徒然なるままに欧州・ドイツ特許実務

ドイツで働く日本人弁理士が、欧州・ドイツ特許実務に役立ちそうな情報を徒然なるままに書き記していきます。雑文・乱文にご容赦下さい。

現在弊所に所属している日本人は、パラリーガルの岡野と私長谷川との2人だけです。欧州には5人以上の日本人を抱えている事務所もありますので、マンパワーの観点で見るとかなりの弱小日本チームです。しかし弱小チームであってもお客様および事務所内から求められること、 ...

欧州代理人を選択する上で代理人費用は極めて重要な事項であると思います。このため欧州代理人を選択するにあたってはいくつかの事務所から料金表を取り寄せ、各事務所の費用を比較するのが通常だと思います。しかしながら各事務所の料金表をいうものは標準化されているわけ ...

色々と紆余曲折はあったものの欧州単一特許制度は2017年の12月ごろには発効するであろうと言われています。欧州単一特許制度が発効した後は、欧州特許庁での特許査定後に特許権者は、各移行国の特許の束であるこれまでの欧州特許か、EU25ヶ国内で一括して有効な欧州 ...

今年の9月末~10月中旬に予定している私の日本出張に合わせた弊所Winter Brandl et al.特許法律事務所の出張事務所紹介サービスのご案内を致します。貴社に訪問させて頂き、弊所の実績、強み、キャパシティ、各Attorneyの得意分野、弊所で提供可能な日本語サービスの内容 ...

Q. ドイツ語が話せなくとも大丈夫ですか?A. 英語でコミュニケーションが取れればとりあえず大丈夫です。ただドイツの事務所では従業員同士の会話は必然的にドイツ語でなされますので、ドイツ語が出来た方が同僚と仲良くなりやすく、入ってくる情報も圧倒的に多くなります ...

新規性の判断基準はドイツ特許庁。・裁判所も欧州特許庁もほぼ同じですか、以下の2点においてドイツ特許庁・裁判所は欧州特許庁よりも厳しい判断基準を採用しています。1.方法における用途限定ドイツでは、方法クレーム中の用途限定は、一あくまで例示的なものであり、主 ...

ドイツの最高裁判所(Bundesgerichtshof; BGH)によるスキームでは発明の進歩性を判断する際に以下の3つの事項を考慮します(GRUR 2001, 939, 942)。1)出願または特許の解決手段に到達するには当業者はどのような工程を実行しなければならないか?2)思考をその方向に向 ...

日本ではPPHは審査を促進しかつ査定率もあげられる手段として紹介されいます。しかし残念ながら欧州特許庁ではその効果は全く期待できません。それは欧州特許庁ではPPHの要件と効果が全くかみ合っていないからです。まずは欧州特許庁におけるPPHの要件を見てみましょう。欧州 ...

ドイツを代表する学術研究機関であるマックス・プランク研究所は、欧州委員会の依頼によりEU内での補充的保護証明書(Supplementary Protection Certificate;SPC)について調査中とのことです。この調査の一環で製薬会社、職業団体、弁護士およびその他利害関係者等のプレイ ...

ドイツが飛び抜けています。侵害成立率=裁判所が特許侵害訴訟において侵害が成立すると判断した比率=特許権者(原告)勝訴率ソース:Comparing Patent Litigation Across Europe: A First Look. Stuart J.H. Graham, Nicolas Van Zeebroeck. Stanford Technology Law Revie ...

日本からPCT出願の欧州移行の依頼を欧州代理人にする際には以下の書面および情報が必要になります。PCT出願のドイツ国内移行を依頼する際に必要な書面および情報と若干異なるので注意が必要です。 ・PCT出願書面の英訳(EPC規則159条(1))欧州の移行期限(優先日から3 ...

欧州特許庁によって特許査定が発行されると、有効化(Validation)という手続を経て移行国各国での権利が有効に成立します。このValidation手続きには欧州特許弁理士資格が必要でないため、近年様々な会社が参入しています。これらの会社は、通常の欧州代理人の費用(250 ...

最近の日本では「飲みにケーション」といえば昭和の悪しき遺産として忌み嫌われていたりもします。「こんな馬鹿げた風習は欧米には無い」と言われたりもしますが実はそんなことはありません。少なくともドイツ(というか弊所)では、確かに日本のように仕事の後に飲みに行く ...

まさに圧倒的合格率です。。。ソース:https://presse.dpma.de/docs/pdf/jahresberichte/dpma-jahresbericht2016_nichtbarrierefrei.pdf ...

私の勤務先であるWinter Brandl et al.特許法律事務所は、以下の内容でインターン生を募集しています。対象者:・理学部・工学部の学生または卒業生・ドイツ語および日本語でのコミュニケーションが可能な方・弁理士資格取得に興味がある方業務内容:欧州特許庁およびドイツ ...

ドイツ特許庁の2016年のAnnual Reportが公開されました。まだドイツ語版しか公表されておりませんが例年英語版も追って公表されています。Annual Report に公開された統計データのほとんどは先日のプレスリリースで公開されたデータと重複するので割愛しますが、新たに2 ...

欧州特許庁における審査が「遅い、高い、厳しい」というイメージがすっかり定着してしまったせいか、近年日本の出願人には欧州特許庁の人気がありません。日本からの出願数は2012年から連続で減少しています(「日本から欧州特許庁への出願数の推移 2007-2016 ...

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