徒然なるままに欧州・ドイツ特許実務

ドイツで働く日本人弁理士が、欧州・ドイツ特許実務に役立ちそうな情報を徒然なるままに書き記していきます。雑文・乱文にご容赦下さい。

カテゴリ: 早期審査

ドイツ特許庁における審査の遅さは、多くの日本企業の悩みのタネの1つです。審査が10年以上に亘ってしまい、権利化されたころには権利満了が目前ということも稀ではありません。そんなドイツでも審査期間を平均2~2.5年まで短縮できる方法、すなわち審査請求から査定 ...

欧州特許庁にはPPH以外にもPACEとよばれる早期審査プログラムが存在することは有名です。一方でドイツ特許庁でもPPH以外にBeschleunigungsantragと呼ばれる審査促進する手段が地味に存在しています(ドイツ審査基準3.3.2)。以下、ドイツ特許庁における早期審 ...

1.EPC規則70条(2)の通知とは?EPC規則70条(2)の通知とは、出願時または移行時に審査請求が済まされた欧州特許出願において、拡張欧州調査報告書の送付の後暫くして出願人になされる審査継続の確認をする通知です(EPC規則70条(2))。つまり欧州特許庁 ...

1.Early Processingとは?PCT出願を欧州特許庁に早期移行した際、移行期限経過に先立って審査を開始させるための手段です。2.なぜEarly Processingが必要か?PCT出願の場合、欧州特許庁には、優先日から31ヶ月以内に移行しなければなりません(EPC規則159条)。 ...

PCTルートで欧州特許庁に移行した場合、方式審査後、欧州補充調査報告前にEPC規則161条/162条の通知がなされ、補正をする機会が与えられます。 実は、このEPC規則161条/162条の通知を受ける権利というものは、任意で放棄することができます。これによ ...

欧州特許庁において審査の促進を図るための手段として特許審査ハイウェイ(PPH)申請があります。欧州特許庁におけるPPHが具体的にどの程度の効果があるのかを知るため、欧州特許庁におけるPPHの各種データについて調べてみました。 ・一発査定の確率:7% 特許 ...

1.前提・対応日本出願が存在すること・対応日本出願がJPOにより特許可能と示された少なくとも一の請求項を有していること・ドイツ特許庁において審査が着手されていないこと2.手続的要件・ドイツ出願の請求項は、日本出願の特許可能と示された請求項に十分に対応して ...

EPOにおいて審査の迅速化を図るための手段にはPACEとPPHがあります。EPOで審査を加速させたい場合どちらが効果的でしょうか。検討してみましょう。・手間PACEは申請書一枚の記入に対して、PPHでは申請書の他に許可クレームおよび拒絶理由通知の翻訳等様々な書面が求められま ...

EPOにおける審査迅速化の手段として、PACEの他にPPHが利用されることが多いです。EPOへの日本国出願の国内段階審査結果を利用したPPH申請の要件をまとめてみました。1.前提・対応日本出願が存在すること・対応日本出願がJPOにより特許可能と示された少 ...

1.時期的要件出願が庁に継続中ならいつでもできます。しかし審査手続きの効率化の観点からEPOは以下の時点に申請することを奨励しています(欧州審査基準E部VII-10)。 ・EPOへの移行時 ・規則161(1)の応答時2.手続的要件・必要書面の提出http://documents.epo.o ...

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