毎週火曜日は千葉市美浜区の倫理法人会に出席している。

朝6時からのセミナーだが、毎週、人生経験豊富な素晴らしい講師陣の話を聞けるいい機会で、かなり楽しんで参加させてもらっている。

本日の講師は千葉で市議を4期、県議を4期務められた田中由夫氏だった。

この田中氏は倫理法人会各所で講演をするだけではなく、毎年、皇居の清掃をボランティアで行うなど、70歳になった今でもバリバリ活動している方で、お話は上手なだけではなくシンプルで非常にメッセージ性の高いものだった。

特に「幸せとは何か」というテーマに関しては、今まで聞いた言説の中では一番シンプルでスッと頭に入ってくる内容だったのでシェアしたい。

幸せとは三角形なんです」

人の幸せは『家族』『経済』『健康』この3点がバランスがいいことが何より大事。その正三角形が綺麗だと、人は幸せな状態と言える

「一昔前は、日本には『人さまのために働こう、尽くそう』という機運が沢山あった。でも今そんな事を言ったら怒られちゃう。ですが、まず自分がしっかりと幸せになる。そして、十分幸せになったらもう少し頑張って周囲の人々を幸せにしようとする。そういう精神を持った会社が日本に10万社ほどできれば、それがたとえ中小企業であっても、日本人はみんなで幸せになれる」

もの凄く共感。

まずは個人の幸せ。
それはバランスのいい上記の正三角形。
恋愛とかドーパミンがドバドバ出るものではなく、極めて生物学的にシンプルな『家族』『経済』『健康』の3点。経済は言ってしまえば『安心』という事なのだろうと推測。

それが出来たら会社などの自分の周囲のコミュニティ。
せめて自分の周囲を幸せにする。そのために必要な三角形はどの角度の部分か?をしっかりと分析して『経済』が足りないのであれば、それを寄付などで補う。『家族』が足りないのであれば、家族になれなくても友人にはなれる。

そうしてそのコミュニティが幸せになれば、もう少し大きな単位に貢献。
これを出来る人だけでもやる。
そうすればいい、と。

分かる。
ものすっごい分かる。



実は日本の政治も同じ。

健康は世界的に見て、最先端であることは常識
イクメンをはじめ、家族を大切にする風潮も増えてきている。子育て参加の父親の割合が毎年上昇していることがそれを物語っている。

足りないのは経済。
圧倒的に成長しない。出来ない。

日本人として、私は政治家となってやりたいことの最も大切なことの一つが「経済の再生」。そのためには適材適所な政策が大事。千葉など、成田空港とディズニーがあるんだからどう見ても『観光』なことは明白。なので、人の集まる仕組みであるIRをどうしても誘致したい。千葉の、特に幕張辺りでIRを誘致して負ける気がしない。逆にどうやったら負けるのか聞いてみたい。

千葉が生き生きすれば、東京に影響が出る。
東京に影響が出ればきっと日本に波及する。

今の日本で、経済が多少持ち直せば、絶対に日本は「幸せ」な環境になれる。残りの2角がいい感じなのだから、あとは経済の角度だけだ。
その為にも起爆剤が必要。
出来れば、そのIRの収益を、徹底的に子供たちや子育て世代に投下することが重要。そうすれば、ボディブローのように未来に聞いてくる。必ず日本は明るくなる。

私はキレイな人間じゃない。
ジャンルで言えば「ヨゴレ」。
そう言った存在じゃなければかぶれない泥(どろ)がある。
人格者や「いい人」だけがいい政治家なのであれば、日本はとっくにもっといい国になってる。
人格者や「いい人」がいい経営者なら、会社はどこでも儲けを出せている。

でも違う。実際はそうじゃない。
求められる力は「実行できる」力。嫌われても責められてもくじけない心。

いい話を聞けた。
さ、今日も頑張ってポスター貼りに…あとは児童福祉施設のお手伝いに行こうと考えている。
いい天気だし、しっかりと頑張ろう!