2015年05月

すでに報じられているとおりだ。大阪に本社を置くシャープが大変な苦境に立たされている。


シャープ経営危機、単体では「債務超過」

絶望のシャープ 現役社員が次々と語る 上司は右往左往するばかり。意見具申すれば「ソニーの回し者か」と罵倒された

みずほFGの佐藤康博社長 シャープに「10年後あるとは思えない」

パナソニックと並ぶ大阪の大企業であったシャープ。私自身もアクオスフォンにはお世話になったものだ。NYに赴任し、アイフォンを使用するようになるまでは5年以上、アクオスフォン一筋だった。
世界の亀山をはじめとする、「液晶画面のシャープ」。
美しい、目の覚めるような画面は誰の目から見ても他社と比べて1枚上手であり、価格設定も当時のパナソニックのように変に高級志向に走っていなかった。

私は、ソニーやパナソニックを抜き去り、日本の最高の家電メーカーになるのはシャープではないか、とすら考えていた。

しかし、NYから帰ってきた2012年あたりだろうか…シャープは…かつての栄光は嘘のように、あまりに悲惨な経営状況に陥っていた。
当時は、パナソニックも苦しい状況になっていた為、日本全体の問題、家電メーカー全体の問題ではないかという意識もあった。しかし、聞くにつけ…あまりに厳しい状況が次々と聞こえてきてしまい、もともとファンだったために「本当にシャープは大丈夫なのだろうか…」と心配したものだった。

その後、パナソニックは劇的な業績回復を見せ始める。例の「私たちは負け犬なのだ」という衝撃の社長会見が功を奏したのだろうか?あっという間に黒字化に戻したパナソニックは再び勢いを取り戻しているように感じる。

そのパナソニックと比較してしまうと、あまりに可哀想なほどに…シャープは依然として苦しい状況が続いていた。そして、10日ほど前にヤフーのトップ画面に久しぶりにシャープのニュースが流れたのだ。それが皆さんも目にしたであろう、こちらのニュースだった。


シャープ、超高画質4Kテレビを開発 「8K並み」売りに7月発売


あぁ…
ああぁ…

本当にもうだめなのかも知れない…

そう考えざるを得ないニュースだった。そう。シャープは何を思ったのか・・・そっちじゃないだろう的方向へ、今も全力で突き進んでいるようだ。みずほの佐藤社長の言っていたことが正しかったのか…。10年後、シャープはもう生き残っていないのだろうか…。

記事内容を少しだけ紹介しておこう。

シャープは7月に新しいテレビを売り出すのだ。シャープお得意の超高画質テレビだ。なんと、4Kテレビなのに、4Kテレビの画質を越えるのだ!いやっほう!8Kテレビ並みだぜ!みんな、買ってくれ!最高のテレビなんだぁ!



お値段…80インチで、168万円だけどね。



…もう…何と言えばいいのかよく分からないが…とにかく、一つだけ聞きたいのは…なんで誰も止めなかったんだ?この計画?
いや、立派なチャレンジ精神だとは思う。絶望的にバカなだけで、チャレンジスピリッツはかなり感じている。だが、だ。とにかく…

誰か止めろよ。何で止めない?

突っ込みどころが多すぎてアレなのだが、まず、80インチのテレビって、誰が買うんだ?そんなものが、今の日本で次々に販売できると本気で思ってるのか?私はアメリカに住んでいたが、アメリカは家はバカみたいに広い。と言うか日本が狭すぎるだけなのだが、とにかくアメリカは部屋も広いし天井もかなり高い。

そのアメリカでも60インチ以上のテレビなんて、そんなに売れてないが?(と言うか…ほとんど売ってない)

80インチのテレビって日本で需要、あるのか?あると考えているから販売したのだろうが、なんでも今後は同じ技術を使いながら、画面も小さくしていきたいのだとコメントしている。つまり…

現段階で、本気で80インチだけしか売らないらしい。

しかも、そもそも4Kテレビが大失敗確定のムードが漂いまくっている昨今、何で真剣に「8K並みの4K」とか、1ミリも共感できないキャッチフレーズで売り出そうとしているのかがまったく理解できない。
何で…4Kがよく分からない上にそもそも必要とされていないのに、それ以上に決め細やかな8K(しかも、別に本当の8Kではない)を求めなきゃいけないんだ?申し訳ないが、まだテレビ局、全然対応していないんだが?

要は買ったところで、8K画像なんて、頑張っても見られないのである。だって8K映像なんて配信していないので。配信されていないのに、何で売り始めるんだ?

極めつけは値段設定である。
誰か、シャープの超ぼんくら経営陣に、はっきり言ってやってほしい。超低脳バカ経営陣に教えてやってほしい。正常な日本人にとって…

168万円は、テレビに支払う金額ではない。

何で日本国民の99・99%の人間が常識として分かっていることを、バカみたいに高額な役員報酬をもらっている経営陣が分からないんだ?一人で経営をやってるわけではないだろう?問題はここなのだ。

『何で誰も止めないんだ?』

変なやつが経営陣収まることはままあることである。それは日本の歴史のある企業であればしょうがないことだ。一部の人間が権力を握り、その権力者に取り入るだけしか才能のないバカが経営に口を出す…。日本の企業のどこでも起こっていることである。そんなこと、テレビ業界だって同じだ。なので視聴率が壊滅していってるのだけれど…。

でも、誰かが止めなきゃ。こんなに分かりやすく失敗することが目に見えているのに、なんでまた、こんな方向に全速力で走っているのだろうか。何で誰も止めない?

シャープの経営陣はもはや伝説と化した「3Dテレビ」の反省はないのか?それとも、忘れたのか?もう忘れたのか?わずか数年前の話なのに。家電業界はあのときに思い知ったはずである。

「テレビ」とは「テレビ内のソフトを視聴するためだけのもの」でしかないのだ。

とっくの昔に若い世代はテレビなんてなくても別にかまわない生活をしているし、「内容」が分かれば白黒でもカラーでも「良いものは良い」だけなのだ。白黒時代のオードリーヘップバーンの「ローマの休日」を見たら誰でも感銘を受けるだろう。今の時代でも、だ。テレビの画素数などは

きれいですか、へー

くらいのものであって、視聴者が求めているのは単なる「面白い内容のテレビ」である。その「面白さ」がどんどん昨今のテレビから失われていっているのだ。画面が4Kだろうが8Kだろうが、

そこじゃない

のである。その程度が理解できていない段階で。かなりの致命傷だ。どこぞのテレビ局と同じだが、経営陣が「液晶のシャープ」とか言われて調子に乗って楽しくてしょうがなかった時代をもう一度取り戻したいのだろう。
ほとんど田舎ヤンキーの「昔はよかったぜ」的な感覚だが、こんな製品を嬉々として発表している経営陣がいる限り、シャープの再生はないだろう。もう、50歳以上の社員、全員リストラで良いんじゃないか?社長は30代から選ぶべきだ。そうでもしない限り、シャープは再生しない気がするニュースだった。



これは少々…難しい問題なのだけれど…やはり、ちょっと昨日と今日のテレビにおける「地震情報」は…多すぎなような気がしてならない。

いや、もちろん、地震の情報はとても大切なものだ。津波の警告をすることも大切なメディアの仕事である。それをすべて否定するわけではないのだが…いくらなんでも…この日本はそもそも地震列島とまで言われるほど、地震は日常的に発生する国である。

昨日の午後2時半ごろ発生した地震は茨城の土浦で震度5弱を観測するなど、関東の広い地域で、確かにそこそこの揺れを感じた。各テレビ局は一斉に地震情報を流し、警戒を呼びかけた。素晴らしい対応だったと思う。
ここまでは。

しかし…今朝になってどのテレビを見ても、相変わらず地震の情報を延々流し続けている状況を見ると、ちょっと異様に感じてしまったのは私だけの問題だろうか?
少なくとも、この地震に対する情報は、「必要だと思う人々」には、あれだけ放送したのだ。普通に考えて、昨日のうちに十分な告知がなされていると思うし、何より、知りたい人は自分たちでネットで調べてるはずだ。

けが人1人いない。
津波が来ないことはすでに地震発生直後に知れ渡っている。

先ほどのテレビでやっていたのだが「緊急地震速報」について、「信頼している」「緊急地震速報が流れたので何か対応をした」と答えた人の割合はそれぞれ、わずか10数%でしかなかった。

これ、もう十分オオカミ少年の部類なのだが…。

常日頃から思うことだが…
「もう少し落ち着けないか?」
ここは日本である。地震列島日本である。地震くらいくるだろ。揺れると何か嬉しいことでもあるのか?テレビを見ていると、まるで「これで視聴率が取れるぜぃ」とはしゃいでいるようにすら見えるのだ。それくらい、こすれるだけこすっているのだが…多くの日本人の方がよほど、冷静に対処していると思う。実際に昨日のヤフーニュースの閲覧ランキングを見ても、昨日の地震の直後であっても(テレビであれだけ大騒ぎをしている最中であっても)…

地震のニュース、ベスト5にも入っていなかった。

私はこれが1つの現実なのではないかと思う。テレビよりも新聞よりもずっと、現実を生きている「普通に生活しいている方々」の方が情報に敏感ではないか?「そこまではしゃぐニュースでない」ことを分かっているのだ。
テレビに出ている「地震に詳しい専門家」の方々も同じだ。。何故だ?私の色眼鏡かも知れないが、心なしか、ちょっとだけ嬉しそうに解説してないか?しかも「我々の生活に到底関連がなさそうな話」をとうとうとしているが…これらの情報って、いったい何人が必要としているのだろう?

スーパーで今日の夕食のお野菜を買っている奥様方、日本近海のプレートの動きって興味ある?中には東日本大震災との関連をアーダコーダとうたっている専門家までいたが、今日、朝から地震情報を扱っていた全テレビ局とテレビ番組は、「東スポテレビ」と名前を変えた方がいいのではないかとすら思う。

東スポに失礼?いや、それは確かに。

全部を悪いとは私も思わない。いや、むしろ、とても大切な情報であることは重々認めるところだ。しかし、いくらなんでも…ちょっと時間が長すぎだし、ちょっと煽りすぎだし、見方を変えるとなんだか…はしゃいでしまっているようにすら見えたのが残念だった。私の個人の感想だけれど。


例のイルカ漁の問題について。

今回の最終的な結論に関しては、日本の動物園や水族館で意見を集めたので、基本的には皆さんで決めた方向性を支持したい。と、言うよりも「やむを得ない」という感想。もう、どうしようもないと思う。これはテレビ大阪の自身のニュース番組内でも述べたのだが…

何があっても話の通じない人間

というのは存在する。これはもうやむを得ない。日本だけでも1億人以上の人間がいる。世界では70億とかもうよく分からない数の人間がいる。教育も受けていない人間も多数いるし、そもそも文化背景が違いすぎる。

何をどうしても話の通じない人間

は多数存在する。その連中に目をつけられたのだ。とにかくイルカが好きでたまらない連中なのだろう。どうしようもなく好きなのだろう。多分、前世、イルカだろう。もしくは、死ぬほど楽しみにしていた鴨川シーワールドのイルカショーをお父さんにねだり続けて、苦節3年。やっとの思いでこぎつけて、楽しみだね~!と走ってシーワールドに行こうとし、

鴨川シーワールドの目の前の道路で交通事故死した人が前世

なのだろう。もう、話なんて通じない。しょうがないと思おう。

とにかく、イルカは可愛いらしい。イルカだけはとにかく可愛くてしょうがなくて「囲い込み漁」は「非人道的」なのだという。動物園や水族館で見世物にし、芸を仕込みまくってるのは構わないそうだが、囲い込み漁だけはNGらしい。豚や牛は殺しまくってオージービーフバンザイ!と言いながらBBQに励むのはオッケーだが、イルカだけはダメらしい。
なんでも「頭がいいから」だそうだ。
イルカよりはるかに頭のいいチンパンジーやオランウータンは密漁してきたり、捕獲して動物園で見世物にするのは構わないそうだが、そこは気にならないらしい。とにかく「囲い込み漁」だけは「非人道的」なのだそうだ。

ここまでイクともう立派な宗教だ。宗教は面倒くさい。正常な理論が通じなくなる。と、言うか、もはや説得するのも面倒くさくなる。ほっときゃいいや、的な感じになる。

僕は中学校をクリスチャンの学校で育っているのでキリスト教自体はそこまで嫌いじゃあない。いいことも結構言ってると思うし。まぁ所詮、あいだみつおレベルの話なのだが。でも、真顔で
「イエスはぁぁぁ!一度死にぃぃ!何日かのちに復活を遂げられたのですぅぅぅ!そしてぇ!光とともに天に上って行かれたのですぅぅぅぅ!」
と言われると、
「ほほう、イエス、すごいっすね」
の一言で、出来れば次の話題に行きたくなる。そりゃそうだろ。話、どうつなげればいいんだって話。アナウンサーでもキツイ。仕事がら、大概の話題は広げられる自信はあるが、どうしようもない。

昔、薬剤を使って地下鉄でテロ行為を仕掛けた連中も同じだ。

修行するぞ、修行するぞと言っていれば、ショーコーは浮くらしい。アグラを組みながらふわっとこう、浮くらしい。
ニュートン連れてきてくれ。
もう、それ以外のコメントが思い浮かばない。重力の法則は通じないらしい。

そこまで来ると、何も言えなくなる。まっすぐな瞳でそう言ってらっしゃるのを見ると、なんと言うか、その眼を汚すのもちょっとなぁ…と言う気になってしまう。
が、あの宗教団体も同じだったが、とにかく面倒くさいのは…

そういう連中が他人に干渉し始める時だ。

日本なので、自由な宗教はあっていいと思う。でも、例の宗教団体は地下鉄に薬剤をまいて、人を殺した。ポアしたそうだ。もはや言葉の意味が分からない。
今回のイルカ大好き連中も同じだ。単なる自分の価値観の押しつけをしてくる。テメェだけで言ってろよ、と言いたくなるが、そこにくだらない利権を付随させてきているので、もう受け入れるしかなくなる。

「宗教」という形はとっていなくても、「凝り固まった固定観念」を強く持つ人間は少なくない。これは日本にだってたくさん存在している。そういう連中は「他人に干渉」さえしてこなければ、結構無害なのだが、こうやってアーダコーダと言ってくると、途端に破滅的に面倒な連中と化す。

なんてったって、話が通じないのだ。叫んだりするし。

会話が通じないってのは原始人と同じレベルである。なので、面倒すぎる。今回の日本の水族館や動物園の団体は災難だった。取りあえず…可哀想だが、そういう連中に目をつけられたのだ。個人的には全く無視でよかったと思うが、利権もあるのだろう。方向性は支持したい。

何とかしてあげたいのは太地町の方々。違法行為でもない漁を封じられてしまった。完全なもらい事故。知事さんも言ってた通り、エキセントリックバカ達からの「イジメ」だ。なんとか少しでもお力になれないものか…。考えてあげたい。




大阪の住民投票も終わったことですので…。僕がかねてから「大阪都構想」に賛成の立場をとっていた件についての真意を少しばかり。

僕はそもそも、正確に言うと「大阪都構想」に賛成なのではなくて、「道州制」の導入に賛成という立場なのです。と、言うか、もっと正確に言うと、今の日本の…

47都道府県というシステム自体が要らない

と思っている人間なのです。これはこの中間、何社かのマスメディアの取材を受けましたけれど、その度に申し上げてきたことなのですが、ブログ上で話すのは初めてのことですね。

僕は2010年からニューヨークに赴任して、アメリカの政治を個人的に取材し続けていたのですが、興味を持ったのが自分も住んでいたニューヨーク州でした。
アメリカには50の州があるのですが、実はニューヨーク州は日本と面積がほとんど同じなのです。
その日本と同じ面積の中に、ナイアガラに通じるバッファロー市があったり、高級住宅街が並ぶウェストチェスター郡があったり、まるで日本の東京都内をほうふつとさせるマンハッタンがあったり…。
そのニューヨーク州の政治はとても簡素なものでした。

要は、僕はそのシステムこそが、最も今の時代に適した正しい政治システムだと、自治システムだと考えているんです。

ニューヨークのことをごちゃごちゃ言っても、皆さん興味もないでしょうし、結論から先に話をしますね。僕は日本の行政システムは「3元行政」が一番いいと思います。そう。3段階です。

1、まず、「国政」を担う「国会」がある。ここで国内政治や外務政策を行う。クニを動かす。

2、そして、日本を8つほどの統治機構に分けて、道州制にする。その知事たちは「広域行政」と言って、道路の整備や都市計画・エネルギー政策などを担当。

3、そして、地域行政区。小選挙区でかなり細かく日本を295に分けているので、それを2つずつくらい合わせることによって、全国に150ほどの行政区を設置。教育・住民サービス・細やかな住民に合わせた独自のサービスを展開する小さな行政組織です。

その3つで十分だと思っているんです。
そもそも、もう書類を1枚1枚作って管理する時代ではありません。昭和の時代ではないのです。現在は平成27年です。個人のパソコンのハードディスクの容量が1テラとか2テラとかある時代です。そんな時代に、未だにファックスを使いながら書類のやり取りをしているお役所さんたちは、ある意味…エライとは思いますが、はっきり言ってすでに時代遅れもいいところです。

そもそも、廃藩置県って…明治4年ですよ!!何年前だよって話です。

今や、光ファイバーでどんな情報も、世界中に一瞬で送れる時代です。住民の管理なんて、マイナンバー制で簡単に管理できる時代なんです。なんでいまどき…

村があって、その為に村議会があって、村役場があって、その中に経理や人事や色んな職員がいて…
町があって、その為に町議会があって、町役場があって、その中に経理や人事や色んな職員がいて…
市があって、その為に市議会があって、市役所があって、その中に経理や人事や色んな職員がいて…
県があって、その為に県議会があって、県庁があって、その中に経理や人事や色んな職員がいて…
その上に国会があって、国会の運営のために霞が関があって…

そんなの、平成27年におかしいでしょう。いらんでしょう。そんなにも。

これもまたアメリカの考え方…と言うか共和党の考え方なのですけれど、「成熟した国では行政は小さくしていくべきだ」という考え方があるんですね。これを「小さな政府」というのですけれど、日本はもう、十分に成熟した国家なのです。

政府にあれもやってもらう、これもやってもらう…
県にこれをやってもらう、市にこれもやってもらう…

そんな日本じゃあないんです。もう、十分国民は自立できる人間がほとんどだし、自立できない人のセーフティネットだけをちゃんと作って、その上で、政府や行政は少しづつ簡素化していくべき時代なんです。もっと言うと、僕は国民保険も、国民年金も、全部解体して民間に任せるべきだと思ってる人間ですけれど、その話はまたいずれするようにします。

かなりざっくりした話を書きましたが、僕はこのように、正確に言うと「大阪都構想」というものに賛成しているとは言い切れない部分があって、そもそも、日本全国の行政システムを抜本的に変えてしまうべきだ、と考えている人間です。もちろん、今回の都構想自体には賛成ではありましたが、それは橋下徹という政治家の価値を考えていたからです。まぁもういいのですけれど。

これからの日本社会は、絶対に行政はどんどん小さくするべきなのです。そして、GDPがこれ以上上がらないのならば、国民から搾取するお金をもっともっと減らして、国民生活の負担を減らしていくべきだと考えています。法人税も、所得税ももっと出来るだけ減らして、海外からも、優秀な人材や企業を誘致できるようになれば、経済効果も上がると思っているのですが…。

ま、そんな感じです。

橋下さんも、反対派も立派な戦いでした。

恐らく歴史に刻まれるであろう、大変な住民投票が終わりました。

自民の3人の会見…(笑)。思わず笑ってしまいましたね。皆さん、見ました(笑)?ありゃあ…完全に、負け戦の表情です。竹本さん、ウソでもちゃんと笑顔作らなきゃあ。まぁ…つまり…3人とも…

「分かってる」ということです。特に柳本さんはね。

橋下さんの会見ですが…橋下さん、分かってないな~(笑)。あそこではやはり、
「20000%ないです」
って言わなきゃ(笑)。まぁ、いいです。本当に立派な、素晴らしい戦いでした。お見事。




これが日本。
これも日本。




そうです。
日本の問題はいくつもあるんですが、その中の大きな一つこそ、大阪の衰退です。
東京だけしか元気じゃない。
東京だけしか発展していない。
大阪を何とかしなければ、日本全体が沈みかねない。

自民党大阪府連、分かってるんだろうなって。
本気で改革しない場合、確実に次の選挙で70万人が敵にまわるぞって。
そう言われた訳です。今回の住民投票では。自民党の大阪府連は。それを…

「分かってる」ということです。

そりゃあ、笑えんわな。文句言うのくらい、小学生の僕の息子ですら出来るしね。
つまり、今回勝利したのは、橋下さんでも自民党でもない。

大阪市民だったわけです。やっとこさ、大阪市議団も本気になるでしょう。でなきゃ、自分たちの利権というケツに火が付くしね。

橋下さんはそれが分かったから笑顔で会見が出来たわけです。素晴らしい投票率。大阪の皆さん本当にご立派でした。日本人、努力するのも勉強するのも嫌いなのにね。今回の大阪の皆さんは本当に立派でした。




しかし…なんちゅう晴れやかな会見を…。
「ちゃんと芽は撒けたし」
って心境なんでしょ?どうせ。
やれやれです。これからは僕らの出番ということ。面倒くさい宿題を残してくれたもんで。

日本の誇る、数少ない「力を持った政治家」。
僕が取材した数百人の政治家の中でも、ピカイチの異色な政治家でした。


まぁいいや。いつの日か、番組、ご一緒しましょう。
弁護士なんかより、タレントの方がもうかりまっせ♪





大阪都構想にまつわる住民投票まであと僅か。
私がキャスターを務めるテレビ大阪でも、前日の土曜日に、橋下市長や自民党大阪市議の柳本氏らを交えた討論を105分の特番にして放送する。その討論会でもキャスターを務めさせてもらったが、本当に有意義で視聴者の方々の参考になれると思われる討論ができたものと自負している。しかし、この住民投票まであと2日…という段階で、在阪のテレビ局を見ていて、非常に気になる伝え方があったので記したい。

あるテレビ局が今回の住民投票にまつわる大阪市民の意識を調査したところ、街頭インタビューで
「いまいちよく分からないというかぁ…」
「なんだかよく分からない部分が多くてぇ…」
という声がいくつか流れた。それに対して、絶対に汗など流していないであろう偉そうに座ってるだけのコメンテーターがこう言ってのけた。

「説明がちゃんと出来ているか?街の声にもあったようにまだまだ丁寧な理解を求めることが大切だと思います」

このコメンテーターは頭の中にこんにゃくゼリーか何かしか詰まっていないのだろう。考える力も何もなく、正確な知識もないのであれば、公共の電波放送から姿を消すべきである。汚い言葉を使って大変申し訳ないが…

アホか。

現在、大阪で行われている洪水のような情報量。毎日各局で特集が組まれ、日本の中で大阪だけはまるで異国の地である。新聞、雑誌、どこを見ても「大阪都構想にまつわる住民投票」について「知るチャンス」など…正常な思考力を持った人間であれば、イヤと言うほど整っている環境である。
事実、1年ほど前、「理解している」と答える割合が20%もなかった「大阪都構想」であるが、現在はどのマスコミ各社の世論調査を見ても60%以上が「理解している」と答えている。これは謙虚が美徳とされる日本においては、驚異的に高い数字という指摘もある。

賛成派の維新の会が、どれだけの説明会を繰り返し、どれだけ汗をかいているのか?
反対派の自民や共産が、どれだけのタウンミーティングを繰り返し、どれだけ走り回っているのか?

在阪のメディアがどれだけの時間を割いて、懸命に報道している?
どれだけのネット記事が出回っているのか?

はっきり言って、大阪に住みながらも投票権のない「大阪市民以外の方々」は、ちょっと可哀想なほどに、今の大阪は「大阪都構想」まみれと言っても過言ではない。

大阪の未来を自分たちで決めよう!

これは民主政治の基本中の基本だ。と言うか、民主政治とはこういう政治状況のことを言うのだ。「未来」を、「自分たち」で決めるのだ。人間、同じ価値観の人間なんていない。当然だが、意見は衝突する。そんな中、未来を創りたい、という人間が立候補し、「政治家」という立場を与え、彼らに今と未来を住民は託す。

法的に義務ではないが、選挙に対して誠実に向き合うことは「今、そこに生きている住民たち」にとって、大切な行動だ。
残念ながら、世界中に、政治家の持つ利権だけを目当てに、適当な選挙に励む情けない輩はいる。一定数は絶対にいる。それはしょうがない。そんなダメダメ政治家の中で、選挙に行け!と、ただ言ってもそれは酷なのかもしれない。

だが、今の大阪は、本当にとんでもない勢いで沈んでいっている。47都道府県で、これほど「ワースト1位」が多い都道府県はない。教育はダメ。経済はダメ。犯罪は多発…。東京に並ぶ日本の両輪の一つ…なんて、悪い冗談のレベルである。しかし、そんな…

大阪を何とかしたい!

そんな思いで走り回っている政治家がたくさんいる。真剣に叫ぶ、彼らの声を無視して、本来は自分がやらなければいけない「勉強」を放棄して
「よく分からなくて~」
と説明だけを求め続ける…「受動しかできない有権者」は、本来、非難されるべきだ。彼らは自分たちの未来を選ぶにあたって、「説明してもらわなければ」何も分からない存在なのか?最近の日本で多い「どうしようもない候補者たち」の選挙じゃあない。今の大阪は、

「普通の人間」

であれば、さすがに「大阪都構想の何たるか?」くらいは分かっていなければおかしい状態だ。と、言うか、もう投票日まで間がない。分かっていないのなら…

自分で勉強しろよ!それくらい。

一体どこまで受動的なのか?いったいどこまで行政に過保護にしてもらえれば満足するのか?文句ばかり言ってるが、その自分は行政の文句を言えるほど、汗をかき努力をしているのか?よく考えろ!と叱り付けたい気分になる。今ここにきて、
「よく分からない~」
とのたまっている大阪市民は、橋下氏や自民の柳本氏をはじめ、懸命に汗をかき、丁寧な説明を繰り返しているメディアに対しても、ただただ失礼だ。

冒頭に記したコメンテーターに言いたい。

コメンテーターを務める人間であれば、誰からも好かれようなんてするな!視聴者を敵に回したくないのなら、バラエティー番組で笑顔でも振りまいていろ。今の大阪において、まるで「双方が説明の義務を怠っているかのような」そんな誤解を与えるようなコメントをする、脳内にこんにゃくゼリーしか入っていないコメンテーターは、全員、テレビから消えろ、と言いたい。

自分から政治に向き合う努力をしない有権者は、視聴者だろうが何だろうが、私は堂々と非難すべきだと思う。




この原稿を書いている5月11日昼正午の段階で、ヤフーの映像アクセスランキング1位になっているニュースがこちらです。

カナダ人女性が機内で女児を出産 成田空港に緊急着陸

あえて、問題を明確にするために、このニュース原稿の「全文」を掲載します。これは私がこのニュース原稿を「問題がある」と感じているためにすることであって、本来であればニュース原稿をそのままコピーペーストする行為はあまり推奨されるものではないことはお断りしておきます。
さて、下記の10日午後に、成田に緊急着陸したエアカナダの飛行機。その機内で女性が出産をした、というニュースですが…



10日午後、成田空港に、エアカナダ機が緊急着陸した。機内から出てきたのは、赤ちゃんを抱いたカナダ人の男女。乗客が心配する中、機内で出産し、無事誕生した。
居合わせた乗客が、FNNの取材に、機内の様子を語った。
乗客は、「皆さん、拍手されていて。びっくりしました」、「初めてだったので、すごく、めでたいなと思いました」と語った。
午後2時前の成田空港。
急患が発生したと報告してきたカナダのカルガリー発、成田行きのエアカナダ9便が、時間を早めて緊急着陸した。
特別車両が、機体の脇につき、救急車が駆けつけるなどする中、車いすに乗ったお母さんと、生まれたばかりの女の赤ちゃんを抱いたお父さんが降りてきた。
FNNのカメラに、赤ちゃんの顔を向けるお父さん。
ほっとしたのか、手を振る乗務員たちの姿もあった。
妊娠中のカナダ人女性が、飛行中の機内で産気づき、「お医者さんいませんか?」というアナウンスがあった。
たまたま乗り合わせていた医師立ち会いのもと、カナダ人女性は、エコノミークラスから、ビジネスクラスに席を移して出産した。
一時、騒然とした機内。
乗り合わせた乗客は、「ちょうど真横の席にいたんですけれど、結構長い時間、お医者さんが来られて」、「時間としては(午後)1時くらいですね」、「もう拍手が起こって、全員で。かわいい赤ちゃんで」と話した。
親子は、病院に搬送され、母子ともに健康だという

(以上、引用)



これに対しては、すでにネット上でもバッシングが起きていますが、私もちょっと…疑問を感じざるを得ないニュースだと言わざるを得ません。

まず「単純にあったことだけを伝えている」のではなく、記者の「私情」を挟んでいる点が問題です。このニュース原稿を書いた記者は、この話を「美談」に仕立てようと意図して原稿を書いています。
「拍手が…」
「おめでたいなって…」
ニュースの冒頭に祝福の声を重ねて繋ぎ合わせていますが…同乗した乗客は、近くで赤ちゃんが生まれたのです。カメラを向けられて悪いように言える訳はありません。そりゃあ「一応は」祝福の言葉をかけるでしょう。しかし、もし急ぎの客がいたらどうでしょうか?成田に緊急着陸したのです。何らかのトラブルはなかったのか?予定変更などはなかったのか?このニュースには…絶対に伝えなければいけない「1つの情報」が欠如しているのです。



『彼女は妊娠何か月であったのか?』

それは、この出産した女性の事情です。「妊娠何週」だったのでしょう?臨月でしょうか?それとも、かなりの早期での破水などが起きたのでしょうか?これによってニュースの内容が全く変わってくるのです。はっきり申し上げて「臨月・もしくはその近く」であった場合、このニュースは美談でも何でもありません。単なるこの妊婦さんの不注意以外何でもないニュースです。

【ケースA:臨月では全くなかったケース】

それであっても飛行機に乗ることは推奨されませんが、これはさすがに許せるケースです。妊婦さんにも移動しなければ行けない事情もあるでしょう。これであれば、本当に母子共に無事であったと喜ぶ話です。

【ケースB:臨月もしくはそれに近かった上に平然と乗っていたケース】

完全にこれは、この夫婦の落ち度であり、最悪の事態まで引き起こしていた可能性を指摘しなければいけないニュースです。全然美談ではありません。むしろ最悪のニュースです。偶然ラッキーなことに出産できましたと言っても、一機の飛行機を緊急着陸させてしまっています。このカナダ人夫婦は厳しく注意されるべきニュースなのです。

【ケースC:臨月もしくはそれに近かったが、とにかく乗らざるを得なかったケース】

おそらくは今回のケースはこちらだと予想されますが、それにしても、その事情を取材したうえで伝えるべきです。でないと、単にこのカナダ人夫婦が悪者になります。事実、ネット上ではこの夫婦が相当に叩かれています。当然です。上記した『ケースB』の可能性が残されているからです。ただ、このケースであっても、キャスターは
「しかし、最悪の事態も考えられた。今回は偶然ラッキーだったが全く推奨されるべきではない!」
と注意を促す一言は付け加えておくべきニュースです。



このニュース原稿を書いた記者はニュースの捉え方が根本的に間違っている

この原稿の問題点は、そもそも記者が私情を挟みすぎているために
「うわー赤ちゃんが生まれたってよ~、めでたいよね~」
という完全な「思考停止状態」が見て取れることです。「赤ちゃん」というワードで「全部」をメデタイと勘違いしてしまっているのです。こんな原稿のままでニュースをキャスターに読ませたデスク陣も反省すべきです。

母子ともに健康状態に異常がないのであれば、それは本当に良かったと思います。しかし、もし同じ事態で母子の命に何らかの事態があったらどうするのでしょうか?本来はカナダのカウンターで止めるべきでした。

もちろん、妊婦さんにも事情というものがあります。では、航空各社の規定にあるように、そもそも産婦人科医の同乗などの措置はこの女性はしていたのでしょうか?(※航空会社によっては妊娠後期の女性がフライトする場合は産婦人科医の同乗をお願いしている会社もある)残念ながら、機内で行われたアナウンスを聞く限り、産婦人科医が「偶然」同乗していただけの事態であった可能性が高いです。

みんなで助け合いをすることは大切です。今回のフライトにおいて、乗客はラッキーなことに緊急性を要するビジネス客などはいなかったのかも知れません。なので問題にはなっていないのでしょう。しかしニュースとして伝える以上、単なる美談ではなくせめて…

「本来は危険な行為だが、こういう事情やあんな事情でしょうがなかったのだ。ラッキーなことに母子ともに、今回は無事だったが、推奨されるべきことではない」

という、最低限の情報を入れた上で伝えるべきだったと思います。
まぁ、ここまで言ってナンですが、母子ともに健康で本当に良かったと思います。赤ちゃんが健康に成長されることを願っています。





大分県の動物園で生まれたサルの赤ちゃん。その命名に関するニュースが久しぶりに面白かった。
動物園は名前を募集。一番投票の多かった名前にしようとしたところ、時節柄、一番人気が「シャーロット」であったというのだ。

で、これに対して『一部の』日本人が苦情を。

100件以上の抗議が動物園に寄せられ、動物園は対応に追われたという。で、当のイギリスの温度は…?というところがこのニュースのミソだ。そして、日本という国のガラパゴスな部分を見事に表していると筆者は感じるのだ。

イギリスでは、この「日本国内の杞憂」に対してほぼ全ての人が一蹴。「何が悪いのか?」「むしろ喜ぶだろう」とインタビューを敢行するテレビクルーのことも笑ってほぼ相手にしない状態。
そりゃそうだ。
そこに悪意なんてあるわけがない。むしろ、敬愛の念をこめてイギリス王室に誕生した王妃の名前を付けたのだろう。ところが、実に日本的…というか、動物園に寄せられた苦情の中には
「日本の皇室の名前をサルにつけたらどう感じるのか!」
「イギリス王室の気持ちを考えろ!」
という的外れな批判が殺到しているのだ。繰り返すが、そのイギリス王室がまったく気にしていないのだが。

これを日本では「空気を読む」という。

勝手に相手の気持ちを慮って(おもんばかって)、自分の想像の中で相手の「迷惑」を空想し、先回り、先回り、してとにかく「周囲の人が嫌な気持ちにならないように」自分たちの行動や表現を全部制限する。

テレビなどで徹底的に行われている『自主規制』の正体もこれだ。

ちょっと批判的な記述となってしまったが、筆者はこの日本の文化を別に単純にバカにする気はない。いや、むしろ、これこそが日本の素晴らしいところで、日本独自のものではあるが日本が優れた社会を築ける礎(いしずえ)の部分であると感じている。

だが、だ。

これは少しだけ月曜日のブログにも書いたのだが、世界の文化は日本の文化とはかなり異なる。
特に、筆者が2010年にアメリカニューヨークに赴任して、現地で通訳の資格も持っている方に聞いて驚いたことの中に一つが
「『空気を読む』に正確に該当する英語がないんです」
ということだった。
相手や周囲のことをとにかく先回りして想像し、周囲が右を向いているのであれば自分の意見はとにかく無視してでも「右でーす」という文化。
そもそも、諸外国においてその「文化」自体が存在しないので、正確に言い表せられないのだという。

なるほど、と思った。

当然と言えば当然のこと。世界ではまず「自分の意見を持ち」、「その意見を周囲に伝え」、「権利を主張し」、そうして、みんなが「普通」に生きているのだ。
日本ではなんと…
「意見を持つと『うざい』と言われ」、「意見を主張すると『面倒くさい』と言われ」、「権利を主張すると『クレーマー』と言われ」る文化が出来上がっている。

ガラパゴス的文化にもほどがある。

要は、「病的に」争いが嫌いなのだ。「病的に」面倒が嫌いなのだ。「病的に」みんな仲良しで手をつないでいないと怖がり、それを乱す人間はみんなしてハブにして叩きのめす文化なのだ。

なので先回りする。
予想をする。
文句を言われそうなことはやめておく。
文句を言われそうなことをやりそうな奴がいれば、みんなで叩きのめす。
問題なのは…

そんなものは日本独自すぎる、ものすごく珍しい文化であることを「知らない」日本人が多すぎることだ。

大分県でサルが生まれました~。かわいいですね~。その名前が『シャーロット』と名付けられましたよ~。

そんなもんにイギリス王室が気分を害するわけがないだろ。

その程度のことがわからないのだ。理解できないのだ。イライラして、文句ばかりを言って、行動を勝手に制限し、そのうっ憤をどこかに晴らしたいのは理解できなくもない。が、世界的に、そんなことを問題視するような国はほぼない。要は「自分もあれもこれも我慢してきているのだから、周りの人間も全部ガマンしろ」という苦情なのだ。こんなもの、ニュースにする価値すらない話題だ。でもそれが話題となり、

「確かにやめておいた方がいいよね~」

なんてことを言うインタビューが堂々と流れるのが日本のテレビなのだ。
当たり前すぎて文面にするのも恥ずかしいことだが、人間はもっと「自由に」「好きに」生きていいのだ。が、自由勝手・好き勝手に生きていいものではない。その制限をするのが「法律」なのだ。面倒であっても法律を勉強し、どこまで制限があるのかをちゃんと知り、その上で、「規制されていないこと」は、堂々とやればいいのだ。

「空気を読む」ということが日本人の持つ、素晴らしい文化であることは否定しない。が、そのおかげで生きやすい部分と生きにくい部分があることを知るべきだ。
日本人は、件のニュースにおいて、イギリスまでインタビューに出向いた日本のテレビ局の問いかけに、多くのイギリス人が

「笑いながら」

答えている姿をもっと刻んだほうがいいと思う。とりあえず、大分県の動物園、スター誕生、おめでとう。次に赤ちゃんサルが生まれたときは、是非名前は「ダイアナ」で。



前回のブログに対してたくさんのご意見をいただき、感謝しています。まずは何より…「考えないと」いけないと思いますしね。皆さんが「自分の意見」を持つために考えて、賛成も反対も、全然別の意見も…色んなものの見方をしていいのだと思います。

僕が現行の憲法9条は「ちょっと現実的ではないかもしれない」と感じている要因は、「戦争」とか「平和」って一口に言いますけれど…そんなものは

相手あってのもの

だと考えているからです。実際に、あの憲法が制定された70年前は、「国」と「国」が戦って、戦争をしていたわけですよね?そして、その「国同士」の戦争が終わって「平和が来た」って言ってますけれど、現在どうなっているでしょうか?
アメリカは「国」とは戦っていませんよね?でも、「平和」ですか?違うでしょ?「テロリスト」という何をし始めるか分からない連中と戦っていますよね?いきなり貿易センタービルに飛行機を突っ込ませる連中と戦っていますよね?「平和じゃない」ですよね?「戦争」してないのに。

細菌攻撃の可能性も出てきている。

サイバー攻撃の可能性はもっと出てきている。

「平和」の概念も「戦争」の形もどんどん変わっていってしまっている。70年前の価値観のままでは対応なんて出来ていないんです。実際に、日本はそれらに巻き込まれています。

世界には、日本の発展のために、世界に飛び出して頑張ってくれている日本人たちがたくさんいます。
日本、今のままでいい訳がないでしょう?もう飽和状態の日本経済を救おうと、世界を相手に戦ってくれている人たちがいます。2001年の同時多発テロでは、24人もの日本人が殺されました。日本の発展のために、慣れないアメリカ生活をしながら頑張ってくれている人達でした。

そんな人たちが…何の罪もない人たちが殺されました。

僕は、自分もアメリカで生活した経験から、その人たちを殺されてなんだか、ほっとけっばいいや的な発想って嫌なんです。

世界に様々な貧困があることを、世界には色んな苦しみがあることを、世界に飛び出して取材して、日本人にただ「伝えよう」としていた後藤健二さんは首を切り裂かれた挙句、ユーチューブで世界中に見世物にされました。

僕は同じ「伝える」仕事をしているので、後藤さん、あ~ほっときゃいいじゃん、自己責任じゃん的な発想ってなんだか嫌な気がしているだけです。

戦争を反対する気持ちはみんな同じです。
戦争なんて、人殺しなんて、起きない方がいい。そんなの、超ウヨク的な人でも同じように思ってます。でも、そんなのも全て…

相手あってのもの

だと思うのです。だとしたら、自衛隊は、一体何を守ればいいんだろうって。そう思ってるんですよね。

皆さんは自衛隊って何を守ればいいと思ってます?多分、戦争反対!っていう人、9条は変えるな!って叫ぶ人達って…

「日本を守ればいい!」

って言いながら、「日本」の「領土」だけを守ればいい、要は「土地こそが日本」って思ってません?僕はそこのところがとても聞きたいのです。中国が、北朝鮮が、日本に攻め込んできたときに、その時だけ出来る範囲で交戦していいですよって?
日本の発展のために、日本人の知識のために、世界に飛び出して、世界で頑張ってくれている日本人は…

「地図上の日本の土地を離れているから」死んでも守らなくていいんだよって?「自己責任」って?自衛隊の範疇じゃないって?

今、日本のGDP、どういう状態か知ってます?もう、世界がどんどん発展していっている中、この20年間にわたって全然成長もしていないんですよ?日本国内ではどんどん衰退していくだけなんです。世界に打って出ないと。トヨタが、ホンダが、なんで成長していけているか?世界相手に戦っているからです。

こんな小さな島国だけじゃ、限界があるんです。

なので、慣れない生活の中、日本のために、歯を食いしばって世界に出て戦ってくれている日本人たちが世界中にいるんです。
日本人の税金で生活して食べている自衛隊(日本を守る隊)が、守ってくれるのって

土地だけか?

僕は「日本」を「日本人」のことだと信じています。この日本の土地で生まれた「人間」たちが作り上げた文化や伝統、思いやりの心や人間関係、それらをもって「クニ」は出来るのだと思います。

世界の他の土地でビルをぶっ壊されて日本人が殺されまくったのに、自衛隊が動くためにあんなにアーダコーダと言われて。武器すら持てずに。日本人、自衛隊の皆さんにに一体いくらの税金を支払っているんでしょう?
日本人ジャーナリストが首を掻っ切られて、さらし者にされて、世界中に配信される動画の中で堂々と「世界中の日本人を殺す」と宣言されてて、何もしない「自衛隊」に、いつまで税金を支払うんだろうかって。

戦争アレルギーはあっていいと思います。
世界に出ていった日本人は死にゃあいいって思うんならそう思ってればいいと思う。

でも、僕の意見は違う。

自衛隊には堂々と「日本人」を守ってほしい。

「平和を愛する」とのたまっている方々全員に聞きたい。

僕は「平和」や「戦争」は「相手あってのもの」だと思う。その観点から、9条はいささか「現実的ではない気がする」のです。その意見についてはどう思うのでしょうか?

今日は憲法記念日ですね。

僕は以前から何度も書いている通りで、憲法の改正に賛成の立場です。…と言うか…憲法の改正に反対の人たちは、単なる勉強不足としか思えない、と言うのが僕の意見です。

日本で現在の憲法が公布されたのが昭和21年11月3日。施行されたのが翌22年の5月3日だったわけですね。まぁ、「日本国憲法」なんて偉そうに言っていますけれど、戦争に負けた日本に、GHQ…要はアメリカが押し付けてきた憲法です。

それから、70年近く。

日本人は「病的に」変化を嫌います。とにかく、変化することが怖くてしょうがない民族です。ここまでビビりまくる民族って他ではなかなかないでしょうが、とにかく日本は…今まで一度たりとも「憲法改正」をしようとすらしませんでした。
ここまで時代は変わっているのに。ここまで生活も変わっているのに。ここまで世界情勢が変わっているのに。原爆を落とされてビビりまくって、完全に負け犬と化し尻尾を丸めたままの、あの時のままの憲法を後生大事に、まだ懸命に従い続けています。

逆にすごい。これは。

ちなみに、僕が憲法を改正した方がいい…と言うか、なんでしないのかがよく分からないのだけれど、改めて理由を言うなら、以下の3点の理由になります。


1、いや、諸外国では普通なんですけど?

国立国会図書館から出されている「政治議会課憲法室」っていうリポートがあるんです。それの中身を読んでもらえれば一番分かり易いのですけれど、まず…日本人に大前提をお伝えしておきます。世界では…

憲法って、改正するの、当たり前だからね(涙)?

ものすごく厳しい規定を強いていて、なかなか憲法の改正が出来ないアメリカであっても1945年の終戦から2010年までの65年間で6回の改正が行われています。ちなみにアメリカでは日本よりもずっと憲法の改正なんてものは厳しくて「連邦議会の両院の3 分の2 の賛成による修正の発議」と「全州の4 分の3 の州議会の賛成」とかが必要になってきます。いや、ほとんど無理だろ、と突っ込みたくなるレベル。

そのアメリカでも6回改正が行われています。まぁ10年に1回ほどしかできないわけ。

同じ1945年から2010年のデータで言うと各国は…

中国→9回
韓国→9回
オーストラリア→3回
イタリア→15回
カナダ→16回
フランス→27回
ドイツ→57回

の改正を行っているんです。…っていうか、ドイツ(涙)…いや、いいや、他の国のことをディスってもしょうがない。このデータを見て頂いても分かる通りなんですけれど、世界的に見て、65年とか70年とか時代は変わっているにもかかわらず、

憲法は「変えてない方がおかしい」んですって。

時代は変わってるんですよ?世の中、どんどん変わってるんです。普通、改正するだろ。「護憲派」とか言って憲法を改正するのはダメだぁ!戦争になるんだぁ!みたいなこと言ってる人たち、お願いだから世界に目を向けてくれ。日本が普通じゃないだけだから。


2、事実上…9条が完全に無視されてる

日本人の中には「9条は日本の誇りぃぃぃぃぃ!」「平和憲法バンザァァァァイイィィィ!」って言ってらっしゃる人たちがいるわけですけれど…いや、無視されてるじゃん?もうさ。ごまかすのやめない?カッコ悪いし。改めて、9条を見てみ?

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 」
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

いや、いいと思いますよ?僕も嫌いなわけじゃあないです。もちろん、平和が一番。日本が平和!平和って言ってても、他の国がそうしてくれる保証は全くないけれど、とにかく、日本としての方向性は僕はそれで正しいと思いますよ?でもね、

戦力…持ってるよね(涙)?

陸軍的戦力も海軍的戦力も空軍的戦力も、全部思いっきり持っちゃってますよね?皆さん、カマトトぶるの、やめようよ。「戦力」なら、持ってますよね(涙)?普通に地震とか起きたときに頑張って復興作業とか、してくれてますやん(涙)。我らが自衛隊のお兄さん方が。

そりゃあさ、いいと思いますよ?理念はね。理念と方向性はそれで僕もいいと思う。でも、「交戦権を認めないって言ってるから何されても黙ってるんだぁぁぁぁ」って言ってるうちに、竹島、占領されてるじゃん(涙)?カムサムニダーっつってるうちに、もう、実効支配、何年目だっけ?あそこ、もう返してくれないと思うよ?
ニーハオ、シェーシェーっつってるうちに、あのギョーザが好きな国も尖閣諸島、かすめ取る気、満々じゃない?このままほっといたら、持ってかれると思うのですよ。

そりゃそうよね?

「権利」は「主張」するものです。嫌なら「拒否」して、「戦う」のです。それが世界の常識です。「空気を読んで、周りの人が不快にならないようにみんな仲良くするのでちゅよ~」って言ってるの、世界で日本だけよ?ちなみに「空気を読む」に完全に該当する英語って存在しないって知ってました?…いや、まぁいいや、その話は別でしよう。
世界は、「主張できる権利」が存在するなら、「それは取りに行く」ものです。その時に「拒否」したり「抵抗」しなければ、

ゆずったのと同じ

なのです。それ、当たり前だから。そもそも、「戦争をしたくない、いや、しないでおこう!」っていう理念と、「したくても、しなければいけなくても、とにかく、戦争は何が何でもできないんですぅ~」ってのは、リンクしてないです。 今、アメリカ様から押し付けられた日本国憲法って、完全に後者なんですけど、なんでみんな納得できるんだ?僕は、そっちの方が不思議なのです。


3、自分たちで作ろうよ

で、結局、これに尽きるのだけれど、僕たち日本人ですよね?GDPは世界第3位の、十分立派な国家ですよね?じゃあさ、さすがにさ…

自たちで作ろうよ。憲法くらい(涙)。

って思うのです。僕ですね、極端な話、全文同じでもいいって思ってるんです。僕の中では9条は変えるべきって思ってるけれど、そう思っていない人も多い訳じゃないですか。じゃあ、そのままでもいいんです。最初から最後まで、全文同じでもいいんです。それでもいいから…

日本人が考えた、日本人が作った憲法で生きていきたい。

やっぱり、戦争に負けたんだからっつって、戦後、アメリカに叩きのめされた後、全部言うことを聞いたわけですけれど…その段階ではわかるんですよね。でもね、もう70年もたってるわけでしょ。僕らの親世代も生まれたかどうかなわけです。僕ら世代なんて、受精卵にもなってないのです。そんな時代のこと、押し付けられても知らんし(涙)。
僕は「憲法改正」って言いながら、僕ら日本人が考えることが出来たのなら、全文が同じでも全く問題ないって思っています。ただ、日本人なので、憲法くらいは日本人が決めたもので生きたいなぁ…と。

戦後70年。

もうそろそろ、僕は「日本人が考えた」憲法の下で生活したい、そう思っています。




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