国も完全に同じ文化でした。
テレビ見てみてください。
笹井さん、褒め称えられていたでしょ?テレビで笹井さんの事、責めたててたのなんて、TOKYO MXの中村うさぎさんくらいなもので、まぁ気持ちいいほどに、日本のテレビでは死んだ途端…

・日本のエースだった!
・惜しい人材をなくした!
・素晴らしい成果をあげて世界でも有名で…

ってやり始めたでしょ?手のひら返しとはこのこと。気持ち悪い報道が相次ぎました。

考えて頂きたい。
笹井さんがやらないといけなかったことは「証明すること」です。もしくは「説明すること」と言えます。どちらも出来ないなら「謝罪すること」では?弟子を残して、遺書残して逃げることじゃないと、強く思うんです。

「正常な判断なんて出来なかったんですよ~」

というコメントを多数頂戴しましたが、いやいや!しっかりと3人の方に遺書まで残していますよね?完全な錯乱状態じゃない事は明白です。完全な思考不可能状態であれば、遺書などは残りません。実際に突発的に錯乱して自殺する人も少なくありません。

でも、こんな普通のことを日本ではテレビでは言えなくなるんです。
死者にムチ打ったらいけないから。死んだら褒め称えないといけないから。

逆説的に言いましょう。

この文化背景を上手く使えば、死ぬタイミングを間違えなければ、日本では突然「英雄」になることだってできるんです。故人は褒め称えるので。死ねば許してくれるので。全部。

これは韓国でも全く同じ文化なのです。先人を尊ぶ文化が根付いているのです。先人を尊ぶことを悪いとは思わないんですが、ちょっと、行きすぎな気がするんですよね。褒めちぎるでしょ?日本のマスコミは。叩かれるのが嫌だから。ほら、はっきり言っちゃうと、今回の僕のコメント欄とかも見てください。こうなるのが面倒くさいからコメンテーターとかも「死んだら誉めとく」んです。

僕はここに原因の一つを見ます。

自殺したら許され、死んでしまえば、褒めてもらえる。

そういう文化が根付いているので、絶望感を感じている人にとっての「選択肢」に入って来るんじゃないか、と。「自殺」という行為が。

でないと、精神疾患だ、だから自殺なんだ、と言い始めるなら、アメリカの例が全く説明できなくなるんですよね。ちなみにアメリカは死のうがどうしようが、罪は罪です。むしろ、自殺することはキリスト教の文化的にそれ自体が罪なので責められます。そもそも「選択肢」に入ってないので。

日本と韓国にはびこる自殺数の多さ、その原因は




自殺した人に(無理やり)理解を示すこと

自殺した人を褒め称えるマスコミ

自殺した人を許す文化背景





にあるという仮説を僕の一応のベースにしてみました。そこまで考えたうえで、一昨日のエントリーに至った訳です。良かったらもう一度読み返してみてください。何を書いているのか良く分かりますから。

従って、
「マスコミが笹井さんを自殺に追い込んだのではないか?」
というご質問に対する答えは下記となります。

・マスコミの追求は当然のこと。それくらい世間を混乱させたことは言うまでもない事実。
・説明し、証明する責任を回避し、自殺という結果行動を取った笹井氏の行動は、僕は「逃げ」であると考える。
・精神的に追い詰められることと「自殺」という行為がデータ上は結び付きにくい。従って、「追い込む報道は当然マスコミはしたと言えるが、それによって自殺したのだ、という意見にはやや強引さを感じる」。

が結論です。





以上です。

昨日も書いた通り、僕は「自殺」という選択肢自体を認める気がありません。
そこについて、むしろ、ご意見を伺いたいと思っています。



なんで日本って「自殺」が「選択肢」に入ってるんですか?



理解できないんですけど。コメントも多数頂戴しましたが、

「うつ病だったんですよ。正常ではなかったので『しょうがない』」

というご意見が(けっこう多数)あったのですが…

よく考えて頂きたいのです。
人を殺したいほど憎いって思った人がみんな殺しますかね?
皆さんの中にも
「も~あんな奴、死んじゃえーー」
って思った経験、ある人も少なくないような気がするんですよね。

殺します?

殺さないですよね?

要は、正常な人って、殺人とか犯さないですよね?
佐世保の事件もそうです。
完全に「異常」な女の子ですよね?って言うか、「正常」だったら、人は殺さないでしょ?
僕は「正常なまま」人殺しする殺人犯、見たことないんですが、そんな人、いるんです?
人を殺してる段階で異常でしょ?

「正常じゃなかったんだから自殺したんでしょ?」

ていう理屈に、激しく反論したいのですが…そこ、つながらんだろ?って言うか、つなげちゃダメだろ?

それ言いはじめると、殺人犯した人もみんな「異常」ですよね?「異常」だったら殺人を犯していいって理屈でしょうか?ダメですよね?そうじゃないですよね?

なのに、なんでこんなにたくさんの人が「うつ病だからしょうがないんだよ」って理解を示しちゃってるのか?って所を知りたいんですよね?
それ、暗に「自殺」って行為を「選択肢」に入れてないか?と。




いや、僕の中で、自殺はそもそも「選択肢」から完全に外すべき行為だと思ってるんですよね?

精神状態がどうとか背景がとか言いはじめたら、殺人者もヤクザも全部、バックボーンくらいあるじゃないですか?じゃあヤクザが人殺ししても「育ちが…」って言いはじめて、
「いい家庭じゃなかったんだからヤクザになっちゃったのは可哀想」
って理屈?人殺しは
「正常じゃなかったんだから可哀想」
って理屈?佐世保の女の子、「異常」だから許せって?理解しろって?いや、無理でしょ、それは。

いいですか?こういうと必ず、
「ヤクザや殺人は人に迷惑をかけてるんだー」
「自殺は自分を殺してるだけだー」
って言いだす人がいるんですよね。

絶対違うから。

身近な人、一度自殺で失ってみたら分かります。
身近な人が自殺したら、周囲、どれだけ傷つくか。どれだけのものを背負うか。はっきり言ってかなりでかい心の傷になります。しかも一生。なんでそれなのに…

「自殺」だけは「精神状態が不安定だから理解できる」ってコメントになるかな?と。

「精神状態が不安定」なら「精神状態を安定させる治療を行うべき」

なんであって、そこに「自殺」って選択肢は入れちゃダメだろ。繋がらないだろ。そこは。繋げてもダメだろ。



皆さんもご存じのように、日本ではなんと、毎年3万人もの人が「自殺」で命を失っていってます。
この数字は、対人口比で見ると他の先進諸国と比べても絶望的に多い数字で、明らかに他国からは日本人が

「自殺という選択肢を美化している変な国」

と見られているのです。
アメリカでは本気でseppku(切腹)が日本で行われていると信じている人すら(少ないけど)いる状態です。アメリカの国民的ドラマの「glee」の中にも、ミスをした生徒に先生が

「もし日本なら腹を切ってるね。seppukuしてるよ!」

と発言するシーンがあります。英語で言ってんのよ?「セップークゥ~」って。これ、いっときますけど、世界的に超ドン引きの文化ですからね?

自分で腹をナイフで切るんですよ?
で、介錯の人が「お見事!」とか誉めながら首、切り落とすのよ?
で、「彼は見事切腹して果てました」とか言って誉めちゃったりしてるんですよ?

アホだろ。ただの。冷静に突っ込みますが、狂ってるとしか見られない文化です。何が「お見事」だよってね。

その文化の影響か知らないけれど、日本では、今どき、

「自分で自分を殺す」

という行為を「選択肢」に入れているような気がしてしょうがないのです。
絶対ダメな行為だから。そもそも「発想」の中に入ってちゃダメでしょ。僕はそう思ってるんですけど、それって普通じゃない?



多くの

「精神病だったんだから可哀想だ」

というコメントをくれた皆さん、教えて欲しい。

じゃあ、殺人しても「精神病」だったらしょうがないんですかね?殺人鬼ってかわいそうなの?ヤクザも家庭環境が悪かったからしょうがなくて可哀想なの?そこに被害者の感情はなくていいんでしょうか?

精神的に追い込まれた=自殺した

って、なんで繋がってるんです?僕は繋がってないと思う。繋げてもいけないと思うんです。



アホ丸出しな誹謗中傷コメント、面倒くさいからやめてね。他者を攻撃する文章とか。
せっかくなので今回は反論意見もほとんど全部承認したいから。



理研の笹井さんについてのご質問をたくさんいただきました。
その中でも一番多かったのは

「笹井さんを死に追いやったのはメディアではないのか!これについて長谷川さんの意見を伺いたい」

というものでした。そこで、僕の個人的な意見を申し上げます。




まず、大前提ですが、何があってもどんな理由があっても、僕は「自殺」を認めません。

自殺?ええ、聞こえはいいかも知れないですが、ただの「殺人」です。僕は少なくともそう思っています。「自分」という人間を「殺す行為」です。絶対認めません。異論反論、けっこうです。何を言われても絶対意見は変えません。自殺は殺人行為です。

大学1年生の時でした。

高校を卒業して、働き始めたバイト先で出来た親友がいました。出会って日は浅かったですが、僕たちは毎日のように一緒にいました。彼のバイクの後ろに乗っていろんな場所に行きました。何度も一緒にご飯を食べました。

大学に入り、僕は一人暮らしをするため、引っ越しました。
ラインもメールもない時代です。手紙しかやり取りは出来なかったですが、彼との友情は僕にとってとても印象深いものでした。

彼は世間的には「はみ出し者」でした。
彼女をとても大切に思っていて、19歳で駆け落ちしていたのです。狭いアパートに彼女と同棲生活をしながら、

「彼女といられるのが一番の幸せだ。きっといつの日か両親も許してくれる」

二人でバイトを頑張りながら、彼はついに正社員に登用されることになりました。その辺りで僕は大学に。彼は笑顔で見送ってくれました。お互いの再会を楽しみにしながら。





それからわずか数か月しか経っていませんでした。彼が自殺したという知らせを受けました。

葬儀に参列し、ことの内情を知らされました。

彼女は以前付き合っていた男性と浮気をしたのでした。彼が働いている間でした。そのことを知った彼はその元カレに暴力をふるいました。そして被害届を出されたのです。正社員登用されたばかりでしたが勤め先からは当然解雇になりました。

彼は一人残された部屋の中で自ら命を絶ちました。




葬式では、その彼女がワンワン泣き続けていました。いい復讐になったことでしょう。浮気した彼女に、十分な心の傷でも与えられたでしょう。

僕は彼がどれだけ彼女の事を大切に思っていたか、希望に燃え仕事を一生懸命していたかを全部知っていました。

なので、彼の心境、そしてそのショックはあまりにも良く分かりました。

良く分かります。

でもな…






でもな、石井君。






葬儀に参列し、君の遺影の横に置かれていたバイクを見た時の、僕のショックと苦悩は君にわかるのか?
もう死んじまって、とっとと逃げ出した君に分かるのか?

本当に大切に思い、本当に身近にいた人を、巻き込み、苦しみ、言ってしまえば、命を使ったテロ行為のようなものが「自殺」だと、僕はそう思っています。

笹井さんが自殺?

逃げただけだ。そんなもん。

マスコミが追い込んだから自殺したんだ?
マスコミに追い込まれる心境くらい、僕だって知ってる。
追い込みをかけるマスコミが何の考えもせずに視聴率のための玩具にすることだって知ってる。

そう。

僕は「報じる側」も「報じられる側」の事も良く知ってる。

やってもいない事をやったと言われ、事実をねつ造され、名誉を傷つけられる苦しみだって良く知ってる。

それまで積み上げてきたものが一気に全部崩れ去る、そんな苦しみだって知ってる。

それを全部知った上で、笹井さんの自殺についてコメントさせていただきます。





僕は笹井さんに同情しない。
笹井さんはやらなければいけないことが沢山あった。
そこから逃げ出して、周りを、笹井さんを大切に思う何人もの人を傷つけた笹井さんの行為を、僕は絶対認める気はない。

異論、反論、好きにどうぞ。意見は絶対変えません。

心情を理解できるかどうかじゃない。
自殺は殺人です。殺人行為は認めません。



テレビに出てるコメンテーター陣も、そろそろ日本の

「死んだ人は無差別に褒める・認めちゃう」文化、どうにかした方がいいと思うぞ?

朝日新聞ってもう終わりじゃないかな。そう思わせられる記事が出ました。

「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断

はっきり言って、ある程度の勉強をしてきた人間にとっては驚くような記事でも何でもなく…むしろ感想としては「何を今さら…」程度にしか思わない記事なんですが、ざっくりと説明をしておくと…

1982年に朝日新聞が吉田さんという男性から話を聞き、記事にしたわけです。

「日本軍は韓国人女性を連れ去っていって性奴隷にしていたのだー!」
「日本軍、最悪だー!」
「っていうか、日本、最悪だー!」

なんて言うか、ツッコミどころ満載のその記事は大まじめに方々で拡散され、何故か宮澤喜一元首相の訪韓と合わせて出た記事だったので、ろくな裏取りもせずに宮沢さんも謝罪。

で、今さら出た記事ってのが、この慰安婦の強制連行を証言した、って男が「ただのウソつき」君で、この従軍慰安婦報道は完全な「裏どりできてない誤報だった」って話です。

やれやれです。この慰安婦問題、韓国人の皆さま方の琴線にふれた事はご存じの通りで…今日まで至る、あの意味の分からない「従軍慰安婦問題」(←70年前の話)のスタートとなった訳です。もう、知ってらっしゃる人がほとんどでしょうけど、あの「従軍慰安婦問題」って、ただのサヨクの人たちの「作り話」なわけです。

ホント…歴史って勝手に作られるよねって見本みたいな話。

しかも、韓国では、政権の支持率が下がるたびに、ナショナリズムを刺激するためにこの「慰安婦問題」ってのを持ち出されまくって、教科書にまで記載される事態となり…
アメリカはじめ、世界の国々に「慰安婦像」を建立される始末となり…
先日なんて国連から「日本は歴史事実(←事実じゃない)を認めて謝罪した方がいいと…」と勧告されるに至ってる訳です。

う~む、
単純にメディアリテラシーがなさ過ぎた昔の日本人のツケを僕たち世代が支払ってる感じでやなんですが、そんなウソ報道をした朝日新聞さんの言い訳にドン引き。「ウソ報道だった」と認めてるにもかかわらず、こちらがその主張なんですが…




慰安婦問題の本質 直視を
(以下、抜粋)
しかし、そのことを理由とした「慰安婦問題は捏造」という主張や「元慰安婦に謝る理由はない」といった議論には決して同意できません。

 被害者を「売春婦」などとおとしめることで自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、日韓両国のナショナリズムを刺激し、問題をこじらせる原因を作っているからです。見たくない過去から目を背け、感情的対立をあおる内向きの言論が広がっていることを危惧します。

 戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。




これ読んで、おおう、マジで朝日新聞、終わったな、と。
こういう無茶な論法の人って、実際にいるし(友達少ないタイプの人たちと思われる)、そういう人はいてもいいと思うし、でも、これが…

実際に記事としてのっちゃダメだろ?
誰か止めてやれよ?朝日さん、これ、署名付きで載せてんじゃん。まずいだろ。

もはやどこから突っ込んでいいのか…というレベルの記事ですが、取りあえず、99%くらいの日本人が心底思ってる「普通の感覚」でものを言いますが…

「日韓関係をこじらせたのはお前らだ(涙)ーーー!」
あと、
「戦争自体ダメだから!」

の二つですよね。

一つ一つ言っちゃうとキリがないんですが、確かに
「慰安婦問題は捏造」
「元慰安婦に謝る理由はない」
とか、右翼の人とか左翼の人がギャースカ言ってるんですけど、そもそもそんな議論って、

どーでもいいんです。いや、ホント。

戦争してたら、レイプなんてどこにでもあるんです。
爆弾ぶっ放して、手とか足とかふっ飛ばしてんのよ?
レイプなんて、そこら辺の草むらでガンガン行われてんのよ?
爆薬落として、人間、火あぶりにしてんのよ?
で、一部の権力者(←こいつらは戦争に参加しない)が勝利宣言して調子に乗ってんのよ?
爆薬作ってる連中がアホみたいに儲かって高級車に乗ってる時代ですよ?

そもそも、あの時代、世界中が欧米諸国に侵略されまくり、奴隷を使いまくり、黒人なんてごみ同然に扱われ、東南アジアの女性なんてヨーロッパ諸国に人身売買で売られまくってた時代よ?

慰安婦問題はない…とかどうとかじゃなくて、もはや「時代が狂気だった」だけなんです。問題がないなんて誰も言ってない。ただ、そうじゃなくて、そんな

「慰安婦」だけピンポイントで問題化しててもしょうがないだろ!

ってことなんです。「女性の人権が蹂躙されてぇ!」とか分かるよ?分かるけどさ…あの時代は…そもそも「人間自体が蹂躙されてた」んです。

って言うか、そもそも、
「自分たちの記事はウソ記事でした~」
って特集なのに、なんでそのタイトルが

「慰安婦問題の本質を直視して」

みたいに上から目線なんだ(涙)?
1ミリも殊勝な姿勢が見えないんだが?確認しますけど、ウソ記事によって日本が叩かれまくるきっかけをお作りになった朝日新聞サマですよね?世界中に慰安婦像を立てられるきっかけをお作りになった朝日サマですよね?

戦争時代に様々な問題があったことくらい、あなた方に(上から目線で)言われんでも誰でも知っとるが?

言論人を名乗る人たちって結構いろいろと話をするのが好きな人たちが多いんですけど、よーく読み込めばわかるんですが、この朝日新聞の例を出すまでもなく、そういう人たちって

言論してる自分が好きなだけ

って人があまりにも多いので、結局のところ、しっかり考えれば、
「小学生なら誰でも知ってるレベルのことが真実」
ってケースがけっこうあります。

上から目線で四の五の言ってる暇があったら、もうちょっと殊勝に謝った方がいいと思うぞ?朝日のねつ造記事、正直言ってけっこう怒ってる人、多いと思う。



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