ジャーナリストの安積 明子さんの良記事。読み応えあり。実際に出た数字の分析。

都議選の結果を「数字」で分析してわかること(東洋経済オンライン)

共産党の議席は19。公明党は23議席。
しかしよく分析すると共産の方が多くの得票を得ている。

これらは「反安倍」という大きな動き。
理由は公式チャンネルで解説している通り。

9条改正という引き金を引いた以上、徹底抗戦は予想通り。
なので、誰もがこの7月までの選挙を説得していたのに耳を貸さなかったのは安倍官邸。
去年の都知事選を見たら、誰でもこれは予想出来る展開。

その状態の中で「9条改正」。でも「解散はしない」という選択肢を取った安倍さん。
これから厳しくなる。というかサヨクメディアは辞めるまで追い込むはず。その程度の力はメディアにはある。

そして、その中で「自民党の補完勢力」というレッテル貼りをされたわれわれ維新。
厳しい。
補完勢力どころか、最も大切な予算案では反対をし、テロ等準備罪でも対案を示しその案を飲ませ(5案提示し3案を受け入れさせた)、そこまでしてでも、とにかく「真面目に政治をしている」なんて勢力は今のサヨクメディアには必要ない存在。
アベを否定しないなら全部攻撃対象。
これはかなり続くと見ていい。

そして、そのスキと流れを作ったのは安倍政権と自民党自身。
都議会の自民党がやりたい放題やっていることは紛れもない事実。
今回の都議選は「都民ファーストが躍進した選挙」なのではなく『自民党を叩きのめした選挙』。
それがこのコラムや共産党の躍進を見ればわかる。

対案なんてどうでもいい。
とにかく自民党を叩ければいい、という流れが大きくなっている。大きくなりすぎている。

ある人は9条改正に反対し
ある人はテロ等準備罪を感情的に批判し
ある人は単純にアベがキライ

その後どうなるなんて知ったもんじゃない。
とにかく自民党を叩ければいい、という全体的な流れ。
これはもうすぐには止められない。そこは受け入れる必要がある。

こうやって数字で明確に示してもらえればとても分かりやすい。
維新も関西と関東では戦い方を全部変える必要はあるだろう。

関西はとにかく府民・市民が勉強している。これは多分橋下氏の功績の部分が大きいだろう。街中でインタビューしても、ヒョウ柄のおばちゃんが政治についてかなり正確に答え始める。

対して関東は基本的に多くの人が政治には相当に無関心。困ってないし。

関西は維新がそもそも政権与党側。大阪自民は共産党と組んで野党側。
関東では維新は社民党と同等以下。

「強者の戦い方」と「弱者の戦い方」は全然違う。

そもそも関東維新と関西維新で統一で戦っているのは無理があることはマーケティング的にも無理筋。これからちゃんとその戦略を練っていかなければいけないのだろうな…とは思う。

でなければ、あれほど優秀で素晴らしい候補者を次々に落選させてしまうだけだ。
それはあまりに惜しい。