セクハラの被害を訴えることは悪いことではないと思うが…「根本」とは何かを少し考えてみた。

そもそもなぜ「セクハラ」があるのか?
多くは男性から女性に対して…性的な嫌がらせがあるのか…。

私は地元小学校にて以前まで保護者会の会長職を務めていたこともあり、小学生や子供たちと触れ合う機会が多いのだが…「セクハラ」という概念があろうがなかろうが、最も同世代間における「セクハラ」が多いのは小学校時代ではないか?と感じる。それほどに大人の目から見て子供の世界の「セクハラ」は多い。(まぁ「セクハラ」と表現するなら…という感じだが…)

我々世代なら絶対に切っても切り離せないのが「スカートめくり」である。

たいていが気に入っている女の子相手に後ろからそ~~っと近づき、スカートをまくり上げる。そしてパンツを見ては大興奮。これも「性的な嫌がらせ」であることを考慮すると明確な「セクハラ」である。そう。紛れもなく「セクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)」であるわけだ。

ここで気になることに気づいた。

小学校時代にセクハラをする相手は…基本的に「気になっている相手」であり「振り向いてほしい相手」であった。

小学生の子供たちと遊んでいると、気になったのは「さみしがり屋」であったり「心の少し不安定な部分のある子」は相手に対して「嫌がらせ」をすることが多くみられるような気がしている。男の子であっても女の子であっても同じなのだが、対人関係をうまく作れないような子は、私のもとに来て、ちょっかいを出してくるケースが少なからずあった。

公園で多数の子供たちと一緒に遊んでいるとする。

お友達が多くワイワイ楽しんでいる子の多くは私になど見向きもしない。同世代と遊ぶ方が楽しいからだ。しかし、その輪から少し離れたりうまくメンバーに溶け込めないような子は…のんびりとベンチに座っている私のもとまで来てちょっかいをかけてくる。で、にっこり笑いながら

「おい、こら!」

とか言ってあげると、嬉しそうに逃げ始める。そんな時に他のお母さんの一人に「追いかけてきてほしいんでしょうね」とぽつりと言われたことがあることを思い出した。

女性から男性へのセクハラも確かにあるのだが、セクハラは基本的に男性陣から女性陣に向けられるケースが少なくないと思うが…(ケースバイケースなので全てを一括りにする訳ではないのだけれど)中にはこういった小学生の男のたちがしているような…

さみしいので振り向いてほしい行為

がセクハラにつながっているケースもあるのではないかと感じている。
要は「好きな女の子」に対して行っていた「スカートめくり」のように。
単純に「嫌なことをしてもそれでも自分のことを認めてくれるのか?」という愛情の確認行為の延長のような態度の表れなのかもしれない。

全く興味がなかったりむしろ嫌いな女の子のスカートめくりをするだろうか?少なくとも小学生たちはそんなことしない。

だとすると「セクハラ」の根本的な部分は、幼児期からの愛着形成のような気もする。少なくとも愛情深く育ち、お友達とずっと遊んでいる子供たちは「あえて嫌がらせをして愛情の確認作業をする」なんて行為はあまり見かけないような気がするのだが…どうだろうか。