Category質問に対するお返事

歌手の藤井フミヤさんの息子さんがフジテレビのアナウンサーとして入社したことを受け

「なぜ、フジテレビは縁故入社がここまで多いのか?」

というご質問を頂きました。ええと…これも順を追って回答しますね。フジテレビが特に多いというか…。

フジテレビは目立つ「コネ」が多い

まず、現在学生さん方に言いたい。「コネ」はあなた方の「特徴」です。それを使うことが悪いことでも何でもないし、もしみなさんに頼れるつてがあるならいくらでも捏ね繰り回してください。ちなみに自らの「人脈(コネクション)」を必死になって「捏ね繰り回す(こねくりまわす)」所から「コネ入社」という言葉が出来ています。豆知識でした。

「コネは特徴」ということについて一言言っておくと、皆さんの周りで美人はいますか?彼女たちは最優先で入社試験に合格していきます。これはね…驚くほどに露骨だと思ってください。
彼女たちは「生まれつき」美人だったってことです。そういう「特徴」なのです。
「生まれつき」大企業のご子息であろうが、
「生まれつき」有名俳優のご子息だろうが、
それはあなた方に罪のある話じゃありません。存分に使って入社試験に挑んでください。入社後は当然「何のアドバンテージもなかった一般入社組」からは妬み・嫉みの類はさんざん妬かれます。でもそれも理解してください。彼らは不利な条件を乗り越えて入社しているのだから。

「フジテレビはコネ入社が多いのではないか?」

というご質問に対する回答は「はい、多いですね、とても」が回答になります。でも、皆さんだって知ってらっしゃる通りで、はっきり言って電通さんの方がよほど多いです。キー局の他の所もなかなか多いですし、一流企業も多いです。学生の皆さんが思ってらっしゃるよりも、コネ入社って見えないところで沢山あるものだと思ってください。その中で、フジテレビは「目立つコネ」が多いのでしょう。なので報じられることが多いのでしょう。

真麻とか竜聖とかね。いいんです。ちゃんと頑張ってるんだから。

むしろ私に言わせれば、彼らが目立ってしまうのでコネの象徴みたいに言われちゃってますけれど、他にもコネだらけなのでなんだか真麻たちが可哀想な気がしています。皆さんの目につく…要はアナウンサー職にだってコネは山ほどいますが、みんなちゃんと頑張ってるんだから別にいいんです。

普通の「コネ入社」のほとんどは『通称:人質』

なんでフジテレビが目立つかって、有名タレントの子息が多いからなんですが、電通さんをはじめ、多くの企業さんに入る「普通のコネ」って…要は大企業さんのご子息や政治家のご子息がほとんどです。
彼らをなぜ多く採用しているのか?
理由は簡単で…「マスコミはスポンサーをたくさん扱う職種」だからです。
ええと…要はですね…テレビ局ってお米を栽培して売ってる企業とは違うんです。テレビ番組を作るんですけれど、毎回面白い番組って作れないですよね?

なので、大企業さんのご子息を引き入れとくんです。

例えば、トヨタ自動車の幹部候補のAさんの息子さんが入社するとしますよね?Aさんの息子さんには適当な仕事さえ与えておけば、後は…絶対にトヨタさんはスポンサーでいてくれる可能性が増えますよね?政治家の息子を入れておけば、それを上手く生かして利益につなげられる可能性が高まるでしょ?

電通さんが業界で「コネ通」と呼ばれる所以(ゆえん)です。

マスコミ業界ではそうやって営業を有利に進めるために入社させるコネ入社の新入社員たちのことを「人質」と呼んでいます。はっきり言ってそこら辺の社員より圧倒的に会社に対する貢献度は高いです。広告収入で利益を上げているのがマスコミ業界だからです。

なのでフジテレビが多いんじゃなくて、基本的なことを言うと「マスコミ業界」がコネが多いと思っておいてください。

「コネ入社組」は実はとても優秀な人材が豊富

で、これも昔のコラムに一度書いたんですが、世間の皆さんはやっかみで色々というでしょうけれど、私の個人的な感想ですが…コネ入社組って…確立的には「優秀」な人材が多い気がしています。これは私の個人的な感想って書きましたけれど、多分合っています。
彼らは圧倒的に「金持ち」だからです。
金持ちの子供たちって「教育の機会」に恵まれてるんです。留学とかめちゃくちゃお金がかかるのに好き放題行ける子が多い訳です。なので「英語が得意ですぅ」とか言う子が多いです。これも能力ですよね。

あと、これも人にはよりますが「人がいい」連中が多いです。これも理由は同じで、絶対的に「金銭的・精神的に余裕を持って生きてきた」連中がほとんどなのでなんと言うかのんびり屋さんというか、性格的にはとても良い連中が多い気がします。そういう連中はギスギスしていないことが多いので、職場の雰囲気がよくなります。もちろん繰り返しますが人によります。

強いて欠点を上げるのであれば…「我慢が利かない」「打たれ弱い」点です。これはもう…とんでもなく打たれ弱い連中が多いです。仕方ないですね。大事にされてきた人間たちなので。
特徴的なのはフジテレビって、視聴率の悪くなった番組…バンバン切るでしょ?え?もう終わりってくらいに。あれ、多分編成の上の中にコネ入社の連中がいるんだと思います。彼らは批判に猛烈に弱いので、しかも信念を持って「こんな番組を死んでも作るのだぁ!」って感じの入社ではないので、数字が悪かったら批判されるのが嫌なので打ち切っちゃいます。これは彼らの欠点な気がします。

また批判が嫌いなので出来るだけ仲間内でつるもうとします。なので結果として空気が読めなくなります。え?その人、使っちゃうの??みたいな。これもフジテレビを見てれば分かりますよね(苦笑)。他局で実績をすでに作った人を集めたがるのも同じですね。自分本体に自信がないので、有名な人間が大好きです。有名な人間に群がろうとします。これもいい面と悪い面があります。手堅い、とも言えますし、どこかで見たものしか作れなくなります、一長一短ですね。

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藤井フミヤさんの息子さんもきっと、フジに入ったのであれば、みんなと仲良く明るく働けることでしょう。私は心配していません。フジテレビのアナウンス室をはじめ社内の雰囲気は、多く言われている通りでとても風通しがよく明るく仲良しです。きっと楽しく働けると思います。
懐かしいな~。
この4月で退社してから丸3年たちました。なんだかまだ3年?って気がします。フジテレビも「あぁ、そう言えば…在籍してたっけ」的な心境です(笑)。それくらい猛烈な3年間だったので。
しかし、間違いなく人生で最高の3年でした。来年、人生最高の4年って言っておられるように頑張りますね♪



ハンドルネーム「これだけは言いたい!!」さんから下記メッセージが来たのでお答えします。

「幼い子どもには親がいつも一緒にいてあげるべきって・・・なんですかそれ・・・
さみしがってる?・・・さみしい思いをさせちゃ子どもの発達上何か問題でもあるんですか?
何か問題があるっていうなら科学的根拠を示してください。
よく分からない妄想で保育所に預けることを批判している人がいますが、それは違うと思います。

そもそも子どもがいつも親と一緒にいたがってるから、さみしがってるからって、いつも一緒にいてあげることが本当に子どものためになるんですか?

例えば、買い物に行くたびにおもちゃを欲しがる子どもに、欲しがってるからって毎回おもっちゃを買ってあげることが子どもの発達上良いとは限りませんよね?

それと同じで、子どもの一緒にいたいっていう希望にそっていつ何時も親がそばにいてあげることが、必ずしも子どもの発達上良いことだととは思いません。」


「これだけは言いたい!!」さん、あなたは…




完全に間違っています。




これから説明します。しかし、これはあなたが悪いんじゃない。この程度を教えない日本社会と日本の教育、そしてメディアも悪い。なのであなたは「悪く」はない。が、確かなことは、あなたの価値観・考え方は「科学的に」間違っています。


これは私の#3の公式チャンネルでも時間をかけてお話しした内容ですが、もう一度しっかりとご説明します。
「これだけは言いたい!!」さん、あなたはジョン・ボウルビィの「愛着理論」やハリー・ハーロウの「アカゲザルの実験」などはご存じですか?

「さみしい思いをさせちゃ子どもの発達上何か問題でもあるんですか?」
「何か問題があるっていうなら科学的根拠を示してください。」

はい。完全に科学的に証明されていることですが、乳幼児期に、少なくとも一人の親と確かな「基礎的信頼感」を構築していない場合、人間だろうが、サルだろうが、ラットだろうが…生育過程で「極めて重大な欠陥」が生じます。

これは特に人の場合、生後6か月から2歳までの頃合いだと推察されています。もちろん個人差はありますが。

「基礎的信頼感」とは、「根拠なく愛してもらっている」という「感覚」です。「この世の中に生まれてきたことを受け入れてもらえている感覚」といえます。 この「基礎的信頼感」が十分に得られないと、他者に対する攻撃性。挙動不審など、様々な発達過程における欠損が起こることは、あらゆる実験で完全に証明されています。

「愛を科学で証明した男」と呼ばれたアメリカの心理学者「ハリー・ハーロウ」は「生物には愛が必要だ」というあまりにも当たり前のことを科学的に証明した人物としても極めて有名です。

私が以前読んだこの本を紹介します。
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読みやすい本ではないですが、彼が動物愛護団体や「女性の社会進出」を叫び続けるフェミニストたちから猛攻撃を受けながらも
「100万人の子供たちが虐待されるのを防げるならアカゲザル10匹を殺すことは何とも思わない!」
とやり返す非常に有名なシーンは読んでいて身震いがするほどです。



いいですか?「これだけは言いたい!!」さん。あなたは私のコラムの読者なので届くと信じ、はっきりと言います。

女性の社会進出がすべて悪いことだとは思いません。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんなど、言葉を話すことの出来ない相手には、私たち大人が最大限の配慮をしてあげるべきなのです。

私は女性だけが育児をするものと思っていないし、そもそも「基礎的信頼感」の構築には「母親でなければいけない」とは決まっていないので専業主夫でもかまわない、と思っています。

ですが、われわれ大人の都合と勝手で子供という「命」を作ったのでしょう?

最優先はなんなのですか?
最優先は我々が東京都内に住むことではないのです。みんなが羨ましがる服を着て素敵な外食を食べることではないのです。

最優先は「子供を…彼らが飽きるまで抱きしめてあげること」です。それは命を作り上げた親の…最低限の義務です。

確かにこの考え方は「働く女性」を懸命に推進する運動家たちにとってとても目障りな考え方です。なので、ハーロウやジョン・ボウルビィはメディアでは紹介されにくいのです。

メディアから情報を発信するのは…「働くのが大好きな女性たち」だからです。
ハーロウ達はそれらを完全に科学的に否定したのだから。
子供を産むんだったら、子供と一緒にいろよ!
そういうメッセージとも受け取れるから。

ですが、2歳や3歳までにしっかりと親に抱きしめてもらっていない子供たちは、将来、周囲を全く大事に出来ない子供に育ったり、時としては虐待をしてしまう子供に育つのです。ネズミであってもそうなのです。
女性が社会で働くことを否定するつもりはありません。なので、私は男性の専業主夫化をもっと進めるべきだと思っています。ですが、確実なことはこの日本社会においても、女性の社会進出…つまり、保育所などに子供を放り込んで共働きが進むに連れて明らかに児童虐待や陰湿ないじめの認知件数が増加していってることは確かです。

ハーロウ達の研究と結果は同じといえます。今の日本人は、明確に昔の日本人と比べて「基礎的信頼感」が欠損し始めているのです。




ではあなたの質問に一つ一つ答えていきます。

Q、 さみしがってる?・・・さみしい思いをさせちゃ子どもの発達上何か問題でもあるんですか?
→実験上、他者に対する攻撃性、共同生活への順応能力の欠損など、あらゆる欠落が確認されています。

Q、何か問題があるっていうなら科学的根拠を示してください。
→上記した本をお読みください。1点の反論も出来ないくらい入念な実験が科学的に行われています。

Q、よく分からない妄想で保育所に預けることを批判している人がいますが、それは違うと思います。
→間違っているのはあなたです。不勉強な自分を猛省してください。

Q,、そもそも子どもがいつも親と一緒にいたがってるから、さみしがってるからって、いつも一緒にいてあげることが本当に子どものためになるんですか?
→「基礎的信頼感」を得るために明確に必要です。ただただ抱きしめてあげることが「心」の発達に欠かせないことは他の哺乳類でも実証済みです。



どうかメディアの情報に惑わされないでください。
メディアにいるのは「働く女性」だけです。「働くのが大好きな女性」だけなのです。情報が偏っているのです。
このコラムがあなたの心に届くことを祈ります。

今日のお昼にあげたコラムに対して、多くの賛同の声と同時に
「1年目が楽ってどういうことですか~!」
「1年目、全然楽じゃないですよぉ」
という、多数のご指摘の声を頂戴しました。わはは。

はいはい。
来るとは思ってましたけど(笑)。ええとですね、捕捉しときますけれど…結論から言うと

1年目は超楽です。いや、ホントに。今、ご指摘のコメントしてきてる人たち、いずれ分かるから。

まず、「長谷川さんの子供が楽だったのよ~」という指摘をされた方、全然間違いです。私の一人目の子供は、私が抱っこしなければ、すぐに泣いてしまう子だったので、確かに私は初めての子供の1年目…

人生で最大の寝不足期間でした。

きついですよ?そりゃあね。
でもね、所詮「寝不足」は「寝不足程度」なのです。寝不足程度で人は死にません。仕事の順序を計算して、的確に仮眠をとり続ければ、確実に乗り越えて行けます。

子供が1歳までの小さい時に腱鞘炎になりました~という声も頂いています。
そうそう。お母さんたちは1歳までになることが多いんです。データ上でも。私らみたいに鍛えてないからね。でも、今は我々男の話をしているんであって、男性陣は、まだ生後1年程度の子供を抱っこしている程度では腱鞘炎にはなりにくいのです。でもこれが1歳・2歳…3歳となってくると、かなりきつくなってきます。1歳・2歳くらいで腱鞘炎になるパパさんは結構いますから気を付けてねって言ったのです。

3歳ころから、子供たちの脳の発達が始まってきます。

ここを無視して、楽に過ごそうと思えば、楽に過ごしていけます。
しかし、この辺りで毎日のようにベッドで読み聞かせをしたり、公園で一緒に遊ぶことで、将来の成長過程が全然変わってくることは多くの研究結果で明らかになっているのです。

その頃にはちゃんと向き合えば0歳どころじゃないコミット時間になります。

小学校。勉強をどうやってしていくのか?どうやって教えていくのか?お友達との付き合いは?学校に来て行くお洋服はどうする?
私は今でも長男と二人で近くのショッピングモールに出かけ、一緒に洋服を見繕っています。次男坊と外で遊び、長女とは今日もバレンタインデートとドライブをしてきたところです。

どれだけのコミット時間だと思う?

実は先日、体重が一気に減りました。アメブロの方でも書いたんですが、なんで一気に2キロも3キロも落ちたのか?

簡単です。長男が受験だったのですね。

もうね、胃が痛くて胃が痛くて…。ご飯、のどを通らなくて…(苦笑)。

今現在、子育て真っ最中の皆さん、一緒に頑張りましょうね。でもね、もう一度言いますが、0歳児の時なんて、「体力的」にきついだけよ?
本格的に厳しくなってくるのがこれからです。保育園や幼稚園に行くようになれば、どれだけ風邪の菌をもらってきてくれると思う(笑)?
精神的にも肉体的にかなり色々と出てきます。ケンカもしなければいけない時が出てきます。

可愛い可愛い子供を怒ってしかりつけて。子供も当然泣いて…でも、将来のために怒らないといけないし…。もうね、そんな顔見たら、夜、全く仕事出来ませんぜ(笑)?

「1年目はきついです~」
ってコメントしてきた皆さん、それはあくまで「体力的」な部分だけ。これから覚悟しといてください(笑)。でも、きついけれど、その分それを上回る素晴らしい体験と力をもらえます。

まぁ頑張りましょうね♪



SMAP問題が大変なことになっているので、私の元にも質問や取材が相次いでいます。
基本的には、読売テレビでレギュラー出演している「上沼・高田のクギズケ!」で最初にいろいろとお話ししたいので、このブログに書いてしまっては上沼恵美子さんたちに申し訳ないのですが…この質問…



【質問】
Q,昨日来、SMAPのお話が賑やかですが、一方で新聞等の報道については、ジャニーズ事務所側の情報にもとづいており、飯島氏側の言い分では無い、というような指摘も出ています。
長谷川さまもフジとの問題の際にご経験されているかとは思いますが、こうした、両者の言い分均等ではなく、どちらかに偏ったような形での報道について、取材する側、される側双方、どういう事情があるのか?分かる範囲で教えていただけないでしょうか?



に関しては、私が全国各地で講演などを行いながら訴え続けている「メディアリテラシー」にまつわる部分ですので、少しお話しできるかと思います。


【大前提を整理しましょう】

まず、今回の大前提を少し整理しましょう。
今回のSMAPのスクープは1月13日のスポニチと日刊スポーツのスクープというのが世間の皆さんの大体の捉え方だと思うのですが、そもそもそれはちょっと間違っています。
年末年始って、週刊誌にとってはけっこう大切な時期で、特に年始一発目の特集号で何を書けるのかって結構、記者の皆さんは重要視しているんです。

今回のケースなんですが…「きっかけ」は既に皆さんもお気づきの通り、
1、文春さんのベッキーのスクープ
なんです。新春一発目に文春さんはガツン!とライバル誌にかましてきた。で、焦ったのがライバル誌の新潮さんです。週刊文春と週刊新潮。この2大誌は同じ毎週木曜日発売の週刊誌として、お互いを意識し合いながら切磋琢磨してきました。そこで、ちょっと時期は早かったんですが、新潮さんが
2、新潮さんがSMAP解散を書こうとする
動きを取らざるを得なくなったんですね。ですが、取材の鉄則なんですが、一方的な取材や文章って訴訟の対象になる可能性がありますので、月曜日までの段階で「新潮側としてはジャニーズ側に取材依頼(コメント取り)をしなければいけない」ルールがあるんです。
その「週刊新潮」のスクープをつぶすために流されたのがスポニチさんと日刊スポーツさんの
3、「SMAP」解散というスクープ記事が出る
というわけです。つまり、スポニチさんと日刊スポーツさんの記事は「ジャニーズ事務所さんの意向」を受けて書かれた記事であることが分かります。
そして、そうまでして新潮さんのスクープ記事をつぶそうとしたっていうことは…?わかりますね?そうです。ジャニーズ事務所には敵…正確に言うと、ジャニーズ事務所に「敵対的な存在」がいると考えた方がいい。ジャニーズ事務所に「不利益」があれば助かり喜ぶ勢力です。その「存在」が新潮さんの記事元と考えればいいわけです。

ではここで前提を整理しておきましょう。

・スポニチさんと日刊スポーツさんの記事元は「ジャニーズ事務所」である
・週刊新潮さんの記事元は「ジャニーズ事務所にダメージがあることが『何らかの利益につながる』存在」である可能性がある


【記事内容を整理してみる】

実は、こうして相反する存在がネタ元になっているニュースの場合、「ヤフーニュース」だけなどを見ていると内容を読み解くのが少し難しくなるものなのです(色んなニュースをバランスよく取り上げてしまっているので)。しかし、よく記事の「ネタ元(どの新聞社の記事なのか)」を読み込むと、いくつもの『印象操作』とも受け取れる内容のほかに『両方とも同じことを言っている』内容が見て取れると思います。
そこで、双方の記事内容を精査しますと、

・今回のSMAP解散問題のきっかけは去年8月に行われた文春さんのメリー喜多川さんの単独インタビューのようだ
・そこからこじれて、SMAPのマネージャーである飯島三智さんがジャニーズを退社することのようだ
・木村さんを除く中居さんら4人は飯島さんについていく、と伝えたようだ
・メリーさんが激怒してこの4人を本気で追放しようとしているようだ

これらは「すべての記事で内容が全く同じ」なので、恐らく「確定」と想定できます。と、なると上記した週刊新潮さんの「ジャニーズ事務所にダメージがあることが『何らかの利益につながる』存在」とは、ずばり飯島三智さん本人か、飯島さんから相談などを受けた芸能界の大物筋からの情報と受け止められます。

そうして読んでみると週刊新潮の記事自体が、かなり「ジャニーズのメリー喜多川からのパワハラを受けた飯島が退社に追い込まれたようだ」という文面が目立つことが分かりますね。そうです。悪者がメリーさんになっているでしょ?
逆に、それらの記事をつぶして、印象を弱めるために書かされているスポニチや日刊スポーツの記事は、全体にジャニーズ事務所擁護の論調が目立ちます。飯島さんが悪者と書かれていることが分かると思います。

「情報」ってのはこうやって読み解いていくと少し整理されていくものなんです。


【では今後、どうなるの?】

さて、ネタ元の整理と印象操作を素っ飛ばして読むと、今回の件…実は「今までではありえない様相を呈している」ことが分かるんです。詳しくは、日曜日の「クギズケ!」でも話せればと思ってるんですけれど、要はですね…

芸能界のパワーバランスを世論が変えてしまう可能性が出てきている

という初めてのケースになる可能性があるんです。

今までの事情を考えますと、もう、勝負はついてるんです。飯島さんたちの負けです。これで、不義理を働いた飯島さんは芸能界から永久追放。そして、その飯島さんに着いて行くと決めた中居さんたち4人も同様に厳しい状況になる…はずでした。しかし、ジャニーズ事務所サイドは、2点だけ計算ミスがありました。

1点目。それは、スマップの5人の力と努力を侮ってしまっていたこと。

彼らは「事務所所属のタレント=事務所の商品」ではないのです。いや、法律上はそうなんですが…彼らはすでに『国民の財産』なのです。そこを侮りすぎている。もし、これで今まで通りに
「ケッ!逆らいやがって~!芸能界から追放してやるぞ~!嫌がらせ、しまくってやる~~」
なんてことをやったら、本気で国民が許さない存在なのです。少なくとも、こんなカッコ悪すぎる解散劇、絶対に許されないのです。ジャニーズ事務所が国民みんなから攻撃される事態を避けたいのであれば、今のままで解散させるのは…100%やめた方がいい。

そして、2点目。木村拓哉を残してしまったこと。

なぜ、木村さんが日本最高のスーパースターでいられるのか?
木村拓哉以上のハンサムは日本に1人たりともいないのでしょうか?いえ、います。
木村拓哉以上にスタイル抜群の人間はいないのでしょうか?いえ、います。
木村拓哉以上に演技が出来る人は日本に1人もいないのでしょうか?いえ、います。
なぜ、それなのに木村さんが「日本一」のトップスターでいられるのか?それは

「周囲の気持ちを敏感過ぎるほどに感じ取れる男」

だからです。もっと言うと「ファンの気持ちを絶対に裏切らない男」と言うこともできます。
メリーさんが木村さんを高く評価していることは業界では誰でも知ってる有名な話。なのでメリーさんは木村さんだけは残したかったのでしょう。しかし、木村さんはちょっとだけ他のタレントとは違う。

新人アナウンサーとして、27時間テレビで提供を読むとき。あまりに緊張にガチガチになってる私たち3人の…まだ何のキャリアもない新人アナウンサーに
「大丈夫、大丈夫だから!緊張しないで!絶対できる!」
と小声で声をかけてきた木村さん。
ドラマの撮影現場、私の知り合いの音声さんが少し失敗してしまい、周囲に怒られていた時のこと、
「失敗するよね、俺も昔、失敗ばっかでしたもん!」
とあえて、周囲に聞こえる声で話し、それ以上はその音声さんは周囲に怒られずに仕事をすることが出来たこともありました。

木村拓哉がなりたいんじゃない。
スタッフが思うのです。「木村拓哉を日本一のスターにしてあげたい!」と。

木村さんが周囲に気を使い、周りをフォローしていたエピソードなど、私が働いていた14年間でもいったい何個紹介することが出来るか。あの「木村拓哉が事務所に残る」以上…このままの形で解散は絶対にさせない。それが私の見立てです。少なくとも、解散するにしてもメンバーが離れるにしても「ファンが納得できる形」にはなると思う。そうでなければ、木村さんはたぶん自分を許さない。


とは言え、一度こぶしを振り上げたメリーさんのメンツもある。さて、どう転ぶのか。2月か3月ごろまではゴタゴタしてしまうかもしれないですね。やれやれ…。今年の芸能界はあまりに姦(かしま)しい…。DAIGOさんと北川景子ちゃん、完全に忘れられそうなんですけど…。




軽減税率について。

残念なことに、表面上だけの見識不足の論調が(特にネット上を中心に)目立ちます。軽減税率に対する議論は世界でもとっくの昔にされつくされていて、確かに軽減税率って…けっこう
「文句をつけやすい税システム」
なんです。なので…知識人ぶって、政府に文句言うことで満足する軍団は、何とでも言いやすいんですよね。

でも、僕のブログ読者の皆さんは、軽減税率は当然で普通のものだと思っておいてください。それで問題ないですから。

中には「軽減税率は逆進性の緩和には意味がない!」とか「むしろ世界では金持ち優遇と言われてて~」とか頭悪すぎることを言ってる人もいたり「一律還付方式(カナダ方式)の方がいい!」とか言ってる人がいるようですが、ほっといてください。もうね、語りたくてしょうがないんでしょうね。
特に「むしろ世界では金持ち優遇と言われてて~」の方は正気か、こいつら?という感じ。そういうことを言う人はほっといてください。

自分の論を正当化するためのありえないグラフとかを使いながら、語ってるみたいですけど、ちなみにブロゴスでは
消費税増税時における低所得者対策としての軽減税率について
というエントリーがあって、英国在住のabz201さんが書いているんですが、その中で完全論破しています。詳しい解説が読みたい人は読んどいてください。僕は面倒なのでほっときます。

で、「カナダ式」の方も、世界ではとっくの昔に議論がされつくしていて、なんで世界でそれほど導入されていないのかっていうと「消費の質」の議論があるからなんですね。これは、あまり言われていないので少しだけ解説しときますね。


カナダ式は「なにに使ったか?」という議論があるので導入されにくい


軽減税率だと、現場が結構大変だったり、商品の線引きが大変なので、カナダは低所得者に対して一定額の還付を行うシステムも使っているんです。これだと、貧しい人たちにも統一してお金を還元できるので、「お金持ち優遇(逆進性)」の緩和には確かに一定の効果があるんです。

でもね、そこで議論になっているのが「消費の質(何に使ったか?)」の話。

分かりやすく言いますね。
超金持ちがいるとするでしょ?ソン君っていう金持ちがいて、もう、アホみたいに金持ち。
で、ハセガワ君っていう貧乏人がいた、と。
ソン君は年収1億円。
ハセガワ君は年収200万円。

じゃあカナダのように消費税をみんなから「一律で」10%取って、貧乏人のハセガワ君に12月に一括還付ということで5万円をあげました、と。

平等に見えるじゃないですか?
それで良さそうじゃないですか?

でもね、考えてほしいのです。
もしソン君が、年収1億円から4000万円ほど所得税に取られるとするでしょ?残った6000万円を貯蓄に回し、ソン君、スーパーで買った安い食材でつつましやかにお料理をして…毎日、爪に火をともしながら生活してたとします。酒なんて一滴も飲まずに。
その一方で、ハセガワ君、所得税は20万円ほどしかとられない。でもハセガワ君、超浪費癖があるので、残りの180万円を使ってパチンコに行くわ、パチンコで勝った金を使って酒を浴びるように飲むわ、大勝ちしたら、即キャバクラ。消費者金融に金を借りまくって、競馬に突っこんだ、と。

そんな二人に対して…ソン君に「お前、金持ちだろうが!」と全然還付金がいかないのに、ハセガワ君にだけ一律で5万円が支給って変じゃね?

これがいわゆる「消費の質」の議論。

ソン君って、そもそも4000万円も支払ってるんですよ?ハセガワ君、国に20万しか払ってないのよ?なのに、ソン君ばっかし不利益ってどうなのよって話。

もともと「収入」に対しては所得税が課せられているんです。ソン君もハセガワ君も、所得に対しては納税してるでしょ?金持ちのソン君、ちゃんと税金たくさん払ってるでしょ?
でも「消費に対して」税金をかけるのであれば、それは「ゼイタクする人にはたくさんの税金をかけようよ」「どう使ったか(消費の質)によりましょうよ」ってのが世界的な常識。
「入ってくる方(収入)にすでに大量の税金がかかってるんだから、出ていく分(消費)には、ゼイタクな使い方に税金をかけていこうね」ってね。

アホでもバカでも、低所得者には一律で金を施しましょう~ってのは、そもそも世界的にはスタンダードではないんです。世界の付加価値税や軽減税率の話は、各国でとても議論がなされてここまで来ています。なので、僕はずっと「安心してください。軽減税率は普通の納得できる税システムだから」と言い続けているんです。ネット上で文句ばっか言ってる人は全部無視してください。どうせ、5年後には誰も文句言ってないから。


新聞のからくりに気付いているのは木走さんのみ


さて、そこで多くの方にご質問をいただいた「新聞への軽減税率」の話。

あれはですね、もう一度言いますが、新聞に軽減税率をきかせるなんて世界的にはいくらなんでも常識だし、これで普通なんです。でも、この政府税調が決めた「あるルール」にはトリックがあって、それをまさに大阪でキャスターを務めている「ニュースリアル」でも解説しておいたのですが…なんと!僕も大ファンでブロゴスでも人気の執筆者、木走正水(きばしりまさみず)さんが

大読売や聖教はオケー、日刊ゲンダイやしんぶん赤旗(日曜版)はダメー~「宅配される週2回以上発行」の絶妙な線引きを見よ

というエントリーで、その内容を先に書かれてしまった!!
相変わらず見事な解説をしているので、そちらを見ておいてください。ほんと、以前書いたことがあるのですが、誰なの?この木走さんって??いつも尋常じゃない洞察力なんですけど…。とても素人とは思えん。「宅配される週2回以上発行の新聞」ってだけでよく気付くなぁ…。マスコミ内部の人なんじゃないの?(知らないけど)

これはですね、要は「共産党と日刊ゲンダイへの嫌がらせ」だと思っておいてください。

共産党はですね「新聞赤旗」っていう新聞を発行しているんです。これが共産党の超優秀な収入源になってるわけ。
で、多くの人が知らないですけど、新聞赤旗って「毎日購読」ってのもあるんですけれど、「日曜だけ購読」ってのがあるんですね。日曜版とかいうやつ。補足説明をしておくと、ウィキペディアとかも数字が間違っていて、正確には、今の新聞赤旗の全購読者数は124万部ほどです。で、そのうちの6分の1が「毎日購読」ね。

逆に6分の5…つまり、100万部以上が「日曜版」なんです。

自民党は、ここを叩いたの。

共産党の重要収入源である週一回発行の「日曜版」。これに軽減税率を適用させないことで、嫌がらせをしたわけです。ようやるわ、という感じ(笑)。

安倍批判大好きな日刊ゲンダイも同じです。東スポさんや夕刊フジさんはネット収入がどんどん増加しているんです。東スポさんなんて、ネット戦略が大成功中。でも日刊ゲンダイさんはその分野でちょっと置いて行かれていて、現在売り上げの95%を「即売」っていうんだけれど、駅売りとかコンビニの売り上げで賄ってるわけです。少々ダメージがあるかもしれないですね。この2紙は(苦笑)。


【結論】

さて、ハッキリ言って申し訳ないのですけれど、この軽減税率の話なんて大した話じゃありません。安保の時も言ったけれど、マスメディアが数字取れそうだから騒いでるだけです。
そう言えば、「財源をどうするんだよ~」とか抜かしてた人もいました。そこまで考察できないら、ブログとか書かなきゃいいのにね(笑)。もしくは名前の横に「財務省に絶賛洗脳され中」とか書いとくとか。あ、テレビでもバカメディアが言ってたか。
財源がないなら、お年寄りに3万円支給なんてできるわけないでしょうに。1日で出てきたよ(笑)?その程度のお金。

日本は早晩、世界各国と同じように、消費税を20%や25%に上げなければいけなくなります。借金が多すぎるんだから。その時に、この軽減税率の概念は大きな働きをするようになります。今は8%とか10%だからどうでもいいレベルの話です。軽減税率の話は、今はまだ、その布石程度の話だと思っておいてください。



「戦争って嫌だなぁ~」
「戦争なんて無くなればいいのに」

そんなことを言っている人、多分堀江さんには「そんなやつ、就職活動で面接に来ても採らない」って言われちゃうでしょう。その理由は簡単で、「問題解決能力が足りない」と判断されてしまうからでしょう。以前の私のブログに


Q,「長谷川さんのブログの中にあった『戦争とは、支配したいだけのバカと、支配されるだけのバカの両者の共同作業なのです』という文言にハッとしました。長谷川さんは『どうして戦争は起きる』と思われますか?忌憚のないご意見を伺いたいです」


というご質問が来たので、遠慮なく忌憚なくお答えします。

・宗教があるから戦争って起きるんです。
・もっと正確に言うと、「宗教的な概念」があるから戦争になるんです。
・そして、宗教があって、男も女もバカだから戦争が起きるんです。


終わりです。



なんですか?全然わからないって何ですか?完全にそれでおしまいです。戦争のいろんな歴史、紐解きゃあそれで全部わかるでしょ?色々な文献や本、見てみましょうよ。ちゃんとリテラシーを持って読めばわかります。順に説明します。


■「宗教」ってなに?


まずはここを抑えるんです。皆さん、ホントは分かってるのに、目をつむってるでしょ?ちゃんと「真実」を見抜くんです。
キリスト?ただの口のうまいおっさんに決まってるでしょうが。確かにちゃんとイイコとも言ってますよ?でも、ただの人間です。私らと同い年くらいの。
マホメット?ただの性欲の強すぎる乱暴者です。はい。いくらなんでも「他の宗教の人間は殺すのが聖戦」は言いすぎです。

いいですか?

「教祖」とか呼ばれてる人達は、みんな「人に偉そうにしゃべって説教するのが好きなだけの人間」です。それ以上じゃないんです。人にお説教するのが好きな連中、皆さんの周りにもいるでしょ?お酒とか飲んでも楽しくないやつ。アレです。教祖って連中はほぼ、みんなそういう寒い連中です。ちなみに「占い師」軍団もその中に入ります。

そして、逆サイドの人間もいます。要は「説教されて心酔したいだけのバカ」。みんなの周りにもいるでしょ?相談とかするのが好きな人。占いとか行っちゃってるバカ女。
「よく当たるっていう占い師に、来年は結婚できないって言われたの~どうしたらいい?」
とか言ってくる、IQ25くらいしかない女たち。

あれが信者軍団です。

で、「教祖軍団」の周りに「信者軍団」が集まり、人が集まります。で、金が集まります。で、教祖クンたちやその周囲にいる人間たちはみんな気持ちよくなっていきます。

これが宗教の正体です。実は、世界中の宗教はみんなそうやって成り立っています。「いい教え」とか「主張」があるなら「自分はこう思うんだけどね~」って言ってればいいだけの話なんですけれど、無駄に人を集めて、人に説教垂れながら気持ちよくなってるのが「宗教家」のみなさんです。
でも、所詮ただの「人」でしかない「教祖クン」たち。いずれ衰えも来るじゃないですか。でも衰えは認めたくないし、もっと!もっと!ってなるのが人間じゃないですか。なので、無茶なこと言い始めて、言うことを聞かせよう、とし始めるんです。エスカレートするんです。

マホメットの「ほかの宗教は悪である!それらの教徒を殺害するのは聖戦なのである!」とか、
キリストの「汝、姦淫(セックス)するなかれ」とか、
儒教の「年上はみんな偉いんです(年功序列)。男は女よりみんな偉いんです(男尊女卑)」とか、

みんな、無茶ぶりでしょ???
でも、そうなるんです。所詮は、「支配したいだけのバカ」と「支配されることが気持ちいいバカ」の集合体でしかないから。
占いも同じですね。ホント、占いとか信じてる人、みんな頭おかしいよね?人に未来は見えません。自分の未来は、自分の力で見つけて進むものです。その程度が出来ない連中が、お金とか払ってウソ聞きに行ってるの。

反論がある占い師の皆さん、一緒に競馬場、行こうや。見えるんだろ?未来が。当ててくれよ、万馬券。

必ずしも「宗教」である必要はないんです。要は「宗教的な概念」つまり…教祖なんて支配したいだけのバカが偉そうに説教してるだけなのに、その連中や占い師の言うことをイチイチまともに真に受けて…

「え~そうなんだ~!従わないといけないんだぁ~~」

とかリテラシーのないこと言ってる連中がそのまま人を殺しに行くんです。バカだから。いま世界で起きてる戦争、ほとんどイスラム系でしょ?一番、暴力的な人間が教祖様のところでしょ?マホメットなんぞ、文献によれば、何人の女、囲ってたと思う?ほとんどハーレム状態。思いやりのある人間がそんなことする訳ないでしょうが。


■オスとメスの本能がある限り、戦争は起きる

そして、もう一つ押さえておかなければいけないのが、オスとメスの本能です。所詮、人間なんて言っても、サルが若干進化しただけのアニマルです。なので、本能にほとんど支配されています。

まず、女…女性陣を見てみましょう。8割がたの女ってのは、私はほとんど「ハエ」と変わらんと思っています。などと言うと怒られるので、「一部の男性に群がる習性が強い」とでも言っておきましょう。

小学校時代は足が速ければ「キャ~!」
中学校時代はちょっと不良であれば「ウキャ~♪」
高校時代は野球部かサッカー部かバスケ部のキャプテンなら「イヤ~ン!」
大学時代ならアホでも何でもイケメンなら「うひょひょ~♪」
そして、社会人になったら金さえ持ってればジジイでも「パンツ脱ぎます~」

当たらずとも遠からずでしょ?いや、名誉のために言っときますが、2割くらいはちゃんとした女性もいるのであしからず(長谷川の個人的データ、参照)。

で、そのメスを何とか気を引いて、自分の種を植えたい連中がオスです。これをオスの「播種本能(はしゅほんのう)」といいます。1つでも多くの苗床に、自分の種を植えたいっていう本能ですね。何の勉強もしていない女性陣、
「男ってなんでみんな浮気するの~?」
「なんで好きでもない女相手に風俗に行けるんですかぁぁぁ~?」
とか言ってないで、勉強してください。それが男の本能です。女性陣にはその本能はないんです。なので気持ちが分からないだけ。僕らが生まれたばっかりの赤ちゃんを見てサルにしか見えないのと同じ。女性陣、可愛く見えるでしょ?あれが「母性本能(ぼせいほんのう)」です。逆に「播種本能」がなければ、ただの不健康なオスですから。ちゃんとそのシステムを理解して性欲処理を助けておかないと、風俗くらい行きます。そういうもんなんです。まぁ、女性陣から見れば、オス共も、「サル」にしか見えないでしょうが…。

話を戻しますが「支配者」になったり「権力」を持ってるオスに、メスはいくらでも寄ってきてくれるので、オスは出来る限りの「権力」や「力」、多くの他のオスを従わせている、という姿を見せてアピールしようとします。これは宗教家だろうが、誰だろうが同じことです。

大半のオスは、ボス猿に従います。戦争に勝てば、より多くのメスを抱けます。自分の種を植えられます。それこそが、アニマルとしてのオスの目的なのでやめることはありません。絶対にその流れは止まりません。人間がアニマルで本能がある以上、そうなってるんです。経済的な戦争も、宗教的な戦争も、実は根源的には、ほとんど、この図式で説明できてしまうのです。

ところで、私はもう今の日本では、戦争は起きないと考えています。理由は以下の通りです。


■ネットの普及と言論の自由が戦争を消せる唯一の力だ

情報のインフラが、ここ10年ほどで劇的変化しました。一番変化したのは「個人がメディアになれる」ようになったことです。キー局や大新聞、大手の情報発信者たちは、一部の政治家が抑えることが出来ます。なので、情報コントロールが出来るようになっていたのですが、情報コントロールが出来れば、民衆は扇動できます。事実、ナチスドイツのヒットラーが最初に押さえたのはマスコミでしたし、北朝鮮の金正恩が掌握しているのがメディア戦略です。

しかし、日本や欧米諸国では、国民一人一人がメディアになるようになりました。
例えば、心に響く記事を書けば、ただの一個人のブログやツイッターがなん百万人、何千万人にリーチ出来る時代になりました。

こうなると、ウソは突き通せないんですよね。

要は「ハイィィィル!ヒットラァァァ!」とか偉そうに叫んだところで、スマホを見れば
「ヒットラー、躁鬱(そううつ)病らしいぞ」
「性的不能者なんだって」
「身長コンプレックスがあってシークレットブーツはいてるらしいwwwww」
とか、全部出ちゃう時代ってことです。

手越君と柏木由紀ちゃんの写真は、どれだけジャニーズとナベプロさんがテレビに無駄な圧力をかけたところで、ネットにいくらでも流れてるでしょ?もう止められる時代じゃないんですって。逆にネットでは常識の、その情報を流さないテレビ局が信用を失うだけの話です。
戦争をしたいという政治家が現れたとしても、その政治家が何を叫んだところで、

「バカが権力を誇示したいだけ」

という真実が透けて見えてしまうのです。従わなけれないいだけ、という事実がばれちゃってしまうのです。戦争を消せる唯一の力は「従うだけのバカの目を覚ますこと」なのですが、そのきっかけを作れる表現・言論の自由がネット空間には広がってしまったのです。そして、そのネット空間に、人は「スマホ」というアイテムを通じて、いつでもアクセスできるのです。

なので私はもう大丈夫だと思っています。日本が他国を侵略する戦争は2度と起きないと言い切れると思います。

ただ、唯一の不安は、中国と北朝鮮。これがほとんど、宗教国家状態。
特に北朝鮮は、危険レベルの暴走状態にあります。なので、よほど慎重になっておいた方がいいでしょう。なんといっても、金正恩が相当に危険な状態なので。日本が「侵略される戦争」は十分に起こりうると考えています。


■「戦争反対」では戦争は無くならない

戦争反対!と叫ぶ人たちのことを否定するつもりはないですが、戦争をしたくないんですよね?では、戦争とは何かを冷静に、しっかりと分析する必要があると思うのです。
問題=「戦争」
なのであれば、その問題の本質を分析して、原因を突き止め、その原因をつぶすことです。それを「問題解決能力」といいます。
「叫んでても無駄だ」と多くの人が言うのは正しいです。戦争をしよう、という連中がいるのだとしたら、その連中の闇を暴き、ネットに流せばいいだけです。正体がバレれば、「権力」がなくなります。すなわち、メスを抱けなくなります。なので、動きは止まります。絶対。

まぁ、究極なこと言いますと、オスとかメスだから話がこじれて戦争とかやっちゃうってのが真実なところなので、LGBT軍団が総理大臣になれば、戦争って起きないんですけどね。極論だけれど。

マツコ総理。
ミッツマングローブ防衛大臣、どう?

半永久的に戦争起きないけど。




連日のようにテレビやネットで「説明」を繰り返す安倍総理。
その説明を聞いたハンドルネーム「れんのママ」さんから下記コメントが。



一国の宰相ともあろう方なんですから!もーちょっとマシな説明してください!。・゜・(ノД`)・゜・。 本当に正しい理論があるなら、理屈で戦うでしょう。安倍総理が逃げてばかりだから、この人には理論なんてない、と判断するしかなくなるわけです。
長谷川さん、とりあえず、安倍総理のためにもうちょっとマシなたとえ話を考えてさしあげてください




うーーーーん…。
今回の安保法案の説明ですか?そうですね…。
基本的に、説明の機会における「たとえ話」ってのは出来るだけ「近い話」を例に出すことがセオリーなんです。なので…例えば、フジテレビの「みんなのニュース」に出演したときの安部さんの「火事の例え話」は結構残念な説明でした。むしろ分からなくなるというか…。

そうですねぇ…。僕なら、「暴力団」で例えるかなぁ…。



●●●



場所は新宿の歌舞伎町。もしくは、大阪の西成区…とか言ったら怒られるので、とにかく「相当治安の悪い怖い場所」を女性のあなたは歩いていると。

歩く先に、山口組の組員が3人、明らかにこちらにメンチを切っています。

ポケットには結構多くのお金が。マジでカツアゲされる5秒前です。MK5です。

でも、あなたには、強い味方がいます。工藤会の工藤君です。ゴリッゴリのヤクザですが、昔、「仲良くしようね!」っていったら「オウ、いいぞ」って言ってくれてました。

でも、以前、工藤君がほかの人間にイチャモンをつけてフルボッコにしているときに、あなたはビビッてお金しか出しませんでした。後、バンソウコウとか渡しました。その時に工藤君に言われたんですよね。

「オマエ、金しか出さねーのかよ」

話を戻します。あなたはどう頑張ってもこの道を歩かないといけないんです。でも、どう見ても人を殺しまくってチベットとかを占領しても悪びれもしない山口組の組員が3人もいます。そして、メンチを切りまくっています。そう言えば、先日、この山口組組員があなたの家の旗とかを燃やして暴れてたニュースも流れてました。
って言うか!山口組の3人、ちょっとづつだけれど、あたしのほうに近づいてきてるじゃん!

あなたは振り返りました。

お!いる!

昔、「ねぇ、あたしが襲われそうになったら助けてくれる?」そう言ったあなたに「オウ、いいぞ!」といった工藤君…。でも、工藤君、そもそも超モテるので、彼女、いっぱいです。マジで助けてくれるんか?工藤君?





そんな状況だと思っておいてください(断言)





安保賛成派ってのは、お父様に「オマエ、女なんだからケンカなんかしちゃいけねぇべ!」って強く言われて我が家の家訓にもなってるんだけれど、うるせーよ!山口組、超怖いんだよ!と、老害のオヤジを無視して…工藤君が転校生のアフガン太郎くんをボコボコにしているのを助けに行く、という選択肢です。その代わり、工藤君の「いい女」になれます。これで、歌舞伎町を歩いてても、工藤君と腕を組んでいるので、山口組は手を出してこないことでしょう。良かった良かった♪

まぁ…ほぼほぼ助けてくれますが、絶対助けてくれる保証なんてないけどね。

そんな感じです。

逆に反対派は、工藤君がアフガン太郎君をボコっているのを見て、「工藤君を助けるのはケンカに参加することになるわ!」と言って工藤君を無視します。
お父様はその姿勢を評価してくれるわ♪家訓も守れたわ♪ウフ♪
そう言ってる女の子だと思ってください。

ちなみに、その子は、その後の歌舞伎町を歩いていたとして、90%くらいの確率で、山口組の3人に拉致られてレイプされてマワされますが、それは将来のことなので気にしないでおけるタイプです。ちなみにチベット花子ちゃんはソープに売られました。もう花子ちゃん、人権すらもないです。
確かなことは、今までのケンカで「金しか」出してないので工藤君は助けてくれないです。絶対





これが安保法案の議論です

どう?れんのママ?分かり易かった?議論になる訳でしょ?どっちもイヤだしね。
大事なポイントはアメリカも中国もヤクザですよってこと。
で、その中間で挟まれた腕力もない女の子ですよってこと。
捕捉しますが、ライザップに行って筋トレするためには20万(年間20兆円)近くかかります。給料30万か40万(年間の収入40兆円ほど)だけど。




前2回のブログにいくつかの質問が来ていたので、久しぶりに回答です。(※ちなみに前2回のブログはこちら)

「経団連にお願いしてマスコミに圧力をかける」だ?
今回の件、百田氏は悪くない!


【質問1】

> 私たちであればマイクを突き付け、記者の皆さんはボイスレコーダーを突き付けて、音を拾っている。これは結構常識なので、どうか知っておいていただきたい。

これが常識、ですか。 正直、目を疑いました。 これ、盗聴と何が違うんです? 「マスコミだから」許される行為なんでしょうか?
他の部分は特にこれと言って異論も無いのですが、この部分だけは唖然としました。 これを「取材」で片付けてしまうとしたら、少なくとも私の常識に照らすと「頭大丈夫か?」と疑いたくなります。


【回答】

あぁ、これはですね、ちょっと「国会議員」という存在の認識が間違ってらっしゃいます。ええとですね、我々マスコミって、結局「情報を伝達する存在」なわけですね。国民の「知る権利」のために毎日働いています。その国民のために「国を動かす政治家たちが何を考えているか?」ってのは間違いなく大切な情報であって、伝えるべき情報です。
で、今回のケースで言いますと、この会合が行われた場所って、自民党本部のはずなんですね。そこには記者クラブという人間たちがいて、許された範囲で取材をすることが、お互いの合意の下で許可されている場所なんです。
で、この会合は「頭撮り」という、最初の撮影を許されているんですけれど、その後、取材陣がどのように取材をするのかは別に規制はないですし、壁に耳を付けて聞き耳を立てることくらい、当然の行為です。こんなの、どこでもやってることです。盗聴でも何でもないです。
巨大権力を持ってる連中が、裏では何を考えているのかは、むしろ皆さんは「知っておいた方がいい情報」です。どうせ、国会の答弁なんて、官僚が作文書いて読んでるだけなんだから。
マスメディアが「真実はどこにあるのか」を追求するのは当然です。音が漏れてくる範囲に関しては、禁止もされていない以上、聞いておくことは当然の行為です。盗聴器を付けているわけでもなし。何の違法行為でもないです。
むしろ、政治家がオープンな場所で発言する言葉なんて、一つも本音はないと思っておいてください。
今回の件で、自民党の若手のバカ議員が普段から何を思っていたか、よく分かったでしょ?それらを「知ること」が大切です。
いい取材です。これは。認識を改めてください。



【質問2】

マスコミに国民の声は届かない。国民を無視している。そう思っている人は多いと思いますよ。今朝のニュースでも、まるでマスコミ批判が悪いことのように報道していて腹が立った!
は?マスコミはそんなに偉いのか?マスコミ批判したらいけないのか?何様なんだ? 国民は、黙ってマスコミの言うこと聞いとけってことですか?
マスコミには、何も期待していない。最近ではニュースを観るのも嫌になった。ジャーナリストも、サラリーマン。会社にとって都合悪いことは報道できないんじゃないですか。真実を報道しようと頑張ってくれているジャーナリスト、ごく一部の新聞社の声は、その他大手新聞社、マスコミによって押しつぶされる。
マスコミ批判した議員の言葉、それは国民の声でもある。

【回答】

一番多かった質問がこちらのご意見に代表されるように「長谷川さんはマスコミが間違っているとは思わないのか?」というものでした。これは結構言いたいことがあるので、丁寧に言いますね。

まず、この質問、「雑(ざつ)です」。雑すぎます。
「マスコミ」という定義をあまりにもゆったり作りすぎてます。同じような質問をしてきた方々、僕が今から書く文章を読んでおいてください。

「マスコミ」は何種類もあります。

新聞なのか?
テレビなのか?
テレビと言っても、NHKなのか?
民法のキー局なのか?
「公共の電波」を使用していないインターネットテレビなのか?

全部違うんです。そこを全部ひっくるめてはいけません。全部基準が違うので。まず、今回のケースをまとめておきますね。

●不用意な発言をした自民党議員
→アウトです。彼らには国家権力が存在します。法律を動かし、経済界に重要な発言力を持ちます。与党ってだけではなく、野党議員も同じです。驚くほどの権力を持っています。そんな連中が
「経済界に圧力をかけてもらおう!」
となってしまうと、マジでそれくらい出来るのです。人によっては。これはただの「言論の弾圧」です。完全に憲法21条違反ですし、何よりも放送法3条違反です。一つもフォローできない発言です。なので僕は糾弾しました。

●百田尚樹氏
→前回のブログに書いた通りです。一つも悪くないです。彼はただの作家です。そして、講師として呼ばれただけの存在です。そして、陰でこそこそ言ってるのではなく、もともと、彼の主張はそういう主張です。それを聞こうと思って呼んだだけでしょ?百田さんを批判してる人、サヨクか、彼を嫌いな人だけです。理論的には一つも悪くないです。なんか文句あるのなら「理論的」に説明してみ?誰も出来ないから。感情論でギャースカ言ってくるのは面倒くさいのでやめてね。「この新聞をつぶさなあかん!」って、去年、「朝日新聞、潰せ!」って言ってた知識人、ものすごく多くなかった?それと同じです。発言は自由です。繰り返しになりますが、「事実誤認」の部分には冷静に「指摘」すればいいだけの話です。「糾弾」する話じゃあない。

●沖縄の2紙
→これも百田さんと同じです。何一つ悪くないです。要は、百田さんも沖縄の新聞も思考が違うので言い合ってるだけ。どっちも一つも悪くないです。左翼系らしいですが、そもそも、新聞が左翼的に走ることは悪いことじゃないです。もちろん、右全開で行っても全く問題ないです。
大切なことはマスコミと一口に言っても「新聞」は何を書いても自由です。ウソはダメです。ウソはね。でも、思想は人によっても新聞によっても違います。それでいいんです。いろんな人がいるんだから。で、新聞を取ってる人が、「これは…ちょっと違うかも…」と思ったらその新聞社がつぶれるだけの話です。それだけです。なので、つぶれるかどうかは沖縄の人が選べばいいだけの話です。

●偏った放送をしているキー局
→アウトです。これは何度も指摘している通りであって、放送法4条違反です。ただの法律違反です。新聞との違いは、国民の税金を使って建てたスカイツリーの電波を使ってるってことです。要は、私的な会社ではなく、国民の財産なんです。国民の税金を使って利益を得ているわけです。しかも、超独占的に。規制があって当然です。なのに、放送法という規制を無視して、朝日とか毎日が超サヨク的な報道を垂れ流しています。それは違うだろ、というのは僕も何度も指摘している通りです。
これに対処するのは、これも僕が以前ブログで書いた通りですけれど、放送法違反という「法律違反」をするのであれば、放送免許を取り上げればいいだけの話です。全く問題ありません。ただの「法律違反」なんだから。運転免許と同じです。放送免許なんて取り上げればいい。それだけの話です。





【まとめ】

そもそも、今回のケースだけにとどまらず、僕が最も警鐘を鳴らし、危機感を感じているのは、そもそも日本人全体のメディアリテラシー力の無さです。これはもう、絶望的な数値です。こちらのコラムにも書かせてもらったのですけれど、
70%が新聞を盲信…日本人の絶望的なメディアリテラシー力|長谷川豊コラム
皆さん、ちゃんと一度読んでおいてください。
日本人は「何かを言われたら」全部信じちゃうんです。本当に大丈夫か?と聞きたくなるレベル。以下、記事引用しますが、




 2010年度の世界価値観調査によると、「Q.あなたは新聞の情報を信じますか?」という質問に対する日本人の回答では70.6%の人が「信頼する」「やや信頼する」という、とても先進国とは思えない数字が日本人の現実だったりするのだ。(ちなみに、同じ質問をした場合、米国20%台、英国10%台をはじめ、先進国はのきなみ10%から40%台である。当たり前だ。これが)

 日本人は口から涎を垂らしながら、テレビを見て新聞を読み、何も自分で考えずにテレビや新聞の情報をそのまんま信じ込むのである。メディアなぞ、普通の「人間」が作っているものである。

 イデオロギーを持ち、偏見を持ち、差別意識を持ち、金が大好きでキャバクラに行っているおっさんが偉そうなことを書いているのが新聞だ。VTRを作ったらテレビになるだけだ。

 神様でも何でもない。普通の人間が作ってるのだ。しかも、どっちかというと、考えられないほどのステキなお給料をもらい、自分が特権階級だ、と勘違いしまくってる人間が作っているのが日本のメディアである。

 世界のどこの国であっても、メディアという存在には一歩引き、あくまで「参考意見」として接するのが当たり前である。当然だ。自分の意見とは、「自分で見つけていくものだから」だ。

 が、70%以上の日本人は、鼻水を垂らし、口を開けっ放しにしながら

「ほえ~~朝日新聞様がああ言ってるんだから、こうなんだなぁ~~」

「ほにゃ~~日テレがこう言ってるし、自民党はエライんだにゃ~~」

 と言ってるのである。はっきり言って……

 信じられない国だ(涙)!  (引用終わり)



百田氏が何を言ってもそれは「百田氏個人の意見」でしかないんです。沖縄の新聞が何を言おうが、同じです。それはその新聞の意見です。でも、「公」の力を持つ国会議員や東京のキー局が同じことしちゃダメです。

でも、それ以上に悪いのは「何でもかんでも信じちゃう日本人の頭の中」です。これはよく覚えておいてください。その基本を押さえておけば、色んな勘違いがなくなります。大切なことは誰がなんと言おうが、ちゃんと勉強して汗を流して、「自分の意見を持つこと」です。少なくとも、僕はそう思っています。



先ほど「ミヤネ屋」を見ていたら…さすがと言うかなんと言うか、例のナッツ姫の件で最高のVTRを仕上げていて見入ってしまいました。
いわゆるナッツリターン問題。
アーダコーダとごまかしていますが、日本では、おとなり韓国の恥ずかしい事件を見世物にしているだけだし、韓国国内では、金持ちに対する貧乏人のヒガミ根性を刺激しまくるという…

本当は全然大したことないのに視聴率が稼げるニュースの典型

なんですけど、この初公判があったということで、「ミヤネ屋」さんでは完全再現VTRを作りながら、ちょびっとだけナッツ姫に似ている役者さんを使って気持ちいいほどの暴言を連発させるという視聴率ブンドリ作戦に出ておりました。

さすがミヤネ屋。
安藤優子さん、ファイト。ちょっとやそっとじゃ勝てないぞ?これは。

で、このナッツリターン問題に関して「長谷川さんはどう思う?」というご質問が結構来ていたので、お答えしておきますね。

まず、はっきり言って、これは視聴率、取れます。最高のネタの一つです。
このナッツ姫、生まれたくて財閥の家に生まれたわけじゃないし、本人だけにそこまで責任を押し付けてあげるの、かわいそうな気になるんですけど、財閥系とか、金持ち系とか、生まれた瞬間にとんでもない上層階級に生まれてる人って、2パターンに分かれる傾向があると僕は思っています。

1つは有り余る金を使ってちゃんと勉強し、なぜかそんな家に生まれながら謙虚さも併せ持ち、多くの人から尊敬を集めまくる「まっすぐ成長したボンボン・お嬢タイプ」。

もう1パターンはアホみたいな金を持ちながら、たいした実力もない上に、親からちゃんとしたシツケを受けずに育つために「ものすごい速度で壮絶バカに成長するタイプ」。

前者は小泉進次郎さんとかですな。あと、フジテレビの社員にはこういうタイプが多いです。もはや嫉妬心も生まれないほどの性格のいい金持ちが結構います。
そして、後者はまさにナッツ姫がこのパターン。他では…誰とは言わないけれど、大物司会者の次男坊とかはこのタイプと思われます…などと毒を吐くのは控える。

で、話を戻しますが、このナッツ姫のやったことは単なる犯罪なので、裁判で処罰されればいいだけの話です。ちゃんと社会的制裁も受けているし、十分叩きのめされたでしょ。と言うか、別に彼女、あんな家に生まれなかったらこんな性格になっていないだろうし、大財閥系のダメ軍団には、そこそこな確率でこんな人っていると思う。要はなんだかイライラしてたんでしょ?

と言うか、女性なんてこんなもんじゃないの?って僕はちょっと思ってるんですけど。月に一回(生理前など)、ナッツ姫的な横暴をする女性くらい、世界中にゴマンといないか?

単にその怒り方が権力を持ちすぎていたのでこんなに面白い話になっただけのような気がします。僕、以前一緒に働いていた女性の中に、毎月、生理前になったら箸が転がっても怒り続けている人がいましたよ?そういう時ってなんだかんだ言いながら結局ケンカを吹っかけてくるんで、ものすごい勢いで面倒くさくてね…(笑)。「触らぬ神に祟りなし」っていう日本語の意味、ちゃんと理解させてくれた人ですね(笑)。
なので、このナッツ姫に関しては僕はいいんじゃないの?位にしか思わないです。もう裁判になってるんだし。そうですね…強いてあげれば、あの人…

ちょっと眉毛、太くない?

メイク次第で、もうちょっと可愛くなる気がするんですが…。個人的には野々村元県議の会見と同じくらい、あのナッツ姫の引きづり廻しの刑の後のペコリ、と頭を下げたあの謝罪は、結構ツボでした。ちょびっとだけ、あのおばちゃんが可愛く見えた瞬間でした。うわ~嫌々やってるんだろうなぁ~みたいな(笑)。僕、女見る目ないな~。

基本的に僕は、でかい悪事であったり、国家的にちゃんと転換しなければ多くの人が傷つくような問題には結構はっきり怒りますし文句も言いますが、この程度って言っちゃあ語弊があるんだけれど、人が死んだわけでも、100万人が傷つくわけでもなく、しかも(表向きだけでも)反省して、ちゃんと裁判で罰を受けるって人にまでドーノコーノ言いません。面白いのでネタにするだけです。ナッツ姫、TOKYO MX出てくれないかな~♪絶対にピーナッツ、てんこ盛りで出しながら「お・も・て・な・し」するのに。

そう言えば、ナッツ姫の報道を見てて思ったんですけど…

韓国って怖いね?

僕の価値観は上記した通りで、巨悪でもない限り、そんなに怒る気がしないんですけれど、韓国の人たち、財閥の権力に相当、腹立ってたんでしょうね。あんなにみんなしてエキセントリックならなくてもいいような気が…。これ、もう200年ほど前だったらマリー・アントワネットの首をみんなの前ではねて大喜びしてたフランス的な感じになりそうな勢いなんですけど。あそこまで凹んだ顔してるんだし、言っても女性なんだからもうちょっと優しくしてあげればいいのにね。ものすごい勢いでたたいてましたけど、怖いってばね。キムチの食べ過ぎでカッカしてるんでしょうか?

メディアを信用し過ぎない姿勢を身につけましょうね、と書き綴っていたところ、こんな質問が来ました。

「じゃあ、どうやって見分ければいいんですか?」

お気持ちは分かるんですが、基本的にはそれは自分でもつけるものだと思います。僕の場合は大学でメディアリテラシーを専攻していたので、メディアの成り立ちから社会的影響力、アメリカで横行しているメディア戦略などを勉強していたので、ハナから日本のメディアに対してもそういう目で見る癖をつけていました。
なので、テレビも新聞も「最初から信じ過ぎずに一歩引いた目で見る方がずっと役に立つし楽しい」という事を提唱し続けています。僕の本にもその理由や具体的な事例がたくさん書いてあります。
思うに、朝日新聞の誤報に怒ってる人たちって、結局、「依存」してたんだと思います。その「自分の信じていた対象」が実は「大ウソつきだった」と分かっちゃったので、ギャースカ怒ってるんですけれど、多分その本当の正体って、「だまされてたカッコ悪い自分に対するいらだち」なんじゃないかって思います。

だって、冷静に考えれば、朝日、取らなきゃいいだけだし。

で、なんでこんなに簡単に日本人は情報を信じ切っちゃうのかって話なんですが、それは恐らく教育の問題のはずなんですけれど、それはまたおいおい書いていくとして、まずはですね…人から「いい人」って言われてるそこのあなた、

「それっぽい」言動

に気をつけるようにしましょう。これなら明日からできる事ですから。





僕たちアナウンサーの基本訓練の一つで、「5秒まとめ」「15秒まとめ」「1分まとめ」ってのがあるんですけれど、どんな訓練かっていうと、

1、ニュース原稿を下読みするんです。と、言うか新聞記事が多いんですけれど、その日の1面に乗ってたような大き目なニュースの記事を読み込みます。
2、で、その記事内容を皆さんの前に行ってまずは5秒でまとめるんですよね。
3、次に15秒で、その後1分でフリートークをしたり。

神戸市長田区の事件では…

・神戸市で6歳の女の子が誘拐され殺害されました。(←5秒バージョン)
・神戸市長田区で6歳の女の子が誘拐され、殺害される事件がありました。逮捕されたのは近くに住む○○容疑者43歳で、遺体を遺棄した袋の中に入っていた診察券などから身元が判明したという事です(←15秒バージョン)

で、1分バージョンでは、少しだけ自分の意見を入れながら話さないと時間が持ちませんから、今回の事件を受けて
・女の子を持つ父親としてはどう思うのか?とか、
・逮捕された容疑者は知的障害がある、と伝えられたので、刑法39条問題について、とか
何かしらの自分の意見を交えてその事件を紹介する、とかね。





こういう訓練を政治のニュースなどにも活用していくと、「読み解く力」がとてもつくようになります。というか、読み解けないと5秒バージョンも1分バージョンもなかなか出来ないんですよね。皆さんもやってみます?そこそこ難しいですよ?政治のやつとか。政治系の1分バージョンってなかなか知識が必要でね。最近の若いアナウンサー、この訓練、あんまりやってないけど。で、この訓練をやってると気付けることが沢山あります。例えば…

A 分かりやすい言葉を使って話していても…
B 難しい言葉やデータを使って話していても…

実は、言葉のセレクトが違うだけで、意外と大差のない話ってあるんです。これによって皆さん、けっこう気持ちいいほど騙されちゃったりします。特に日本人は。理由としては語彙が多すぎて「言葉の持つ力」に騙されるからなんですけれど、とにかく、「それっぽくしゃべる人」の話に騙されない方がいいと思うですよね。

ライブドアのブロゴスさんに僕のブログを転載するって話になった時にブロゴスの当時の担当の方にも何度も言ったんです。
「僕のブログ、アメブロ的な書き方をするので、合わないと思いますよ」って。
でも、ブロゴスの方も、僕みたいな書き方をする人の意見も欲しいって口説いてくださったので、現在、こんな感じでちょっと雰囲気に合わない書き方をしています。もともとの古くからのブロゴスファンの方には

「なんだ?このふざけた書き方は?」

って思った方もいらっしゃるかもしれないんですけれど、これはあえて、こういう書き方をしているんです。
難しそうな書き方をして、偉そうな言い回しをしていると、人間、それっぽく聞こえちゃうから不思議なんですけれど、例えば…ブロゴスとか見てると原発関連の話とかで

「現在の福島は…!」

とか熱く語ってるブログとかあるんですよね?ものすごい数のデータとか出して。
で、僕、すでに100回近く福島に行ってた人間として言えることがあって、そもそも原発の問題で

「福島は…」

って言ってる人って、そもそも何も分かってないです。断言しときますけど。絶対その人、

福島、行ったことない人です。

ネット叩いて、適当なデータを見つけてきて、上から目線であーだこーだと論じてる自分に酔ってるだけの人です。あのね、これは以前、「スリーマイルの真実」というブログの時にも書いたんですけれど、

福島、めちゃ広いですから。

福島と郡山なんて、もうね、別の県ですよ、あれは。実際にテレビの支局も「郡山支局」ってのが別にあるくらいです。あの広すぎる「福島」をひっくるめて話し始めてる段階で、全然その人、土地勘ないし、分かってないのがまるわかりなんです。これは福島に住んでる人ならみんな分かるはず。で、そんな人に限って

もう福島は人の住める土地じゃないんですよ!

とか知ったかぶりで語ってるんです。
そもそも最低限の現場を取材もせずに、人々の話も聞かずにネット上の情報を表面だけ見て論じてる人の文章って…

ブラジルに一度も行ったことのない人の語る『ブラジル経済の今後について』

という論文と一緒です。お前、知らないだろってね。でも、そういう人に限って偉そうにそれっぽく言うんだって。ホントに。

ブロゴス上にも、いまだにネット叩いて、そこに書かれたことを信じ込んで、なんも知らんまま僕の悪口書いて満足してるバカも何人もいるでしょ。何か言いたいことあれば、僕に話くらい聞きに来ればいいのにね。その人たち、いまだに僕が「会社で問題をおこして辞めさせられた」とか、2ちゃんねるレベルの話を本気で信じてる連中なんだと思うんです。それで勝手に僕を批判する文章を書いて喜んでるんだと思うけれど、こういう人が冤罪事件で被害を拡大させるんだろうね。僕は人様に恥ずかしいと思われるような行動は一度も取っとらんわ。そもそも、「辞めさせられて」なんかいないわ。

話を戻しますが、政治家とかでも「それっぽい話し方」をする人は大勢います。代表的な例が
「遺憾に思います」
ってやつね。
僕も仕事柄、政治家の飲み仲間が何人もいますが、彼らと飲んでいても「遺憾ですよね~」なんて言葉使い、一度も聞いたことありません。カメラの回ってない所だと、ベテラン議員もそんな喋り方しません。
要は「政治家っぽい言葉を使ってる」自分が大好きなだけで、一言で訳しちゃうと「ダメよ~ダメダメ」って言ってるだけです。
「この度の中国の声明に対しては政府として遺憾に思う所存で…」
ってのは要は、
「中国ってば、超やな感じ~」
って言ってるのと、何にも変わらないんです。なのに、日本人は単語とか、しゃべり方とかで、上の言い方だとすっかり信じますし、下の言い方だと「アホだ、こいつは」という偏見で見るんです。




これをやめましょう。




ちゃんと内容を見る癖をつけるんです。
全体的な意味合いをとらえるんです。
そうすれば、「実はたいしたことない」話が日本には蔓延していることが分かってきます。

ね?結局、色々と書いてますけど、今日の僕のブログも、この↑3行だけ読めば十分でしょ?実は文章ってそんな程度のものだったりします。

やまもといちろうさんのブログで僕について少し触れて頂きました。

長谷川さんによる姉歯物件の耐震偽装に関する記述で明らかな与太話が書いてありましたのでこれの間違いの部分を否定する目的でエントリーを書いたものです。長谷川さんに対する敬称略というのはもちろん著名人の記述に対して論評する一般的な方法に基づいたものでしたが(当然ながら、私もおおいに呼び捨てられるし、それ自体は何ら問題ないと思いますが)、長谷川さんが気になるということでしたらそれについてはお詫びいたします。(「長谷川豊さんの与太記事について」)

いえいえ、どうぞ気になさらないでください。ブロガーとしては大先輩ですし、それもやまもとさんのスタイルなのでしょう。これからは僕も気にしないようにします。あのエントリーは、僕は取材した裏付けとともに書いたつもりですが、それでも色々と間違いなどもあるかもしれません。これからもご指摘していっていただければ嬉しいです。
ちなみに一応、僕のエントリーの要旨は「反論」と言うより

「僕もけっこう取材して書いてるんですよ~」

が主旨です。ほら、「印象だけで書いてるようだ」ってあったので。


しかし、ブログ使ってこういうやり取りするの、本当に大変ですよね…。皆さんがTwitterを使う訳、分かる気がする…。ついつい、電話とかで片づけたくなります。あ、皆さん、通常のエントリーではないので、読み飛ばしてください。


取りあえず、順を追ってご質問・ご指摘にお答えしますね。

>ビクともしてなくても放置していたのなら、それは単なる違法状態です。威張ってる場合ではありません

いや~ホントそれ。そうなんです。違法状態なんですよね。
ええとですね、ついでにもう一文あげますね。

>違法状態にある姉歯物件が数十棟いまなおあるという話でしょうか。

いえいえ、これは前後を読んでいただければ分かると思うんですけど、違います。姉歯物件は「完全に正確に」数を知ることはできません。国土交通省にも「個別案件には答えられません」って言われましたし。僕、記者クラブの人間じゃないし。
正確にあと何棟あるかは分からないですが、でも僕の知る限り、2棟の耐震強度を満たしてない物件はあります。確かにあります。

で、なんですけど、ここが問題で、やまもとさんのご指摘って確かにその通りなんですが、国は一方的に「耐震強度」ってのを作るんですけど、それを直すのはけっこう人任せな訳ですよ。
なので、昔取材に行ったのは(これは姉歯報道とは全く別の報道で行ったんです)

「耐震強度を満たしていない一戸建てが倒壊した(←自然倒壊)」

っていうニュースだったんですけど、見事にぺしゃんこにつぶれてましてね…。僕が取材に行ったぺしゃんこになった一戸建て、おばあちゃんが住んでたんですけど、

「おじいちゃんとの思い出のおうちだから」

って言って絶対に建て替えなかったんです。で、自然倒壊しちゃった。何気に日本には「耐震基準を全く満たしていない=違法状態の物件」くらい、ごまんと放置されてるって現状があります。

話がそれましたが、
「全部壊れる!」
「パターンと倒れる!」
って言われてた姉歯物件ですが、姉歯氏はずっと言ってたわけです。あの当時のインタビューも

「国も基準が他国と比べてもいくらなんでもきつすぎると思うんです」

って。ダメなんですよ?もちろんダメなんですけど(違反してるんだし)、でもその発言自体は本来なら検証すべきポイントのような気はするんですよね。でも、検証なんてせずに一方的に悪者にした。それが姉歯報道でした。

なので書いたわけです。

「いや、耐震基準を満たしていない、倒壊するって責められた姉歯物件でも、ヒビ一つ入ってないですよ」

って。実際そうだったし。根本的な部分は
「国の耐震基準って、ひょっとして姉歯氏が悪い、悪くないは置いといて、彼の言う通り、きつすぎない?」
がポイントです。


あと、やまもとさんのご指摘の中にあった

>違法状態の建築物を取材に行って、ビクともしないと住民に取材してそれで終わっていたということなんでしょうか。取材者としては、そちらのほうがよほど問題だと思いますが。

これにはドキッとしました。なるほどな~って。
いえ、それはそれで正論ですよね。確かに。ただ、僕たちマスコミって、基本…

「取材してお伝えする事」が仕事

です。もちろん、結果として、解決の方向に行けばいい、という願いはこめて取材してますけど、住民に取材して…当然、僕はそこで終えてます。
夕方のニュースとかでも「万引き犯を終え!」みたいな取材、あったりするじゃないですか?そんな時、いちいち、それを解決に向けて…みたいなこと、本当にやりません。これは取材陣はその範疇を超えてはいけないとみんな思っているからです。他の取材陣もみんなそうです。


ってな感じです。



と、言うかなり細かいところをご質問にお答えしましたけど、そもそもの僕のブログってのは

「マスコミ、叩きまくったりするけど、それが間違ってたりしても認めないよね!ニュースの後追いとか、絶対しないよね!」

てのが趣旨なので、そこはきっと同意できてるんじゃないかと思います。大事なのはそこなので。

いつも、時間のある時は「とくダネ!」見てます。どうか古巣の元仲間たちをよろしくお願いします!素晴らしい番組とスタッフたちです。

あの頃、僕は報じる側にいました。でも、今は報じられる側の立場も経験しました。

今、僕がいろんなエントリーを書いてるのは、あの頃の僕の贖罪って訳じゃないんですが、なんと言うか…罪滅ぼしってのは偉そうなんですが、少しでも僕のエントリーが、多くの視聴者の方のお役に立てればなぁって気持ちで書いてます。皆さんにもそんな感じで読んでいただければと思います。

Q,長谷川さん、toru311です。こんにちは。元フジテレビアナウンサーの岩佐氏が南北海道代表の東海大四高の西嶋投手のスローボールを批判した件ですが大先輩が引き起こした騒動をどのように見られたでしょうか。
まず西嶋投手の投球を見て思ったのは、大舞台の甲子園であのボールを投げる勇気と完全に自分のものとしていることに驚きました。
また、彼自身は他校の投手に比べて背が低い(どちらかと言えば高い方が有利?)にも関わらず、甲子園に出場できるレベルの高校でエースをしていることも彼自身の努力の結果で、かつ自分の不利な点をカバーするためにあの投球術を身につけたのではないかと思いました。
一方岩佐氏は長年のご経験から初めて見たあの投球を上辺だけで判断してしまい、思わず呟いてしまったことが批判の的になったのではと思います。世の中をなめていたのはご自身だったのではないでしょうか。
ただし、その後のご対応は誠意をもって対応されていますし、何より75歳という御年にもかかわらずTwitterとBlogを駆使し情報発信されていることに驚きました。今回は当事者二人の両方に驚かされたという騒動でした。


A、toru311さん、こんにちは。この質問、けっこうたくさんの方から来ていたのでこちらでご回答しますね。もともとこのご質問は僕の有料メルマガの方に来てたんですけど、すみません。

いや、本当に驚きました!
御年75歳の岩佐さんがTwitterをやっているという…しかもかなり使いこなしているという…。え?僕ですか?Twitter、使えないです。良く使い方が分からなくて…。情けない話ですが、ITかなり弱いです。なのでtoru311さんと同じように、まず驚いたのが

「75歳の岩佐さんがTwitter、使ってるんだ!」

でした。
そしてもう一つ、ライブドアニュースなどで「元フジアナ、呟きで炎上!」という見出しを見て
「あれ?僕なんかつぶやいたっけな?」
と、「元フジアナ」「炎上」というキーワードだけで、何も考えずに完全に自分の話だと勘違いした長谷川自身にも驚きました。Twitterやってないのにね。なんなの?このシュールな感じ。

さて、ご質問にお答えしておきますと、まず、前提として岩佐徹さんは確かに元フジテレビアナウンサーですが、僕は入れ違いくらい…だったのかな…?お会いしたことないんです。野球実況などで、中心的な活躍をされていた大先輩だ、と僕の先輩方に聞いたことがある程度です。なので結構客観的に見てましたが、

何が悪いか全然わからないです。

はい。これが答えです。
いや、擁護してるとかじゃなくて、言ってしまうと、「岩佐さん」も「叩いてる人たち」も、どっちも何にも悪くはないと思います。僕の感想、それでおしまいです。もう少し詳しく話しますと…

個人Twitterですよね?

75歳のベテランアナウンサーですよね?

長らく野球実況なども担当されてきたし、多くの取材などもされてきた。

その方があの投球に対して「なんだかナメてるんじゃないか?」と感じた、と。で、それを呟いた、と。はい。

なんか問題あります?

だってそう感じたんでしょ?いろんな感じ方は人それぞれだし、僕も岩佐さんがなんでそう感じたのか全然わからないですけど、いろんな感じ方がいることはそれでいいんじゃないでしょうか。
僕も小学校時代、ピッチャーをやってましたし、市の大会で優勝したりしてましたから、あの投球をニュースで見た時は素直に「これはすごい!」と感じました。見事に自分の武器にしていることに驚きましたし、その陰の努力も相当なものなのだろう、と感じました。

でも、75歳の方の価値観と、僕らの価値観なんて違って当然だと思います。岩佐さんにとっては「何か違うなぁ」と感じられたのだと思います。そしてそれをあくまで個人Twitterでつぶやかれただけでしょ?

僕、たったそれだけの話って思ってるんですけど。

じゃあ、叩く風潮がおかしいーー!バッシングしすぎだーーー!って思ってるかと言いますと、それもまた全然思ってません。叩くっていうか、
「この岩佐さんて人、おかしいぞ!」
ってのも、あくまでそう書きこんでる人の個人的な感想であって、そういう書き込み、まったく問題ないと思います。僕も個人的には完全に同じ意見です。彼はむしろいいピッチャーだと思いますし、社会人になったら一緒に働きたいタイプの人材だと思います。時代を崩して、同じ考えにとらわれないで、何か違う事をやってみることは勇気が要ります。彼はとても優秀で将来、有望な若者だと感じます。

なので叩いてる側の意見も理解できますし、それも当然だと思います。

なので、お答えすると「まったく騒動だとも思わない」し、今回のやり取りに対し「そうですか」以上の何の感情も持っていません。

個人が発信するTwitterやFacebookは「個人的な意見」を発信する場ですし、それは自由であるべきです。大体、岩佐さんのツイッターが問題で、これは騒動なんだーーって言いはじめたら…








僕のこのブログ、どうすんの?って話です。いや、ホント。

一昨日のブログに対し、多くの方々からの同意の声を頂きました。

嬉しかったのもありますが、同時に…あぁ、やっぱり同じように思ってらっしゃる方、多かったんだなぁ…と納得も出来ました。
で、その中に、僕以上に僕のブログをとても正確に、むしろ一歩進んだ読み解き方をしてらっしゃる方がいたので是非ご紹介したいと思います。



「問題は「正論」が、実際には視野の狭い、偏狭な「感情論」である場合が多いことなのだと思う。お互い自分の気分(「傷つく」「気持ち悪い」…)だけ主張し、対応や制限を求める、公平や全体的バランスを考えずに「事なかれ」で対応しようとする。

「刺青お断り」は既に全国の入浴施設やプールで見られるから珍しくはないが、これだって人を見た目で差別する人権侵害に当たる可能性が濃厚である。刺青自体が法に触れるわけではない。確かに中には、暴力をふるったり、凄みを効かせて勝手なことをする人もいるかもしれないが、同じようなことをする人は刺青をしていない人にもいるはずだ。テレビだって、番組が不快なら、スイッチを切ればいい。場合によっては、自分の気に入らない局は見ない、あるいはテレビそのものを見ないとい選択だってできる。逆に、見たい番組だけ選んでみればいいだけのことだ。

逗子のケースも、一部海水浴客による酒を飲んでのトラブル、大音量の音楽が限度を越していたのは確かだったと思う。でも、それを一律に排除することで問題を解決するやり方には疑問を感じる。

この場合妥当なラインは、エリア分け(禁酒、喫煙地帯の設置)、音楽装置の制限(大音量アンプなどの禁止)、迷惑行為防止のための自警団による巡回(若者ボランティアで組織するのがいい)、時間帯制限(早朝、夜間の音楽禁止)などであろう。ただ、こういうきめ細かい対応を取るには、人手もコストもかかるとは思う。でも、逗子を愛する有名人にでもボランティアで協力をお願いして、キャンペーンなどをはればいいのではないかとも思う。

長谷川さんの指摘するつまらなさ、息苦しさは自由というものが失われていくことの問題なのだと思う。自由には、弊害が伴うのであって、だからといって自由そのものを制限しては元も子もないのだ」



ハンドルネーム、felesfelixさんのご意見なのですが、僕のブログって、あまり全部を解き明かさないように書いてるんですけど、この読み解き方で、僕の考え、全部理解してらっしゃる感じです。特に

「問題は「正論」が、実際には視野の狭い、偏狭な「感情論」である場合が多いことだ」

「長谷川さんの指摘するつまらなさ、息苦しさは自由というものが失われていくことの問題なのだと思う」

というご指摘は言い得て妙。すごくまとまった言い方なので、恥ずかしながら、僕の方が学ばせていただきました。きっと、多くの方が僕のブログをシェアしてくださったり、同意のコメントをくださったのは、こう感じてらっしゃる方が多いからなんだろう、と思います。




そうですね。
一昨日のブログでは、「テレビってどうしてつまらなくなったの?」という、僕が何度も聞かれた質問に対する「幾つもある答え」の中から、まずは社会的な問題…

「そもそもテレビだけじゃないんじゃないの?社会全体じゃん?」

っていう視点から書いた文章でした。その中で僕は、最後のまとめとして次の文章を書いたのですが…

「本当はいろんなこと出来るのに、なんだか形上の「正論」にあぐらをかいて、単に決まりを作って、単にあれもこれも辞めるって決めて安心することに甘えて」

これがまさに、felesfelixさんのご指摘の通りの意味でした。
そう。甘えてるんですよね。先週の僕の「バラいろダンディ」をご覧になった方は皆さん知ってらっしゃるでしょうが、実はコメンテーターの宇多丸さんが、すでに指摘してくれているんですよね。

「これさ、場所を分けるとか、他の方法もあるじゃん?」

そうなんです。実はこの答えが本来の正解で、逗子海岸の例もそう、草なぎ君の例もそう。

「もっとほかの方法で十分対応できる」

のに、その方法って、結局、色々と準備も必要だし、色々と手間もかかるし…で、一番手抜きして、一番適当な解決方法が
「一律に線引きをする」
って方法だった所が問題なんです。

逗子が様々な問題に見舞われていたことくらい、多くの人も分かってます。なので僕も「行政は間違ってないです」って書きました。
でも、全部ぶった切っちゃったら、息苦しくなるでしょって。海の家の人たち、どうすんのって。要は「間違ってないけど、『手抜き』」なんです。
草なぎ君も、お酒のトラブルくらい、むしろネタにするなり、それよりも、なんでそこまでのストレスを抱えなくちゃいけなかったか、スマップの5人にあまりに過剰な負担がかかってなかったか、を再検討すればいいのであって、あの事で芸能リポーターが1時間近く責め続けるとか、むしろ見ていて痛い訳です。

あ、ちなみに話ですが、草なぎ君が裸になった公園ですが、ネット叩いて何を見たのか知らないですが、
「公共の公園じゃないのか?」
って指摘をけっこう何人かから頂きましたが…違いますよ?ファンの方は知ってらっっしゃるだろうけど、僕、現場でリポートしてるんで。安心して信じてください。確かにあの公園、柵とか塀とかないから、いかにもパブリック的に見えますけれど、敷地的には草なぎ君が住んでたマンションの一応「敷地内」で、登記上は「プライベートガーデン」です。確かにほかの人も入れるけどね?警察まで行って裏取ってるんで間違いないです。ひょっとして、別の公園名、見てる?
って言うか、現場知らないで、今さらネット叩いて出てきた情報、全部信じない方がいいと思います。ジャニーズなんて、敵も多いのだし。
なので、僕は全然問題ない、と判断したんです。あったとしてもんなもん、軽微なもんだろ、と。プライベートガーデンな上に、深夜よ?



話がそれましたが、逗子の件も、もっともっときめ細やかな対応ってあったはずなんです。そうすれば、実はいろんな人たちがもっとハッピーになれたはずです。もちろん、それをするためには

1、現場で入念な取材と聞き込み
2、現場に関わる観光協会や海の家の方々との意思疎通と実際に出る可能性のある被害の試算
3、警備のための人員配置計画や、人件費確保のための委員会開催
4、外部組織を招いての最終的な計画のチェック

などは最低でもしないといけないので…はっきり言って「手間」がかかるんですよね。
草なぎ君の件も、あれで何か月も謹慎させるんじゃなくて、本来大切なのはスマップの5人のケアの方のはずです。報道されたんなら、逆に番組内でいじって笑いに変えてあげてもいいけど、そうするなら

1、じゃあどの局での対応とするのか?
2、その局のどの番組での対応とするのか?
3、そのギャランティーはどうするのか?
4、誰にいじってもらうのか?
5、その番組の2次使用権利はどうするのか?
6、その番組の構成はどうするのか?

までしっかりと考えないといけない。そして失敗してもいけない。そんなことを延々と考えないと本来はいけないのに、

「もう面倒だから全部やめちゃえー!」

を結論にしたから、なんだか違うんじゃない?と。
あ、ちなみに、「逗子の件と草なぎ君の件を一緒にするな」ってご指摘もありましたけど、27時間テレビ見てて懐かしくなったので書いただけです。取り上げられてたのでね。


felesfelixさんのコメントを使わせていただくならこの結論は「他の人たちの自由を奪う」問題なんですよね。

だって、逗子の海岸で問題起こしたの、何人よ?
そもそも、ほとんどのみんなは、楽しみながらも、騒ぎながらも、別に問題なんて起こしてないじゃん?なんで一律に線引きをして、

「とにかく全部やめろ」

なんですかってね。完全に手抜き法案なんです。去年の逗子では確かに悲しい事件なんかも起きちゃってるんです。
その人、処分すりゃいいじゃん。その人たち、分ければいいじゃんって。この逗子の法案ってね、結局のところ、「正論」を振りかざしてるんですけど、

「3・4人のせいで学級崩壊しているクラスを『学級崩壊状態だから』っていう正論を振りかざしてクラス全員を退学処分にした」

的な法案だったりするんです。今の日本、これが多いんですよね?会議室から出ずに、アーダコーダと想像で話し合ってるとこんな結論になっちゃったりするんです。学級崩壊してるんなら、その原因を手抜きせずにしっかりと見極めたうえで、その3・4人だけ処分しろよってね。そりゃ大変なことは分かるけどさ。



例に出した2ケースともに言える事ですが、とにかくぶった切り方が「雑」なんですよね

・じゃあ草なぎ君を楽しみにしている日本中のファンの気持ちはどうなるの?

・騒いでもちゃんとマナーを守ってるお客さんもいるし、お酒を飲んでも迷惑をかけない多くのお客さんもいるし、そんな人たちまで、全員がもう、海には行っちゃダメなの?

って聞きたくなる。ここまで考えることを放棄して、会議室の中でしたり顔の何も知らないおっさんがさっさと決めちゃうことが多いから日本、こんな感じになっちゃってるんだと、少なくとも僕はそう思ってるんですね。もちろん、僕の意見でしかないですよ?そりゃ。

ブログのタイトルは、引きがあるように「テレビがつまらなくなった訳」って書いてますけど、一昨日のブログは「日本のルール作りや線引きって手抜きじゃね?」っていうテレビだけじゃない大きな問題提起が本来のテーマです。もっと全体論ですね。それを読み解いて頂けるかな~っていう思いを込めて締めの部分に



「本当はいろんなこと出来るのに、なんだか形上の「正論」にあぐらをかいて、単に決まりを作って、単にあれもこれも辞めるって決めて安心することに甘えて」



って書いてみたんですけど、思った以上に同感してくださる人が多かったので嬉しかったです♪

先週のブログに「ダン吉」さんから質問が来てまして

Q、長谷川さん質問です。
朝日 毎日は、左より 読売 産経は右よりは、誰もが知るところですが、
そこに勤めている社員の方、とくに執筆者やつたえる側の、キャスター アナウンサーはやはり自分の考えと違ってもさぞ自分の意見のように、伝えなければならないのでしょうか?
また、長谷川さんはそのような 体験なさったことがありますか?


これ、けっこう聞かれるんですよね。なので、お答えしますね。

A、結論から先に言うと、「ほとんどありません。ありませんけれど…」が答えです。
はい。報道する現場、情報を伝える現場、それぞれ、けっこうテレビ局内では独立していると言えます。なので他部署から色々と言われたところで結構撥ね退けます。そこら辺は意外に思われるかもしれませんがみんなプライドを持って働いていたりします。なので自分たちの信念に従わないような報道はほとんどないってのが実は現実です。
しかし、テレビ局、新聞社って言っても残念ながら、そこにいるのは皆さんと何ら変わらない「人間」ですし、大半は男性なわけですけれど、当然嫁さんから突っつかれるので出世もしたいし社内の論理には逆らえないってのが現実です。

なので、どういう現象が起きるかって言うと
「言われてないのに左や右に傾く」
って現象が起こってるんです。内部では。
要はですね、マスコミだー、報道機関だーなんて偉そうなこと言ってますけど、そこにあるのは完全に「株式会社」の論理です。基本は「儲け」が大事ですし、それが無いとおまんまが食べられません。
男である以上、そこは皆さんと一緒で出生したら嬉しいですし、出来れば上司に逆らいたくないもんなんです。会社である以上、「人事権」を上司が持っていますから、その上司に逆らった段階で出世の道は閉ざされます。

そんな社会のルールに平気な顔をして逆らうのって、僕をはじめ数人の変わり者だけです(笑)。

なので、みんな頑張って空気を読むわけですね。
サンケイグループで働いている以上は安倍政権にベッタリなのは当然わかる訳じゃないですか。
出来れば積極的には安倍政権を批判したくはないですよね。睨まれるかもしれないし、気がついたら彫刻の森美術館に飛ばされてるかもしれないし。
読売グループだったらナベツネさんが自民党ベッタリなことくらい誰でも知ってる訳じゃないですか。じゃあ、ライバルになりそうな昔の小沢さんとか、病的なくらい叩くわけです。あれ、小沢さんを叩いてるように見えて、懸命に上司にヨイショしてるんだと思います。少なくとも現場ではそう見てました。みんな。

同時に、朝日や毎日はとにかく政権批判しときゃあそれでいいので、文句いっときゃいいんです。それに説得力がなさそうなアンケートや情報はすべて無視して、とにかく叩きまくればそれでいいんです。そうすれば、トップの人間達の覚えがめでたくなるって寸法です。

そんな感じで、僕らみたいな「上司なんか邪魔だ、バカジジイどもが」って平気で思ってる人間とかは、実は喋ろうと思えばいくらでも喋れるし報じられるしって状況もあるにはあるんですが、基本的にはそんな人間は少ないです。一般論から言うと、そのグループのトップが右であれば、右方向へ、左であれば左方向へ行くって状況です。

ダン吉さんのご質問にあるように圧力や強制って一つもないとは言わないですけど、実際にはほぼ無いと思っておいてください。

【質問】

Q,ワールドカップをはじめ最近のスポーツ中継に皆さん感じていることと思いますが、なぜジャニーズ系筆頭に男性タレントを使いたがるのでしょうか?少々そのスポーツに造詣や経験があったとしてもかなり無理がある人が多いと思います。ましてや本気でスポーツを見たいと思っている層にとっては迷惑でしかない、という意見が多いと思うのですが?
やはり長谷川さんがいつもおっしゃる芸能事務所のチカラがはたらいているのでしょうか?


【返答】

A,う~ん…僕の知ってる知識だけで申し訳ないんですけれど、僕の知る限り、テレビのスポーツ中継にタレントさんが起用されるのって2通りのケースがありました。

まず、おっしゃる通りで芸能事務所とのお付き合いの関係。
例えばですが、Aさんと言うタレントさんがイマイチでした、と。で、そこの事務所に言いました、と。
「Aさんですが、ダメでしたわ~。番組打ち切りで」
はい、Aさんの事務所、ここで猛烈に抗議です。

「Aが悪いんじゃないだろ!」
「番組がダメだったんだろ!」
「Aの名誉が傷ついたぞ、どうしてくれるんだ!」

もうね、超面倒くさい訳です。
向こうも必死ですからね、しかも、芸能事務所って皆さんご存じの通りで、あっちの世界の人がほとんどバックについてらっしゃったりするので、めんどーだわ、こえーわ、で。
で、どこを落としどころにするかって話なんですが(涙)、もうテレビ局サイドとしても面倒くさいし、かといってAさんは正直、もう使いたくないよねって感じになった場合…

Aさんが所属する事務所のBさんと言う女優さんなら、どっかで使えるだろ、と。だって、そうしとけば、事務所に入るお金自体は変わらないし。簡単に言うと、金さえ入ってくれば、事務所さんも納得するし。

そんな感じで、Bさんがどこかに押し付けられたりするわけなんですが、それが回ってきたのが偶然スポーツだった…ってケースです。もちろん、Bさんはバラエティーに回されるか情報番組に回されるか分からないんですけど、とにかく、そんな感じで意味不明なキャスティングがされることって…

フジテレビではめちゃ多かったです(涙)。

皆さんも、「え?なんでこのキャスティングなの?」って時、けっこうあるでしょ?あれ、ほとんどこのケースだと思って下さい。みんな、生きるのに必死なんです。「視聴者が置いてきぼり」というまっとうな意見は通用しません。生活、かかってらっしゃるので。

で、もう一つのケースは「単なるアコガレ」です。

は?って言われそうですけど、僕が沢山見てきたケースですが、番組ってね「プロデューサー」が色々と決められるんです。キャスティングとか。で、プロデューサーって、もともとプロデューサーだったらいいんですけど、そこは会社員ですから、プロデューサー様になるまではそこそこいろんないじめとか苦労とかを乗り越えて来る訳ですね。理不尽なこと、色々と乗り越える訳です。
どんな理不尽かって言うと、先輩のプロデューサーがお金をちょろまかしているのを見て見ぬフリをしなきゃいけなかったり、女の子と遊びまくってるのを…特に、芸能人の女の子を先輩プロデューサーがハベラカシている時に、ドリンクを運ぶ役回りだったりするわけです。

そんな時代を10年とか続けてきて、
「いつかプロデューサーになったら…俺も…!」
って気持ちは、現在のキー局の社員プロデューサーは…

ほぼ全員、多かれ少なかれ持ってると思っておいてください。

繰り返しますが、そこに視聴者は…とかはどうでもいいです。だって悔しい思いを10年以上してきてるし。耐えてきたんだし。
そんなこんなで、特にスポーツ中継班って、他の同期の社員たちがグラドルの女の子と飲み会してる中、ほとんどタレントさんとは絡めず、テレビで見てる芸能人に単なるアコガレを持ってる人、けっこう多いんです。なので、プロデューサーになったら、とにかく、タレントさんを使いたがるんですよね。ほら?僕らみたいに日常的に芸能人と絡んでる世界じゃないから。同期とかは調子に乗って言ってる訳ですよ。

「キムタク育てたの、俺だから」
「ああ、福山?チケットほしいの?」

キャバクラ嬢とかがそう言えばキャーキャー言ってくれるわけです。そんな超寒い光景がいまだにキー局のテレビ局には嬉しいほど残っています。普通の皆さんは読んでて寒くなるでしょうけどね。実際見てるとなんだか微笑ましいですよ?マジで
「あいつ育てた」
とか言ってますから♪テレビ局の人間って。あれ、本気で言ってるんだろうなー。

あ、断言しときますが、僕ら出役(でやく)がプロデューサーに育てられることなんてありえません。僕らテレビに出る人間って、かなり特殊な中での戦いを強いられてます。プロデューサーたちが仮に「あーだこーだ」と言ってきても、完全に聞き流します。普通は。むしろADさんや一緒に取材に行ったディレクターレベルの人間の言ってる事の方がよほど参考になります。プロデューサーって所詮は会議室の中でふんぞり返ってる連中がほとんどですから。

話がそれましたが、とにかくそんな感じで、視聴者から見ればうるさいだけのタレントさんはこれからもキー局の、しかも民放では使われ続けると思っておいてください。
諦めてください。
テレビの内部って、本当にはたから見れば信じられないほど寒い会話とか、全然飛び交ってます。そんな世界で完結してていいんです。だってお給料、高いし。僕は内部にいたのでそんな世界も全然嫌いじゃないんですけど、外に出てみてわかるんですけど、普通の皆さんはやだよね(笑)。そんな世界。

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