2005年11月28日

映画鑑賞記vol.70 「バットマン ビギンズ」4

 

 

 

 


原題 : BATMAN BEGINS
制作 : 2005年、アメリカ
監督 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、渡辺謙、モーガン・フリーマンほか

ストーリー
ゴッサム・シティーの大富豪の家庭に育ったブルース・ウェインは、子供の頃に落ちた井戸でコウモリの大群に襲われる。それ以来、強いトラウマを抱えてしまい、さらに両親を目の前で強盗に殺されるというショッキングな出来事を体験する。復讐を誓って青年に成長したブルースだが、両親を殺害した犯人は何者かに殺され、怒りをぶつける機会を失ってしまう。トラウマと復讐心から生まれた怒りは消えず、各地を放浪。自ら罪人となり、犯罪者の心理を知ることになる。やがて、ラーズ・アル・グール率いる「影の同盟」と呼ばれる組織で、戦闘技術を学び心を鍛え、自らの使命を確信する。
その後、ブルースは悪と暴力で腐敗してしまったゴッサム・シティーに戻ると、子供の頃から抱えていたトラウマを克服し、父が残した大会社で働きながら、コウモリのコスチュームを身に着けた「バットマン」として、街にはびこる悪や不正と戦う生活を始める。

感想
アメコミヒーローとして人気の「バットマン」の映画最新作。大富豪のブルース・ウェインが何故、バットマンとして戦うことになったのかという所に焦点を当てた作品である。
主演はクリスチャン・ベール。バットマンにふさわしいように自らの肉体を鍛え、アクションも可能な限り本人が行っている。ストーリーの前半では幸せな家庭生活を送っていたブルースが、両親を殺され、成長してから放浪し、格闘技術を身につけて、故郷へ戻るまでを描いている。この前半ではラーズ・アル・グール役で渡辺謙が出演している。出番としてはここぐらいだけで日本人としては残念ではあるが、クリスチャン・ベールとのアクションシーンがあるので、よしとしとこう。
ゴッサム・シティーに戻ってバットマンとして活動する後半では、バットマンのコスチュームを手作りしたり、屋敷内にあった洞窟に基地を作ったりと本当に初期の活動を描いている。こういうシーンは個人的には好きだ。ヒーローの基地や武器を作るという場面はなんかテンションが上がる感じ。
バットマンとしての活躍は1時間ちょいぐらいしかないけれど、ビギンズだしこんなものでいいと思う。バットマンはスパイダーマンのような特殊能力を持っているわけではなく、生身の人間が鍛えて、ハイテク道具を使って悪と戦う物語である。アメコミヒーローの中では一番現実に近いキャラクターであると思う。
俳優陣はわりと贅沢である。ブルースを支える忠実な執事アルフレッド役にマイケル・ケイン。「デンジャラス・ビューティー」で女っぽい美容コンサルタント役を演じていたが、この役ではブルースのよき理解者を好演。ブルースの師匠ともいえる男デュガード役にリーアム・ニーソン。彼は珍しく敵役である。また、悪役の多いゲイリー・オールドマンがバットマンと共に悪と戦う刑事ゴードン役で出演。リーアム・ニーソンとゲイリー・オールドマンが普段とは反対の役柄を演じているのもおもしろい。さらに、バットマンのハイテクメカなどを開発するフォックス役にモーガン・フリーマンが出演。なかなか渋い役者をそろえたものである。
ラストシーンでバットマンの宿敵とでもいえる「ジョーカー」の存在をほのめかしている。映画の演出上で使ったとされているが、続編の可能性もあるんだろうなあ。噂によると、あと2作ほど考えているとか。クリスチャン・ベールは歴代のバットマンを演じた俳優の中で一番若いし、シリーズとして演じていけると思う。次回作があるなら、バットマンといえばこの悪役というような敵と戦って欲しい。
過去に映画化された作品とは一線を画していると思う。だから、この映画を新シリーズ1作目とかぞえてよいだろう。ハードでシリアス、笑うところは特にないが、なかなか面白い映画だと思う。



hashisensei at 13:23│Comments(0)TrackBack(1)映画鑑賞記 |   <ハ行>

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1. 【外国映画】バットマン ビギンズ  クリスチャン・ベール主演  [ あるある人気アイテム紹介隊 ]   2005年12月13日 16:39
1989??1997年に4本の映画が製作されたシリーズが復活。バットマンの誕生秘話に焦点を

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