大阪などを襲った台風。
北海道の地震。
大きな被害が続きます。
そんな中、少し忘れてはいけない話も書いておきます。

こちらの記事にもありますが「日本型」の「謝らない文化」「集団ヒステリックになった後に後戻りしない文化」についてです。

公文書改竄、検査不正、パワハラ…間違いに気づいても後戻りできないという「日本型組織の病」 村木厚子さん(元厚生労働事務次官)

記事は読み応えあります。
カッコ悪い話ですよね。
元厚生省事務次官の村木厚子さんが受けたひどい冤罪事件。

検察は村木さんが「事件に関わっている」という「勝手な決めつけ」をして、そのまま引き戻せなくなり、ついには「検察が」「公文書改ざん」に手を染め、村木さんを有罪にするために不正を行ったという実に印象深かった事件です。

僕も全く同じような体験を何度かしているのはこのコラム読者に皆様には周知の事実でしょう。

勤めていたフジテレビでは「金を横領しようとしていたのではないか?」と決めつけたフジ人事部が暴走。僕は当時の担当者と明確に返金のやり取りをしており、そのメールの文面を提出したにもかかわらず、フジ人事部はその僕のメールを隠蔽(いんぺい)。僕の言い分をすべて無視したまま、僕に反論・説明の機会を与えないまま処分しようとしました。不正処分の典型です。

僕はフジには色々と世話にもなったし「ヒューマンエラーもあるわな」と捉えられるんですが、巻き込まれた子供たちや名誉を傷つけられた両親が可哀想だった。

結果、即時退社して大喧嘩に発展するわけですが、週刊誌相手に「長谷川は横領して」と吹聴していたバカ共はいまだに何の謝罪もしてきません。

ベッキーちゃんの騒動の時もそうでした。
僕はある特殊な事情から、内情を詳しく知る立場になりましたが、ネット上には溢れんばかりにアンチ長谷川が渦巻いていました。
ガセ川、
ウソつき、
散々僕の名誉を傷つける記事や書き込みを拡散し、結果、1か月後に週刊新潮上において、ベッキーちゃんの担当マネージャーが激白。僕の話していた内容が全て事実であることを明言してくれたにも関わらず、未だにその2チャンネルレベルの情報を信じてしまっている人が後を絶ちません。



ニュースで言えば、最近で記憶に新しいのが体操でしょう。



僕はテレビのディレクターやADとしょっちゅう交流する立場にあるので、今のテレビが「スポーツ界を叩けば数字(視聴率)になる」という流れであることは熟知していました。
そこに出てきた18歳の女の子の「勇気ある」「告発」。

テレビは徹底的に「見た目の悪い」「老害という設定」を作り上げ、叩きのめしました。
言いたい放題。

でも、ちゃんと聞けばわかるでしょ?
女の子の勇気には僕も素晴らしいことだとは思っています。
でも
「暴力はありましたけれど私は一緒にやりたい」
「私がたるんでた部分があるからしょうがない」
このコメントを聞いた時点で、

「あーDVのパターンと同じコメントだなー」

と気付くべきなんです。
僕は一番最初から「落ち着いて」「一方的にならない方がいいですよ」「僕のコラム読者だけでも冷静に」と呼びかけていました。皆さん、読んでましたよね?

結果、どうでした?
あの動画、見ました?

あれ…鼓膜破れるレベルですよね?
あれをああやって動画撮影できるレベルの場所でやってきたコーチな訳ですよね?

処分なんて普通です。
パワハラでもなんでもなく、公の場での暴力が後を絶たなかったので処分に踏み切っただけです。

今、ちゃんと全局であの暴力映像を流して再検証していますか?
ほとんどやられていません。
「老害」呼ばわりされた二人の名誉はボロボロに傷つけられて、それでおしまいです。


日本、ずっとこんな感じなんです。
イジめる対象を見つけたいだけ。
で、それに対して邪魔しようとしたら、そいつも一緒に叩くだけ。

僕がベッキーちゃんの騒動の時に言ったのは
「当事者しかわからない」
「文春さんが書いてるのは奥さんのコメントだけで一方的」
「3者から平等に話を聞くべき」
「ただ、間違いなく言えるのは個人のプライベートなラインの画面を晒し者にするのは明確に犯罪」
というごく普通のことでした。

でも気に食わないんですよね。
みんなでベッキーいじめをしている段階なのに、水を差すなよ、と。
みんなでガーーーーっと一方向に行ってるときは、日本人みんなで石投げようぜ、と。



ミスを認めないんですよね。日本人って。
みんなで集団で何かしてたら気持ちいい。

結果…70年前の日本人はそのまま戦争に突入していったわけだけれど。

元厚生省の村木さんも、叩いていたメディアは叩いた時間と同じ時間、村木さんの名誉を回復するだけの放送をしたのでしょうか?全然していないでしょ?

僕、これを何とかしたいんです。

僕はいいとして、名誉を傷つけられた人間は「放送」や「ネット」という「暴力」に傷つけられているんです。その名誉回復は同じフィールドである「ネット」や「テレビ」でなければ出来ない訳です。

集団いじめ。
集団ヒステリック。

そんな事してても、自分の名誉も立場も良くなるわけじゃあないのに、今の日本人はイライラしていて、とにかく叩ける対象を探し続けています。
そんな日本、変えてやる。そう思っています。

そうそう。今晩も石井みつこ参議院議員の「国会タックル」に出演させてもらいます!
もしお暇な方はぜひ!