以前、少子化に関わるブログを何回か書いた時に、アメリカ、NY周辺の保育環境について書いた時、こんな質問が来ていました。
「アメリカの大人が子供を好きだから少子化じゃないというのなら、なんでこれほどの離婚率なのですか!?長谷川さんの指摘は間違っています!」
僕が、日本の少子高齢化現象の根幹は「若い、子供を産む世代が自分たちの生活の方が好きだからでは?」という指摘をしたときに、その理由の一つとして、アメリカ・ニューヨーク周辺の保育環境の話をしたのですね。
ニューヨーク周辺は保育周辺は日本よりもずっと整っていません。
マンハッタンは日本人と同じように夜中まで平気で働く人がたくさんいます。
アメリカは産休を1か月ほどしか取れません。
アメリカの子育ては日本に負けないくらいお金がかかります。
などの例を挙げ、日本よりもずっと恵まれていない保育環境でも少子化ではないのだから、単純に「家族」であり、「子供」が好きなのでしょう、と書いたわけですね。それに対する反論なわけです。
かなり間違ってます。
はい。アメリカはですね、確かに先進諸国でかなり離婚率の高い国として知られています。州ごとに調査も行われていて(離婚率の調査自体を公式に行っていない州もある)、州によっては離婚率が6、0を超えるところもあります。
でもね!
そもそも、勘違いしてる人も多いみたいだけれど、ニューヨークって、離婚率…2010年に2,2ほどですから、日本とほぼ同じくらいですよ?アメリカ人だからみんなガンガン離婚するとか、完全な勘違いです。日本は2,0で…あ、「離婚率」ってね、統計学上、色んな計算の仕方があって、ちゃんとすると解説が難しいので、あんまり気にしないでください。アメリカでは、最も多い州ではカップルの半分以上が、日本は3組に1組近くが離婚してるって感覚で大体大丈夫です。
豆知識程度に言っておくと、アメリカって、離婚するの、とんでもなく大変です。これは、単なる違法移民対策なんだけれど(グリーンカード目的とかね)、「性格の不一致です」「お互いの努力不足です」なんてナメタ理由で離婚できないんです。
育児放棄であったり、家庭内暴力であったり、法的に認められる状況がそろわないと離婚自体が認められないことも少なくないですし、まずは1年間ちゃんと別居してください…でないと、離婚は認めないですよ、なんて州もあります。(最近、ニューヨークでは、さすがに別居1年とかはきつくね?という議論から別居期間制度は廃止されましたけどね)
それでも離婚率が高めなのはアメリカが世界で言われている通り「超格差社会」であるからです。これは「家族の問題」ではなく、「貧困の問題」の方です。
一部の超成功者たち、そしてその底辺に大量にうごめく「敗残者」たち。アメリカの闇の部分。いうまでもなく、ニューヨークは「成功者たち」が多いために離婚率はかなり低く、その中でも「白人層に限って言えば」日本人なんかよりもずっとずっと離婚なんてしませんからね?ニューヨークの離婚率を高めているのは黒人層とヒスパニック系の数値です。白人層に限って言えば、日本とは比較にならないほどの低い離婚率なので、僕は「家族も子供たちも大切にするんですよ」と書いたんです。
あとね、多くの日本人に言いたいのだけれど、「子供たちのために離婚を我慢する」とか「子供がいるんだから夫婦は文句を言いながらでもそろってなければ」…とか…
完全に間違ってるからね?
それ、正直に言えよって言いたくなるんですけど、要は逃げてるだけでしょうが。離婚したらいろいろと大変だろうし、周辺からどんな見られ方するかわからないから
子供を言い訳にして、離婚から逃げてるだけだって正直に言えばいいのに。
あのですね、各家庭のそれぞれの事情もありますから、個別に言い始めるときりがないので、ざっくりとした大枠の話をしますけれど…子供のことを考えたら、夫婦が「揃ってるだけ」なんじゃなくて…
夫婦が仲良く信頼し合ってることが大事
なんです。別に無理やり揃っていようが、ケンカばっかりしてたり、信頼し合ってなかったりしてたら、んなもん、子供にとっての悪影響でしかないからね?自分たちが成熟してなくて、お互いをけなし合ったりして、離婚した後の生活のこととか体裁を考えて、「単に離婚しない」という選択肢を取って、ストレスがたまって子供に
「あなたがいるから離婚できないのよ!」
なんて愚痴ったりして。
そんな愚痴をもし一回でも言っちゃったら「ストレスがたまってついつい、人生で一回だけ言っちゃっただけですよ~」なんて言ったところで、そんなのバカ親の言い訳でしかないですからね?たった一回言われただけでも、子供たちの人生にとってのものすごく大きな傷になるんです。きっと言われた子供は、その言葉は忘れないでしょう。
アメリカでは「そんな夫婦のもとにいる子供の方がずっと不幸」という当たり前のことをちゃんと知ってるだけです。子供たちのことを優先し、守るためなら、「児童虐待調査官」という職業がちゃんとあって、夫婦がどんな言い訳をしようが(「これは夫婦の問題なんだ!」とか「しつけなんです」みたいな)、絶対に聞き入れません。行政として、子供を親から引きはがします。「不良品の親」のもとに子供がいては、不幸になる、という価値観が徹底的に守られているんです。
日本では、似たような職業があるにはあるんですが、バカ夫婦が適当な言い訳をしたら、「民事不介入ですしぃぃ」とか言い訳してそのまま逃げ帰るでしょ?子供守りたいんなら、戦えよって。子供の将来のためなら、「不良品の親」からは子供は保護しなきゃいけない。だって…
子供は親を選べないのですから。
僕の少子化のブログに対して「アメリカだって離婚率が高い~」とか、寝言同然のコメントしてきてる人、誤解が二つあります。
1、ニューヨークは離婚率、高くないです。日本人と同じように働いているにも関わらず、保育環境も劣悪な中、少子化にもなっていません。なので「日本人の甘えの部分もあるのではないか」と指摘したのです。
2、「離婚率の高さ」と「子供を愛する」気持ちは全くリンクしていません。むしろ、日本人が離婚をしないのは単に…「子供を言い訳にして自分を守りたいからだけ」です。逃げてるだけです。
他にも、「アメリカは比較例にならない!欧米諸国と比較した方がいい!」とか異次元からの指摘をしてくる夢遊病の人がいるんだけれど、議論にならないからこりん星にでも帰ってください。じゃあ、スウェーデンみたいに税率50%以上にしようよ。話はそこからでしょう。日本人、全所得から支払ってる税金の率、確か平均では24%程度よ?(違ったっけ?)収入の50%くらいを税金として取ってからでないと、あんな国のシステム、模範に出来るわけないでしょうが?いいとこだけ見て、単に勉強不足なまま憧れるの、やめてください。スウェーデンのシステムなんぞ、日本ではハナから導入不可能です。
まとめますが、成長しきっていない夫婦はいくらでもいます。普通の夫婦喧嘩なら、みんなやってますし離婚までする必要はないですが、度を越した我慢をしてストレスをためるのは間違っています。しかもそれを「子供を言い訳に」し始めたら最悪だと思います。「愛する」のであれば、子供の将来をちゃんと考えて行動すべき。変な「我慢」を、変に「美化」する日本の価値観は完全に間違いです。そんな勘違いはこれからは訂正されていくべきだと、少なくとも僕はそう思っています。
「アメリカの大人が子供を好きだから少子化じゃないというのなら、なんでこれほどの離婚率なのですか!?長谷川さんの指摘は間違っています!」
僕が、日本の少子高齢化現象の根幹は「若い、子供を産む世代が自分たちの生活の方が好きだからでは?」という指摘をしたときに、その理由の一つとして、アメリカ・ニューヨーク周辺の保育環境の話をしたのですね。
ニューヨーク周辺は保育周辺は日本よりもずっと整っていません。
マンハッタンは日本人と同じように夜中まで平気で働く人がたくさんいます。
アメリカは産休を1か月ほどしか取れません。
アメリカの子育ては日本に負けないくらいお金がかかります。
などの例を挙げ、日本よりもずっと恵まれていない保育環境でも少子化ではないのだから、単純に「家族」であり、「子供」が好きなのでしょう、と書いたわけですね。それに対する反論なわけです。
かなり間違ってます。
はい。アメリカはですね、確かに先進諸国でかなり離婚率の高い国として知られています。州ごとに調査も行われていて(離婚率の調査自体を公式に行っていない州もある)、州によっては離婚率が6、0を超えるところもあります。
でもね!
そもそも、勘違いしてる人も多いみたいだけれど、ニューヨークって、離婚率…2010年に2,2ほどですから、日本とほぼ同じくらいですよ?アメリカ人だからみんなガンガン離婚するとか、完全な勘違いです。日本は2,0で…あ、「離婚率」ってね、統計学上、色んな計算の仕方があって、ちゃんとすると解説が難しいので、あんまり気にしないでください。アメリカでは、最も多い州ではカップルの半分以上が、日本は3組に1組近くが離婚してるって感覚で大体大丈夫です。
豆知識程度に言っておくと、アメリカって、離婚するの、とんでもなく大変です。これは、単なる違法移民対策なんだけれど(グリーンカード目的とかね)、「性格の不一致です」「お互いの努力不足です」なんてナメタ理由で離婚できないんです。
育児放棄であったり、家庭内暴力であったり、法的に認められる状況がそろわないと離婚自体が認められないことも少なくないですし、まずは1年間ちゃんと別居してください…でないと、離婚は認めないですよ、なんて州もあります。(最近、ニューヨークでは、さすがに別居1年とかはきつくね?という議論から別居期間制度は廃止されましたけどね)
それでも離婚率が高めなのはアメリカが世界で言われている通り「超格差社会」であるからです。これは「家族の問題」ではなく、「貧困の問題」の方です。
一部の超成功者たち、そしてその底辺に大量にうごめく「敗残者」たち。アメリカの闇の部分。いうまでもなく、ニューヨークは「成功者たち」が多いために離婚率はかなり低く、その中でも「白人層に限って言えば」日本人なんかよりもずっとずっと離婚なんてしませんからね?ニューヨークの離婚率を高めているのは黒人層とヒスパニック系の数値です。白人層に限って言えば、日本とは比較にならないほどの低い離婚率なので、僕は「家族も子供たちも大切にするんですよ」と書いたんです。
あとね、多くの日本人に言いたいのだけれど、「子供たちのために離婚を我慢する」とか「子供がいるんだから夫婦は文句を言いながらでもそろってなければ」…とか…
完全に間違ってるからね?
それ、正直に言えよって言いたくなるんですけど、要は逃げてるだけでしょうが。離婚したらいろいろと大変だろうし、周辺からどんな見られ方するかわからないから
子供を言い訳にして、離婚から逃げてるだけだって正直に言えばいいのに。
あのですね、各家庭のそれぞれの事情もありますから、個別に言い始めるときりがないので、ざっくりとした大枠の話をしますけれど…子供のことを考えたら、夫婦が「揃ってるだけ」なんじゃなくて…
夫婦が仲良く信頼し合ってることが大事
なんです。別に無理やり揃っていようが、ケンカばっかりしてたり、信頼し合ってなかったりしてたら、んなもん、子供にとっての悪影響でしかないからね?自分たちが成熟してなくて、お互いをけなし合ったりして、離婚した後の生活のこととか体裁を考えて、「単に離婚しない」という選択肢を取って、ストレスがたまって子供に
「あなたがいるから離婚できないのよ!」
なんて愚痴ったりして。
そんな愚痴をもし一回でも言っちゃったら「ストレスがたまってついつい、人生で一回だけ言っちゃっただけですよ~」なんて言ったところで、そんなのバカ親の言い訳でしかないですからね?たった一回言われただけでも、子供たちの人生にとってのものすごく大きな傷になるんです。きっと言われた子供は、その言葉は忘れないでしょう。
アメリカでは「そんな夫婦のもとにいる子供の方がずっと不幸」という当たり前のことをちゃんと知ってるだけです。子供たちのことを優先し、守るためなら、「児童虐待調査官」という職業がちゃんとあって、夫婦がどんな言い訳をしようが(「これは夫婦の問題なんだ!」とか「しつけなんです」みたいな)、絶対に聞き入れません。行政として、子供を親から引きはがします。「不良品の親」のもとに子供がいては、不幸になる、という価値観が徹底的に守られているんです。
日本では、似たような職業があるにはあるんですが、バカ夫婦が適当な言い訳をしたら、「民事不介入ですしぃぃ」とか言い訳してそのまま逃げ帰るでしょ?子供守りたいんなら、戦えよって。子供の将来のためなら、「不良品の親」からは子供は保護しなきゃいけない。だって…
子供は親を選べないのですから。
僕の少子化のブログに対して「アメリカだって離婚率が高い~」とか、寝言同然のコメントしてきてる人、誤解が二つあります。
1、ニューヨークは離婚率、高くないです。日本人と同じように働いているにも関わらず、保育環境も劣悪な中、少子化にもなっていません。なので「日本人の甘えの部分もあるのではないか」と指摘したのです。
2、「離婚率の高さ」と「子供を愛する」気持ちは全くリンクしていません。むしろ、日本人が離婚をしないのは単に…「子供を言い訳にして自分を守りたいからだけ」です。逃げてるだけです。
他にも、「アメリカは比較例にならない!欧米諸国と比較した方がいい!」とか異次元からの指摘をしてくる夢遊病の人がいるんだけれど、議論にならないからこりん星にでも帰ってください。じゃあ、スウェーデンみたいに税率50%以上にしようよ。話はそこからでしょう。日本人、全所得から支払ってる税金の率、確か平均では24%程度よ?(違ったっけ?)収入の50%くらいを税金として取ってからでないと、あんな国のシステム、模範に出来るわけないでしょうが?いいとこだけ見て、単に勉強不足なまま憧れるの、やめてください。スウェーデンのシステムなんぞ、日本ではハナから導入不可能です。
まとめますが、成長しきっていない夫婦はいくらでもいます。普通の夫婦喧嘩なら、みんなやってますし離婚までする必要はないですが、度を越した我慢をしてストレスをためるのは間違っています。しかもそれを「子供を言い訳に」し始めたら最悪だと思います。「愛する」のであれば、子供の将来をちゃんと考えて行動すべき。変な「我慢」を、変に「美化」する日本の価値観は完全に間違いです。そんな勘違いはこれからは訂正されていくべきだと、少なくとも僕はそう思っています。

