2015年01月

これは…言われるだろうなぁ…と危惧していたら、やはり言われてしまった。

イスラム国の宣伝し過ぎている? テレ朝「報ステ」に疑問の声も

これは…見た方、いらっしゃるだろうか…?報道ステーション、27日の放送である。いや、結論部分から先に申し上げたい。はっきり言って…

放送とはかくあるべし、と言えるほどの、かなり素晴らしい内容だった。

しかし…だ。この「素晴らしすぎる」部分が叩かれそうだなぁ…と心配はしていた。
報道ステーション。毎日、最近はイスラム国を名乗るテロ集団の報道にとにかく力を入れいているのだが、その内容がとにかく素晴らしい、の一言だ。
先週の金曜日にはコメンテーターがかなり偏った話を暴走気味にし、さすがに私も当ブログで苦言を呈したのだが、火曜日の放送では、件の「イスラム国」に対してとにかく突っ込んだ放送をしていた。

「イスラム国」がなぜ、今までの組織と全く違うのか?
「イスラム国」がなぜ、このような行動に出たのか?
なぜ、ここまで短期間で多くの支持者たちを集め、勢力を拡大できたのか?

など、今、まさに多くの日本人が知りたい、と思っている内容を、丁寧な取材とともに、しかも、分かり易いナレーションとともに編集されていた。さすがの底力を見せられた、とうなってしまった。正直言って、テレビマンの一人として見ても見事なVTRだった。

今の日本人は平和ボケしていることは確か。私も駐在員としてニューヨークに行ってかなり価値観が変わったことは間違いない。
アメリカでは、トイレに入ると、足の部分が全部空いている。要は、外から足が見えるのだ。個室形式になっている日本のものとはかなり文化が違う、なんでまたこんな状態になっているのか?アメリカの友人に訪ねた。当然のように彼は言ってのけた。

「あぁ、これはレイプを減らすためさ」

そう。アメリカはトイレを個室にすると、その中でレイプ犯罪が行われてしまうのだ。それを周囲が見て防げるように、トイレの個室は、足の部分が外から見えるような作りになっている。もし、旅行で初めて行く人は驚かれないようにしてほしい。音も何もかもまる聞こえなのだが、とにかく「見えている足」が「2本だけ」でなければ、犯罪が行われているってことだ。

こんなこと、私も日本を離れないと、全く考えたこともないことだった。
私たち日本人は、世界的に見ると、痛々しいほどに平和ボケしている民族だ。そこがいいんだが、報道ステーションの特集のように、食い込んで、詳しく突っ込む報道がないと…今回の件も、その背景に何があるのか、全く「理解」が出来ないことは事実だ。

が、当然、それによっても、今回のイスラム国の行為は1ミリも正当化はできない。「理解」はしても、同時に「だからどうした」で終わる話であったりもする。今回の27日の特集は…本当にあまりによく出来てしまっていた。冒頭に書いた通り、

「こんな放送、イスラム国のプロパガンダじゃないか!」

という非難の声が上がるだろう…とは危惧していた。そして、やはりそのようになってしまった。

が、冷静に見てあの放送は…見方によってはそう捉えられなくもないのだが、やはり放送機関として、優れた内容だったし、評価されるべきものだったと思う。私も含めて視聴者も初めて知った内容が多かったのではないだろうか?

多くの知識を得て、多くの人間の立場を理解することは、先進諸国に住む人間の一人として、とても大切なことだ。と、同時に、それでも認められないものがある。許容できないものある。それらの「知る権利」のために優れた内容を放送することは、時としては、非難されることを覚悟でしなければいけない時もあるということだろう。

あの放送によって、非難の声がテレビ朝日に多く寄せられたことだろう。しかし、私個人の感想だが、少なくとも、27日の特集に関しては、とても素晴らしかったと思う。スタッフの努力に感謝したい。



冗談はやめてほしい。久しぶりにテレビを見ていて、強くどうなの?と思った。大きなニュースに動揺する気持ちは分かるが、これはない、と思う。

金曜日の「報道ステーション」、見た方はいるだろうか?いや、視聴率が視聴率だ。見た方も多いだろう。おそらく、筆者と同じように変な気分になった方は少なくないはずだ。

当該放送では、例のイスラム国を名乗るテロ集団の犯罪行為を扱っていたのだが、ひどかったのは古賀茂明というコメンテーターの見解と言葉だ。耳を疑う言葉が連発され、あまりにも度が過ぎていたためちょっと途中から突っ込み待ちのボケかと疑ったほどだった。

「人質がとられていることは去年から分かっていた」
「それを知りながら安倍首相はイスラム国と敵対する国々に支援金を出した」
「その上応援のスピーチまでした」
「安倍首相はイスラム国を空爆する国々に仲間入りしたかったのではないか?」

何を言い始めてるんだ?そもそもこんなこと、今言うことなのか?

「日本はどこの国とも戦争をするつもりはありません。仲良くしたいと思っています。今こそ、それを伝えるべきではありませんか?」

お…おぉ…それは…まぁそれは分かるかな?確かに、日本は戦争をしない国なのだ、という主張はもっとアピールしてもいいような気もするし…。

「私はアイアム・ノット・安倍、そんなプラカードを掲げたい!」

いや!何言ってんだ?このおっさん(涙)!!そもそも、何なんだ?その英語(涙)?意味が通じないとは言わないが、訳すと「僕は安倍じゃありません」なんだが?とにかく…ちょっとこういった意見に本気で反論したいんだが…よく考えてほしい。

何が悪い?
何が問題だ?

安倍さんがおかしい?そんな訳ないだろ?何を言ってんだ?この人は?今回のテロ集団の誘拐・脅迫行為は、ただの犯罪行為でしかない。それをもっとちゃんと理解した方がいい。

他にも危険な地域に行った彼ら二人を非難する声もあるらしい。湯川さんが悪い?後藤さんが悪い?そんな訳なだろ。短いスカートをはいたから痴漢にあいました?スカートをはいているから悪いんだ?んな訳ないだろ。落ち着いて考えてほしい。悪いのは…

犯罪を犯した人間である。

論点をずらしてはいけない。短いスカートをはく権利は日本国憲法で認められている。お洒落は自由にしていいものだ。問題はスカートじゃあない。論点をずらすな。「痴漢が悪い」のだ。
湯川さんが、後藤さんが、危険な地域に行った?ジャーナリストなら行きたくなるさ。取材したくなるさ。ジャーナリストとは、そういう人種だ。が、取材とは国際的に認められている行為だ。それを無視して…危険な地域に入った後藤さんが悪い?

「誘拐」した連中が「悪」に決まってるだろ。

誘拐犯が脅迫を行ったって?身代金を要求したって?国として、そんなもん相手にしてどうする?あなたがガラの悪い地域に住んでいたとしよう。ヤクザが近くにいて
「ここで商売するならミカジメ料を払え!」
と脅してきたとしよう。

金を払ってどうする?

そんなもん、金を払った段階で、その金でヤクザの資金源が潤い、さらにその金でヤクがばらまかれ、違法な銃を所持する資金になるんだぞ?金を払ってその場を収めているように見えて、裏側では、さらなる悲劇を手助けしてるだけなのが分からないのか?

そんな脅迫行為、「国」として相手にできる訳ないだろう。「人質を取られながら、イスラム国と敵対する国に援助をした」?

筆者には当然の行為にしか思えない。

この古賀というおっさんは本気で何を言ってるんだ?東京都に暴力団がいたとする。それを取り締まるために、警察の予算を増やしましたよ、と。それって当然のことだ。しかも、軍備を増強するんじゃなく、イスラム国を名乗るテロ集団の脅威から逃れるための、苦しんでいる方々のために人道支援の資金を出しただけだ。安倍さん、何かおかしなことしたのか?

特に許されないのは、下記発言である。完全な書き起しだ。目を疑う内容だが、読んでほしい。




「(安倍総理は)イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」と、まぁ正式なメンバーとまではなれないけど、まぁ「仲間と認知して欲しい」と。
で、そのためには本当は空爆をしたりだとかですね、あるいはイラクに武器を供与したりとか出来ればいいんですけど、これ 出来ないじゃないですか。だから、もともと その「安倍さんが願っている目標」っていうのは本当は出来ないことなんですよ。でもそれをやりたい。で、それをやるために「じゃあ何ができるか」っていうと人道支援しか出来ないと」
(報道ステーション 古賀茂明氏談)




さすがにちょっと待てよ、と。
無理やりすぎる情報操作をするのは本気でやめてほしい。安倍さんは別に空爆をしたいんじゃないぞ?一体何のソースをもとにこのおっさんはそんなことを言ってるんだ?そもそも日本の資金援助も、空爆の援助をしたのではない。人道支援のためのお金を提供したのだ。この古賀というおっさんはそんなことも勉強せずにテレビに出てタラタラとしゃべってたのか?それとも、本気で頭のおかしな人なのか?

今回のイスラム国を名乗るテロ集団の犯罪行為を「利用」し、自分たちのイデオロギーを主張している方々、全員に告げたい。

今回の一件はただの誘拐という犯罪である。
今回の一件はただの脅迫という犯罪である。
今回の一件はただの殺人という犯罪である

本物のイスラム教徒でも何でもないサル以下の知能しかない暴れるのが大好きなバカの集まりが、偉そうな言葉だけを並べながら自分たちの思い通りに行かなかったら人を殺しまくっているというただの…

「世界の条約に反した犯罪行為」である。今回のケースはたったそれだけのニュースなのだ。

よく考えるべきだ。だれが悪いのか?安倍さんが悪い?後藤さんが悪い?湯川さんが悪い?政府の対応が悪い?エジプトでの演説が悪い?外務省の訳が悪い?
回答を教えるのでよく聞いてほしい。悪いのは…

イスラム国を名乗るテロ集団と、本質を理解できないアナタの頭の中である。

「報道ステーション」はもちろん素晴らしい報道番組なのだが、今回は反省を求めたい。報道ステーションのスタッフたちは放送法を柱とするキーステーションの報道メンバーである。放送法には第4条の4項という項目があり、明確に
意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること
と定められている。要は、国民の知る権利を守るために、一方向からの意見を述べるのではなく、こんな意見も、あんな意見もあるのだ、と言わなければいけない、と決められているのだ。それ守っているので、キー局というテレビ局は独占的にCM広告料をもらい続け、日本でトップの優良なお給料を、これといった競争もなくもらい続けることが出来るという優遇をされているのである。

古賀さんというかなり左方向に全速力なおっさんの妄言も、「そういう意見もある」と言えなくもない。で、あるならば、キャスターを務める古館氏が「ただ、反対にこういう意見もありますね」と紹介しなければいけないのが放送法に従って放送しているキーステーションの務めである。しかし、当該放送でそのような明確なフォローが出来ていたようには思えない。

あれじゃ、ただのサヨク意見の垂れ流し報道じゃないか、と批判されてしまうと思う。

中でも、「安倍総理は本当は空爆をしたい」発言は許しがたい言葉だ。日本はお金は出したが、あくまで「人道支援」のための資金援助しかしていない。全然目的が違うじゃないか。安倍総理は何も戦争をしたがってる人間じゃない。そういうサヨク的な妄想はもうそろそろ慎むべきだ。特に第2次安倍内閣以降の安倍氏はそんなこと、本当に一言も言っていない。なのに、なぜみんなで選んだ一国の総理の足を引っ張るために「作り話」をするんだ。

だれが苦しいって、捕まった後藤さんが言わされている「安倍が殺したんだ」「安倍の間違った選択のせいで」という文言。今、一番傷ついて苦しめられているのは安倍さんに決まってる。

相手がどんなに非道な集団であったとしても、相手がどれだけ話にならない連中であったとしても、あんなこと言われて、苦しまない人間なんていない。安倍さんは、一国の総理という職業についているだけの、ただの一人の人間なんだぞ?
「アイアムノット安倍」?バカじゃないのか?今、日本人が安倍さんを支えて、守ってやらないで、誰が守るんだ?イスラム国を名乗るバカ集団の戯言に、そのまんま日本人が付き合ってどうする?



情けないことに、まんま「アイアムノット安倍」とか馬鹿な動きや声を上げている連中が少なくないという。可哀想に。安倍さん、今は相当に苦しいだろう。負けないでほしい。もし同じ立場だったら、筆者ならきっと心が折れそうになるだろう。しかし、そんな連中は、別に今回のケースをを利用しているだけで、おそらく普段から「反安倍」「反自民」なだけだろう。気にしなくていい。官邸の人たちはみんなで安倍総理を支える時だ。総理ではなく、一人の人間として守ってやってほしい。

筆者も後藤さんの無事を心から願う。当然願っている。だが、テロリスト集団の要求に従ったり、バカな言葉に惑わされたりすることは、相手を利するだけだ。今こそ心をしっかり持って、

「何が『悪』なのか」

をしっかり見極める必要があるはずだ。少なくとも筆者はそう思っている。

イスラム国を名乗るテロ集団の脅迫行為が公にされて、3日。

テレビ上では、相変わらず、人の命がかかっているにもかかわらず、視聴率稼ぎの道具として利用し、まるでバラエティーか何かの演出のようにあおりまくっているバカな番組まで現れる始末で情けなくなる。さすがに、空気読めよ。自分も同じように情報番組に携わっていたため、いやな思いがするのかもしれないが、もしあのままキー局に居続けたら、こんなにも恥ずかしい報道を自分もやらされているのか?と思うと、本当にフリーになってよかったと心から思う。朝からカウントダウンのような演出をかまして視聴率稼ぎに走っていた番組まであったが、本気でスタッフは反省しろと言いたい。そういう状況じゃないだろ。

イスラム国と名乗るテロ集団の脅迫行為。

基本的な私のスタンスは多くの人と変わらない。
相手はテロ集団。で、あるならば、相手側の要求に従ってはいけない。少なくとも、ご家族は自由に動いていいと思うが、むしろ「国」としては毅然として…そう…「全く相手にしない」くらいの態度で全然かまわないとすら思う。もちろん、そんな態度取れる訳はないのだが、それが本当は一番いいと思う、という程度のものだ。

どなたかが言っていたが、相手が会話の通じない輩であり、その連中が何らかの要求をしてきた場合、一番適切な対処法は「相手が要求してきていることの逆を突く」ことだそうだ。

例えば、身代金を要求、といえば聞こえはいいが、裏を貸せば、単に金に困ってるんだろ、と読み取れる。つまり、金を一切与えない方向で動けば相手は困るわけだ。

私には子供が3人いるが、真ん中の子が小4。下の子が幼稚園の年長だ。
思うんだが、イスラム国を名乗るテロリスト集団って、頭脳レベル、こんな程度じゃないのか?いや、もっと下かも知れないが、とにかく、
・話が通じない
・自分の思い通りに行かなかったら攻撃衝動を伴う行動に出る
・覚えたての偉そうな言葉を使いたがる
って点に関してはかなり近しいものがあるような気がする。だとしたら、もし、要求に従ってしまった場合の未来も予想はつく。

次に思い通りに行かないことがあったら、もっと大きな声で叫び、暴れる。困らせ、暴れたら、自分の要求が通ることを覚えるからだ。

大切なことは絶対に従わないことだ。相手にしないことだ。有名になりたい連中のはずだ。自分たちの主張を世界のメディアが流している映像を見て、自分たちがさぞエライ人間になったと錯覚していることだろう。四の五のとくだらない主張を繰り返しているようだが、正体はただの幼稚な殺人犯集団でしかない。話し合いが出来てない段階で、サルとレベルが同じだ。武器を持ったサル集団だと見ていい。


そんなサル集団に拘束された日本人二人。

ご家族は悲痛な思いだろう。心情的にはさすがにどうにかできないものかと心底思う。と、同時に、かなり危ない取材を何度も経験してきた人間として、同時に…特に後藤さんの心境は分からなくはない気がする。

私は14年間、取材者として現場を走り回り、1800ヶ所近い現場を走り回ってきたが、その中でも最もエキサイトし、自身の中で最も大きなスクープの一つだと確信しているのが2010年にペンシルベニア州で行われたオバマ大統領の単独の直撃インタビューであろうと思う。

2010年のアメリカ議会における中間選挙。
オバマ大統領率いる民主党は劣勢を伝えられていた。オバマ氏はCNN、ABCなど、アメリカの全メディアのインタビューに答えることは一度もなく、世界でオバマ大統領の単独のインタビューを撮ったメディアはまだどこにもいなかった。

そんな中、ペンシルベニア州のある大学の大講堂を貸し切って、オバマ氏が演説をするという。私たち取材クルーは「日本からの取材陣である」という旨を告げ、その演説会場に入らせてもらった。

しかし、これが相当な大混乱で、劣勢が伝えられているとはいえ、オバマ氏の人気は大変なものだった。会場は埋め尽くされ、警備にあたっている警備員やポリスたちも、なかなか統制がとれていない状況だった。
当初、ほかのメディアと同じようにプレス席にいた私たちは「一般の聴衆の顔を撮影したい」と申し出た。当然、一人目は即却下。しかし聞く人によって、意外と反応が違うのがアメリカだったりする。2人目に聞いた。すると
「あぁ、その程度だったらいいんじゃないか?」
と言わんばかりの顔で、さっさと行けよ、とアゴで行け、行け、とやってくれた。
クルーとともに、出来るだけ近くで取材を試みようとした。

その時である。

私たちのクルーと反対側の方で、混乱が起きたらしい。らしい、というのは実際にあまりにカオスな状況だったために何が起きたのか、私たちには確認できなかった。ただ、確かなことは、最前列に陣取っていた警備員たちがその反対方向にみんな集まっていったのだ。

そのすきを突いた。
私たちクルーは最前列まで進み、その直後、演説を終えたオバマ氏が最前列の聴衆と握手をして回っているチャンスを逃さずに、

「日本から来ました!中間選挙、どうですか?」
と聞けたのだ。
オバマ氏は
「あぁ、良い感じだよ!この(聴衆の)反応を見ただろう!」
とだけ答えてくれた。この一言を言い終わるまで、私は握手したオバマ氏の手を離さなかった。

このインタビューは、確認した限りでは2010年のアメリカ中間選挙における、世界唯一のオバマ氏の単独のインタビューである。もちろん、公式の記者会見や討論の場などはあったが、単独の取材クルーに答えたのはスタッフが確認した限りでは、私たち、日本のフジテレビ1社だけだったのである。

しかし、言うまでもないことだが、この取材ははっきり言って、完全なNG行為だ。ほかのアメリカの取材陣はみんなルールを守って報道規制の陣地の中で取材をしていたのである。日本国内でもし同じことをやったら、最悪、取材クルーとしては2度と現場に出られなくなる注意を受けかねないものである。上記した私たちクルーの行為は、取材陣としては、かなりアウトなラインであり、最悪は自分の所属する社に対しても迷惑をかけかねない、非常にリスキーな行為であったことは言うまでもない。と、同時に大変なスクープでもあったと言えなくもない。

ここが難しいのだ。

後藤さんが現地に向かったのは、現場を重んじる人間の一人として、重々気持ちの分かる範囲だ。私たちは現場に近づく、もしくは行ける可能性があるのであれば、突っ込んでいく人種だ。そこに危険があるとか、そんなことははっきり言って関係ない。そこに「伝えられるものがあるなら」色んな脳内分泌物が出て、正常な判断なんて出来なくなるものだ。これは悲しいサガだが、人から言われて治せるものでもない。

「何が起きてもすべては私の責任。どうか何もしないで」

と語った後藤さんの言葉に他意はない。絶対ない。断言できる。自分の責任で自分の判断で行ったのだろう。



日本政府は、絶対にテロ集団という、人間の仮面をかぶった「銃とナイフを持ったサル集団」を相手にしてはいけない。話の通じる相手じゃあない。そんなレベルの相手じゃない。
だが、「政府でなければ」行動は自由に出来る。
民間レベルで、家族や同じ意志を持つ者たちが、時間が過ぎようとも可能性がゼロでない限り、懸命な努力をしてほしい。
そして、どうか、無事に帰ってきてほしいと、切に願う。


少々笑わせてくれるアンケート結果の記事があったので、突っ込みを入れておきたいと思います。

朝日新聞世論調査、61%が民主党「立ち直ってほしい

記事では、朝日新聞が行ったアンケート調査を紹介。2015年1月17日から18日にかけて行った世論調査ということで、
「民主党に、自民党に対抗する政党として、立ち直ってほしいと思いますか。そうは思いませんか」
と聞いたところ、61%が「立ち直ってほしい」と回答し、「そうは思わない」の30%を大きく上回った!と報じているんですが…

おいおいおいおい(笑)、いくら何でも誘導尋問が過ぎるだろ。これ…突っ込み待ちのボケか?

よく見てください。この質問。「民主党に立ち直ってほしいと思うか?」と聞かれて、普通の人はどう答えます?普通、イエスと答えるもんです。「立ち直ろう」と努力しているような前提で質問の文言が設定されていますし、あまりにも偏った質問すぎて驚かされるレベル。

僕がアナウンサーだから気になるのかもしれないですけど「言葉」には裏に隠された「印象」というものが存在するものがあるんです。記者の人たち、分かった上で質問してるから腹立つんだけれど、例えば…

「ひたむきに」「懸命に」「くじけることなく」

こんな言葉を並べられて、批判する人、いるか?って話です。「ひたむきに頑張ってる人なんて死んじゃえー!」とかいうひどい人、少ないでしょ?え?お前は言うだろって?僕のことは置いといて。
「立ち直る」という言葉にはその裏側に「苦しんでるけれどひたむきに前に進もうとしてますよ」というニュアンスが存在するんですけれど、そんなの聞いたら肯定的に言わないとなんだか悪い人になっちゃう感じになります。イエスだらけになるの、当然だろう?なんてひどい調査をしてるんだ?と驚きます。

と、いう訳でほかのアンケート調査を見たらもっとシンプルなものがありました。ヤフーです。

民主党の岡田新代表に期待する? (Yahoo!意識調査)

これを見ていただければ結果が全然違うことが分かります。
この原稿を書いている段階で
「期待できない」
「とても期待できない」
を合わせると、80%以上。そもそも、海江田さん→幹事長に枝野さんという民主党が…岡田さん→幹事長に枝野さんという民主党に変わったと言って、急に民主党に期待するわけないのが普通の人の感覚です。枝野さんが優秀な人なのは分かるけれど、選挙の統括責任をするのが幹事長です。あの選挙結果を受けて、なんでまだ枝野さんがやってるのかって。党の代表が負けてるんですよ?前回の12月の選挙って。

結局、何の反省もしてないんでしょ?
結局、国民がなんで怒ったか見放したか、まだ分かってないんでしょって。



朝日新聞さん、「61%の人が民主党に立ち直って欲しいんです」って(笑)。いくら何でも、です。これは。ちゃんと合わせて以下の質問も聞かなければフェアではありません。

「ところで、今回の代表選で民主党は立ち直れると思いますか?」って。
「岡田新代表になったので民主党は生まれ変わったと思いますか?」って。

これを聞けば、ある程度、民意を反映した結果になると思いますけど?ちなみにいつか書こうと思いますが、マスコミのやってる「アンケート調査」なんてものは、基本的に「自分たちのイデオロギーを押し付けるための口実」に使われてるケースがほとんどですから、皆さんあんまり気にしないでくださいね?ずっと10年以上やってた僕が言うんですから間違いないです。僕もやってたし(冷静)。日本人なんて、アンケートで「イエス」って言わせるのくらい、本当に簡単ですよ?たとえどんな調査であってもね。ま、またその話はいつか書きます。

さて、イスラム国の一件、大変ですね。考えさせられます。その話は次回に。

先ほど「ミヤネ屋」を見ていたら…さすがと言うかなんと言うか、例のナッツ姫の件で最高のVTRを仕上げていて見入ってしまいました。
いわゆるナッツリターン問題。
アーダコーダとごまかしていますが、日本では、おとなり韓国の恥ずかしい事件を見世物にしているだけだし、韓国国内では、金持ちに対する貧乏人のヒガミ根性を刺激しまくるという…

本当は全然大したことないのに視聴率が稼げるニュースの典型

なんですけど、この初公判があったということで、「ミヤネ屋」さんでは完全再現VTRを作りながら、ちょびっとだけナッツ姫に似ている役者さんを使って気持ちいいほどの暴言を連発させるという視聴率ブンドリ作戦に出ておりました。

さすがミヤネ屋。
安藤優子さん、ファイト。ちょっとやそっとじゃ勝てないぞ?これは。

で、このナッツリターン問題に関して「長谷川さんはどう思う?」というご質問が結構来ていたので、お答えしておきますね。

まず、はっきり言って、これは視聴率、取れます。最高のネタの一つです。
このナッツ姫、生まれたくて財閥の家に生まれたわけじゃないし、本人だけにそこまで責任を押し付けてあげるの、かわいそうな気になるんですけど、財閥系とか、金持ち系とか、生まれた瞬間にとんでもない上層階級に生まれてる人って、2パターンに分かれる傾向があると僕は思っています。

1つは有り余る金を使ってちゃんと勉強し、なぜかそんな家に生まれながら謙虚さも併せ持ち、多くの人から尊敬を集めまくる「まっすぐ成長したボンボン・お嬢タイプ」。

もう1パターンはアホみたいな金を持ちながら、たいした実力もない上に、親からちゃんとしたシツケを受けずに育つために「ものすごい速度で壮絶バカに成長するタイプ」。

前者は小泉進次郎さんとかですな。あと、フジテレビの社員にはこういうタイプが多いです。もはや嫉妬心も生まれないほどの性格のいい金持ちが結構います。
そして、後者はまさにナッツ姫がこのパターン。他では…誰とは言わないけれど、大物司会者の次男坊とかはこのタイプと思われます…などと毒を吐くのは控える。

で、話を戻しますが、このナッツ姫のやったことは単なる犯罪なので、裁判で処罰されればいいだけの話です。ちゃんと社会的制裁も受けているし、十分叩きのめされたでしょ。と言うか、別に彼女、あんな家に生まれなかったらこんな性格になっていないだろうし、大財閥系のダメ軍団には、そこそこな確率でこんな人っていると思う。要はなんだかイライラしてたんでしょ?

と言うか、女性なんてこんなもんじゃないの?って僕はちょっと思ってるんですけど。月に一回(生理前など)、ナッツ姫的な横暴をする女性くらい、世界中にゴマンといないか?

単にその怒り方が権力を持ちすぎていたのでこんなに面白い話になっただけのような気がします。僕、以前一緒に働いていた女性の中に、毎月、生理前になったら箸が転がっても怒り続けている人がいましたよ?そういう時ってなんだかんだ言いながら結局ケンカを吹っかけてくるんで、ものすごい勢いで面倒くさくてね…(笑)。「触らぬ神に祟りなし」っていう日本語の意味、ちゃんと理解させてくれた人ですね(笑)。
なので、このナッツ姫に関しては僕はいいんじゃないの?位にしか思わないです。もう裁判になってるんだし。そうですね…強いてあげれば、あの人…

ちょっと眉毛、太くない?

メイク次第で、もうちょっと可愛くなる気がするんですが…。個人的には野々村元県議の会見と同じくらい、あのナッツ姫の引きづり廻しの刑の後のペコリ、と頭を下げたあの謝罪は、結構ツボでした。ちょびっとだけ、あのおばちゃんが可愛く見えた瞬間でした。うわ~嫌々やってるんだろうなぁ~みたいな(笑)。僕、女見る目ないな~。

基本的に僕は、でかい悪事であったり、国家的にちゃんと転換しなければ多くの人が傷つくような問題には結構はっきり怒りますし文句も言いますが、この程度って言っちゃあ語弊があるんだけれど、人が死んだわけでも、100万人が傷つくわけでもなく、しかも(表向きだけでも)反省して、ちゃんと裁判で罰を受けるって人にまでドーノコーノ言いません。面白いのでネタにするだけです。ナッツ姫、TOKYO MX出てくれないかな~♪絶対にピーナッツ、てんこ盛りで出しながら「お・も・て・な・し」するのに。

そう言えば、ナッツ姫の報道を見てて思ったんですけど…

韓国って怖いね?

僕の価値観は上記した通りで、巨悪でもない限り、そんなに怒る気がしないんですけれど、韓国の人たち、財閥の権力に相当、腹立ってたんでしょうね。あんなにみんなしてエキセントリックならなくてもいいような気が…。これ、もう200年ほど前だったらマリー・アントワネットの首をみんなの前ではねて大喜びしてたフランス的な感じになりそうな勢いなんですけど。あそこまで凹んだ顔してるんだし、言っても女性なんだからもうちょっと優しくしてあげればいいのにね。ものすごい勢いでたたいてましたけど、怖いってばね。キムチの食べ過ぎでカッカしてるんでしょうか?

民主党の代表選が明日行われる。
都内のホテルで、長妻氏・細野氏・岡田氏の3氏による今回の代表選の結果が出るわけだが…正直言って…今回の代表選はかなり読みにくい。
もともと、民主党の代表選はリサーチが簡単ではなく、優秀なマスメディアの調査であってもかなりの誤差が生じるものだ。
懐かしいものであれば、前原氏が僅差で菅氏を破った代表選、あれも、実は我々マスメディアでは、菅氏が僅差で勝つのではないかと予想していたのだが、投票直前の前原氏の熱のこもった演説が功を奏し、逆転した。事前の予想と違った結果と言えるかわからないが、菅氏と小沢氏の2010年9月の代表選も、まさかあれほどの差がつくとは予想されていなかった。あれも事前では接線ではないか、という予想だったが、小沢氏を排除しようとする一部メディアの情報操作に、民主党の議員もサポーターも乗っかってしまった。はっきり言って、あの代表戦で、筆者は民主党という政党は一度死んだのではないかと思っている。もちろん、筆者の個人的主観だという前提で聞いてほしいが、その後の菅政権によって、民主党は大ダメージを受けた。致命傷と言えるレベルのダメージだった。

実は菅氏の跡を継いだ野田氏は民主党の中では記者団にも比較的評判のいい政治家だ。頭と体の構成比率はドラえもん並みに顔のでかい野田氏だが、誠意のある、とても評判のいい政治家である。が、そんなレベルで回復できるような、甘い状況ではなかった。あの菅政権で、民主党は一度死んだと筆者は思っている。

今回の民主党代表選は、筆者の個人的感想では、日本に2大政党制を根付かせるためにも、細野氏の「新しさ」にかけてほしいと願っている。岡田氏ではあの時代の、政権前の民主党を思い出すだけで、国民にとってなんの真新しさもない。「民主党、相変わらずの人材難」「また同じ顔触れ」と新聞各紙に書かれる姿が容易に予想できる。岡田氏が経験豊富で政治家として優秀かどうかは国民に関係ない。国民はすでに十分すぎるほどの議員給与を払っている。経験豊富で、優秀なことくらい、当たり前のことだ。そもそも、全員そうでなければいけないだけの話だ。
今回の新代表は、テレビを通じて、ネットニュースを通じて、

普段民主党を応援していない大多数の国民が、もう一度何かが始まるのだ、という「印象」を持たせること大事

なのだ。はっきり言うが、岡田氏では厳しい。伝わらない。これは冗談を言っているのではなくて、まず岡田氏はあの髪型をどうにかした方がいい。

なんでがっちりとポマードらしき整髪料を付けてる感じなのに、いつもあんなに変なんだ?毛根、強すぎなのか?時として、7・3に分けているときに、3の部分が立ってるときすらあるんだが。

繰り返すが、冗談を言っているのではない。
一生懸命にやっている政治家たちにとっては悔しいことこの上ないだろうが、特に日本の有権者たちは、政治家たちが思っているよりもずっとずっと「ふわっとした」感覚でものを見ている。
安倍総理の次の総理にだれがふさわしい?
マスコミがアンケートを取ると、小泉進次郎氏が上位…アンケートによっては1位となるのだ。進次郎氏は確かに、最年少総理になる男だろう。初当選前から見てきているが、将来は素晴らしい総理大臣になると確信できるほどの男だと思う。

が、さすがにまだ早いだろ。

今やったら大変な混乱になるだろう。が、そんなことは関係ない。日本の有権者はとにかくふわっとしたものでいろんなものを判断する。
政治の話とはそれるが、以前筆者は「ウヨク的なものに対して思う 」というブログを書き、その中で、

「ウヨク的な人ってけっこういいことも言ってるんだけれど、怖いと思われる。まずは…漢字を使いすぎないようにしたほうがいい」

と指摘した。「売国奴(ばいこくど)」とか「自虐史観(じぎゃくしかん)」とか、とにかく、ウヨク的な人は「画数の多い漢字が好き」だ。あれは何でかわからないが、とにかく、ああいった漢字を使ってる段階で、少々、怖いのだ。良いこと言ってても関係ない。とにかく、イメージとは「ふわっとした感覚」で成り立つものだ。

岡田氏、もし代表に選ばれた場合、髪形を変えた方がいい。知らない人、多いだろうが、昔は結構イケメン政治家だったのだ。なのに、なんであんなに無頓着なんだ?なんでもっと体とスタイルに合ったスーツを着ないんだ?目も思い切り三白眼だが、カラコンを使ってイメージを変えてみた方がいいと思う。黒目を大きくするカラーコンタクトがある。

その程度で色々と本当に変わるのだ。低レベルの冗談を言ってるわけじゃあない。「それら」も無視しない方がいいと言っているのだ。岡田氏はちょっと無視しすぎている。はっきり言ってもったいない。もっと笑顔も見せなければダメだ。本当に4月の統一地方選、巻き返す気、あるのか?

長妻氏は…久しぶりにこんなに短期間で長妻氏の話や論法を見たが…あぁ…やはりこの人はすごいな…とうなるシーンがたくさんあった。恐らく、今回ちゃんとニコ生などで3者の討論を見た人はみんながそう思ったことだろう。今回は最初の投票で3位になっておしまいだと思う。が、本当に優秀な政治家だ。年金の追及の頃から衰えていない気がする。細野氏・岡田氏、どちらが代表になったとしても、どうか全力で新しい代表を支えてほしい。

細野氏は、今回の代表選は本当に身になったと思う。

今まで、細野氏は代表選に名乗りを上げること自体しなかった。本来であれば、もっと早く出てほしかったと思う。が、今回の代表選で、色んなもまれ方をしたはずだ。名乗り上げなければ体験できない、荒波の様なバッシングも経験したと思う。新代表になれても、なれなかったとしても、学ぶものはとても大きかったろう。やってみなければ分からないものがたくさんある。まだ43歳。どんな結果であれ、今後に向けての糧にしてほしい。

筆者のこのブログは「本音」を逃げずに語るところを多くの読者の方に支持していただいているものと推察する。なので遠慮せずに言うが、現段階での筆者は

決選投票の末、岡田氏が新代表になると予想する。長妻氏を応援してきた議員たちが大挙として細野氏を応援するとも思えないからだ。

正直言って残念だ。4月の統一地方選も民主党は苦しい展開を余儀なくされるだろう。岡田氏は残念ながら選挙にはお世辞にも強くない。小泉さんの時の何の抵抗もできずにぼろ負けしたことは今でも国民のイメージに残っている。
民主党は、国民の持つ「ふわっとした」イメージをもう少し感じ取る力を身に着けてほしい。民主党の政治家たちはもう忘れたいだろう。もう新しくなっていると言いたいのだろう。だが、国民にとって民主党とは…

あの、菅政権の民主党のイメージがまだ払拭されてはいない。

なんてったって、菅氏はこないだの選挙でも比例で勝ち上がってしまったのだから。菅氏の後には野田氏。そのあとは海江田氏。そして岡田氏では、何にも変わった感はないだろう。「イメージ」ってのはそんなもんだ。もちろん、明日の結果がどうなるか、まだ決まったわけではないが…。

先月、少子化にまつわるブログを何度か更新して、
「日本の少子高齢化は根深い問題とともに長年かけて作られてきた問題なので解決できないと思います」
と書いたところ、「希望がなさすぎる!せめて何か提示しろ」というお叱りの声をいただいたので少々。

繰り返しますが、日本全体の少子高齢化を防ぐレベルのものは不可能だと思っています。でも、焼け石に冷や水を浴びせる程度の解決策ならいくつかはあるので、3つほど提示しようと思います。

1つは全く現実味のない話。「一夫多妻制度の導入」ですね。

無理でしょ?日本では。と、言うか、僕ら平均以下の男たちにとっては地獄のようなシステム。喜ぶのは金持ちの超一握りの男たちと女のみ。僕、これが国会に提出されたらさすがに出馬して反対するわ。落選しても。
「一夫多妻」はイスラム圏を中心に世界でも多数取り入れられている婚姻システムです。最大の特徴は「しっかりとシステム作りをすれば、少子化対策には絶大なほどの効果を表す」というもの。
男なんて、いいタネを持ってる連中、ほとんどいないですからね。一部の人間が女を囲いまくってハーレムを作るわけ。そうすれば、金はあるんだから子供は増えますわな。出来そこないの僕らみたいな男どもは指をくわえて、パソコンの無料動画見ながら何とかしとけってだけの話です。
これは、実は女性にとってものすんごくいい話で、「一夫一妻制」だと最高クラスの男なんぞ、あっという間に売り切れちゃう。もしくはうまいこと子供作っちまうような、テクニックを持った女たちが「勝ち組」の称号をあっという間にさらってっちゃうんです。で、「Very」とか読みながら白金とか麻布十番とかでお茶とかしてるわけ。ブランドの服を着ながらね。ケッ。
1000万円の収入で1人。2000万円までで2人、3000万円で…とかイスラム圏のようにしっかりとしたシステムを作れば、「少子化対策」は出来ますわな。少子化対策はね。ま、もてる男と女性陣が喜ぶだけのシステムです。もし法案が提出されたら、僕のブログ見てるみんな、フランス以上のデモしよう。

2つめは…霞が関の連中、ホント、どうしようもないアホばっかだな、と思ってるんですけど、「不妊治療の全額無料化」です。

これはですね、とっととやれよって言いたくなるんですけど、霞が関の連中、アホばっかだから「厚生労働省」の管轄でやろうとしてるんですよね。ええと、要は「保険料」を該当させるか、どうかって言いはじめるんです。
脳みそないなら、とっとと中央から消えろ、と言いたくなるんですけど、

「不妊治療」ってのは「経済対策」ですから!

病院の中でやったら全部保険料だと思ってる段階でアホしかいない証拠。病気にかかったり、体を悪くしたり…苦しんでる人を、社会みんなで救い上げていこうよってのが保険のシステムの原点です。不妊治療は違うから。不妊治療は「少子高齢化対策」に最大の効果を上げる政策なんです。

考えてみてください。

不妊に悩んでる夫婦がいますよ、と。不妊治療費を国で全部まかないましょう、と。そしたら…100万円もかかったけれど、嬉しいことに子供が一人で来ましたよ、と。

その子、これからどんな経済効果を生むと思う?

生まれる前から出産のお祝いやベビー服、ベビーカーのプレゼントや購入の嵐よ?生まれたら生まれたで哺乳瓶にミルクにおむつに…。幼稚園になったら「妖怪ウォッチ」を買わないと、誰からも相手にされなくなるから親御さん、朝の6時からトイザらスに並ぶんですよ?小学校になったらランドセルに学習机に…中学なったら塾に、部活に…それぞれ通うたびに交通機関に乗って…大学になって社会人になってって…

子供一人産んで、どれだけGDP押し上げの効果ある?よく考えろって話です。それほどの効果を生む「子供」を「ほしい!」っつってんのよ?そんなもん…

「経済産業省」の予算使って全額払えよ!

少子化対策は「弱者救済」を基本理念としてる厚生労働省の保険の範疇ではありません。完全な「経済対策」であり、あまりにも明確に日本の経済を良化させる特効薬なのです。永田町と霞が関にいる「縦割り行政」しか考えられない頭スッカラカンの東大・京大卒のアホたち、頼むから1秒でも早く不妊治療の「完全無料化」を進めてください。子供一人に100万かかっても200万かかっても絶対に100倍も200倍も取り戻せるから。

ただ、不妊治療に悩む人たちにお金を投入すれば、そこそこの少子化対策にはなるでしょうけれど、そこまで爆発的には少子化の改善って出来ないとおもます。効果はあると思うけれど。

そこで、僕が個人的に結構効果がありそうだなぁ…と考えているのが…「着床前診断(ちゃくしょうぜんしんだん)」です(←これが3つ目)。

分からないですよね?と、言うかそもそも知らないっすよね?

よく耳にするのって、「出生前診断(しゅっしょうぜんしんだん)」だと思うんですけれど…あ、ニュースとかでは耳で聞いて分かり易いように「しゅっしょうまえしんだん」って言ってるニュースもあります。正確には「しゅっしょうぜんしんだん」だけど。

この出生前診断ってのは、結構物議をかもしてるやつで、要は「羊水検査」ですね。妊娠するでしょ?そこそこ…5ヶ月目とかまで育てるでしょ?で、羊水を取って調べるんです。で、染色体異常とかがないかとか…ええと…難しいこと言っても伝わらないのではっきり言っちゃうと、要は障害児かどうかとかを調べたりするんです。ダウン症かどうかとか。

これは「命の選別だ~!」とか言ってギャースカ反対の声をあげる人が少なくないんですけど…僕が言ってるのは、マンハッタンとか韓国では当たり前に行われてる「着床前診断」です(←「出生前~」と似てる!)。

英語ではPreimplantation Genetic Diagnosisって言うんですけれど、要はですね…母親の体から卵子を取り出すでしょ?で、父親の体から精子を取り出すでしょ?
それを顕微鏡見ながらプレパラートの上で受精させるでしょ?

そしたら、細胞分裂が始まるんですけど、1つが2つ。2つが4つに分かれて、その後、8つに分かれるんですね?で、その8つに分かれた段階で、細胞の一つを取っちゃう。で、その細胞を調べるんです(中には4つの段階で取り出す病院もあり)。もちろん、出生前診断と同じようにその細胞のDNA情報から「遺伝子的な病気がないか?」とか分かるんだけれど、マンハッタンの人ってそんなこと、ほとんど気にしてなくて…

要は「産み分け」に使うんです。「男の子」を産みたいか「女の子」を産みたいかってやつ。

マンハッタンだけで、これやってる病院、7つくらい僕は確認してるんですけど、もっとあるかも。海外では普通にやってるんですけど、日本では毎度おなじみ、日本産婦人科学会っていう老害ジジーの集まりの最悪の集団があって、何の権利も認められてない任意団体のくせしてあーだこーだと偉そうなことを言うだけのバカ集団がいるんだけれど、そこが規制かけてるんですよね。で、日本では産科婦人科学会にケンカを売れる人じゃければ、「着床前診断」は出来ないって現状なわけ。


僕…この技術、使えると思ってます。


女の子が2人続けて生まれましたって夫婦。
男の子を2人続けて生みましたって夫婦。

その夫婦が3人目を産んでみたいって言ったとして、その夫婦が「産み分け」に使うんであれば、良いよって許可したらいい。これはね、産む夫婦、相当にいるぞ?特に男の子が続けて生まれた夫婦、そこで諦める人たち多いんだけれど、やっぱり娘もほしいって言ってる人たち、かなりの数います。

出生前診断との違い?

これは名前は似てるけれど、とんでもなく違います。
出生前は5か月目まで育てちゃうもんだから、その時に病気だ、大変だってなった場合、そこから中絶しなきゃいけないわけ。これ、女の人の体と精神にものすごい負担なわけです。
でも、着床前診断は、顕微鏡で健康かどうか、性別がどちらか?まで分かった段階で母親の体内に戻せるんです。もちろん、そこから流産する可能性は十分あるんだけれど、何よりも、母体の健康と精神状態に、相当に負担をせらせるんです。

海外なら当たり前に導入されている技術なんですけどね。日本では残念ながら日本産科婦人科学会というアホの集まりの集団が規制を…(以下略)。

そんな訳で、一人目からって訳じゃなくて、3人目をどうするかって段階で、着床前診断を国として許可したら、相当に有効な少子化対策になります。だって健康かどうか、男性か女性か全部わかって産めるのよ?子供の親御さん、気持ちわかるでしょ?



日本全体を動かせるほどの少子化対策にはならないでしょうが、効果的かどうかって言えば、着床前診断の導入と、それらの「全額無料化」を国として行えば、確実にかなり大きな効果は生まれます。

強いて言えば、僕の考える少子化対策はそんな感じでしょうか。

BPOがカンニングの竹山さんの番組に対して、苦言を呈しました。

テレビの性表現、どこまで許される?

こちらの記事の中では、テレビにおける性表現にとどまらず、表現の自由というものをどう捉えるのか、考察されていました。

そこで、本気で大真面目に考えてみました。

まず、BPOの立場に立ってみました。これは…僕自身、3人の子供の親なので、理解できるし全くもっておっしゃる通りだと思います。テレビなどにおける性的な表現や暴力シーンなどは自分の子供には見せたくありませんし、中にはまるで主婦が不倫することを肯定的に捉えられかねないようなドラマも、堂々と垂れ流されてる始末です。おっぱいがポロリするよりも、ずっとタチの悪い内容と言えます。そんなのほっといていいのか?ダメに決まってます。なのでBPOの言いたいことは、僕は全面的に支持したいと思います。

対して、「このままではテレビがつまらなくなる!」という反論が方々で言われています。これは、僕自身がテレビ番組のキャスターを務めているだけではなく、16年以上にわたり、出演する側、作る側にいる人間なので、こういったBPOの提言が、どんどんテレビの持っている表現の幅を狭め、自由を失わせ、その結果つまらなくしていることは間違いなく正論だし、その通りだと思います。テレビをつまらなくした一環はBPOにある!という説も、僕はすべてそうだとは言わないけれど、十分同意できる範囲です。

そこまで考えて、気づきました。

あれ?これって…このままじゃ出口、見えなくない?

BPOの言ってることは、成熟した社会では当然の提言でしかありません。しかし、テレビは国民的な文化です。つまらないものよりは、やはり面白いテレビが提供されるべきだし、何よりも憲法に定められている「表現の自由」という何よりも大切な翼は、テレビ業界は思う存分広げられる状態にしておくべきだと思います。

そこで、僕はアメリカをはじめ世界中で取り入れられている「ペアレンタルコントロール」を提言したいと思います。


「ペアレンタルコントロール」という自由の翼


「Parental Controls=ペアレンタルコントロール」とは、日本では一般的にゲーム機などに搭載されている機能として知られているんですが、そもそも、アメリカでは一般的にネットに対する規制というとらえ方が主流です。アメリカではネットマムと言って、ネット上の規制を各家庭や教師がしっかりと責任をもって行うことが常識だったり利するんですが、またその話はいずれしますね。で、規制と言えば、日本では映画の18禁と言えば、分かる人も多いとは思いますが、アメリカのテレビにおける規制は日本みたいに雑で適当なものではありません。

例えば、暴力シーンの含まれるドラマはAゾーンと仮定します。
性的シーンの含まれるドラマはBゾーンと指定します。
暴言が台詞に含まれるドラマをCゾーン、
殺人シーンはDゾーン、といった感じで、かなり細かく設定が行われています。「年齢」ももちろん関係していますが、それ以前に両親が子供を育てる過程で、適切ではないと感じたら…

リモコンボタンを押します。たったそれだけでオッケーだったりします。

例えば、赤いボタンはAゾーン。青いボタンをBゾーンとすると…僕が子供に「暴力的シーンや性的表現の含まれる映像を子供に見せるのは嫌だなぁ…」と感じた場合、テレビの設定で赤いボタンと青いボタンを押しておきます。

すると、FOXテレビをずっとつけっぱなしにしているにもかかわらず、夜9時になったら画面が「ペアレンタルコントロールの設定により、制限されています」という言葉とともに、画面は映らなくなるという寸法です。

これは、親として、とても安心できるものでした。ずっとテレビをつけている間、横に張り付いていなくても、自動的にテレビが認識をしてくれ、規制をかけてくれるので、見せたくないものは子供の目に入らないようにすることが出来たのです。

アメリカから日本に帰ってきて、今のテレビの無規制状態には辟易としました。6歳の娘がクレヨンしんちゃんを見た後に、お風呂から出てきて「お尻ブリブリ~」とやっているのを見たときはどこから何を教え直せばいいのか、頭が痛くなりました。

あのしんちゃんのセリフは表現の自由です。それは分かります。
でも、親として、息子たちはいいとして、娘にあまり見せたくないこともまた事実なのです。

同じデジタル化した以上、実は日本でも、簡単にこのペアレンタルコントロールは導入できるシステムなのです。このペアレンタルコントロールを効かせることにより、実はテレビ業界の制作現場でも、自由度の幅が広がるのです。

要は、徹底的に自由に作った上で、子供たちに見せた場合は親の責任でしかないからです。

皆さんもご存じの大人気ドラマシリーズの「24(トゥエンティフォー)」があります。当然、アメリカでもとても人気があります。でも、あまりネタバレになりすぎないように注意しながら書きますが…最近のシーズンでも、とんでもないシーンが表現されていました。
簡単に言うと、自分の大切な人を殺された主人公が復讐するわけですが…その方法が日本では考えられないほど残虐…なんか、奥歯に何か挟まったような言い方をしても面倒くさいので、少しネタバレを書きます。「24」が好きな人、ここで読むの、やめてください。

シーズン7では主人公のジャック・バウアーが元恋人を殺されるんですよね。
で、カンカンに怒ったバウアーは相手組織の人間を男女問わずに殺しまくっていくんですが、実際に元恋人を殺した本人には、腹を引き裂き、体内から内臓を引っ張り出し、メタメタにして殺すんですよね。そりゃあもう、食事中の人とか、しばらく何にも食べられないようなシーンが堂々と流されるんですけど…

これもペアレンタルコントロールがあるおかげで出来る表現の自由なわけです。

あのシーンはジャックバウアーのそれまでの生き様や、怒りを表現する上では、欠かすことの出来ないシーンなんです。あれこそが「24」の真骨頂でもあります。あそこをおとなしくして、「コンプライアンス的に…」なんてアホなことを言うアメリカのテレビマンはいません。あれは残虐だからこそ、よくバウアーの怒りが伝わるシーンなんです。

表現する必要があるので、ちゃんとそこは映像化する。でも、ひどいシーンではあるので、各家庭でペアレンタルコントロールを効かせて、子供たちの目には止まらないようにする。こんな「普通」で「当たり前」の配慮が、アメリカでは日常生活で普通に行われているのです。

日本でも、総務省はテレビを救うために出来るだけ早いうちにペアレンタルコントロールを入れてみてはどうでしょうか?システム的にはかなり簡単に導入できるシステムです。

暴力的なシーンであっても、エロチックなシーンであっても、いじめを助長するようなシーンであっても…先に新聞欄にはっきりと書いておく。で、デジタル信号の中にそのデータも入れ込んでおく。
このバラエティーはAゾーンですよ、と。
このドラマはBゾーンですよ、と。
そして、各家庭の各テレビで、親がボタン一つで設定を出来るようにし、見せたくないものはそもそも各家庭でコントロールできるようにする。そしてテレビ業界は、徹底的に「表現の自由」という翼を広げられるようにする。

そうすることで、苦情は劇的に減るでしょうし、何よりもテレビマンたちはかなり思い切った表現を出来るようになります。

ひょっとして、近い未来、テレビをもう一度復活させる最大の手段こそが、この「ペアレンタルコントロール」なのかもしれません。

僕の番組でも指摘したのですが…マクドナルドのニュース…なんというか…皆さん、どう見ました?マクドナルドの異物混入案件。今日の夕方以降のニュースはトップで扱われまくってて、キャスターがお決まりの

「口に入るものですからね~気を付けてもらわないと」

のコメントで締め。ま、それはいいのですけれど、僕たちの番組「バラいろダンディ」はそもそもTOKYO MXでもあるし、みんな、思ったことを思ったように言い合います。なので、みんなが普通に思ってることを言わせてもらいましたけれど…

これ、ホントだろうな?いや、本気で。ちょっと皆さんも考えてほしい。

・マクドナルドのデザートにプラスチック片が混入していた。

→分かる。分かるレベル。きっと、何らかの拍子で入ったんだよね。しかも、食べた子供が口の中を切ったとのこと。可哀想に。この子、1年くらい、マクド、食べ放題にしてあげようよ。

・チキンマックナゲットにビニールのようなものが混入

→分かる。これも分かる。ま、映像を見る限り、んなもん、一緒に食って消化しろよ、と言いたくなるレベルのもんだったけど、もちろん、消費者として無菌状態に慣れてたらヤな気分になるのも分かる。きっと、製造過程で入ったんでしょう。で、問題は今日のニュースなんですが…

・大阪のマクドナルドでフライドポテトの中に人間の「歯」が混入していた。

→…ねぇ…これさ…ニュース番組が何の分析もせずに、そのまま垂れ流してたけどさ…このニュースさ…



おかしくないか?



人間の歯ってさ、入るか?普通?ポテトの中に。プラスチック片とかじゃないよね?!ビニールの小さな切れ端じゃないよね??「歯」ですよ?人間の「歯」よ?しかも、第3者機関に調査してもらったら本物の人間の「歯」だったんよ?入るか?もう一度聞くけど。

どうやって入るわけ?何をどうやったら混入できるわけ?

ここで思い出されるのがペヤング事件。

ゴキちゃんが混入していた、ということで、現在、ペヤング、絶賛生産中止中。はっきり言って、番組内で先月、パリパリに揚げた「セミ」を食わされた僕としては

そんなもん、食えよ

と言いたくなりますが、さすがに普通の方にはそれは無理だろうし、あのニュースは理解できるんです。でも、事実として…ペヤングは生産中止にまで追い込まれています。それが日本の文化でもあります。逆に言うと…

何か混入してたら…日本って、「たった1食だけでもエキセントリックに報じられ、企業は致命的なほどのダメージを受ける」分化

だとも言えます。それを悪用するってできないか?あの、大量にコンビニに並んでいたペヤングが、今やライバル的なインスタント焼きそばに全部とって変わられてていますよね?要は…マクドナルドを嫌いな人間が…いや、もちろん仮の話だけれど、もし悪意のある人間がポテトに人間の「歯」を入れたとしてら、それだけでマクドナルドを経営的に壊滅的な状況に追い込むことって…出来ますよね?そんなんじゃないと信じたいけれど。

繰り返すけど、人間の「歯」って入るか?

思うんですけど、絶対入らない気、しません?誰の歯よ?どうやって入れるのよ?しゃべってたらスポッと入ったって?んなアホな。

全ニュース番組に聞きたいんだが…

このニュース、流していいやつか?これって…イタズラの可能性、無いか?普通に考えて。何、マクドナルドがずさんだ、的な流れの中でやってるの?常識から考えて、「本物の歯」だったことが確定している以上、これは

マクドナルドの方が被害者じゃね?

少なくとも、マクドナルドもこの「歯」の混入に関しては「全く分からない」と言ってるわけだし、なんだか、プラスチック片の混入と並べて流す話じゃないような気がするんですよね。なんだか可哀想。

キャスターのお決まり文句である
「気を付けていただきたいものですね」
もいいのですけど、毎日毎日、何万食、何百万食作ってるかわからないナゲットの一つに

ビニールテープが混入

ってそんなでかいニュースか?むしろ、それ以外はほぼ入ってないんだろ?普通に考えて、「むしろ気を付けている」と思うんですけど、僕の感覚がおかしいんでしょうかね?
ま、山手線が30秒遅れたら文句を言う国民性だしね。さすが日本と言えるかもしれないけれど。

マクドナルドの店員さん、今日もお仕事お疲れ様です。もし僕のブログを読んでたら伝えたいのだけれど、僕も僕の子供らも、マクドナルド、大好きよ?せっかくなので今週、どこかで家族で行くとします。その時はいつも通りの0円スマイル、よろしく。テレビではぼろっかすに叩かれてますけど…

少なくない日本人が、マクドナルドを応援してると思う。頑張って!

Newsphereが「“日本は移民受け入れ必要” 出生数過去最少、海外はどう報じたか 」という記事を掲載していた。これは僕が以前から何度も当ブログで指摘している「少子高齢化問題」に関する指摘だが、世界的に見れば極めて当然のことしか書いていない。と、言うか、今さら言われ始めたことなんかじゃあなく、世界のメディアでは、日本の「少子高齢化問題」はとっくの昔に「デス・スパイラル(死の螺旋)」に入っているということは常識だからだ。

日本の経済?

成長など不可能である、と何度も指摘させていただいた。人口の統計学は経済学とは違う。人口予測の数字などは、10年や20年程度の単位であれば、ほとんど誤差は生じないとまで言われている(同時に中・長期的な予想はかなり難解であるともいわれる)。その予想を見れば、日本の人口構成比は

絶望的な状況

となりうることがすでにどこでも予想されていることだ。僕はこの状況を「人口オーナス」という状況であること、その状況になると、どれだけ成長したところで、オーナス(重荷)の方が重すぎるために、どう頑張っても厳しくなる、という話を書いた。実はこの現実を受け入れていないのって…世界中で

日本だけだ。日本という井戸の中だけだ。

暗い井戸の中でゲロゲロと騒ぎ続けておくのは勝手だが、そろそろ日本人がみんなで現実をしっかりと受け入れるべきだ。
人口はたった1年で26万8000人減った。言うまでもないが来年も減る。というかもう8年連続で減ってる。
今年生まれた子供の数は100万1000人だと報じられているが、この数字はただの「推計」だ。要は、「多分これくらい」って数字であることを忘れちゃいけない。正確な数字は後日出るのだが、100万人もいない可能性はまだある。本当にそろそろ受け入れないといけないのに、いつまで背を向けているのだろうか?

日本の経済は成長なんてしない!現状維持が出来ればそれだけでとんでもなく立派なレベルだ。普通に考えて、どんどん衰退するはずだ。

日本の税収は改善なんてできない!これからも借金は膨らんでいく。2020年までのプライマリーバランスの正常化なんてサンタさん以上の大ウソだ。政府もよくこんなバレバレのホラを吹くもんだ。

日本の少子化なんて改善できない!戦後70年もかけて作ってきた構造的な問題が多すぎる。次の選挙で当選したい政治家にとっては若者なんて関係ないので、これからも高齢者優遇政策は改められない。抜本的な改善なんて出来るレベルの経済状況じゃない。

日本はこれから緩やかな衰退へと向かっていく。いや、緩やかというよりは結構急な衰退に向かう。日本人はまず、それを受け入れてからでないと、正確な話し合いなんて出来ないのに、選挙には行かず、政治の勉強はせず、新聞は読まず、年金は支払わず、文句だけは言いながら…それでもなぜかプライドだけは高いのでこの現実を認めない。

日本は、今、人間で言うと、40歳くらいだと思う。
成長期なんてはるか過去の話だ。
成長なんて出来ない。ほかのステキな幸せや価値観を築き上げないとダメなのに、田舎の元ヤンキーのおじさんよろしく、いまだにバブルの頃の思い出話に花を咲かせている。
ちゃんと体のケアもしなければいけない年代なのに、いまだにこれから若いパワーを出せると勘違いしている。政府やテレビがまだいける、まだいける、と大ウソを吹き続けている。そろそろ辞めればいいのに、ああいう寒いホラ吹きは。

たまに、当ブログに「長谷川さんのご指摘は希望がない!じゃあどうすればいいのかを書け!」

というご指摘をいただく。けっこうだ。言っていいのなら、事実を粛々と指摘する。日本はこの先…

1、破たんし、外国人に政治を全部やってもらう
2、信用はすべて失ってでも借金を帳消しにしてもらい解体的出直しをする

の2パターンしかない。断言しておくが、何年先のことになるか、見えていないのはたったその時期だけだ。批判しとけ。ギャースカ言っとけ。その代わり、10年か15年、このブログ、必ず残しとけ。完全に正しい指摘をしているのは僕だけだ。自信をもって言う。このGDPに対してこの借金じゃあ無理だ。ここまで労働人口が減るのであれば無理だ。少なくとも、もう今の子供の数は決まってしまっている。20年後、この子たちが労働者になった時の人口統計はほぼ分かってしまっている。

なんで指摘しないんだろうか?
なんでみんな言わないんだろうか?

今までの日本の70年間が「国という単位」で見れば間違っていたのだって。

個人個人で見れば、当然、人それぞれだ。そんなこと分かってる。幸せな人もいる。分かってる。あくまで「国」という単位の話だ。でも、これからもごまかしは続く。ごまかしのための、何の役にも立たない増税は続く。そして、生活はどんどん苦しくなる。企業の負担も増えるだろう。借金は増え続ける。実際、今年度の予算もひどいもんだ。プライマリーバランスなんて改善する気、全くない。

日本人はそろそろ受け止めた方がいいと思う。
日本はこれからどんどん衰退するのだって。そこを受け止めてからの方が、絶対に「新し価値観」を作りあげられる。「新しい幸せ」を見つけられる。世界中はとっくの昔にわかっていること、「日本は『死の螺旋』に入っていること」を受け止め、そこから何を見出せるか、だと思う。

僕のブログは希望がない?

違うね。

本当のことを受け止めてからじゃないと「希望」なんて見えないのだ。表面上の都合のいい言葉を並べることは「希望」じゃあない。ただの「逃げ」だと思う。

以前、僕は2回に分けて「テレビがつまらなくなったわけ」というタイトルでこのブログを書きました。

その1では、「テレビはさんざん批判されるけれど、そもそも社会全体が『自主規制』『自主規制』でつまらなくなっていないか?」と指摘しました。

その2では、「『面白い』には2種類の意味がある」ことを指摘し、「今の番組もちゃんと見れば実は笑えるし、昔よりもしっかりできているものが多い」「ただ、「面白い」と表現するもう一つの意味である『興味深い』が決定的に不足していると思う」と書かせていただきました。

どちらもとても反響があり、同意する方々もいれば、「いや!やっぱりつまらなくなっているだろ!」と反論する方々もいました。

じゃあ、本当にテレビがつまらなくなっているのだとして、昔よりも明らかに衰退していると仮定して、その原因を探ってみると、僕の中ではその原因は「一部上場企業になったから」という理由を挙げたいと思います。


…話が飛びすぎてて訳わからない?確かに。


順を追って説明します。
まず、一部上場企業ってのは数多くある「株式会社」の中でも、かなりの「社会的責任」を要求される立場となります。社員は何人以上いなきゃいけないし、社員たちの福利厚生はどうこうで、定款には…なんて言い始めると、本当に見事に模範的な優秀な企業しかダメになっちゃうんですよね。
もちろん、その代わりと言っては何ですが、資金調達の方法をはじめ、社会的信頼も含め「一部上場企業だから」という安心感や安定感を得られるという利点もあります。ただ、一つ絶対的な特徴をいうと…

社会の模範たらなければいけない

ということが挙げられるんですよね。好き勝手やるというよりは、社会の一員としていなければいけないというか…。

ここまで言うと、うすうす気づく方も多いと思うんですけれど、テレビ局が一部上場しちゃうと、今までのテレビじゃあいられなくなるんです。

それまでにテレビって、皆さんも知っての通りで…けっこう「何でもあり」なのが最大の魅力だったんですよね。もうね、問題の一つくらい、起こしてなんぼ!みたいな。問題が起きたら、その時に対処しようぜ!みたいな。
とにかくテレビが時代を作って、文化を作って、勢いがあって、大騒ぎして大笑いして…。水着着てポロリして…なんて、普通にゴールデンでやってましたもんね。

天照大御神の話ではないけれど、人って、心から笑ってる笑い声には引きつけられるんですよね。なんだか振り返ってしまうというか…。おいおい、どうしたんだ?なんだ?祭りか?みたいに。

でも、上場すると、そんな訳にはいかなくなった。

堀江さんには買収されそうになる可能性だってあるし、監査が入っても完璧な収支報告書を出せなければいけないし、昔みたいに経費使い放題でタクシー乗ってキャバクラ行って…なんてとても出来なくなって…。。社会的信用があるってことはそれだけのリスクと重荷ものしかかっていたわけで。会社の中で出世する人間も、とにかく「まとも」な人間しか出世しなくなっていきました。

普通の人間。
まともな人間。
模範的な人間。

そんな人間がそんな会社を作るしかなくなっていったんです。視聴率はどんどん下がり、いつしかテレビは「つまらない」として語られるようになっていきました。

フジテレビの年末年始も視聴率が悪くて話題になってるみたいですけど、僕は少し違うとらえ方をしていて…はっきり言って紅白の裏なんて、捨てた方がいいじゃん。だって「紅白」と「笑ってはいけない」の裏よ?んなもん、金と時間かけるの、無駄ですって。「ワンピース」再放送でいいじゃん。あれはあれで見事な戦略だと思いますよ?だって所詮、365分の1でしょ?そのお金、他に回した方がいいってもんです。避けるとこを避けて、集中するべきところにお金を回すのなんて「経営戦略的には」大アリな話です。

経営戦略的にはね。視聴者がなんだか寂しい思いをするってだけで。

あくまで一般論で言えば、テレビってね、完全に狂った人間が作った方が圧倒的に面白いものが出来るんです。

もう、時代なんて無視して、文句なんて聞く耳を持たず、次の瞬間に何をやらかすかわからない人間が作らないと、テレビなんて何にも面白くないんですよね。少なくとも「興味はわかない」んです。

僕はキー局には「放送法」という縛りがある以上、もう、テレビは「昔みたい」に面白いのは無理だと思ってますし、逆にそれでいいんじゃないかって思っています。だって、そういう時代なんだし。時代が求めていると思うし。

バカでアホは見ていて楽しいときが多いです。でも、それだけでもいられなくなった。社会的責任は、大企業にはあるんです。そこはしょうがない。ただ、その2の時にも書いたけれど、本当にちゃんと見れば、まだまだテレビって面白いと思いますけどね?それでも、皆さんの中に「テレビ、つまんねー!」っていう人が多いのであれば、それは…

テレビも大人になったってことだと思います。

明けましておめでとうございます。
本年も「本気論・本音論」をどうぞよろしくお願いいたします。

年が明け、日本人の多くはなんだか色んなものがリセットされる気になるから不思議だ。
実は12月20日に起きた出来事など、たかだか2週間前の話でしかない。選挙が終わったのなど、3週間ほど前の話だ。なのに、新聞やテレビの表記上、
「去年12月に行われた総選挙では…」
となってしまうので、なんだかかなり昔のことのように感じる。これが日本人のいい文化であり、悪しき文化なのかもしれない。

さて、2015年、今年も様々なことが起こるだろうが、現在分かっている中で筆者が注目していることの一つに「大阪都構想」が挙げられる。

正直に言うと、筆者は「大阪都」にまでする必要自体はないと思っている。今でもいろいろな改革が出来そうな、外から見ているとそんな感想も少し持っている。しかし、橋下氏の戦い、懸命な姿勢は見ていて信念という柱が通っていると感じる。
筆者のブログも言論サイトBLOGOSに転載されているが、そのBLOGOSにて、1月3日に橋下徹氏のツイッターをまとめたものが掲載されていた(→「有権者と対話しろ、と批判する新聞社ほど、数人の何とか委員会の議論を絶対視する。笑い話かよ 」)。
とても感心するとともに、一点を除いて、完全に同意できた。もしお時間があれば、興味のない方にもぜひご一読願いたいツイートだ。

強いて言えば、マスコミの役割は、記述されているように「万年野党」でいいと思うのが筆者の価値観である。これは世界中で同じなのだが、イギリスのBBCなどの「国営」のマスコミを除き、マスメディアは「政権の監視者」「権力者に対する反論的視点の提示者」であるべきだとは思う。
民主主義国家において、選挙で選ばれた政治家たちは「国を(地方自治体を)動かす力」を持っている。これはかなりの力であることは間違いない。もしマスコミが「政権の犬」になり下がった場合、政権が正しい方向に進んでいる場合は、改革なども加速度的に進めることが出来るが、仮に間違った方向に進み始めてしまう場合、その「暴走」を助長してしまう危険性をはらむこととなる。
橋下氏にとってはうっとおしいことこの上ないと思うが、マスメディアはこれからも変わらずに批判的な目線も提示し続けてほしいと、筆者は考える。

しかし、それ以上に、この橋下氏のツイートには賛同し、声援を送りたくなる言葉がとてもたくさん並んでいる。



・政治家と学者、評論家の決定的な違いは、世の中のここが問題だなと感じたときに、それを実際に正すかどうか。学者、評論家の類は、言うだけ。政治家はたとえわずかであっても改善することが役割だ。

・もがき、あがくことが評価される社会じゃないと、誰もやらなくなる。国民全員が評論家的になったら国は沈没だ。すかして評論する連中よりも、ぶさいくにもがき、あがく連中が評価される社会を目指したい



同感だ。筆者も情報番組の取材者として、13年間にわたり大手テレビ局の、しかも大変に視聴率の高い番組から、情報を発信する側の人間として働いてきた経験から、同じように感じていた。政治家たちはES細胞のように万能ではないし、時には情けない姿も見せるだろうが、それでも、未来のためにもがき、苦しもうという人を、ただ非難していればいいとは思えない。選挙終了直後のブログにも書いたのだが(→「いい選挙だったと感じる」)、土俵に上がらず、リスクも取らず、大した実績も持たずに評論家ぶり、立候補者や選挙に臨む人たちを馬鹿にした論調を書いて悦に入っている情けない人間は、残念ながらこのBLOGOS上にも散見される。そんな連中がいったい何の実績を残してきたのか知らないが、選挙に出て未来のために命を使おうとする人間たちを、考えなしにバカにするものではないと思う。

そりゃあ、情けない、非難されるべき連中だって、国政にも地方議会にも少なくないが、それでも最低限のリスペクトを忘れちゃあいけないと思う。橋下氏は、まさに今、一番不細工だと思う。選挙に出るとか出ないとか、有権者を混乱させたり、在特会の人物と子供じみた言い争いをしたり。突っ込みどころ満載であっても、少なくとも、彼はもがいている。もがいているのは「未来の大阪の人々のため」だと思う。そこはぶれてない気がする。



・大阪都構想も100%完璧なものではないだろう。しかし今の大阪府・大阪市と比べてどうなんだ?という議論が全く欠けている。大阪都構想に色々と批判が加えられているが、今の大阪府・大阪市の体制で、大阪の政治行政はどれだけ酷いものになっていたか。そのこととの対比が必要だ。

・大阪の政治行政がうまく回っていたなら、僕が政治家になる必要もなかった。政治家は現状維持では意味がない。常に、以前よりもましになることを目指さなければならない。



その通りだ。特に「今と比べてどうなんだ?という議論が抜けている」という指摘は全くその通りだ。もちろん先述したように、批判的に論を展開することは間違っていないと思うし、そのままでいいとは思う。だが、有権者たちは「そもそもマスメディアは批判的なことをいう機関なのだ」というメディアリテラシーの視点をしっかりと持つべきだろう。日本人は「現状」が好きだ。「変わること」にビビる人間は少なくない。しかし、勇気をもって変わっていかないと、経済は衰退し、人口は減り続け、世界からはヒンシュクの目で見られ続ける、そういう時代にすでに入っているという現実をちゃんと直視しなければいけない。アホみたいに労働人口が増え続け、ほっといてもGDPが増加する、そんな時代はもう20年も前に終わってる。なのに、日本人はその前の50年間、「ほっといても」成長し続け、「関心なんて持たなくても」生活がよくなり続けていたので、それでいいと思ってしまっている人が少なくない。橋下氏はそこにメスを入れようとしていることは事実だと思う。なので、反発があることも当然だと思う。

橋下氏は当該ツイート記事をこう締めくくっている。



・100%正しいかどうかは分からない。でも、少しでも良くなることを信じて、行動を起こさなければ、現状が変わることは永遠にない。改善を目指すことが社会の構成員としての使命だ。すかして悲観的に評論するよりも、ぶさいくにもがき、あがこう。




正直に言う。
東京に住む人間にとって「大阪都構想」ははっきり言ってそんなに関心はない。と、言うかどうでもいい。東京都民にとって「好きにすれば?」程度の話だ。筆者が飲んだあるテレビ関係者は去年の12月…と言うか、先月の話だが
「橋下はもうオワコンだろう」
と断言していた。その気持ちも分からなくはない。あの在特会とのケンカの直後だったし。あれは確かに格好よくはなかった。

だが関西で生まれ、大学卒業までをずっと関西で育った筆者にとって、橋下氏の挑戦は少なくとも、チープなドラマや金ばかりかけたハリウッドの映画よりも関心の持てるテーマであることは間違いない。

この場を借りて共に飲んだテレビ関係者に言う。

橋下徹はまだ終わっていない。むしろ、彼の挑戦のクライマックスは、まさにこれから始まるのだ。

見逃すと損をする挑戦が、今年の5月中旬に行われる。何があったのかは知らないが、公明党の姿勢転換により、大阪都構想を問う、住民投票が行われるのだ。こんな画期的な事態が、日本の政治シーンに、最近あったろうか?
かっこ悪くて、ブザマ。週刊誌には醜聞も書き立てられた。それでももがき、あがき続ける。そんな政治家が、日本にいてもいいと思う。少なくとも、筆者は、現段階において…



橋下徹氏と大阪都構想を支持する。





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